JPS5991284A

JPS5991284A - サツシ枠の改装工法

Info

Publication number: JPS5991284A
Application number: JP20110082A
Authority: JP
Inventors: 秦　宣彦
Original assignee: Yoshida Kogyo KK
Current assignee: YKK Corp
Priority date: 1982-11-18
Filing date: 1982-11-18
Publication date: 1984-05-25
Also published as: JPS6245949B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、建物の取付壁体に取付けられた既設サツシ枠
を新設サツシ枠に改装するサツシ枠の改装工法に関する
ものである。

従来、この種のサツシ枠の改装工法としては、既設サツ
シ枠の取付壁体をはつｐ作業により打ち壊して上枠、下
枠、左右竪枠を、その面外方向に押し倒して除去し、こ
の後に新設サツシ枠の上枠、下枠、左右竪枠を取付ける
ようＫした改装工法が知られている。

しかし、この改装工法であると上枠、下枠、左右竪枠を
除去するために、取付壁体をはつり作業して打ち壊しせ
ねばならず、その作業が非常に面倒となると共に、新設
サツシ枠を取付けた後にモルタル詰め等の取付壁体の補
修作業を実施せねばならず、工期が長くなってしまう。

また、既設サツシ枠の上下枠及び左右竪枠を内面方向に
引抜いて除去し、その後に新設サツシを取付けるように
した改装工法が知られているが、この改装工法であって
も、既設サツシ枠の各枠を引抜いて除去しているので、
その作業が面倒で時間が掛り、工期が長くなってしまう
と共に、取付壁体に残存しているアンカーを基準として
新設サツシ枠を取付けているので、取付位置がずれたり
してしまう。

また、既設サツシ枠を取付壁体より除去せずに、既設サ
ツシ枠を覆うようにして新設サツシ枠を取付壁体に取付
ける。いわゆるカバー改装工法が知られている。

この改装工法であると、短時間に改装できて工期が短く
なるが、“その反面に、既設サツシ枠を覆うように新設
サツシ枠を取付けるために、新設サツシ枠の開口面積が
小さくなってしまうと共に、老朽化して強度の弱い既設
サツシ枠に取付けるので取付強度が弱くなったシする不
具合を有する。

以上の様に、従来の改装工法であると、工期が長くなっ
たり、新設す゛ツシ粋の開口面積が小さくなったり、取
付強専が弱くなった勺、正しく取付けできない等の不具
合を有する。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は、短時間に改装できて工期を短かくできると共に、
新設サツシ枠の開口面積があまり小さくならず、さらに
は新設サツシ枠を強固に、正しく位置決めして取付けで
きるようにしたサツシ枠の改装工法を提供することであ
る。

すなわち、既設サツシ枠を新設サツシ枠に改装する理由
は、既設サツシ枠が老朽化して、強度が弱くなったり、
見栄えが悪くなったりするためである。

そこで、既設サツシ枠の老朽化について調査、検討した
結果、下枠には水が溜り易いので最も腐蝕して老朽化が
著しく、上枠には取付壁体（躯体）に含水した水が溜る
ので、下枠に次いで腐蝕して老朽化も下枠に次いで著し
い。

一方、竪枠は、雨水及び取付壁体に含水した水が竪粋に
沿って流れ落ちるから雨水、水等が溜ることがなく、あ
まり腐蝕せずに僅かに老朽化するだけであシ、竪枠は十
分なる強度を維持している。

本発明に係るサツシ枠の改装工法は上記の点に着目し、
老朽化の著しいよ枠と下枠とを取付壁体より除去し、堅
枠は残存させ、残存した竪粋にカバー工法により新設サ
ツシを取付けるようにした改装工法である。

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は既設サツシ枠の取付状態の正面図、第２図、第
３図は第１図の縦断面図、横断面図であり、取付壁体Ａ
の開口Ｂには、既設サツシ枠Ｃの上枠１、下枠２、左右
竪枠３，３がアンカー４を介して取付けである。

そして、上枠１及び下枠２を面内方向内側に引張って取
付壁体Ａよシ引抜き除去する。

なお、上枠１及び下枠２を引抜き除去するには、例えば
特開昭５７−９９７９号公報に示す装置等を利用して引
抜きすればよい。

これにより、第４図に示すように、取付壁体Ａの開口部
Ｂにおける上側内面Ｂ、には上枠取付凹部５が、下側内
面らには下枠取付部６が形成される。

なお、左右竪枠３，３は残存している。

そして、第５図に示すように、残存している左右竪枠３
，３にカバ体１０を取付け、この力、パ体１ＯＫ新設サ
ツシ枠りの左右竪枠ＩＩ、Ｉ＋を取付ける。つまり、残
存竪枠３を基準として新設サツシ枠りの左右竪枠１１．
１１をカバー工法により取付ける。

これとともに、第６図に示すように、上枠取付凹部５に
上枠１２、下枠取付部６に下枠１３をそれぞれ取付け、
アンカー４に固着した取付部材１４で上枠１２、下枠１
３をアンカー４に連結する。

つまり、上枠１−２及び下枠１３を、既設サツシ枠Ｃの
上枠ｌ、下枠２を除去した取付壁体部分に”直接取付け
る。

本発明に係るサツシ枠の改装工法によれば、上下枠１．
２のみを引抜いて取付壁体Ａより除去し、左右竪枠３，
３は残存させたので、既設サツシ枠の除去作業が短時間
に行なえてサツシの改装工期を短かくできると共に、新
設サツシ枠の上下枠１２．１３は取付壁体Ａに直接取付
けしたから新設サツシ枠りの開口面積があまり小さくな
ることがなく、また、残存した左右竪枠３，３を基準と
して新設サツシ枠りの左右竪枠１．１．Ｉ＋をカバー工
法により取付けたから、取付強度が強くなると、新設サ
ツシ枠を位置決めして正しく取付けできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は既設サツシ枠の
取付状態の正面図、第２図、第３図は第１図の縦断面図
、横断面図、第４図は上下枠を除去した状態の縦断面図
、第５図及び第６図は新設サツシ枠を取付けた状態の横
断面図、縦断面図である。Ａは抱付壁体、Ｃは既設サツシ枠、Ｄは新設サツシ枠、
１は上枠、２は下枠、３は竪枠、１１け竪枠、１２は上
枠、１３は下枠。出願人吉田工業株式会社代理人　弁理士　米　原　正　章弁理士　浜　本　　　忠第１図第５図＝４５６− 第６図

Claims

【特許請求の範囲】

取付壁体Ａに取付けられた既設サツシ枠Ｃの上枠１及び
下枠２を枠面内方向内側に引抜き取付壁体Ａよ）除去し
て左右竪枠３，３を残存せしめ、残存した左右竪枠３．
３を基準として新設サツシ枠りの左右竪枠１１．１１を
カバー工法により取付けると共に、上枠１２、下枠１３
を取付壁体Ａに直接取付けたことを特徴とするサツシ枠
の改装工法。