JPS5994764A - 多色複写方法 - Google Patents

多色複写方法

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JPS5994764A
JPS5994764A JP57204681A JP20468182A JPS5994764A JP S5994764 A JPS5994764 A JP S5994764A JP 57204681 A JP57204681 A JP 57204681A JP 20468182 A JP20468182 A JP 20468182A JP S5994764 A JPS5994764 A JP S5994764A
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diazo
photosensitive layer
image
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謙二 高橋
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多色複写方法に関するもので、より詳細には
、ジアゾ感光紙に電子写真法によるトナー転写・定着に
よる画像を形成させると共に、ジアゾ複写法による染料
画像を形成することによって多色の複写物を調製する方
法に関する。
光感光性ジアゾニウム塩、該ジアゾニウム塩とカップリ
ング可能なアゾカップリング成分、及び酸安定剤から成
る二成分系ジアゾ感光材料は、複写コストが安価でおり
、また手軽に被写操作を行い得るために、各種複写の分
野に広く利用されている。このような二成分系ジアゾ感
光材料を用いる複写目的には、各種図面或いは書類等を
複製して、そのま\の形で配布或いは保存する目的と、
各種図面或いは書類等を一旦複写したのち、この複写物
に訂正乃至修正部分或いは必要な記載等を、書写或いは
転写等により加え、このものを原稿乃至は原本として使
用する目的とに大別される。
例えば、地図;測量或いは土木設計図面;建築図面;船
舶、車輛、機械或いは電気等の設計図面においては、施
工区域、設計変更部分、施工乃至は工作手順、或いは機
能別区分等を明示するために、複写図面の各部分を色分
けしたり衾いは着色したり、更には必要な書き込みを行
うことが屡々なされている。このような書き込み操作(
本明細書ではマーキング操作と呼ぶ)は、上述した図面
複写の分野のみならず、事務用複写の分野においても屡
々必要となる。
このような目的に適したジアゾ多色複写方法として、従
来、透明又は半透明の原稿の、ジアゾ感光層と対面する
面のマーキングを必要とする選択された部分に、基本色
カプラーとは異なった色調に発色する少くとも1種の熱
揮発性又は熱昇華性カプラーの層を設け、この原稿と二
成分系ジアゾ感光層とを重ね合せ、この原稿を介して感
光層全露光する工程と、原稿から感光層へと前記カプラ
ーに熱転写させる工程とを、同時にこの順序或いは逆の
順序に行い、次いで露光及びカプラーの熱転写が行われ
たジアゾ感光材料を現像することがら成る方法が刈られ
ている。
この方法は、手軽でしかも簡便な操作で多数枚の多色ジ
アゾ複写物が得られるという点で優れた利点を有するが
、その反面原稿の裏面に熱転写性のカプラーをマーキン
グすることによって、原稿そのものがよごれるという欠
点を免れない。
本発明によれば、紙基質、紙基質の少なくとも一方の表
面に施された樹脂プリコート層及び該プリコート層上に
設けられた耐熱性の2成分系ジアゾ感元層から成るジア
ゾ感光層の感光層上に、第一の原稿に対応して電子写真
法によりトナー像を転写し、該トナー像を熱或いは圧力
により定着する工程と、 該感光層に第二の原稿を重ねてジアゾ複写法により露光
し、次いで現像する工程と から成ること全特徴とする多色複写方法が提供される。
本発明を、添付図面全参照しつつ以下に詳細に説明する
本発明に用いるジアゾ複写紙を示す第1図において、こ
の複写紙1は、紙基質2、この紙基質の表面に施された
樹脂プリコート層3 c s 3bs及びこのプリコー
ト層上に設けられた耐熱性の2成分系ジアゾ感光層4か
ら成っている。
本発明の多色複写方法を説明するだめの第2−A乃至2
−B図において、先ず、電子写真感光層5をコロナ放電
機構6により帯電し、この帯電された感光層を光学系7
全通して第一の原稿(マーキング用原稿)8の画像露光
に付することによって静電像9を形成させる。この静電
像を有する感光層を、現像機構10と接触させることに
よって静電像に対応するトナー像11を形成させる。
このトナー像を有する感光層8とジアゾ感光層とが接触
するように、ジアゾ複写紙1を供給し、ジアゾ複写紙1
の背面からコロナ放電機構12により放電を行うことに
よって、電子写真感光層8上のトナー像11會ジアゾ複
写紙1のジアゾ感光層上に転写させる。
トナー像11を有するジアゾ複写紙1t−1加熱ロール
等から成る定着機構16に導き、トナー像11全ジアゾ
複写紙1に対して熱定着させ、ジアゾ複写紙上に先ずマ
ーキング画像を形成させる。
次いで、ジアゾ複写工程を説明するための第2−B図に
おいて、透明乃至半透明なバックグラウンドに不透明な
画像全有する第二の原稿14と、ジアゾ複写紙1のトナ
ー像11を有する感光層とを、正確に位置合わせした状
態で重ね合せ、螢光灯、紫外線ランプ等を備えた露光部
15に供給する。この露光により、原稿のバックグラウ
ンドに対応するジアゾ感光層の部分では光分解性ジアゾ
ニウム塩の分解が生じ、一方原稿の像に対応する部分で
はジアゾニウム塩がそのままの形で残存する。
露光後のジアゾ複写紙1をジアゾ式現像機構16に導入
して、アンモニア−水蒸気17と接触させることによっ
て、感光層中の残存ジアゾニウム塩とアゾカップリング
成分とをカップリングさせてアゾ染料像18を形成させ
る。
2成分系ジアゾ感光層中に含まれる光分解性ジアゾニウ
ム塩とアゾカップリング成分とのカップリングにより形
成されるアゾ染料像18と電子写真法で形成されるトナ
ー像11とは互いに異なった色相となるように選択され
る。更に、地図、基本設計図等の基本的な画像はアゾ染
料18により形成され、色分は等を必要とするマーキン
グ部分はトナー像11で形成する。上述した複写システ
ム全採用すること、により、基本原稿をよごすことなし
に、しかも熱転写カプラー等を手書きによって原稿に施
こす煩わしさなしに、多色複写物が容易に得られる。
この多色複写プロセスを、ジアゾ複写紙に適用する場合
に生ずる最大の問題点は、トナー像の定着がトナー構成
樹脂の軟化温度以上という高温で行われることから、ト
ナー像の定着時にジアゾ感光層中のジアゾニウム塩が分
解してしまうことである。即ち、ジアゾ感光層に用いる
ジアゾニウムのである。
本発明においては、この問題を、下記の2つの構成、即
ち2成分系ジアゾ感光層を耐熱性の感光層としたこと、
及びこの感光層の下に樹脂プリコート層を設けたことに
より解消したものである。
先ず、ジアゾ感光層を耐熱性とし、トナー像定着時にお
けるジアゾニウム塩の熱分解を抑制することにより、ト
ナー像定着後においてもジアゾ複写による鮮明な基本画
像の形成が確実に行われる。
また、ジアゾ感光層の下側に樹脂プリコート層を設ける
ことにより、トナー像構造樹脂とプリコート樹脂とが相
溶乃至は融着して、定着性が顕著に増大され、これによ
りトナー像の定着を比較的低い温度で行うことが可能と
なり、更にジアゾ複写時の現像に際しても滲み等のトラ
ブルのな〜・堅ロウな定着トナー画像が形成される。
本発明において、耐熱性の2成分系ジアゾ感光層として
は、酸安定剤或いは更に安定化助剤を比較的多量に含有
する2成分系ジアゾ感光層を用いる。酸安定剤は、光分
解性ジアゾニウム塩当り2乃至25重量倍、特に6乃至
10重量倍の量で使用する。このような多量の酸安定剤
の使用により、トナ一定着時におけるジアゾニウム塩の
熱分解が抑制される。酸安定剤としては、それ自体公知
の有機酸或いは無機酸、例えば酒石酸、クエン酸、蓚酸
、スルファミノ酸、マレイン酸、リン酸等が使用される
。酸安定剤の量が上記範囲よりも少ないと、感光層の耐
熱性が劣るようになり、一方上記範囲よりも多いとジア
ゾ感光層の感度が低下したり、現像に長時間全必要とす
るようになる。
上記酸安定剤と共に、塩化亜鉛、チオ尿素等の安定助剤
奮併用することも感光層の耐熱性向上に有用であり、こ
の安定化助剤は、光分解性ジアゾニウム塩当り1乃至1
5重量倍、特に2.0乃至7.5重量倍の量で用いる。
また、トナ一定着時におけるジアゾニウム塩の熱分解に
よる影響を可及的に回避する産めに、感光層中の光分解
性ジアゾニウム塩の量を、比較的多量、即ち、−1og
Y= 0.91乃至1.21の濃度の画像が形成される
ように選択する一方で、感光層のアゾカップリング成分
の量を比較的少量、即ち−log Y = 0.397
9乃至0.6383の濃度の画像が形成されるように選
択する。このような量比でジアゾニウム塩とアゾカップ
リング成分とを用いることによって、バックグラウンド
の白地抜けがよく基本画像の識別性が向上すると共に、
マーキングトナー画像に着目した場合には、基本画像の
識別性がむしろ低下したアップ・アンド・ダウン効果(
特公昭56−28258号公報参照)のめる多色複写物
が得られる。
光分解性ジアゾニウム塩としては、光分解性を有し且つ
通常の現像条件下でアゾカップリングとカップリング可
能である限り、任意のジアゾニウム基音用いることがで
き、例えばN、N−置換ノくラフエニレンジアミン化合
物系、アミツノ・イドロキノンエーテル化合物系、アミ
ノジフェニルまたはアミノジフェニルアミン系、ヘテロ
サイクリックアミン誘導体系、オルソフェニレンジアミ
ンのN、N−置換化合物系等のジアゾニウム塩が使用さ
れる。
ジアゾ複写紙の感光層中に含有せしめるアゾカップリン
グ成分としては前記したジアゾニウム化合物とカップリ
ング可能なカップリング成分であれば何れをも使用でき
る。これらのカップリング成分としては、フェノール誘
導体、オキシナフタレン誘導体、活性メチレン基を含む
化合物、ヘテロサイクリック化合物等が使用される。
前述した6度の画像となるような量とは、形成される染
料の色相等によっても相違するが、ジアゾニウム塩の塗
工量を0.1乃至0.4f/m2、特に0.15乃至0
.3f/m2とし、一方アシカツブリング成分の塗工量
を0.01乃至0.I P/?7L”、特に0.02乃
至0.05t/m”とするのがよい。
この感光層には、上記成分以外にそれ自体公知の現像促
進剤、エクステンダー、分散剤、色素等を公知の処方に
従って配合できる。
本発明において、上述した2成分系ジアゾ感元層の下に
樹脂プリコート層を設けることは、前述したトナー像の
定着性の向上及び定着温度の温和化という利点に加えて
、アゾ染料による基本画像全鮮明化するという利点をも
もたらす。即ち、このジアゾ感光層は比較的少量のアゾ
カップリング成分を含有す仝が、この少量のアゾカップ
リング成分で鮮明な基本画像を形成させるという見地か
らは、感光剤組成物が紙基質中にあまり8透せず、比較
的小さい厚みに保持されることが望ましい。
本発明によれば、樹脂プリコート層を設けることにより
このような利点も達成されるものである。
プリコート/−を構成する樹脂としては、上述した゛観
点から、トナー構成樹脂と親和性があり且つ感熱性乃至
は熱融着性を有するものが好適に使用される。更に、塗
布性の点では水に分散可能であるものが望ましい。本発
明においては、熱可塑性樹脂、例えば、ポリ酢酸ビニル
、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、アクリル樹脂、ア
クリル−酢酸ビニル共重合体、スチレン−アクリル共重
合体、スチレン−ブタジェン共重合体、ブタジェン−ア
クリル共重合体等全ラテックスの形でプリコート層の形
成に用いる。
このプリコート層中には、複写紙の風合いを高め、書写
性を付与し、更にジアゾ染料に対する顔料効果等を付与
するために、シリカ、クレイ、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、石膏、アルミナ、硫酸バリウム等の填剤を
、樹脂当り20乃至60重量%、特に30乃至50重セ
%の量で配合し得る。
このプリコート層は、紙基質に対して、乾燥物基準で6
乃至151/m2、特に5乃至10 t/m”の量で設
けるのがよい。
紙基質としては、通常の薄葉紙、アート紙、コート紙、
複写紙用原紙等の各種紙が使用され、この紙基質にそれ
自体公知の手段、例えば塗布ローラー、エアーナイフコ
ーター、バー・コーク−、ブレード・コーター、リバー
ス・コーター、キツス・コーター、吹付け、浸漬等の手
段でプリコート層を設け、必要により乾燥した後、同様
の手段でジアゾ感光層を塗布し、乾燥する。
マーキング画像の形成に使用するトナーとしては、顕電
性と定漸性とを有する電子写真用トナーが使用される。
このトナーは、定着性樹脂媒質中に顔料を、必要により
荷電制御剤と共に分散させ、これを粒径が5乃至50ミ
クロンの範囲に造粒することにより得られる。
定着媒質としては、熱或いは圧力の適用下に定着性を示
す樹脂が使用され、これは熱可塑性樹脂でも、或いは熱
硬化型樹脂の未硬化のもの乃至は初期縮合物であってよ
い。有用な天然樹脂は、バルサムm脂、ロジン、シェラ
ツク、コーパル等テあり、これらの天然樹脂は、後述す
るビニル樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、オレオレジン(油性樹脂)等の
1種又は2種以上で変性されていることができる。
合成樹脂としては、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹
脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラールの如きビニ
ルアセクール樹脂、或いはビニルエーテル重合体の如き
ビニル樹脂;ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル
酸エステル、アクリル酸共重合体、メタクリル酸共重合
体の如きアクリル樹脂:ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリスチレン、水素添加スチレン樹脂、ポリビニルト
ルエン、スチレン共重合体の如きスチレン系樹脂;ナイ
ロン−12、ナイロン−6、重合脂肪酸変性ポリアミド
の如きポリアミド樹脂;ポリエチレンテレフタレート/
インツクレート、ポリテトラメチレンテレフタレート/
イソフタレートの如きポリエステル;フクル酸樹脂、マ
レイン酸樹脂の如きアルキド樹脂;フェノールホルムア
ルデヒド樹脂;ケトン樹脂;クマロン−インデン樹脂;
テルペン樹脂;尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂等のアミノ樹脂;エポキシ樹脂
等を使用することができ、これらの合成樹脂はフェノー
ル−エポキシ樹脂、アミノ−エポキシ樹脂の如く2種以
上の組合せでも使用できる。
定着媒質は、ワックスであってもよく、例えばカルナウ
バロウ、綿ロウ、カンデリラロウ、サトウキビロウ、ミ
ツロウ、羊毛ロウ等の狭義のロウ;モンタンロウ、パラ
フィンロウ、ミクロクリスタリンワックス等の鉱物ロウ
:パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシステアリン
酸、ベヘン酸等の炭素数16乃至22の固体高級脂肪酸
;オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、パルミチン
酸アミド、N−ヒドロキシエチル−ヒドロキシステアロ
アミド、A’+A”−エチレン−ビスーステアロアミド
、N、N’−二チレンービスーリシノールアミト、N、
N′−エチレン−ビス−ヒドロキシステアリルアミド等
の炭素数16乃至22の高級(以下、高級という用語は
上述した炭素数16乃至22の意味で使用するものとす
る)脂肪酸のアミド類;例えばステアリン酸カルシウム
、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、パルミチン酸カルシウムの如き高級脂肪酸のアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、亜鉛塩、アルミニウム
塩等の金属塩;パルミチン酸ヒドラジド、ステアリン酸
ヒドラジド等の高級脂肪酸のヒドラジド;ミリスチン酸
のp−ヒドロキシアニリド、ステアリン酸のp−ヒドロ
キシアニリドの如き高級脂肪酸のp−ヒドロキシアニリ
ド;ラウリン酸のβ−ジエチルアミンエチルエステル塩
酸塩、ステアリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエステ
ル塩酸塩の如き高級脂肪酸のβ−ジエチルアミノエチル
エステル塩酸塩;ステアリン酸アミド−ホルムアルデヒ
ド縮合物、パルミチン酸アミド−ホルムアルデヒド縮合
物の如き高級脂肪酸アミド−ホルムアルデヒド縮合物;
アミノ基を有する染料又は染料ベースと該染料又は染料
ベース当り4モル倍以上の高級脂肪酸との造塩反応生成
物、例えばステアリン酸、パルミチン酸或いはミリスチ
ン酸と染料或いは染料ベースとの造塩物:硬化キャスタ
ー油、硬化牛脂油等の硬化油等;ポリエチレンワックス
、ポリプロピレンワックス、酸化ポリエチレン等。
トナー用の着色顔料としては、次のものが使用される。
黒色顔料 カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラッ
ク、アニリングラツク。
黄色顔料 黄鉛、亜鉛量、カドミウムエロー、黄色酸化鉄、ミネラ
ルファストイエロー、ニッケルチタンエロー、ネ7−ル
スエロー、ナフトールエo −S。
ハンサーイエローG、ハンf−1エローioG。
ベンジジンエローG、ベンジジンエロー〇R。
キノリンエローレーキ、パーマネントエローNCG、タ
ートラジンレーキ。
橙色顔料 赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジ
GTR,ピラゾロンオレンジ、パルカンオレンジ、イン
ダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレ
ンジG1インダンスレンブリリアントオレンジGK0 赤色顔料 ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウ
ム、パーマネントレッド4R,リンールレツド、ピラゾ
ロンレッド、ウオッチングレッドカルシューム塩、レー
キレッドD1ブリリアントカーミン6B、エオシンレー
キ、ローダミンレーキB1アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミツ6B0 紫色顔料 マンガン紫、7アストハイオレツトB1メチルバイオレ
ツトレーキ。
青色顔料 紺青、:I ハルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビ
クトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無mf
i7タロシアニンブルー、フタロシアニンブル一部分塩
素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレ/ブル
ーEC。
緑色顔料 クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、
マラカイトグリーンレーキ、ファナルイエローグリーン
G0 白色顔料 亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛。
これらの顔料は定着媒質当り6乃至10重量%の量で配
合する。
荷電制御剤としては、ニグロシンベースCCl3045
)、オイルブラック(CI26150)、スピロンブラ
ック等の油溶性染料或いは金属錯塩染料や、ナフテン酸
金属塩、脂肪酸金属石鹸、樹脂酸石鹸等が使用され、こ
れらは定着媒質当り2乃至8重量%の量で配合する。
このトナーは、上述した成分を含有する組成物を混練し
、冷却後粉砕し、必要により篩分けすることにより製造
される。
電子写真複写法において、感光層としては、セレン、C
dS、酸化亜鉛系、有機光導電体系等の任意の電子写真
感光層が使用され、帯電及び画像露光を経て形成される
静電像を、上述したトナー、と鉄粉等の磁性キャリヤと
を宮む2成分系現像剤の磁気ブラシで現像する。トナー
像の定着は、マーキング像の堅ロウ性の点で熱定着が好
ましいが、所望によっては圧力定着を用いることもでき
る。
上述した静電像形成、現像及び定着を、色相の異なった
トナーを用いて複数回にわたって行なうと、色別けされ
た多色のマーキング層をジアゾ感光層中に形成すること
ができる。
ジアゾ複写は、それ自体公知の任意の乾式ジアゾ式複写
機を用いて容易に行われる。
本発明において、電子写真複写法によるマーキング画像
の形成を先に行い、その後でジアゾ複写法による基本画
像の形成を行うと、マーキング画像と基本画像との正確
な位置合せが可能で、しかもジアゾ複写前後における複
写紙の伸び縮みによる両画像間の位置ずれも解消される
という優れた利点が達成されるが、所望によっては、こ
の順序を逆にして、最初にジアゾ複写による基本画像の
形成を行い、次いで電子写真複写によるマーキング画像
の形成を行ってもよい。
本発明を次の例で説明する。
実施例に 成分型ジアゾ感光紙として、 ○樹脂プリコート層 水をカロえて全量を14とする。
〇感光層 酒石酸            50fチオ尿素   
        30f塩化亜鉛          
 50tパテントブルー           0.1
2水を加えて全量を11とする。
この組成の水溶液を順次エヤーナイフコーターにて感光
紙用原紙に、樹脂プリコート層に5.017m2、感光
層を1.3f/m”o塗工量で塗布し、乾燥して感光シ
ートとした。
上記の方法で作製した感光シートを転写紙として、下記
の処方よ勺成る二成分系赤色現像剤により、電気配線を
表示する線図を電子写真複写機(DC−161,三田工
業社製)によシ、感光シートに転写させ、熱ローラーに
よシ定着温度180℃で定着させ、マーキング操作を行
なった。         :〇二成分系赤色現像剤 モノアゾ顔料(山場色素社製)     6重量部複写
された線図は鮮明で、定着性も良好で、感光シート自体
にも、何ら変化は見られなかった。
次に、赤色トナー像を形成させた上記の感光シ−トに建
築原稿図面を重ねてその上から水銀灯にて露光しジアゾ
ニウム塩の潜像を形成させた後、アンモニア−水蒸気の
混合ガスに接触して現像すると、画像濃度−gotY=
0.4908〜0.5921(7)青紫色のアゾ染料画
像を有する複写物が得られた。
同、このジアゾ複写物のバックグランドの濃度は一8o
tY=0.0783〜0.0802であった。
このようにして作製した複写図面のジアゾ複写による基
本画像の部分(部屋、廊下環の間仕切り)は、バックグ
ランドに対して、十分鮮明に識別でき、また、赤色現像
剤による線図(電気配線の部分)は、バックグランド及
び基本画像に対してより鮮明に識別することができた。
実施例2 二成分型ジアゾ感光紙として ○樹脂プリコート層 水を加えて全量を1にとする。
○感光層 酒石酸             50r塩化亜鉛  
         101チオ尿素         
  501パテントブルー           0.
12水を加えて全量16とする。
それぞれの組成の溶液を感光紙用原紙にエヤーナイフコ
ーターにて、樹脂プリコート層を、5.0?/m2、感
光層を1.3t/m2の塗工量で塗布、乾燥して感光シ
ートとした。
上記の方法で作製した感光シートを転写紙として下記の
処方よシ成る二成分系緑色現像剤によシ、配管を示す道
路図面のうち、埋設管を表示する部分を、電子写真複写
機(DC161,三田工業製)Kより、感光シートに転
写、さらに定着温度180℃で熱ローラーによシ定着さ
せた。
〇二成分系緑色現像剤 クロム・グリーン           6重量部複写
された緑色の画像部分は鮮明で、定着性も良好で感光シ
ート自体くも何ら変化は見られなかった。
次に、緑色のトナー像を形成させた感光シートに各種配
管を示す道路図面を重ね合せ、その上から水銀灯にて露
光し、ジアゾニウム塩の潜像を形成させた後、アンモニ
ヤー水蒸気混合ガスに接触して現像すると、画像濃度−
eofY=0.5929〜0.6134の灰色の画像を
有した複写物が得られた。
同、このジアゾ複写物のバックグラ−ランドの濃度は、
−11oyY=0.0745〜0.0803であった。
このようにして作製した複写図面のジアゾ複写による基
本画像の部分(道路、及び建造物の部分)はバックグラ
ウンドに対して十分鮮明に識別でき、また、緑色現像剤
による画像の部分(各種配管を示す部分)は、バックグ
ラウンド及び基本画像に対してより鮮明に識別すること
ができた。
実施例五 二成分型ジアゾ感光紙として 0樹脂プリコ一ト層 水を加えて全量上1!とする 0感光層 シジフエニールサルファイド 酒石酸              60を塩化亜鉛 
            20タチオ尿素      
       60?エチレングリコール      
  50rパテントブルー          0.1
2水を加えて全量を11とする この組成の水溶液全順次エアーナイフコーターにて感光
紙用原紙に、樹脂プリコート層ヲ5.0?/m2、感光
層を1.39/?7L”の塗工量で塗布し乾燥して感光
シートとした。
上記の方法で作製しfc感光シートを転写紙として実施
例1と同様の処方より成る二成分系赤色現像剤、および
実施例と同様の処方より成る二成分系緑色現像剤により
、土木設計図面のうち、駐車場、庭園全それぞれの現像
剤を用いて、電子写真複写機(、Z)C−161、三田
工業社製)により画像形成させた。その時の熱ローラに
よる定着温度は180℃であった。
複写された駐車場、庭園を示す部分は鮮明で、定着性も
良好であり感光シート自体にも何ら変化は見られなかっ
た。
次色に2色のトナー像を形成させた上記の感光シートに
土木設計図面を重ねて、その上から水銀灯にて露光し、
ジアゾニウム塩の潜像を形成させた後、アンモニア水蒸
気の混合ガスに接触して現像すると、画像濃度−1ot
Y= 0.4937〜0.5124の灰色の画像を有す
る複写物が得られた。
同、このジアゾ複写物のバックグランドの濃度は一1o
?Y= 0.0780〜0.0795であった。
このようにして作製した複写図面のジアゾ複写による基
本画像の部分(道路および建築物の部分)はバックグラ
ンドに対して十分鮮明に識別でき、まだ、赤色現像剤に
よる部分(駐車場)、および緑色現像剤による部分(庭
園)は、バックグランド、基本画像に対してより鮮明に
識別することができた。
比較例1゜ 二成分系ジアゾ感光紙として、感光層の処方を下記のよ
うにする他は実施例1とまったく同様にして感光シート
を作製した。
0感光層 酒石酸              50rチオ尿素 
            601塩化亜鉛      
       502パテントブルー        
  0.1v水會加えて全量を11とする 上記の方法で作製した感光シートを転写紙として実施例
1と同様の二成分系赤色現像剤による、電気配線を表示
する線図を形成させたところ、鮮明で、定着性も良好で
あり、感光シート自体にも何ら変化はなかった。
さらに、実施例1と同様にしてジアゾ複写により建築図
面の複写物が得られた。この時の画像濃度は一1iot
Y= 0.980〜1.450であり、/(ツクグラン
ドの濃度は一1iotY= 0.098〜0.110で
おった。
このようにして作製した複写図面の、ジアゾ複写による
基本画像の部分、赤色現像剤による画像部とも、バック
グランドに対しては鮮明に識別することができたがジア
ゾ複写による基本画像の濃度が高すぎるため、赤色現像
剤による画像部の基本画像に対しての識別が困難であり
、全体として非常に見にくい画像であった。
比較例2゜ 二成分系ジアゾ感光紙として 実施@1の処方のうち、感光層の酒石酸の量全1Ofに
変更した他はまったく同様にして感光シートを作製した
作製した感光シートを転写紙として実施例1と同様にし
て二成分系赤色現像剤により電気配線図を転写させ、熱
定着したところ、複写された線図は、鮮明で定着性も良
好でおったが、感光シートのバックグランドがわずかに
黄味がかつて変色をおこしていfc。
さらに、実施例1と同様にしてジアゾ複写を行なった。
この時の画像濃度は一1o?Y= 0.4908〜0.
5921であり、バックグランドの濃度は一1lo?Y
= 0.1130〜0.2258であった。
このようにして作製した複写図面の赤色現像剤による線
図(電気配線の部分)は、バックグランドに対して識別
は可能であったが、ジアゾ複写による基本画像の部分(
部屋、廊下等の間切り)は、全体として、画像濃度が低
く、なかには、バックグランドに対して識別できない部
分もあり、非常に見にくい画像であった。
比較例6゜ 二成分壓ジアゾ感光紙として、樹脂プリコート層を設け
ない以外は実施例1とまったく同様にして感光シートを
作製した。
この感光シートに実施例1とまったく同様にして二成分
系赤色現像剤による線図を形成させ、マーキング操作を
おこなった。
複写された線図は、鮮明な点では問題はなかったが、定
着性においてトナー像は、感光シートより剥がれ易いも
のであった。
そこで、摩擦定着テストヲ実施例1、比較例6において
作成したマーキング画像について行なった。
実施例1、比較例6に基づいて3cmX3cTL大のベ
タ部のマーキング画像を作成し、ベタ部定着画像上をガ
ーゼ全巻きつけた重さ4001、直径50の円筒を水平
にゆっくりと5往復させ、テスト前後の画像濃度k 6
+11定し、トナーの残留率を求めた結果、実施例1に
基づいて作成したべり部は98.0%、比較例1に基づ
いて作成したベタ部は89.5%のトナー残留率を示し
、比較例1に比べて実施例1が定着性にすぐれているこ
とがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明において使用するジアゾ複写紙の構造
を示すものであり、 第2−71図、第2−B図は本発明の詳細な説明するた
めの工程図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  紙基質、紙基質の少なくとも一方の表面に施
    された樹脂プリコート層及び該プリコート層上に設けら
    れた耐熱性の2成分系ジアゾ感光層から成るジアゾ複写
    紙の感光層上に、第一の原稿に対応して電子写真法によ
    りトナー像を転写し、該トナー像を熱或いは圧力により
    定着する工程と、該感光層に第二の原稿を重ねてジアゾ
    複写法により露光し、次いで現像する工程と から成ることを特徴とする多色複写方法。 (2)前記トナーは2成分系ジアゾ感光層で形成される
    アゾ染料と色相が異なるように選択される特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 (6)前記耐熱性の2成分系ジアゾ感光層が、光分解性
    ジアゾニウム塩当り5乃至15重量倍の酸安定剤を含有
    するものである特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP57204681A 1982-11-24 1982-11-24 多色複写方法 Granted JPS5994764A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997018179A1 (en) * 1995-11-14 1997-05-22 Massachusetts Institute Of Technology Replacement solvents for use in chemical synthesis

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997018179A1 (en) * 1995-11-14 1997-05-22 Massachusetts Institute Of Technology Replacement solvents for use in chemical synthesis
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