JPS598881B2 - レコ−ドプレ−ヤ - Google Patents
レコ−ドプレ−ヤInfo
- Publication number
- JPS598881B2 JPS598881B2 JP54038525A JP3852579A JPS598881B2 JP S598881 B2 JPS598881 B2 JP S598881B2 JP 54038525 A JP54038525 A JP 54038525A JP 3852579 A JP3852579 A JP 3852579A JP S598881 B2 JPS598881 B2 JP S598881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- player
- turntable
- board
- sound absorbing
- record
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレコードプレーヤに関し、特にレコードプレー
ヤのターンテーブル裏面に対向したプレーヤボード部に
関する。
ヤのターンテーブル裏面に対向したプレーヤボード部に
関する。
レコードプレーヤにおけるターンテーブルは、フオノモ
ータのトルクの許容範囲内において慣性モーメントが大
なる方が外部条件に関係なく一定の回転をし易く、又フ
オノモータの、振動の遮断を有効に行ない得る。
ータのトルクの許容範囲内において慣性モーメントが大
なる方が外部条件に関係なく一定の回転をし易く、又フ
オノモータの、振動の遮断を有効に行ない得る。
この慣性モーメントは質量に比例しかつ質量作用点と回
転中心との距離の２乗に比例する。ターンテーブルにお
い、てはその外周部の質量を大とすることにより慣性モ
ーメントが大となるが、外周部の質量を大にするため又
ｌ心を低くするために例えば外周部を下方向に突出させ
た形状のものが一般に使用されている。かかる形状のタ
ーンテーブルを用いたレコードプレーヤにおいては、タ
ーンテーブルの裏面とプレーヤボードの上面との間に空
間部が形成され、この空間部においてターンテーブルが
回転することによつて空気振動が発生してしまう。
転中心との距離の２乗に比例する。ターンテーブルにお
い、てはその外周部の質量を大とすることにより慣性モ
ーメントが大となるが、外周部の質量を大にするため又
ｌ心を低くするために例えば外周部を下方向に突出させ
た形状のものが一般に使用されている。かかる形状のタ
ーンテーブルを用いたレコードプレーヤにおいては、タ
ーンテーブルの裏面とプレーヤボードの上面との間に空
間部が形成され、この空間部においてターンテーブルが
回転することによつて空気振動が発生してしまう。
この空気振動はプレーヤケースの振動や空気を媒体とし
た振動の伝達によつて発生するもので、ターンテーブル
、ゴムシート及びレコード盤を介してカートリッジに伝
達されＳ／Ｎ特性或いは音質等に悪影響を及ぽしている
。よつて、本発明の目的はターンテーブルの裏面とプレ
ーヤボードの上面との間に存在する空間部に発生する空
気振動を吸収することによつてＳ／Ｎ特性或いは音質等
を向上せしめたレコードプレーヤを提供することである
。
た振動の伝達によつて発生するもので、ターンテーブル
、ゴムシート及びレコード盤を介してカートリッジに伝
達されＳ／Ｎ特性或いは音質等に悪影響を及ぽしている
。よつて、本発明の目的はターンテーブルの裏面とプレ
ーヤボードの上面との間に存在する空間部に発生する空
気振動を吸収することによつてＳ／Ｎ特性或いは音質等
を向上せしめたレコードプレーヤを提供することである
。
本発明によるレコードプレーヤは、ターンテーブルの裏
面凹部と対向するプレーヤボードの面に防振材を介して
吸音材を設け、さらにプレーヤボード及び防振材の吸音
材が位置した範囲内に通気用の貫通孔を形成することに
よつて、該裏面凹部とプレーヤボードとにより画定され
る空間部において発生する空気振動を吸収することを特
徴としている。
面凹部と対向するプレーヤボードの面に防振材を介して
吸音材を設け、さらにプレーヤボード及び防振材の吸音
材が位置した範囲内に通気用の貫通孔を形成することに
よつて、該裏面凹部とプレーヤボードとにより画定され
る空間部において発生する空気振動を吸収することを特
徴としている。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第１図は本発明によるレコードプレーヤの概略断面図で
ある。図において、トーンアーム１はその先端部にカー
トリッジ２を、又後端部にカウン。タウエート３を有し
、アームベース４を介してプレーヤケース５上に取り付
けられたアームホルダー６により回動自在に支持されて
いる。プレーヤケース５にはプレーヤボードＴがビス等
により固く取り付けられており、このプレーヤボードＴ
のほぼ中心部においてはターンテーブル８を駆動するモ
ータ９が支持部材１０を介してプレーヤケース５に固定
されている。ターンテーブル８は外周部の質量を大にし
かつ重心を低くするために外周部が下方向に突出してお
り、その結果裏面に凹部を有する形状となつている。こ
のターンテーブル８の裏面凹部とプレーヤボード７とに
より空間部が画定される。モータ９はターンテーブル８
を直接駆動すべくその回転軸がターンテーブル軸１１と
してターンテーブル８の中心孔に嵌入している。なお、
モータ９を直接プレーヤケース５に固定し、ターンテー
ブル軸１１のみがプレーヤボード７から突出した構造の
ものであつても良いことは勿論である。ターンテーブル
８上にはレコード盤１２を確実に保持すると共にターン
テーブル８の微振動を吸収するためのゴムシート１３が
載置されている。なお、１４はダストカバーである。ま
た、第２図に示す如く、プレーヤボード７のターンテー
ブル８の裏面凹部と対向する面には発泡スチロール、グ
ラスフアイバ一或いはロツクウール等の吸音材１５が設
けられ、更に吸音材１５の位置した範囲内のプレーヤボ
ード７には通気用の貫通孔７ａが形成されている。
ある。図において、トーンアーム１はその先端部にカー
トリッジ２を、又後端部にカウン。タウエート３を有し
、アームベース４を介してプレーヤケース５上に取り付
けられたアームホルダー６により回動自在に支持されて
いる。プレーヤケース５にはプレーヤボードＴがビス等
により固く取り付けられており、このプレーヤボードＴ
のほぼ中心部においてはターンテーブル８を駆動するモ
ータ９が支持部材１０を介してプレーヤケース５に固定
されている。ターンテーブル８は外周部の質量を大にし
かつ重心を低くするために外周部が下方向に突出してお
り、その結果裏面に凹部を有する形状となつている。こ
のターンテーブル８の裏面凹部とプレーヤボード７とに
より空間部が画定される。モータ９はターンテーブル８
を直接駆動すべくその回転軸がターンテーブル軸１１と
してターンテーブル８の中心孔に嵌入している。なお、
モータ９を直接プレーヤケース５に固定し、ターンテー
ブル軸１１のみがプレーヤボード７から突出した構造の
ものであつても良いことは勿論である。ターンテーブル
８上にはレコード盤１２を確実に保持すると共にターン
テーブル８の微振動を吸収するためのゴムシート１３が
載置されている。なお、１４はダストカバーである。ま
た、第２図に示す如く、プレーヤボード７のターンテー
ブル８の裏面凹部と対向する面には発泡スチロール、グ
ラスフアイバ一或いはロツクウール等の吸音材１５が設
けられ、更に吸音材１５の位置した範囲内のプレーヤボ
ード７には通気用の貫通孔７ａが形成されている。
この吸音材１５はターンテーブル８の裏面とブレーヤボ
ード７の上面との間に存在する空間部においてターンテ
ーブル８の回転時に発生する空気振動を吸収するための
ものである。従つて、従来ターンテーブル８、ゴムシー
ト１３及びレコード盤１２を介してカートリツジ２に伝
達されていた空気振動をターンテーブル８に伝達される
前に吸収し得るためにシＮ特性或いは音質等の向上が可
能となる。また、プレーヤボード７に形成された貫通孔
７ａは吸音材１５の吸音効果を向上せしめる作用をする
。なお、吸音材１５は通気性のものでも良く、又ブレー
ヤボード７の貫通孔７ａに対向して貫通孔が形成された
ものであつても良い。更にまた、第３図に示す如く、プ
レーヤボード７と吸音材との間にプレーヤボード７と同
様に貫通孔１６ａが形成された防振ゴム等の防振材１６
を設けることにより、この防振材１６がプレーヤボード
７の共振を防止するため上記空間部内に発生する振動を
より小さく抑えることが出来、防振効果を更に向上せし
めることができる。
ード７の上面との間に存在する空間部においてターンテ
ーブル８の回転時に発生する空気振動を吸収するための
ものである。従つて、従来ターンテーブル８、ゴムシー
ト１３及びレコード盤１２を介してカートリツジ２に伝
達されていた空気振動をターンテーブル８に伝達される
前に吸収し得るためにシＮ特性或いは音質等の向上が可
能となる。また、プレーヤボード７に形成された貫通孔
７ａは吸音材１５の吸音効果を向上せしめる作用をする
。なお、吸音材１５は通気性のものでも良く、又ブレー
ヤボード７の貫通孔７ａに対向して貫通孔が形成された
ものであつても良い。更にまた、第３図に示す如く、プ
レーヤボード７と吸音材との間にプレーヤボード７と同
様に貫通孔１６ａが形成された防振ゴム等の防振材１６
を設けることにより、この防振材１６がプレーヤボード
７の共振を防止するため上記空間部内に発生する振動を
より小さく抑えることが出来、防振効果を更に向上せし
めることができる。
特にターンテーブル８の回転の影響によるプレーヤボー
ド７の共振は２００〜５００Ｈｚ位の周波数帯に現われ
るが、第４図と第５図の周波数特性の比較から明らかに
、貫通孔７ａ，１６ａを設けた本願発明（第５図）によ
れば、貫通孔を設けない場合（第４図）より上記周波数
帯においてレスポンスを５ｄＢ前後低減できることにな
り、貫通孔７ａ，１６ａを設けたことによる効果は極め
て大である。以上詳述した如く、本発明によるレコード
プレーヤによれば、ターンテーブルの裏面凹部と対向す
るプレーヤボードの面に防振材を介して吸音材を設け、
さらにプレーヤボード及び防振材の吸音材が位置した範
囲内に通気用の貫通孔を形成することによつて、該裏面
凹部とプレーヤボードとにより画定される空間部におい
て発生する空気振動を吸収し、当該空気振動がターンテ
ーブル、ゴムシート及びレコード盤を介してカートリツ
ジに伝達されないようにしたので、Ｓ／Ｎ特性或いは音
質等が向上する。
ド７の共振は２００〜５００Ｈｚ位の周波数帯に現われ
るが、第４図と第５図の周波数特性の比較から明らかに
、貫通孔７ａ，１６ａを設けた本願発明（第５図）によ
れば、貫通孔を設けない場合（第４図）より上記周波数
帯においてレスポンスを５ｄＢ前後低減できることにな
り、貫通孔７ａ，１６ａを設けたことによる効果は極め
て大である。以上詳述した如く、本発明によるレコード
プレーヤによれば、ターンテーブルの裏面凹部と対向す
るプレーヤボードの面に防振材を介して吸音材を設け、
さらにプレーヤボード及び防振材の吸音材が位置した範
囲内に通気用の貫通孔を形成することによつて、該裏面
凹部とプレーヤボードとにより画定される空間部におい
て発生する空気振動を吸収し、当該空気振動がターンテ
ーブル、ゴムシート及びレコード盤を介してカートリツ
ジに伝達されないようにしたので、Ｓ／Ｎ特性或いは音
質等が向上する。
第１図は本発明によるレコードプレーヤの概略断面図、
第２図は第１図におけるプレーヤボード部の一実施例の
断面図、第３図は他の実施例の断面図、第４図は貫通孔
を設けない場合の周波数特性を示す図、第５図は貫通孔
を設けた場合の周波数特性を示す図である。 主要部分の符号の説明、１・・・・・・トーンアーム、
２・・・・・・カートリツジ、５・・・・・・プレーヤ
ケース、７・・・・・・プレーヤボード、８・・・・・
・ターンテーブル、９・・・・・・モータ、１５・・・
・・・吸音材、１６・・・・・・防振材。
第２図は第１図におけるプレーヤボード部の一実施例の
断面図、第３図は他の実施例の断面図、第４図は貫通孔
を設けない場合の周波数特性を示す図、第５図は貫通孔
を設けた場合の周波数特性を示す図である。 主要部分の符号の説明、１・・・・・・トーンアーム、
２・・・・・・カートリツジ、５・・・・・・プレーヤ
ケース、７・・・・・・プレーヤボード、８・・・・・
・ターンテーブル、９・・・・・・モータ、１５・・・
・・・吸音材、１６・・・・・・防振材。
Claims (1)
- １ 裏面に凹部を有するターンテーブルと、前記ターン
テーブルの裏面凹部と対向する面に防振材を介して吸音
材が設けられたプレーヤボードとを有し、前記プレーヤ
ボード及び防振材の前記吸音材が位置した範囲内に通気
用の貫通孔を形成したことを特徴とするレコードプレー
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54038525A JPS598881B2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | レコ−ドプレ−ヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54038525A JPS598881B2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | レコ−ドプレ−ヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55132502A JPS55132502A (en) | 1980-10-15 |
| JPS598881B2 true JPS598881B2 (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=12527684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54038525A Expired JPS598881B2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | レコ−ドプレ−ヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598881B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0632287U (ja) * | 1992-08-31 | 1994-04-26 | 易成 紀 | 自転車のハブ |
| WO2020116948A1 (en) | 2018-12-06 | 2020-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Robot vacuum cleaner and cleaning route planning method thereof |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338410U (ja) * | 1976-09-03 | 1978-04-04 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52146109U (ja) * | 1976-04-29 | 1977-11-05 |
-
1979
- 1979-03-31 JP JP54038525A patent/JPS598881B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338410U (ja) * | 1976-09-03 | 1978-04-04 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0632287U (ja) * | 1992-08-31 | 1994-04-26 | 易成 紀 | 自転車のハブ |
| WO2020116948A1 (en) | 2018-12-06 | 2020-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Robot vacuum cleaner and cleaning route planning method thereof |
| US11647885B2 (en) | 2018-12-06 | 2023-05-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Robot vacuum cleaner and cleaning route planning method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55132502A (en) | 1980-10-15 |
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