JPS5991245A - パネルと床の上下調整連結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、間仕切シにおいて、間仕切シバネル（以下
パネルとする）を、いくつも、床上同一水準（平準）に
連結し、固定する装置に関わる。

以下、図面と併せて説明をすれば、従来、行なわれてい
る方法は、第一図の如くである。

即ち、パネル１と、中本２、調節ネジ３、調整フレーム
４、床レール５とよシなる構成で、本図では、中本２は
、パネル受は枠も兼ねているが、夫々別の部材としても
用いられる場合本多い。

この従来の方法によれば、先ず、床レール５を床上に固
定し、調整フレーム４をその内側に設置し、中本２（或
はパネル受は枠）で蔽い、中本２上の透し穴と、調整フ
レーム４に設けられているネジ穴を結んで、調節ネジ３
を取シつける。取シつけは、パネル１の下面に当る部分
において、２ケ所又はそれ以上性なう。ネジの頭の面を
平準に、上下調整する。　同様にして調節ネジ３．３９
．を調整フレーム４にネジ連結し、その頭をすべて平準
に揃える。　中本２（又はパネル受は枠）における嵌合
部６に、パネル１下端部の突出を嵌合させて、パネル１
と床とを連結させ、他のパネル１，１．、を次々と、同
様に相接して立設するのである。

この従来の方法における構成上の難点は、部品が多く、
機構が複雑であることである。即ち前述例でも部品の数
は、パネル１を除いても、４乃至５を要し、機構的にも
、中本２の取シつけ構造、調整フレーム４の形状と、床
レール５内でのおさまりに、安定と正確さが要求され、
その上、中本２（又はパネル受は枠）上の透し穴と、調
整フレーム４上のネジ穴とを、正しく結べるよう、設定
しておかねばならない、実際には、所望の位置に、調節
ネジを取シつけるため、現場で、新しくネジ穴等を切る
場合が多くある。　調節ネジ３は、パネル１の重量を負
担するものであるから、その取シつけ位置は、パネル１
の下部において、例えば、左右夫々３０ｃｍとか、対称
の部位に取シつけることが望ましい、パネル１左右端部
近くに、同部位で設けるのは、負担が均等に安定状態で
なされるからである。　従来からの方法によれば、調整
フレーム４には、既にビス（ネジ）穴が設けられている
ので、次々と立設（建込）していくと、所望の位置へ調
節ネジ３が来ることは難しく、往々、パネルの支承が偏
ったシする。　これを現場で、−々新しいネジ穴を作る
とすれば、又一段と煩さである　なお、第一図の如く、
調節ネ（３） ジ３．３１．を先ず平準にしたうえで、中水２枠をその
上におく方法によっても、パネル支承に偏シが生ずるの
は、同様である。更にとの場合、中水２枠の固定等に、
別の手段を要する。

本発明は、これらの従来の方法における諸問題を、パネ
ル体７と、アジャストボルト８、中本レール９の３部品
という、極めて少い部材構成と、簡素な機構でもって、
解決したものである。　簡素な機構の例として、これら
３部品中最も複雑である中本レール９を見ても、これは
前述の従来の方法における、中本２、調整フレーム４及
び床レール５を、一体のものに、即ち床レール５と中本
２を、一つにして、断面形状となし、この中ヘネジ機構
を組込み一体化した、簡易なものであるととが判る。

実施例を図示したものが、第二図以下の図面である６図
によって詳説すれば、中本レール９は、断面　　状形を
なす、横長レール型材であって、その底部をなす床接部
ｌＯと、その対向する左右突壁よシなる中本部１１で、
Ｕ形を（４） 形成する。　中本部１１内壁の中央部から、ネジ受は突
出片１２を、内部空間へ、左右対称に突出させる。ネジ
受は突出片１２は、中本レール９内部にあって、その長
手方向にのびる横長突出片である。その断面は／形をな
し、二つの部分よシなる。即ち、斜上杆１３とネジ突出
部１４である。斜上杆１３は、内壁線は対し、や＼上向
きに、鋭角をもって突出し、ネジ突出部１４は、その先
端から、垂直に垂れ、外表面にネジ条溝を、型材長手方
向に添い、横長に有する。　左右対称の位置よシするネ
ジ受は突出片１２．１２０間には、横長の開口空間（横
長開口１５）があシ、ネジ条溝を向いあわせた、左右の
ネジ突出部１４とによシ、アジャストボルト８をネジ挿
入する、ネジ穴を形成する。

このネジ穴は、型材の長手方向に添って、横長に開口す
るものであって、そのどの位置においても、アジャスト
ボルト８を、ネジ挿入することが出来る。

中本レール９の左右突壁内壁の上端部（開口縁辺）には
、型材長手方向に添う横長の条溝を形成する充填部１６
の小突出を設け、条溝の中に緩衝材１７を充填する。

アジャストボルト８は、ボルト材で、ネジ切りを施しで
あるネジ体と、扁平で、大きな上面を有する頭部１８よ
シなる。その頭部１８は、従来の方法におけるパネル受
は枠や、中本２枠等の介在なしに、直接パネル体７下端
部を支承するものであるので、犬きく且つ扁平なものが
よいのである。

パネル体７は、その下端部に、中本レール９内に嵌合さ
れる、嵌入部１９を有する。　嵌入部１９の横中厚は、
中本レール９の開口縁部における、充填部１６．１６間
（又は緩衝材１７．１７間）の長さに和尚する。

なお、中本レール９の形状を、同時に一体に成形するに
は、アルミ等の素材の押出成形によると容易になすこと
が出来る。

本発明を用いて、パネル体７を連設するには、先ず、中
本レール９を、位置決めをしであるしるし、その両端か
ら夫々内方へ、ｂの長さく例えば５０ｃｍ）をとシ、そ
の点の箇所をアジャストボルト８．８の位置とする。　
アジャストボルト８．８を、その位置で、横長開口１５
における左右のネジ突出部１４．１４間に、ネジ挿入す
る。アジャストボルト８は、上下に螺動出来るので、計
６１１１　＆で徂１」定して、２本のアジャストボルト
８．８の頭部１８．１８上面が、平準になるよう調節！
る。

同様にして、再び、パネル体７の横巾ａを、中本レール
９上に、相接してとシ、その両端から内へ、夫々ｂの長
さくパネル体７の重量を負担するのに、最も適した位置
）を決め、その位置で、アジャストボルト８．８を、先
の横長開口１５部にネジ挿入する。　横長開口１５は、
−条の連続するネジ挿入の空間であるので、どの位置に
おいても、ネジ挿入可能なこと、前述のとおシである。

　アジャストボルト８を、上（７） 又は下に螺動させ、先のアジャストボルト８．８と、そ
の頭部１８．１８上面を平準に調整する。　とのように
、次々と計尺し、平準に調節し、又、他の中本レール９
．９１．を相接して床上に固定、連続させ、アジャスト
ボルト８．８９．を、設定しておく。

これらの中本レール？、９．、の充填部１６．１６．、
に緩衝材１７．１７を充填する。

パネル体７を、計尺ａの位置にもたらし、その下端にお
ける嵌入部１９を、中本レール９の開口、充填部１６．
１６の間に、落し込むように、嵌入させ、その下端面を
、アジャストボルト８．８０頭部１Ｂ、１８の上面につ
け、支承させる。

以下、次々に、パネル体７，７．．を、同様に相接して
、中本レール９の上部開口部に、その下端部を嵌入して
行くことによシ、パネル体７．７．、は、第四図の如く
、相迷って立設され、固定された間仕切シとなる。なお
、その上部は、さし込み嵌合等の手段によシ、天井レー
（８） 上記の如く、本発明の実施は、極めて簡単且容易になす
を得るもので、従来の方法と比べ、格別の作業性を顕わ
すものである０部品が、レール材の中本レール９が殆ど
を占め、現場においての部材の配置に、まことに便利が
よい。

又、連結固定は、パネル体７の嵌入部１９が中本レール
９の充填部１６．１６乃至は緩衝材１７．１７によって
、その表裏面を、そして下面を、アジャストボルト８０
大きく扁平な頭部１８の面によシ、密接支持されるので
、安定した、堅固なものが得られる。床と中本レール９
の固定は、床接部１０からのビス止め等でなされている
。

更に、従来の方法による調節ネジ３においては、パネル
ｌの重量や、荷重の偏りによって、棒体が傾くことがあ
ったが、本発明によれば、ネジ部を支える斜上杆１３が
、水平でなく、や＼上方に向けて突出し、中本部１１内
壁紛に対、シ、鋭角をなしているので、アジャストボル
ト８の耐力と斜上杆１３等の反ばつ抗力とが、相乗され
た強力且つ安定した、支承が得られるのであシ、ネジ受
は突出片１２は一方、図で見る如き、型材肉厚と等しい
程度あってもよいのである。パネル体７０重量乃至大き
さに対応した中本レール９の大きさ乃至肉厚であれば、
ネジ受は突出片１２の肉厚も同一程度よい、　このこと
は、押し出し成形等の場合の利点となる。

他の著しい効果として、アジャストボルト８を、中本レ
ール９のどの位置にでも、直ちに取シつけることが出来
ることである。　従来の調整フレーム４においては、ネ
ジ穴が既に開けられておらねばならず、調節ネジ３の取
シつけ位置も、制限があったが、本発明においては、パ
ネル体７下端部を支承する、理想的位置を選び、アジャ
ストボルト８は自由に取シつけることが出来る。

なお、実施例によると、パネル体７と、嵌入部１θの中
厚は同じで、パネル体７の下部が、嵌入部１９．となっ
ている（図参照）が、中本し一ル９よシ大きな中厚のパ
ネル体においても、中本レール９の充填部１６．１６（
緩街材１７．１７）間に、ピタリと尚接して挿入出来る
嵌入部１９を、そのパネル体の下端部に有しておれば、
本発明によることが出来る。　嵌入部１９は、アジャス
トボルト８の頭部１８で、均等に支承される平面を有し
ておればよく、図示の如キ、箱形のシンプルな形状でも
充分である。

中木部１１は、そのま＼化粧目地としての中本となって
いて、接合部吟が露呈しないので、美観上にも優れてい
る。

【図面の簡単な説明】

第一図は、従来の方法による、上下調整連結装置の、一
部切欠き、縦断面図。 第二図は、本発明実施例による上下調整連結装置の、一
部切欠き、縦断面図。 第三図は、同、中本レール９とアジャストボルト８を示
す、一部切欠き斜視図。 第四図は、同、パネル体７．７．、の連続連以　　　上 特杵出願人の名称 株式会社コマツパーテイション工業

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （目）　　断面口状形の横長型材において、（イ）　左
   右対向する突壁内壁面の中央よシ、十＼上向きに鋭角を
   もって斜上杆１３を突出させ、斜上杆１３の先端よシ、
   垂直に、ネジ条溝を切っであるネジ突出部１４を垂らし
   て、型材の長手方向に横長にのびるこの、斜上杆１３、
   ネジ突出部１４をネジ受は突出片１２とする。この左右
   対称に位置するネジ受は突出１２．１２間に介在する開
   口空間を、横長開口とし。 （冒）　　左右対向する内壁面の上部に、緩衝材１７を
   充填する条溝を有する充填部１６の、小突出を設け。 （ハ）　その対向する突壁の外面を、中本部一体に成形
   したところの、中本レール９と。 （２）　中本レール９の横長開口１５部における、左右
   のネジ突出部１４，１４が形成するネジ溝に挿入される
   ネジ体と、扁平で、大きな頭部１８を有する、アジャス
   トボルト８．８と。 （８）　その下端部に、中本レール９の充填部１６．１
   ６間に、嵌入される中厚を有する、嵌入部１９をもつ、
   パネル体７゜ よシなる、パネルと床の上下調整連結装置。