JPS5989288A - ワイヤロ−プの定位置検出方法 - Google Patents
ワイヤロ−プの定位置検出方法Info
- Publication number
- JPS5989288A JPS5989288A JP19652182A JP19652182A JPS5989288A JP S5989288 A JPS5989288 A JP S5989288A JP 19652182 A JP19652182 A JP 19652182A JP 19652182 A JP19652182 A JP 19652182A JP S5989288 A JPS5989288 A JP S5989288A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- fixed position
- anchor
- wire
- rope
- Prior art date
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- Granted
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- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば作業台船等の係留に使用されるワイヤロ
ープの定位置検出方法に関するものである。
ープの定位置検出方法に関するものである。
例えばセミサブ式作業台船など、大型の作業船を係留す
る多くの場合には、アンカーを確実に固定するために、
また風力および波力による作業船の動揺をワイヤロープ
に吸収させるために、作業船からは数千メートルという
きわめて長いワイヤロープが繰シ出される。
る多くの場合には、アンカーを確実に固定するために、
また風力および波力による作業船の動揺をワイヤロープ
に吸収させるために、作業船からは数千メートルという
きわめて長いワイヤロープが繰シ出される。
したがって前記ワイヤロープの巻き取シには、当然長時
間を要することになる。このため作業船においては、作
業の合理化をはかるために、ワイヤロープの巻き取りを
自動化することが要望されてくる。
間を要することになる。このため作業船においては、作
業の合理化をはかるために、ワイヤロープの巻き取りを
自動化することが要望されてくる。
ところで、自動化するためにはワイヤロープの定位置を
検出することが必要で、従来、ウィンチドラムの回転数
、あるいはワイヤロープに添接している滑車の回転数を
利用して定位置を検出していた。
検出することが必要で、従来、ウィンチドラムの回転数
、あるいはワイヤロープに添接している滑車の回転数を
利用して定位置を検出していた。
しかるに従来のこの種ワイヤロープの定位置検出方法に
おいては、ワイヤロープの定位置が必ずしも正確には検
出できないという不具合があった。
おいては、ワイヤロープの定位置が必ずしも正確には検
出できないという不具合があった。
これは周囲の温度変化によシワイヤロープ自身が伸縮す
るのみならず、ウィンチドラムを利用する方法において
は、ドラムの巻き始めと終わりにおけるドラム1回転に
対するワイヤロープ巻き取り長さが異なシ、滑車を利用
する方法においては、この滑車に添接するワイヤロープ
のスリップ等が発生するからである。
るのみならず、ウィンチドラムを利用する方法において
は、ドラムの巻き始めと終わりにおけるドラム1回転に
対するワイヤロープ巻き取り長さが異なシ、滑車を利用
する方法においては、この滑車に添接するワイヤロープ
のスリップ等が発生するからである。
これらを解決するために、ワイヤロープ外周に被検出物
を取付け、これを検出することも考えられるが、゛フェ
アリーダなどを挿通させることができないという使用上
の問題があった。
を取付け、これを検出することも考えられるが、゛フェ
アリーダなどを挿通させることができないという使用上
の問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、ワイヤ
ロープの内部に人体に悪影響を与えないと言うことで法
的にその使用を許可された微弱放射性物質を付設し、こ
れを検出する放射線検出装置を前記ワイヤクープに近接
させるように設けるというきわめて簡単な構成により、
ワイヤロープの定位置を正確に検出できるワイヤロープ
の定位置検出方法を提供するものである。以下その構成
等を図に示す実施例によシ詳細に説明する。
ロープの内部に人体に悪影響を与えないと言うことで法
的にその使用を許可された微弱放射性物質を付設し、こ
れを検出する放射線検出装置を前記ワイヤクープに近接
させるように設けるというきわめて簡単な構成により、
ワイヤロープの定位置を正確に検出できるワイヤロープ
の定位置検出方法を提供するものである。以下その構成
等を図に示す実施例によシ詳細に説明する。
第1図は本発明に係るワイヤロープの定位置検出方法を
実施したセミサブ式作業台船の作業中の係留状態を示す
概略図で、同図において符号1で示すものはセミサブ式
作業台船を示す。この作業台船1は、作業台となるアッ
パーハル2と、作業中は水面WL下に潜水して作業台船
1の安定化をはかるロワーハル3とが脚部4によシ連結
されている。5は前記作業台船1を係留するためのワイ
ヤロープで、このワイヤロープ5はウィンチ6のドラム
から滑車Tに添接し、フェアリーダ8を挿通して数千メ
ートルあまり繰り出され、先端にはアンカー9が連結さ
れている。
実施したセミサブ式作業台船の作業中の係留状態を示す
概略図で、同図において符号1で示すものはセミサブ式
作業台船を示す。この作業台船1は、作業台となるアッ
パーハル2と、作業中は水面WL下に潜水して作業台船
1の安定化をはかるロワーハル3とが脚部4によシ連結
されている。5は前記作業台船1を係留するためのワイ
ヤロープで、このワイヤロープ5はウィンチ6のドラム
から滑車Tに添接し、フェアリーダ8を挿通して数千メ
ートルあまり繰り出され、先端にはアンカー9が連結さ
れている。
前記ワイヤロープ5の定位置、例えば第2図にセミサブ
式作業台船のワイヤロープ5の巻き取シ状態を示すよう
に、アンカー9からアンカーレスト10までの距離りが
数メートルとなるのを検出できるような定位置Mには人
体に害を与えない微弱放射性物質が付設されている。こ
の付設について詳述すれば、例えばコバルト60.セシ
ウム273など前記微弱放射性物質を、図示しないがス
テンレスあるいはプラスチックなどのチューブ内に封入
し、これを第3図において拡大して示すワイヤロープ5
の6鋼5aと2本の子縄sb、sbとによって形成され
た空間11内に挾持させるように付設するのである。ま
た前記チューブの外周には麻ひもなどが巻回され、6鋼
5aおよび子縄5b。
式作業台船のワイヤロープ5の巻き取シ状態を示すよう
に、アンカー9からアンカーレスト10までの距離りが
数メートルとなるのを検出できるような定位置Mには人
体に害を与えない微弱放射性物質が付設されている。こ
の付設について詳述すれば、例えばコバルト60.セシ
ウム273など前記微弱放射性物質を、図示しないがス
テンレスあるいはプラスチックなどのチューブ内に封入
し、これを第3図において拡大して示すワイヤロープ5
の6鋼5aと2本の子縄sb、sbとによって形成され
た空間11内に挾持させるように付設するのである。ま
た前記チューブの外周には麻ひもなどが巻回され、6鋼
5aおよび子縄5b。
5bとの間の摩擦力を増大させることにより、その移動
が防止されている。
が防止されている。
12は前記微弱放射性物質を検出する例えば、ガイガー
カウンタあるいはシンチレーションカウンタなどの放射
線検出装置で、この放射線検出装置12は検出が確実に
行なえるようにワイヤロープ5に近接するように設けら
れている。また前記放射線検出装置12は、図示しない
が警報を発生する警報装置あるいはウィンチ6を停止さ
せるウィンチ制御装置などに接続されている。
カウンタあるいはシンチレーションカウンタなどの放射
線検出装置で、この放射線検出装置12は検出が確実に
行なえるようにワイヤロープ5に近接するように設けら
れている。また前記放射線検出装置12は、図示しない
が警報を発生する警報装置あるいはウィンチ6を停止さ
せるウィンチ制御装置などに接続されている。
このように構成されたワイヤロープの定位置検出方法に
おいては、定位置Mに移動が防止された状態で、ワイヤ
ロープ5内に付設された微弱放射性物質が放射線を発生
する。そしてこの放射線をワイヤロープ5に近接するよ
うに設けられた放射線検出装置12により直接検出する
ことができる。
おいては、定位置Mに移動が防止された状態で、ワイヤ
ロープ5内に付設された微弱放射性物質が放射線を発生
する。そしてこの放射線をワイヤロープ5に近接するよ
うに設けられた放射線検出装置12により直接検出する
ことができる。
したがって、ワイヤロープ5の定位置Mを正確に検出す
ることができる。
ることができる。
このため上述のセミサブ式作業台船1においては、ワイ
ヤロープ5の巻き取りを自動化し作業の合理化をはかる
ことができる。すなわち、連続的に巻き取られるワイヤ
ロープ5の定位置Mを検、出し、第2図に示すような状
態でウィンチ6を停止させるようにできるからであり、
その後ウィンチ6を手動操作してアンカー9をアンカー
レスト10に納めればよい。
ヤロープ5の巻き取りを自動化し作業の合理化をはかる
ことができる。すなわち、連続的に巻き取られるワイヤ
ロープ5の定位置Mを検、出し、第2図に示すような状
態でウィンチ6を停止させるようにできるからであり、
その後ウィンチ6を手動操作してアンカー9をアンカー
レスト10に納めればよい。
このように本発明は、被検出媒体を、ワイヤロープ内に
直接に付設し、これを検出することをその内容とするも
のであるから、上記実施例に示すセミサブ式作業台船の
ほか、一般の作業船や各種クレーン、ロープウェイなど
ワイヤロープを使用するあらゆる機器に適用することが
できる。また塙 微弱放射性物堅しては、コバルト60.セシウム273
に限定されないのは勿論であり、これを封入するチュー
ブ材としてもステンレス、プラスチックのほか耐蝕性に
優れた材質であればよいのはいうまでもない。
直接に付設し、これを検出することをその内容とするも
のであるから、上記実施例に示すセミサブ式作業台船の
ほか、一般の作業船や各種クレーン、ロープウェイなど
ワイヤロープを使用するあらゆる機器に適用することが
できる。また塙 微弱放射性物堅しては、コバルト60.セシウム273
に限定されないのは勿論であり、これを封入するチュー
ブ材としてもステンレス、プラスチックのほか耐蝕性に
優れた材質であればよいのはいうまでもない。
以上説明したように本発明によれば、ワイヤクープに微
弱放射性物質を付設し、放射線検出装置をワイヤロープ
に近接させて設けたから、微弱放射性物質の放射線を放
射線検出装置によって検出することができる。
弱放射性物質を付設し、放射線検出装置をワイヤロープ
に近接させて設けたから、微弱放射性物質の放射線を放
射線検出装置によって検出することができる。
したがって従来の方法のように滑車やウィンチドラムな
どを介するものではなく、ワイヤロープを直接検出でき
るから、温度変化などに影響されず、ワイヤロープの定
位置を正確に検出できるという効果がある。
どを介するものではなく、ワイヤロープを直接検出でき
るから、温度変化などに影響されず、ワイヤロープの定
位置を正確に検出できるという効果がある。
第1図は本発明に係るワイヤロープ定位置検出方法を実
施したセミサブ式作業台船の作業中の係留状態を示す概
略図、第2図は同じくワイヤロープの巻き取シ状態を示
す概略図、第3図はワイヤロープの拡大断面図である。 1・・・・セミサブ式作業台船、5・・・・ワイヤロー
プ、5a・・・・6鋼、5b・・・・子線、11・・・
・空間、12・・・・放射線検出装置。 特許出願人−三井造船株式会社 代理人 山川数構(ほか1名)
施したセミサブ式作業台船の作業中の係留状態を示す概
略図、第2図は同じくワイヤロープの巻き取シ状態を示
す概略図、第3図はワイヤロープの拡大断面図である。 1・・・・セミサブ式作業台船、5・・・・ワイヤロー
プ、5a・・・・6鋼、5b・・・・子線、11・・・
・空間、12・・・・放射線検出装置。 特許出願人−三井造船株式会社 代理人 山川数構(ほか1名)
Claims (1)
- ワイヤロープの石鍋と子縄との間に微弱放射性物質を付
設し、この微弱放射性物質を検出する放射線検出装置を
前記ワイヤロープに近接させるように設けたことを特徴
とするワイヤロープの定位置検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19652182A JPS5989288A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | ワイヤロ−プの定位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19652182A JPS5989288A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | ワイヤロ−プの定位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5989288A true JPS5989288A (ja) | 1984-05-23 |
JPS6338084B2 JPS6338084B2 (ja) | 1988-07-28 |
Family
ID=16359116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19652182A Granted JPS5989288A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | ワイヤロ−プの定位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5989288A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0200502A2 (en) | 1985-04-30 | 1986-11-05 | Konica Corporation | Light-sensitive silver halide color photographic material |
EP0202616A2 (en) | 1985-05-16 | 1986-11-26 | Konica Corporation | Method for color-developing a silver halide photographic light-sensitive material |
EP0243168A2 (en) | 1986-04-22 | 1987-10-28 | Konica Corporation | Method for processing silver halide photo-sensitive material |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162571U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-21 | ||
JPS5737206A (en) * | 1980-08-18 | 1982-03-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Measuring method for gap between rotary object and static member surrounding said rotary object |
-
1982
- 1982-11-09 JP JP19652182A patent/JPS5989288A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162571U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-21 | ||
JPS5737206A (en) * | 1980-08-18 | 1982-03-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Measuring method for gap between rotary object and static member surrounding said rotary object |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0200502A2 (en) | 1985-04-30 | 1986-11-05 | Konica Corporation | Light-sensitive silver halide color photographic material |
EP0202616A2 (en) | 1985-05-16 | 1986-11-26 | Konica Corporation | Method for color-developing a silver halide photographic light-sensitive material |
EP0243168A2 (en) | 1986-04-22 | 1987-10-28 | Konica Corporation | Method for processing silver halide photo-sensitive material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6338084B2 (ja) | 1988-07-28 |
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