JPS5992204A - ラジアルタイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高い操縦性能と耐久性能が要求される超−
甲うシアルタイヤの性能の向上を目的とするものである
。

従来、タイＡ７の操縦性能は、タイ翫フを偏平化し且つ
ビード剛性を上げることにより向−トすることは知られ
ている。また、このことにより、トレッドの接地面と離
れる後ろの部分に発生しトレッドの損傷の髄内となるス
タンディング・ウェーブの発生速１夷が近くなり、高速
耐久性も通常は向上づると言える。

しかし、ビード剛性を上げる方法が不適当であれば、歪
が一部に集中し、高負荷（１３よび長期間の走行時の耐
久性に重大な悪影響をりえるものである。

囚って、発明者は、６５％Ｊス下の超偏平タイＡ７にお
いて、ビード剛性の向上に対し、ビードフィラーの高さ
と補強」−ド層との関係、また、補強」−ド層の挿入位
置の関係、：」−ド角度、フィラーの硬度等の関係を探
究し、高速耐久性、操縦安定性、一般耐久性等の各性能
が高くｎつバランスのとれたりぐれたラジアルタイ１７
を１１差したものである。

探究の結果、次のような構成の結論を１９たものである
。

ラジアルタイＮ７の偏平率６５％以下を対象としたもの
で、ビード部の補強コード層は、テキスターでルー１−
ド（芳香族ポリアミド繊維コードを含む）または／およ
びスチールコードからなる各２ブライの補強コード層を
ビードフィラーに隣接して挿入づる。その挿入位置は、
ビードフィラーとカーカスプライ間またはビードフィラ
ーと巻き」−げブライ間に設定づる。

ビードフィラーの高さは、タイ＼７断面高さの３０％〜
５０％とし、補強コード層の上端位置を、ビードフィラ
ーの高さの６０％〜９０％の範囲に設り、補強コード層
の円周方向に対Ｊる二１−ド角度を２０°〜６０°の範
囲とし、補強コード層２ブラーｒは、段差を設けて相豆
に交差状に形成される、７Ｊ、た、ビートフィラーのｌ
ｉ！亀は７０’−９５の範囲とづる。

なお、この出願のラジアルタイヤは扁平率が６５％以下
（Ｗ　５．６５　＞を対象とＪるものであるが、現在乗
用車用のラジアルタイヤは、偏平率が７０％以上のもの
が大部分である。この偏平率を小さくづるど、一般に操
縦性１１シおよび高速耐久性が向上づ゛ることが知られ
ている。また、補強コード層を使用づることにより、さ
らに操縦性能、高速耐久性が向上づることも一般に知ら
れている。

しかし、偏平率を小さくし補強コード層を入れると歪が
一部に集中し、高負荷耐久性が悪くなり早期に故障が発
生しや１く、乗用車用タイヤとしては不適当で、特別な
考慮が必要である。

従って、補強コード層はビードフィラーに隣接して入れ
、高硬度のゴムのビードフィラーで補強コード層の動き
を小さく抑えし、バレージョンを防、＋ｌするようにす
る。ビードフィラーのゴム硬度（ＪＩＳ、スプリング式
硬麿計△形）は７０°〜９５°の範囲に設定されるもの
であるが、硬度が低いと剛性が低−トし、操縦性ｒ＋ｌ
ｊは悪くなるものである。

また、このビートフィラーの高さは、タイＡ７断面＾さ
の３０％〜５０％とされるが３０％より低いとど一ド剛
性が弱く、補強コード層を入れても効里が小さい。また
５　０９６　Ｊ、り高いとベルト端に歪が集中し、ベル
１〜端が早期にセパレーションを生起覆る。

また、補強７二１−ド層の」１喘位置の高さはビード−
ノーイラーの高さの６０％〜９０％の範囲とする。

この補強＝１−ド膚の」・端位「１がビードフィラーの
」一端位置より低いとビートフィラーの剛性との力の合
成により補強＝１−ド層の動きが小さく抑制されけバレ
ージョン等の故障を生起しく：りいが、反面ビートフィ
ラーより高くりると補強：、１−Ｆ層の弯形が大きくな
り、補強コード層と１ライコ一ド間でのレバＩ７ノーシ
ー」ンを生起しやりい。

、Ｊ：　／ζ、２ブライの補強」−ド層の角度は、円周
方向に対しく′リベて２０°〜６０°の範囲内にあって
、交差状に配冒される。その交差する２ブラ・イのうち
、一方が３３０°付近で他方が５０”（−Ｊ近どなっ（
も構わない。

以上のとａ３す、この発明は、ビードフィラーの高さを
規制し、ビードフィラーの高さの６０％〜９０％に補強
ブライ層を配置覆ることにより、タイ−７のサイド部の
剛性を急激に変化さけることなく、ビード部の剛性を増
大し、２ブラ・イの補強コード層で、十分な耐久性と操
縦性を確保覆るものである。

次に、実施例に基づいて、この発明の態様を具体的に説
明づる。

第１図は、この発明の偏平タイ１７の一例をＴＩ！７ｉ
面にて示したちので、図において、ト１はタイヤの断面
＾さ、１１はビードフィラーの高さ、Ｗ／２はタイ＼７
断面幅ＷのΣを示しＩこもので、この偏平タイ＼７は偏
平率＋１／Ｗ≦０．６５のタイ＼？を対象とＪるもので
ある。　ビードフィラーの高さ　ｌ＋　〜０、３〜０．
５ｌ−ｌ（７）範囲ニ設定される。

１はカーカスプライ層（２ブライの図省略）、２はスチ
ールベル１〜．３はカーカスプライの巻上げブライ（巻
上げ部のみ図示）、上は補強ブライ層で、補強ブライ４
ａと４１＋の２ブライかうなるものであり、５はビード
フィラー、６はビードコアである。

なお、補強ブライ層上の上端位置をビード−フィラー５
の高さの６０％〜９０％の範囲内に設（）られるもので
あるが、さらに、ビードフィラー５の上端部ど補強プラ
イ４ａ、４１＋の」二端部との凸さの差１Ｊなわ１う補
強プライ４ａ、／Ｉｔ、＋とビードフィラー５との高差
ａと補強ノ゛ライ４ａ、／１１１相互の段差１）（第１
図参照）を、次のＪ、うな範囲に設定づる。

高２”ｉｌ　ａ≧５ｕ＋ｍ、段差ｂ≧５１１１ｍ特に、
？ｌｌｉ強プライ層上の設定は、補強ブラ（４ａ、／Ｉ
ｂの２ブライがビードフィラー５に隣接しτビード−フ
ィラー５と複合体を構成して一体的に１′１動するよう
にづるものである。従って、隣接は内側または外側が考
えられる。使用されイ）材質は２ブライ共同材質か又は
異材質の組合せでもＪ：り、また、２プライの一方の幅
が広く他方の幅が狭くてもにい。また、一方をビードコ
ア６の回りに巻き込んぐもよい。この補強プライのビー
ド］アロに対づるＦ端位置は特に規定覆る必要はないが
、下端はビード−１−、ｊ’　６のＦへ回つ℃もよい。

また、ビード］アロに達１ノーＣいなくてｔ）よいが、
ビニドロアｌ）ｒ　ｔら１０ｍｍ以上削れてはいＧＪな
い。

次に、実施例によってその態様を示づ。

この実施例は試験タイ＼７として　１９５／　６０Ｒ１
５について行なったものである。

（以下次頁） １表−１（実施例の構成） （注） 実施タイヤＮｏ、Ａ、１３にａ３ける補強プライとビー
ドフィラーとの相対関係の概要は、第２図の略図に示１
どおりで、実施タイ＼７ＮＯ，Ａは４ａ、４ｂ共にナイ
［ｌンコード、実施例ＮＯ，Ｂは４ａはスプール」−ド
、４ｂはナイロンコードである。

次に上記実施例の構成について、後記の試験り法によっ
てデストした結果は、次の第１表−２に示Ｊどおり（゛
ある。

（以下次頁） 第１表−２（−■と 上記物性の高速耐久性試験は、ＪｒＳｐＡ格に準じて行
ない、速疫と走行時間は次表によって行ない故障発生ま
での速麿と時間にて比較した。

高負荷耐久性試験。

Ｊ　Ｉ　Ｓ　ＩＪＩ格に準じて行ない、荷重と走行時間
は次表によって行なった。故障発生の場合は、故障発生
までの走行時間で中止した。走行後の状態は、分解して
その状態を観察してその程疾を大中小にて評価した。

操縦性試験。

５点法による５人の操縦者の官能評価の平均１ｉｎによ
って比較したものである。

次に、」記実施例と構成の異なるタイＡνどの物性の比
較を行なった。その比較例として比較タイ１７Ｎ　Ｏ、
イ、Ｕ１ハの構成を第２表−１に示し、その物性は第２
表−２に示１とおりである。

（以下次頁） 第２表−１（比較例の構成）− （注）　比較夕（ｔ２Ｎｏ、イ、ｕ１ハにおり７．、）
７１０強ブライとビードフィラーとの相対関係のｌｌｌ
２Ａは第３図に示すとＪ３す、　ＮＯ，イ、口は補強プ
ラーｒなし、ＮＯ，ハは４ａ、Ｑ共にブイＣコン工Ｉ−
ド使用。

第２表−２（物１ｕ− 以上、実施例並びに比較例に示覆とおり、この光明のラ
ジアルタイヤの４Ｒ成ににるど、高速耐久性、高角前耐
久性、操縦性においてバランスのとれた高性能を発揮し
１ぐれた耐久性を達成するもの（″ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のラジアルタイ１７の一例を示Ｊ−
タイψの７断面図、 第２図は、実施例にＪ３りる実施タイｔ７Ｎ　Ｏ、△、
Ｂのビードフィラーと補強ブライとの隣接関係を示Ｊ説
明図、 第３図は、比較例におりる比較タイ１７ＮＯ，イ、１」
、ハのビードフィラーと補強ブライとの隣接関係を承り
説明図である。 １・・・カーカスフ゛ライ層　２・・・スヂールブライ
４・・・補強ブライ層　　　４ａ、４１＋・・・補強ブ
ライ５・・・ヒ゛−ド′フィラー　　１−１・・・タイ
−７の断面高さ１１・・・ビードフィラーの高さ　Ｗ・
・・タイ＼〕の断面幅代理人　弁理士　大島泰甫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　偏平率が６！；％以下で、ビード部に（５σ〜
   ９５″の硬度のビードフィラーと円周方向に対し−（２
   ０°”−６０’の角磨をもつ交差状の補強」−１層を右
   するラジアルタイヤにおいη、デキスタイルニコードよ
   ｌＣは／およびスチールコードからなる２ブライの補強
   ブライ層をビードフィラーに隣接して設定し、ビードフ
   ィラーの高さはタイλ７の断面高さの３０％〜５０％と
   し、補強ブライ層の上端位置をビードフィラーの高さの
   ６０％・−９０％の範囲内に設ＧＪ、補強ブライとビー
   ドフィラーとのハ差ａ≧５ｍｍ、Ｉ′Ｑ差１）≧５１の
   範囲とじｌこラジアルタイＶ、ｌ