JPS599136A - 高純度アルミニウムの連続製造装置 - Google Patents

高純度アルミニウムの連続製造装置

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JPS599136A
JPS599136A JP11811682A JP11811682A JPS599136A JP S599136 A JPS599136 A JP S599136A JP 11811682 A JP11811682 A JP 11811682A JP 11811682 A JP11811682 A JP 11811682A JP S599136 A JPS599136 A JP S599136A
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Hideo Shinguu
新宮 秀夫
Kozo Arai
新井 浩三
Masashi Sakaguchi
雅司 坂口
Toshio Nishide
西出 俊男
Osamu Watanabe
修 渡辺
Yasushi Tashiro
泰 田代
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、偏析凝固を利用した高純度アルミニウムの
連続製造装置に関覆る。
アルミニウム中に、アルミニウムと共晶を生成づるFe
、Si、Ct+、Mc+等ノ不純物(原生共晶不純物と
いう)が含まれている場合、該アルミニウムを溶解した
後、この溶融アルミニウムを凝固さぜるさいに得られる
最初のアルミニウムの固相中の不純物温度C3は理論上
次式で表わさ埒する。
Cs =k OCO(1−f s )”−’上式におい
てkoは平衡分配係数、Coは元のアルミニウム中の不
純物m度、[Sは同相率である。
共晶不純物の平衡分配係数koは1よりも小さいので、
上式から明らかなように、得られた固相中の不純物温度
は元のアルミニウム中の不純物澹1vよりら低くなる。
また、上式から児て固相:pfSが人きく %るほど(
[)らtlだ同相中の不純物濃度が高くなる。
この発明は、]−記の原理を利用して高純度/フルミニ
ラムを効率良く連続的にIEすることのてさる装置を提
供りることを「1的とする。
この発明による高純度アルミニウムの連続製遁装冒は、
ノフルミニウムを溶解りるための溶解炉と、相互に連通
せしめられ(いる複数の溶湯保持(nど、各溶湯保持槽
内に1′)す−)配首さIIくおり、かつ十ト動自在C
゛ある高純度Iルミニウムを晶出さlるための回転冷ム
11休とよりなり複数の溶湯保持槽のうらの1つの槽(
、二、溶解炉からj′ルミ−ニウムン容瀾が送り込ま1
′するJ:うに41され、この溶湯が全Cの槽を順々に
通ってOl出せしめられるよ・)になされ(いるものC
ある。
複数の溶湯保持槽は、たとえは1′〕の大きな層を隔壁
により複数の区画に区分し、この各区画を溶湯保持槽と
することにより用意される。
この場合、隔壁に連通口を設置fでおいて、各溶湯保持
槽を連通させる。また、るつほからなる溶湯保持槽を複
数個並べでおいて、各るつぼを樋によっC連通さけてお
いてもよい。複数の溶湯保持槽のうちの1つに、溶解炉
からアルミニ・クム溶湯を供給した場合、この溶湯が、
各溶湯保持槽中を順々に通って最後の溶湯保持槽からI
JI出されるようにし乙おく。
回転冷N1体は、その周面に高Iil!度のアルミニウ
ムを晶出させるlこめに用いる。′tjなわち、各溶湯
保持槽中に溶湯が入れられた後に回転冷即体を下降させ
て溶湯中に浸漬し、これを回転させると、回転冷M1体
の周面に高純度の初晶アルミニウムが晶出iノ、不純物
は液相中にIJI出されるが、その時の同相の不純物濃
度と液相の不純物濃度どの比は、平衡分配係数Koc示
される。
し・かじながら、ぞの後の凝固進t−Jlこあlご−)
でlit、小か1!物の山分イli tel甲衡分配係
数+<Olはイrく、実効分配係数KE(KO≦Kbく
1)+”支配さPシることとなる。これは凝固に際し4
不紬物が液相中へ餠出さ41、凝固界面近傍に不純物の
濃化層が光’1−7Jるためである。上記実効分配係数
K Eのl111が+li衡分配分配置糸数1の値に近
づくと高純度jフルミニウムの固相含19ることが(さ
る。
+禰  −9侍妻泰シ5虐り冒弓実 効分配係数KHの値を平衡分配係数1〈0の値に近づ(
〕るためには、高純度の初晶アルミニウムが晶出した後
の凝固に伴なう凝固界面の進行速度を、凝固界面から液
相中にill出された不純物の液相中での拡散速度に比
べて非常に遅くして不純物を凝固界面から充分遠くへ拡
散させるか、または液相を効果的に1!拌して凝固界面
近傍に排出された不純物を液相全体に分散混合させるこ
とが効果的である。ところで、実効分配係数1くεは次
式 て表わさねることは公知の事実である。上記式においτ
、Rは凝固速度、δは凝固界面近傍に形つされI〔不純
物濃化層の厚さ、D l、L液相中での不純物の拡散係
数である。上記式から見れば、実効分配係数KF の値
を平衡分配係数KOの値に近づけるためには、凝固速度
Rおよび不純物濃化層の厚さδを小さくするとともに拡
散係数1)を大きくりることが効果的(ある。どころが
、上記変数のうt3拡散係数1)は、 般に液相の温度
が 定の場合に不純物の伸類によ−)(決まる定数Cあ
ると貨えられるから、拡散係数1)を変化さUることは
回動Cある。:した、■集的な11産性を考えた場合、
凝固速度i74あまり小さくりるのは適当Cはイヱい。
したが−)て、不純物濃化層の厚さδを小さく、換古づ
れは不純物濃化層の厚さを岬くりることか、実グツ分配
係数1く巳の飴を平衡分配係数KOの舶にjlづ(jる
ためにダ1果的である。
また、凝固界面におい乙、不純物が液相中に排出される
と、凝固W而に樹枝状晶が生成し、この樹枝状晶か成長
りると、凝固界面近傍の液相中に1)i出されたF(!
 、Si 、M(1、C1lなどの〕lルミニウムと共
晶を生成づる不純物は、イのままの状態で、あるいは数
ミグ1゛1ン稈度の共晶を生成しC樹枝状晶の間隙に捕
捉されるごとは良く知られており、これは精製作業上り
fま()くない現象である。上記において、樹枝状晶の
成長は、凝固界面近傍の平衡液相線温度が、実際の液相
の温度よりも高くなるような組成的過冷却状態T:起る
。したがっ(、樹枝状晶の成長を防J14るためには、
凝固界面近傍の不純物濃化層(−の温度勾配を、平衡液
相線の温度勾配より大きくづる必要がある。そして、冷
に1体を回転さlるど固相と液相どの間に相対的な運動
が牛し、凝固界面近傍に形成されIζ不純物濃化層と他
の大部分の液相どのII拌混合が効果的に行なわれ、不
純物濃化層中の不純物が液相全体に分散さけられて、不
純物濃化層の厚さは結果的に非常に薄くなる。この不純
物濃化層の厚さど同層(の温度勾配とは当然のことなが
ら逆比例の関係にあり、不純物濃化層の厚さが薄くなる
につれ、温度勾配はそれだ11人きくなる。したがって
、実効分配係数1く已の値を平衡分配係数1<0の蛸に
近づりC凝固を進めることがCき、粕製効牢か高< ’
e+ =y ’C畠紳度ノ1ルミーウムを得られる。ま
た、凝固過稈にあい(、樹枝状晶の光牛を(さるlど(
]抑制して、はぼ甲清な凝固面を右する高eili I
印アルミニウムを19られる。不純物濃化層の厚さを’
AV <りるためには、冷ノ、11体の回転数、換^づ
れ(J、冷却体と溶融アルミニウムどの相対的速度が大
きいほとよいか、あまり人きくなると、ilj +シ\
力の増大に伴ない、冷NI体の表面に晶出したjlルミ
ニウムが(=J Wしにくくなるのr生産+11の低下
を1r1り。また、冷7.11体の回転り向を適当4「
頓Ill’(逆転さけると1記効果は 層向十りる。こ
の回転冷ム111本どしては、円筒状のものおよび下方
に向っC漸次小径どされたj−パ筒状のものなどを用い
る。6141体と1](テーパ筒状のものを用いると、
冷加体の周面に晶出した高Ml!度アルミニウムの回収
作業が容易になるので一層Qrましい。また冷却体は、
その内部に、空気、j′ルゴンカス、窒素ガス、空気と
水との混合液体等の冷に1体を送り込むことkmJ、り
冷u1される。外部熱源からの加熱により保持槽中の溶
融アルミニウムに供給される熱量4人さくし、しかも冷
7,11体にJ、って溶融アルミニウムを冷fdl L
で多くの熱を奪うと、凝固速度が小さくなるとともに、
冷に1体と溶融アルミニウムとの間の熱流が大きくなっ
C,凝固界面近傍の液相中の温度勾配が大きくなる。し
Iこがっr 、 J二連した冷却体の回、転による効果
、すなわら高純度アルミニウムを1qられるという効宋
は層面1−りる、。
さらに、冷却体周面の溶湯表面ど接りる部分J3よびイ
の近傍、ならび(こ冷N1体の底面を断熱伺で被覆しl
’ d3き、この冷ム11体を、−1部断熱月のV縁が
溶湯表面よりも上方に位置しかつ下縁が溶瀾内にお(〕
る外気の温度の影彎を受LJ %い(立置にくるように
、溶湯中に浸漬づることか好ましい。こ・ラシておくと
、冷J、11体に91、る高純度アルミニウムの回収効
牢が良くなる/〕目らである。
このJ、うな高純度アルミニウムの製造装置において、
あらかじめ冷却体をト背させてJ3き、溶解炉から溶湯
保持槽へj)ルミニウノ、溶湯を供給しく各保持槽内の
溶湯量が等しくなってから冷?JI体を下降さUて溶湯
中に浸漬し回転さける。
ぞしく、各溶湯保持槽中の溶湯量が操業中不変となるよ
うに、溶瀉供給吊およびIJF出吊を調整するとともに
、各冷ム[1体の周面に晶出りるアルミニウムの串が等
しくなるように調整づる。冷却体の周面に晶出りるアル
ミニ’:y I’s ’Mは、溶湯の温度、冷月1体の
回転数、冷1.11能、浸漬時間により適宜変更りるこ
とかひきる。各溶湯保持槽におりる溶湯中の不純物温度
は、溶解炉に近いしのから遠ざかるにつれ乙順次高くな
っている。
各冷rJI体によっ(回収されるアルミニウムの合バ1
mの、供給された溶湯の合旧市に対りる比(Lスト、こ
の比を回収率という)を変えることによって19られる
全−Cのアルミニウム中の平均不純物温度を変えること
ができ、回収率が小さいほど上記平均不純物温度は低く
なる。したがって、上記回収率を所定の値にする。こと
によっ(溶解炉から供給される元の精製すべきアルミ−
ウlXJ:りも高純度のアルミニウムを1qることが(
さる。ytだ、回収率を一定に1zっだ場合には、溶湯
保持(nの数が多いほど高IIT!1.(Lのj′ルミ
ニウムを(りることがζきる。
1−)ホのJ、・)IJ、この5を明の高純度アルミニ
ウムの連続製造装置(こまれは、溶湯保持槽の数を増1
\)けは、1度の作業C多くの高純度jフルミニウムを
効率良くjりることがlきる。まIご、不純物の実効分
配係数がわがれは、回収率を変えることににって1qら
れるアルミ−ラムの純度を調整りることが可11Lどな
るの(、n1定の純度のj′ルミニウノ\を容易に1q
ることがCきる。
この5L明を、以1・図面を参照しながら説明りる。
第1図JりJ、び第2図におい(、高純度アルミニウム
の連続製造装置(1)は、ノフルミニウムを溶解覆る溶
解炉(7)の右側に横長の直方体状の大きな槽(2)を
隔壁(3)によって5つの区画に区分りることによって
5つの溶湯保持槽(4△)〜(’IE)が4ノられ、左
端の溶凛保持槽(4A)内に撹拌機(5)が配置され、
他の4つの溶湯保持槽(4B)〜(4F)内に上下動自
在である高純度アルミニウムを晶出さけるだめの回転冷
N1休(6)が1つfつ配置されているものである。
隔壁(3)の上端部は切欠がれで連通口(13)が設け
られており、この連通口(−13)を介Oて各溶湯保持
槽が相互に連通させられている。そして、溶解炉(7)
で溶解されたアルミニウムが左端の溶湯保持槽(4△)
に送り込まれるようになっている。保持槽(4△)に送
り込まれた溶湯は、連通D(13>を通って右側の保持
槽(/I 13 >へ−(/I [E )内に順々に流
れ込んで゛いき、右端の保持槽(/IF)から外部に排
出される。
回転冷!、11休(6)はト/jに向つむ徐々に細くな
りかつ両端が閉塞されlζ中空のアーパ間状(−あり、
ぞの周面−1端部a3よびト面がξれぞれ断熱材11’
3)(D)(”覆われ−(いる。でして、冷却体(6〉
はあらかじめ1饗さく!られl J5す(第1図鎖線参
照)、溶湯保持槽(/l△)−・(4F >内に所定量
の溶湯l)曹1人された(リド降させられ1断熱制(8
)が溶湯表面と接し、かっての上縁か、溶湯中におIJ
る外気の温度の影響を受ct <rいIII置にくるよ
う(こ浸漬される。冷却イホ(6)の周面I一端部を断
熱材(8)(被覆し、この断熱+、1(8)が溶湯表面
と接し、かつその手締が溶湯中にJ、’; IJる外気
の温度の影響を受1ノないK1首に浸漬づるのは、つぎ
の3つの理由にるの(、溶湯表面近傍の溶融アルミニウ
ムは外気の温度の影響を9.(JCイの温度が他の部分
よりも低くなっC1冷7J1休(6)の円面にd3りる
溶湯表面近傍にアルミニウムが晶出し易くなり、イの結
宋この部分にお()るノフルミニウムの晶出速度が冷却
体(6)周面の他の部分におけるIルミニウl\の晶出
速度J、りも速くなるために、この部分1こ晶出づるア
ルミ−ラムの純度が他の部分に晶出りるj′ルミニウム
の純度よりも低くなつ(、精製作業終了後、冷7i11
体(6)周面からノ′ルミニウムを回収りるさいに冷I
I体(6)周面の他の部分に晶出したアルミニウムと混
じり合って、全体としての精製効率が低下りるかlうで
ある。他の理由は、1述したように、冷却体((3)周
面の溶湯表面近傍においては他の部分に比へ乙!フルミ
ーウムが晶出し易くなつ(いるため(J、この部分にt
よ冷)、11体(6)周面の他の部分に比へCかなり多
くのアルミニウムが晶出し、冷II体(6)円面の他の
部分(こ4−分な吊の高純度1ノルミニウムが晶出りる
前に冷JJI体(6)を効果的に回転さぜるごとがてき
なり4fす、各冷fill体(6)におりる高純度1ノ
ルミニウムの回収中が少なくなって作業の能率が悪り4
TるからCある。さらに、他の叩出は、6月1休(6)
周面の溶湯表面近傍に多くのアルミニウムが晶出しアル
ミニウム塊が形成されると、ンiN1体(6)を回転さ
せるさいにアルミニウムl鬼か溶湯を飛散さけ(、飛散
した低純度の溶湯/]<冷却体(6)の溶湯から突出し
く0る部1jにイ1h品出し、高純度アルミニウムの製
’1M1I+″業柊−111’t 、冷却体(6〉周面
からアルミニウムを1司llゾづるさいに冷N1体(6
)周面に晶出したアルミニウムと混じりって、全体とし
Cの精製効率が低Fi5るからである。まI〔、冷却体
(6)のト面を断熱+A(9)で被覆してa3 <のは
、冷N1体(6)下面tこおいては冷R1体(6)の回
転による効果をあまり期待できず、冷加体(6)下面に
晶出づるアルミニウムの純度が周面に晶出するアルミニ
ウムのII!度にりも低くなるからである。しかしなが
ら、断熱材<8)<9)は必ずしも必要としない。また
、冷加体(6)の上端には、上方に伸びかつ冷N1体(
6)の内部と連通した管状回転軸(10璽が設置Jらね
ている。回転軸(10)の内部には、下端部が冷却体(
6)内の下端まで入り込みかつ周壁に多数の冷却流体吹
出口〈11)が設けられた冷NI流体供給管(12)が
配置されている。
溶解炉(7)内て溶融Uらtl、 、/CC14へぎj
′ルミニウムは、各保持槽(4△) = (/I E 
)に送り込:1、ねる。この溶t111ノ′ルミーウ1
1には、lee 、3 i 、 (:u 、lvlg等
の共晶率Iti 物)他IJli、\/、/1゛等のj
′ルミニウムと包晶をこ1成りる不純物(以ト包晶不純
物という)が含まれ(いることかある。アルミニラ11
溶渇中に包晶不純物が含まれ(いる場合、このシアルミ
ニウム溶で易をiLT固りるさいにIFIらねる最初の
固相中にお(]る包晶不練物の温度は、九のノアルミニ
ウム溶湯中の)開度。1.すし高り4する。イと(a、
’lr端の溶湯保持槽(/I A ) +、二おいη、
溶湯中にホウ素を添jノII L (IjχI′1′機
(5) (:、l覧11′りると、小つ累が11、V、
/i″等の包晶不純物と反応して一1i[32、\/ 
137 、/r 132等の不溶性金属ホウ化物が生成
りる3、この不溶fJ金属ホウ化物は、溶湯保持槽(4
B>−(/IE、)内において回転冷却体(6)を回転
さUるさいに遠心力(ごにり回転冷に1体(6)の周面
から遠ざけられるので、冷却体(6)の周面に晶出する
アルミニウム中に混入づることはなくなる。ホウ素の添
加量は、精’1131べきアルミニウム中の包晶不純物
の吊に合わせて決められるが、上記金属ホウ化物を生成
するのに必要な最小限の量よりも多く添加づるのがよい
。ホウ素はアルミニウムと共晶を生成づるのて、余剰の
ホウ素は、Fe、Si、OLl、M(]等の共晶不純物
と同様に除去される。
また、ホウ素は△ρ−B母合金どして添加してもよい。
各溶湯保持槽(4△)〜(4E)にお【ノる溶湯ケが所
定量に達したときに、冷却体(6)を下降さt: T 
rfJi中に浸漬し、その内部に冷ム11流イ木供給舊
(12)の吹出1’、+(+1)から冷J、11流体苓
吹出し7つつこれを回転させる。りるど、)令1.11
体(6)周面の溶融)lルミニウム中に0右りる部分で
か゛つ断熱祠(8)(9)<被覆されCいない部分にj
フルミニウl\か晶出りる。各Ift (/I 13 
>へ・(4F)に45I″Jる6741体(6)の周面
に晶出りるアルミニウムの吊が冑しくなるように、溶湯
の温度、冷N1体(6)の回転数、6月1能を一]ン[
へ11−ルづるとどしに、6槽(4B ) =・(4E
 ) L: tり(−)る溶S@が常に等しくなるよう
(J、溶湯供給串A3よび排出n1を−lン1−口−ル
し、1配回11ゾ率を 定どしもおく。ここで、溶解炉
〈7)から供給される溶湯中の不純物温度をCO1各槽
(/I B )へ、 (4fE )内の溶)8中の不純
物温度をぞ1tぞれC+ 、02.C’;3.C4U”
表わづと、CO〈C+ < C2”−C:1 < Ct
、となり、また6槽(4B)〜(4F)内の溶湯中の不
純物温度のCOに対づる比(C+ / CO)、(02
/Go )、(C3/Go ) 、  (C4’/CO
)は、第3図に示されているように、操業開始当初は増
加していくが、冷却体(6)の周面に晶出するアルミニ
ウムの吊が所定量に達り−ると一定状態となる。このと
き、各冷却体(6)C回収されたアルミニウム中の合g
1不純物量(Ms )に、右端の槽(4F)から排出さ
れる溶湯中の不純物tit (Mn )を加えた量ちま
た、常に精製づべきアルミニウム中の不純物ffi(M
O)と等1くなっている。したがって、6槽(4B)〜
〈4E)中の溶湯における不純物濃度および不純物の実
効分配係数がわかれば、回収率を一定に定めると所望の
不純物温度を右する高純度アルミニウムを(qることが
できる。回収率が小さいほど各保持槽(/l B )−
・(/I I:)内の溶湯中の不純物の晴度分mは低く
なるのり、19られる鋳塊の紳曵は高くなる。でしく、
回+1’Z率を変えること(Jよっ(1りられるアルミ
ニウム純度を決める(とがCさる。さら【J、回収ψが
一定の場合には、第4図に示され(いるように、溶湯保
1−1槽の数が多いほど排出84′する溶湯中の不純物
温度が高くなって、冷却体(6)により一層高純度のア
ルミニウムを得ることがCさる。
上記にa3い(、冷に1体(6)によって回収されたj
アルミニウムを用いて、再び同様l、1RifNr作¥
を行イ「え+J、より一層高純度の1ルミニウムを1q
ることがCさる。さらに第2回目の操業C排出された溶
湯の@度は、第1回目のさいに用いら11. /、: 
1tii 111の純度よりb高いのC1これを溶解炉
く7)に戻づことににり対原利歩留を向つきに、この弁
明による装置を使用して高純度アルミニウムを製造づる
具体例について説明覆る。
具体例1 この具体例は第1図J3よび第2図に示されている装置
を用いて行なったものである。まず、冷1.11体(6
)を上冒さtICおくどともに、溶解炉(7)てFeO
,10wt%、St Q、Q5wt%、#−t 0.0
02WI%J3よび\10.008wL%を含むアルミ
ニウムを溶解させ、その溶湯を左端の78湯保持槽(4
△)に供給した。このさい、溶湯保持槽(4△)にホウ
素園度が常に0゜008 wt%となる様にホウ素を添
加して撹拌機く5)で攪拌した。この溶湯が他の保持槽
(4B)〜(4F)内に流れ込んで各保持槽〈4△)(
/I f )内【こ溶湯が^さLrノごどき(、−1I
tli熱祠(8)乙被覆さb/ζ部分の径が200髄(
゛(へうる冷XI (ホ(0)を1・降さI!り溶洞中
番。:17泊し、この冷711体((5)の内部に冷却
流体供給?tl12)かろ冷)、11流体を供給しなが
ら回転数/+ (10rp+nC回転さI!て操業を間
’lfi L−/ /ご。操業中(,1各溶渇保持In
(4△)・〜く/Il)内の溶湯中が一定にたち/これ
るよ)に溶解炉く7)から溶湯を供給し続【Jるととし
に、ノ「端の槽(/I△)内(J、小「ン 素 濶 [
q が を跣 (、ニ □、00  ε3wt% を 
(尿 ゛) コ、 う (こ 、連続しく小つ累を添加
した。)「喘の槽(4△)を除いた4つの槽(4B )
−・(/I f−) tj Aハjる溶湯中のバ晶不糾
j物濶度の(C7)、(C2)、(CI ) 、  (
(’、、、 )は、操業開始当初からC1′C7/G3
 くC/、の関係を保つ(高くなつ゛(いき、冷N1体
(6)による回11シアルミニウム半が所定量に達づる
と定常状態にくfる。そして、共晶不純物の実効分配係
数がo、1、回収率を0.7とした場合の上記共晶不純
物m度(C7)、(C2)、(C3)、(C4)と、溶
解炉(7)から供給されたアルミニウム中の共晶不純物
濃度(co)どの比(C! lco ) 、(C2/ 
CO)、(C3/Co)およヒ(C,、/CO)は、そ
れぞれ1.3.1.6.2および2゜7て安定し、この
状態で連続操業した。この時、冑られ1こアルミニウム
鋳塊におIジる平均不純物調度を測定したところ、Fe
 O、OO8wt%、St O,008wt%、Ti 
O,0001w1%、Vo、0002wt%であった。
具体例2 回収率を0.4とし、その他は、上記具体例1と同様な
条件で行い、定常状態で連続操業し/、二。tTられた
金j2ルミニウム鋳塊にd月Jる平均不純物温度を測定
したどJろ、r (! 0 、 OO5W1%、Si 
O,006wt%、l i O,0001W1 % 、
  V  O、0002w1%  ’(−あ −ク 〕
こ 。
具体例ζ3 この具体例は、上記具体例゛1におりる5′)の溶湯保
持槽の代わりに9つの溶湯保持槽を用い、その他(よ上
記↓」(本例1と同様4T条fl 111イア−)kら
のηある。たIどし、回収率を上記具体例1の場合ど同
しC)、7どじ、定7i状態C連続操業した。得られた
ノフルミニウム鋳15Q +、lお(jる甲均イZ糾1
り+iR度を測定1)たどころ、l−e O、006:
)W1%、Si Q、 007wt%、ri O,00
01+vt%、\/ 0 、0002wt%(あり、保
持槽が15−)の具体例1より高純度のアルミニウムが
2倍の′I近速度C+qられた。
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は縦断面図、第
2図は第1図の一部切欠き部分拡大図、第3図は各溶湯
保持槽におりる溶湯中の不純物濃度の精製すべきアルミ
ニウム中の不純物濃度に対Mる比と、名僧の冷却体周面
に晶出したアルミニウム伍との関係を表ねりグラフ、第
4図は溶湯保持槽の数と1qられたアルミニウム中の不
純物濃度の精製すべきアルミニウムの不純物濃度に対す
る比との関係を表わすグラフである。
(4B)(4C)(41)>(4F>・・・溶湯保持槽
、(6)・・・回転681体、(7)・・・溶解炉。
以上 特許出願人 昭和アルミニウム株式会社第2図 ″ Jlllの人、1、 1lllfll 57片持、
r’r+、!I+第118116kj21c明の71t
+、    高純度アルミニウムのiil!続製造装V
i1 補正をrろ者 Wkl’l、−h19AI!6    1’tb4、代
 1111  人 11    所 声、1ilj山南lメJ’J+’f西
之町57番地(J)li  l ツノ:(ニル61’8
夕i  11    乙 5、 7+1ij1品全の1−111    昭[11
年  111167dlIF+乙1り増加・J−るイ^
明の数7 浦iにのχ17シ    明細書の発明の詳
細な説明の欄8 〆)li 11の内芥

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. jフルミニウ11を溶解りるノこめの溶解炉(7)と、
    相qに連通けしめられ(いる複数の溶湯保持槽(40)
    ・〜(4F)と、各溶湯保持1F!(4B)−(4F)
    内に1つずつ配量されでa3す、かつ上[q勤口(1”
    lある高純度〕′ルミニウノ、を晶出さけるための回転
    冷に1体(6)とより4fつ、複数の溶湯1^持1f’
    i (/l B)へ・(/IlNのうりの1つの槽に、
    溶解炉(7)か1うj′ルミニウム溶湯がjスリ込z1
    :れるように41さit、この溶湯が全4の保持槽(l
    + F3 )へ、 (/l を三)を順々に通−)η排
    出けしめられるように4fさね4いる高純度アルミニウ
    ムの連続製造装置。
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