JPS5989026A - 押釦式同調器 - Google Patents

押釦式同調器

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Publication number
JPS5989026A
JPS5989026A JP19760982A JP19760982A JPS5989026A JP S5989026 A JPS5989026 A JP S5989026A JP 19760982 A JP19760982 A JP 19760982A JP 19760982 A JP19760982 A JP 19760982A JP S5989026 A JPS5989026 A JP S5989026A
Authority
JP
Japan
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knob
shaft
operating shaft
push
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP19760982A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamaki Ohashi
大橋 環
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Technical Co Ltd
Original Assignee
Nihon Technical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Technical Co Ltd filed Critical Nihon Technical Co Ltd
Priority to JP19760982A priority Critical patent/JPS5989026A/ja
Publication of JPS5989026A publication Critical patent/JPS5989026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/04Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings operated by hand
    • H03J5/12Settings determined by a number of separately-actuated driving means which adjust the tuning element directly to desired settings

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願は、選局誤差の誘発を防止すると共にプリセット状
態におけるつまみの回転操作を容易にした押釦式同調器
を提供するものである。
従来ネジ部に螺合して前後方向に移動可能な選局駒を有
した選局軸と、つまみを有した操作軸とから成り、選局
軸に設けた従動歯車と操作軸に設けた主動歯車との噛合
によりプリセット操作を行い、かつ操作軸の押圧操作に
より選局軸を前動せしめてその前動状態をロックすると
共に、該選局軸に有した選局駒と可変同調部の可変素子
を備えたスライド板との衝合作用により選局を達成する
ように構成した押釦式同調器は例えば実公昭57−33
647号公報において公知である。
ところが公知の押釦式同調器によれは、選局状態におい
て主動歯車と従動歯車とが噛合状態にあるので、その選
局状態にある操作軸のつまみに多少とも外部から回転力
が作用したとき、選局位置が変化して選局誤差を誘発す
る惧れを有し、またプリセット状態においてはつまみが
他のつまみ位置と同列におかれているので、特に小型化
のためにつまみの配列ピッチが狭い構成において、隣接
するつまみが邪魔になってつまみの回転操作が至難とな
る欠陥があった。
そこで本願は上記した従来の欠陥を改善したもので、そ
の実施例を以下図面について詳述する。
実施列は1本の操作軸の圧右位置に1対の選局軸を配し
、操作軸の1前後動作毎に1対の選局軸を交互に前動可
能に連動せしめて選局を行うように構成した押釦式同調
器について例示しており、操作軸(1)は長尺な軸杆(
2)から成り、この軸杆(2)に、前後端に下向きの折
片(3)a,(3)bを有し上面に、中間部が枢軸(4
)を介して回動自在に枢着された切換レバー(5)と、
この切換レバー(5)の回動状態を保持するスプリング
(6)とを有したコ字状の支持部片(7)が、前記折片
(3)a,(3)bに軸杆(2)を挿通しかつ止片(8
)により前後動しないように回転自在に取付けられてい
る。また前記軸杆(2)には、前記支持部片(7)より
後方位置に前端に鍔(9)を有した案内スリーブ(10
)が嵌挿されている。前記切換レバー(5)の先端はV
字状に開く舌片(5)a,(5)bを有して幅広に形成
されており、この幅広部に、前記支持部片(7)の上面
に突設したピン(11)と係合して前記切換レバー(5
)の回動範囲を制限する円弧状の孔(12)が形成され
ている。また前記軸杆(2)の前方部は軸方向で一側面
がカットされて断面非円形状を呈し、この非円形状部(
2)aに回転方向で共動し軸方向で遊動1する主動歯車
(13)が挿通されており、この主動歯車(13)はそ
の前方位置に設けたスプリング(14)に弾圧されて前
記非円形状部(2)aの段部に圧接し、かつ軸杆(2)
の後端につまみ(15)が軸着されている。このように
構成された操作軸(1)はその前部が支持枠(16)の
前部に設けた立上り片(17)に回転並びに摺動可能に
支承され、また操作軸(1)の後部に位置する案内スリ
ーブ(10)が支持枠(15)の後板(16)bに摺動
可能に支承され、この案内スリーブ(10)の後端には
前動方向のストッパー(18)が設けられている。
そして前記案内スリーブ(10)の鍔(9)と支持枠(
16)の後板(16)bとの間には、前記案内スリーブ
(10)を前方に弾圧するスプリング(19)が、また
前記つまみ(15)と前記案内スリーブ(10)との間
には、前記スプリング(19)の弾力より弱い操作軸(
1)の復帰スプリング(20)が夫々介在されている。
前記支持枠(16)の底板(16)cには、支持部片(
7)の前片(3)aの下端に延設した係合片(3)cと
係合してその前後動を案内する案内孔(21)と、前記
案内スリーブ(10)の鍔(9)に突設した突片(22
)と係合してその前後動を案内する案内孔(23)とが
夫々形成されている。前記操作軸(1)と組をなす1対
の選局軸(24),(24)′は同一構成から成り、説
明の便宜上一方の選局軸(24)の具体的構成を示し、
その他方を図において(′)を付して区別する。即ち選
局軸(24)は長尺な軸杆(25)から成り、この軸杆
(25)にネジ部(26)と、横向きコ字状に形成され
その前後片が前記ネジ部(26)の前後に位置するよう
に軸方向で固定で回転方向で自由となるストッパー部片
(27)と、前記主動歯車(13)と噛合可能でかつそ
れよりも大径の従動歯車(28)と、前記ネジ部(26
)と螺合し上面に記憶部(29)を膨出した角ブロック
状の選局駒(30)とが夫々設けられ、かつ前記ストッ
パー部片(27)には、前記切換レバー(5)の一方の
舌片(5)aの後縁と当接して該切換レバー(5)に回
動作用を付与する突片(31)と、前記切換レバー(5
)の一方の舌片(5)aの前縁と当接して前記操作軸(
1)の前動時に選局軸(24)を共動させる係止片(3
2)とが夫々設けられ、このように構成された選局軸(
24),(24)′が、前記操作軸(1)の左右位置に
平行して支持枠(16)の前後板(16)a,(16)
bに回転並びに前後動自在に支承され、かつ前板(16
)aと選局軸(24),(24)′に設けた止片(33
),(33)′との間には夫々選局軸(24),(24
)′の復帰スプリング(34),(34)′がまた前記
ストッパー部片(27),(27)′と従動歯車(28
),(28)′との間には、該歯車を各止片(33),
(33)′に圧接するスプリング(35),(35)′
が夫々介在されている。
さらに前記支持枠(16)の底板(16)cには、前記
ストッパー部片(27),(27)′の前片下縁に延設
した係合片(36),(36)′と係合してその前後動
を案内する案内孔(37),(37)′が夫々設けられ
ている。
しかして操作軸(1)とその左右に位置する1対の選局
軸(24),(24)′との関係は、今第5図で示すよ
うに、右側に位置する選局軸(24)′が後述するロッ
ク板により前動状態に保持され、かつ左側に位置する選
局軸(24)と操作軸(1)とが夫々復帰スプリング(
34)と(20)により復帰状態にあり、さらに切換レ
バー(5)が左側に傾動して一方の舌片(5)aの前縁
が左側位置の選局軸(24)に備えたストッパー部片(
27)の係止片(32)と対向状態にあるとき、この状
態からつまみ(15)を押圧操作すると、前記一方の舌
片(5)aとストッパー部片(27)の係止片(32)
との当接を介して操作軸(1)と左側位置の選局軸(2
4)とが共動して前進し、この前進動作時に後述するよ
うに右側位置の選局軸(24)′はロック板による前動
保持状態が解かれて、その復帰スプリング(34)′に
より復帰すると共に、前進した左側位置の選局軸(24
)が後述するロック板によりその前動状態が保持されて
第6図で示す状態となる。次いでつまみ(15)の押圧
を解くと、操作軸(1)はその復帰スプリング(20)
により復帰するが、この復帰過程において、切換レバー
(5)の一方の舌片(5)aの後縁が左側位置の選局軸
(24)に備えたストッパー部片(27)の突片(31
)と衝合して、切換レバー(5)は図において時計方向
に回動し、この状態はスプリング(6)により保持され
て第7図で示すように切換レバー(5)の他方の舌片(
5)bの前縁が他方の選局軸(24)′に設けられたス
トッパー部片(27)′との係止片(32)′と当接可
能な状態となる。
即ち操作軸(1)の1前後動作毎に切換レバー(5)は
交互に切換って、操作軸(1)と左右1対の選局軸(2
4),(24)′とが相対的に前動方回で共動可能な状
態となる。
第4図から明らかなように前記支持枠(16)の底板(
16)cの面上でその横幅方向に横動するようにピン(
38)と長孔(39)との係合を介してロック板(40
)が配置されており、このロック板(40)はスプリン
グ(41)により常時長手方間の一方に付勢されている
。このロック板(40)には、選局軸(24)乃至(2
4)′が操作軸(1)と共に前動したとき、該選局軸の
ストッパー部片(27)乃至(27)′に設けた係合片
(36)乃至(36)′と作用してロック板(40)を
そのスプリング(41)の弾力に抗した方向に横動する
傾斜縁(42)aと、選局軸が充分に前動したとき、前
記係合片(36)乃至(36)′と係止する係止段部(
42)bとを連設して成る係合スリット(42)が各選
局軸に夫々対応して設けられ、さらにこのロック板(4
0)には操作軸(1)の案内スリーブ(10)に設けた
突片(22)と係合し案内スリーブ(10)がつまみ(
15)の牽引時に軸杆(2)と共にスプリング(19)
に抗して後方に移動したとき、前記突片(22)と作用
してロック板(40)をそのスプリング(41)の弾力
に抗して横動する傾斜縁(43)aと、前記つまみ(1
5)を充分に牽引したとき、前記突片(22)と係止す
る係止段部(43)bとを連設して成る係合孔(43)
が各操作軸(1)に夫々対応して設けられている。(4
4)は操作軸(1)の支持部片(7)に設けた係合片(
3)cの逃げ孔、(45)は可変同調部(46)の可変
素子(45)aを支持したスライド板で、両端が支持枠
(16)の前後板(16)a,(16)bに軸止した案
内杆(47)に前後動自在に支持されており、その中央
位置には前後方向に延びて一端が支持枠後板(16)b
に、他端が可変同調部(46)内で夫々摺動自在に支持
された支持杆(48)が支持されている。(49)はス
ライド板(45)の復帰スプリング、(50)はつまみ
(15)を牽引したとき、軸杆(2)と共に後方に移動
する案内スリープ(10)の鍔(9)と作用して作動す
るスイッチで、このスイッチ(50)の作動によりAF
C回路を開きまたは同調中心点検出回路を閉じる。
しかして任意のつまみ(15)を押圧操作すると、軸杆
(2)、支持部片(7)及び主動歯車(13)が一体と
なって前動し、その左右に位置するいづれか一方の選局
軸(24)乃至(24)′も操作軸(1)と共に前動す
る。そして前動された選局軸は、ストッパー部片(27
)乃至(27)′との係合片(36)乃至(36)′が
係合スリット(42)の傾斜縁(42)aと当接してロ
ック板(40)に横動作用を付与しつつ係合段部(42
)bと係止したときにその前動状態が保持されると共に
、その前動状態に保持された選局軸(24)乃至(24
)′の記憶部(29)乃至(29)′にスライド板(4
5)が衝合し、それによって可変同調部(46)が可変
されて所望の局が選択される。一方すでに前動状態に保
持されている選局軸は、前記したロック板(40)の横
動作用時にその前動保持状態が解除されて復帰する。そ
してこの状態からつまみ(15)の押圧を解くと、操作
軸(1)も復帰すると共にすでに述べたように切換レバ
ー(5)が反転して切換わり、このようにして第5図及
び第7図で示す状態からつまみ(15)を押圧操作する
毎に選局軸(24),(24)′が交互に前動して選局
駒(30,(30)′の記憶している局が選択される。
次にプリセット操作する場合について詳述すると、第7
図の状態からつまみ(15)を手前方同に牽引すると、
軸杆(2)、支持部片(7)、主動歯車(13)及び案
内スリーブ(10)が一体となってスプリング(19)
に抗しながら後方に移動する。すると案内スリーブ(1
0)の鍔(9)に設けた突片(22)が係合孔(43)
の傾斜縁(43)aに作用してロック板(40)をその
復元用スプリング(41)に抗して横動させ、つまみ(
15)を充分に牽引した状態で前記突片(22)が係合
孔(43)の係合段部(43)bと係止して第8図及び
第9図で示すように操作軸(1)は後方移動状態に保持
されると共に、この状態で主動歯車(13)と前動状態
に保持されている選局軸(24)乃至(24)′の従動
歯車(28)乃至(28)′とが噛合する。この場合両
歯車の山同志が前後方向で当接するときは、主動歯車(
13)はスプリング(14)に抗して前方にまた従動歯
車(28)乃至(28)′はスプリング(35)乃至(
35)′に抗して後に移動し、この状態で操作軸(1)
が回転すると両歯車はスプリングの弾力によって自動的
に噛合する。
しかして第8図の状態からつまみ(15)を回転操作す
ると、その回転は主動歯車(13)と従軸歯車(28)
乃至(28)′との噛合を介して前動状態に保持されて
いる選局軸に伝達し、選局駒が軸杆上を前後方間に移動
し、それに伴いスライド板(45)も追従して可変同調
部(46)は可変調整され、所望の局同調点が選局側に
記憶される。
即ちプリセット操作がなされる。一方この状態では案内
スリーブ(10)の鍔(9)によってスイッチ(50)
が作動し、このスイッチ(50)によりAFC回路を開
き或いは同調中心点検出回路を閉じて、プリセット操作
時における局同調点の捕捉を容易にする。次いでこの状
態から自己のつまみ(15)をスプリング(20)に抗
して押圧すると、その軸杆(2)は係止状態にある案内
スリーブ(10)と関係なく前動する。するとすでに述
べたように切換レバー(5)を介して復帰状態にあるい
づれか一方の選局軸(24)乃至(24)′が共動し、
それによってロック板(40)はスプリング(41)に
抗して一時的に横動するので、係止状態におかれている
案内スリーブ(10)はスプリング(19)によって復
元する。
従ってプリセット状態にある操作軸(1)は自己のつま
み(15)の押圧操作によって復元すると共にスイッチ
(50)も復元する。またプリセット状態にある操作軸
(1)は他の操作軸(1)の操作によっても復元する。
即ち他の操作軸(1)のつまみ(15)を押圧して選局
操作するとき或いは該つまみ(15)を手前方間に牽引
してプリセット操作するとき、すでに述べたように選局
操作時においては係合片部(36)乃至(36)′と係
合スリット(42)との作用により、またプリセット操
作時には案内スリーブ(10)の突片(22)と係合孔
(43)との作用によってロック板(40)が横動する
ので、牽引状態にある操作軸(1)の突片(22)が係
合孔(43)より離脱してその案内スリーブ(10)に
スプリング(19)により前方に移動し、ストッパー(
18)が支持枠後板(16)bに当接した状態で軸杆(
2)は復元してつまみ(15)は他のつまみ(15)と
同一列に位置すると共にスイッチ(50)も復元する。
第10図は、プリセッット状態でつまみ(15)を回転
して前動状態に保持されている選局軸(24)乃至(2
4)′を回転した場合において、選局駒(30)乃至(
30)′がネジ部(26)乃至(26)′極限位置に達
し、なおつまみ(15)を回転操作したとき運動系に無
理な力が加って機械的損傷が生じる惧れがあり、この惧
れを解消するための実施例を示しており、第10図(イ
)は操作軸(1)の軸杆(2)に非円形状部(2)aを
形成することなく、軸杆(2)に対し主動歯車(13)
を遊嵌すると共に、この主動歯車(13)と軸杆(2)
に軸止した受板(51)との間にスプリング(14)に
より圧接する摩擦部(52)aを介在してスリップ機構
(53)を、また同図(ロ)は摩擦部(52)aに代え
て歯の粗い平面歯部(52)bを形成した場合を示して
いる。
また上記実施例同一のロック板(40)に選局軸(24
),(24)′の前動状態を保持する係合スリット(4
2)と操作軸(1)の牽引状態を保持する係合孔(43
)とを夫々設けた場合を示したが、これらを別々のロッ
ク板に設けてもよくこの場合の実施例を第1図に示して
いる。即ち選局軸(24),(24)′の前動状態を保
持するロック板(40)aには、前記実施例と同様傾斜
縁(42)aと係止段部(42)bから成る係合スリッ
ト(42)が設けられるほか、前記立上り片(17)と
係合してロック板(40)aの横動を案内する案内孔(
54)が設けられ、このロック板(40)aはスプリン
グ(11)aにより常時一方向に弾圧されている。
また操作軸(1)の牽引状態を保持するロック板(40
)bには、前記実施例と同様傾斜縁(43)aと係止段
部(43)bとから成る係合孔(43)が設けられるが
、この係合孔(43)の傾斜縁(43)aはさきの実施
例の場合よりもロック板(40)bを大きく横動するよ
うに形成されると共に、中間部に大きな空間部(55)
を形成し、さらにこの空間部(55)の前縁側に、操作
軸(1)が牽引状態で保持された状態において支持枠底
板(16)cに設けられた案内孔(21)の位置に移動
すると共に、支持部片(7)に設けた係合片(3)cと
作用して該ロック板(40)bをスプリング(11)b
に抗する方向に横動させる舌状片(56)が設けられて
いる。
しかして、第11図(イ)で示すようにつまみ(15)
をその復元位置から手前方間に牽引すると、鍔(9)の
突片(22)が案内孔(43)の傾斜縁(43)aに作
用してロック板(40)bをスプリング(41)bに抗
して横動したのち係止段部(43)bと係止し、操作軸
(1)の索引状態が保持されると共に、舌状片(56)
が案内孔(21)の位置に移動して同図(ロ)で示す状
態となる。そしてこの状態から当該操作軸(1)のつま
み乃至他の操作軸(1)のつまみ(15)のいづれかを
押圧操作すると、支持部片(7)の係合片(3)cの前
動によりこれと舌状片(56)の傾斜縁と作用してロッ
ク板(40)bは更に横動し、このとき操作軸(1)の
牽引状態の保持が解かれる。
以上のように本願によれば、操作軸を手前方向に牽引し
ないかぎり主動歯車と従動軸との噛合が行われないので
、選局状態乃至非選局状態のいづれの状態においてもつ
まみに多少とも外部からの回転力が作用してもそれによ
って選局誤差を誘発する惧れはないし、プリセット状態
においてはつまみが他のつまみの配列位置から手前方向
に突出するので、つまみを摘持して回転する操作が極め
て容易となり、また本願によれば、他の操作軸のつまみ
の押圧操作のみならず自己のつまみの押圧操作によって
もプリセット状態を解除できるので、誤操作の惧れなく
、またプリセット状態において、スイッチの作動により
AFC回路或いは同調中心点検出回路を作動させるので
、局同調点の正しい捕捉を行うことができるという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一部省略し
た総体平面図、第2図は第1図のA−A線に沿った断面
図、第3図は第1図のB−B線に沿った断面図、第4図
は第1図における支持枠とロック板の関係を示す平面図
、第5図は操作軸と選局軸との関係を示す平面図、第6
図は第5図におけるつまみの押圧状態を示す平面図、第
7図は第5図において前動状態の選局軸が切換った状態
の平面図、第8図は第7図に対向するプリセット状態の
平面図、第9図はプリセット状態における支持枠とロッ
ク板との関係を示す図、第10図はスリップ機構を備え
た操作軸の部分図、第11図はロック板を2枚用いた場
合の該ロック板の動作関係を示す図である。 図中(1)は操作軸、(5)は切換レバー、(7)は支
持部片、(8)は止片、(9)は鍔、(10)は案内ス
リーブ、(13)は主動歯車、(15)はつまみ、(1
6)は支持枠、(24),(24)′は選局軸、(26
),(26)′はネジ部、(28),(28)′は従動
歯車、(30),(30)′は選局駒、(40),(4
0)a,(40)bはロック板、(42)は係合スリッ
ト、(43)は係合孔、(45)はスライド板、(46
)は可変同調部、(50)はスイッチである。 特許出願人  日本テクニカル株式会社代理人弁理士 
大 内 俊 治 第1図 B」 第3図 第2ド! 第7図    第8図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持枠に、主動歯車とつまみとを有した操作軸と
    、ネジ部に螺合して前後動する選局駒及び前記主動歯車
    と噛合する従動歯車を有した選局軸とを夫々回転並びに
    摺動自在で自動復帰可能に複数組装備し、つまみの押圧
    操作により操作軸と共に選局軸を前動して該選局軸の前
    動状態を保持することにより選局を行わしめ、かつ操作
    軸を復帰状態に位置せしめるように構成した押釦式同調
    器において、操作軸をつまみを介して復帰位置から手前
    方間に牽引して後方に突出したとき主動歯車と従動歯車
    との噛合を許容すると共に、つまみの後方突出状態を保
    持する機構を備え、この保持機構の前記保持状態を任意
    のつまみの押圧操作により解除するように構成したこと
    を特徴とする押釦式同調器。
  2. (2)保持機構が、復帰位置から手前方間に突出したつ
    まみ以外の他のつまみの押圧操作によって作動するよう
    に構成した特許請求の範囲第1項記載の押釦式同調器。
  3. (3)保持機構が、復帰位置から手前方間に突出したつ
    まみ及びその他のつまみの押圧操作によって作動するよ
    うに構成した特許請求の範囲第1項記載の押釦式同調器
  4. (4)1つの操作軸と、その左右に配置されつまみの押
    圧操作により操作軸と交互に前動方向で共動する1対の
    選局軸とを1組とした特許請求の範囲第1項、第2項ま
    たは第3項記載の押釦式同調器。
  5. (5)支持枠に、主動歯車とつまみとを有した操作軸と
    、ネジ部に螺合して前後動する選局駒及び前記主動歯車
    と噛合する従動歯車を有した選局軸とを夫々回転並びに
    摺動自在で自動復帰可能に複数組装備し、つまみの押圧
    操作により操作軸と共に選局軸を前動して該選局軸の前
    動状態を保持することにより選局を行わしめ、かつ操作
    軸を復帰状態に位置せしめるように構成した押釦式同調
    器において、操作軸をつまみを介して復帰位置から手前
    方向に牽引して後方に突出したとき主動歯車と従動歯車
    との噛合を許容すると共に、つまみの後方突出状態を保
    持する機構を備え、この保持機構の前記保持状態を任意
    のつまみの押圧操作により解除するように構成し、さら
    につまみを手前方向に牽引したとき作動する制御用スイ
    ッチを設けたことを特徴とする押釦式同調器。
  6. (6)スイッチが、AFC回路をOFFにするように制
    御するスイッチである特許請求の範囲第5項記載の押釦
    式同調器。
  7. (7)スイッチが、同調中心点検出回路をONするよう
    に制御するスイッチである特許請求の範囲第5項記載の
    押釦式同調器。
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