JPS5988814A - 希土類金属と鉄を主体としたアモルフアス垂直磁化膜の製造方法 - Google Patents
希土類金属と鉄を主体としたアモルフアス垂直磁化膜の製造方法Info
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- JPS5988814A JPS5988814A JP19871882A JP19871882A JPS5988814A JP S5988814 A JPS5988814 A JP S5988814A JP 19871882 A JP19871882 A JP 19871882A JP 19871882 A JP19871882 A JP 19871882A JP S5988814 A JPS5988814 A JP S5988814A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、希土類金属と鉄を主体としたアモルファス
(非晶質)垂直磁化膜の製造方法に関するものである。
(非晶質)垂直磁化膜の製造方法に関するものである。
希土類金属(R=Gd、 Tb 、 Dy、 Er、
Hoなど)と遷移金属(T=Fe、Co、Niなど)か
らなるアモルファス垂直磁化膜は磁気バブルメモリや光
磁気メモリなどの記録媒体として応用さハる。
Hoなど)と遷移金属(T=Fe、Co、Niなど)か
らなるアモルファス垂直磁化膜は磁気バブルメモリや光
磁気メモリなどの記録媒体として応用さハる。
これらの垂直磁化膜を製作するには、Gd、−C。
系では膜の選択的再スパツタリング効果を起させること
が必要であり、反対KGd−Fe系などでは選択的再ス
パツタリング効果は起きない方がよいといわれており、
このことは現在では公知である〔例えば、T、 Ka
J ayama e+al、 I E E ETra
na、Mag−MAG−13(1977)1603参照
〕。
が必要であり、反対KGd−Fe系などでは選択的再ス
パツタリング効果は起きない方がよいといわれており、
このことは現在では公知である〔例えば、T、 Ka
J ayama e+al、 I E E ETra
na、Mag−MAG−13(1977)1603参照
〕。
この発明は、上記のような結果をさらに発展させ、R−
Co系ではなくR−Fe系のアモルファス膜で、垂直磁
気異方性エネルギー(Ku )を誘起あるいは増強させ
る製造方法を提供することを目的とする。
Co系ではなくR−Fe系のアモルファス膜で、垂直磁
気異方性エネルギー(Ku )を誘起あるいは増強させ
る製造方法を提供することを目的とする。
アモルファスR−Fe膜はキュリ一温度(Tc)が大体
数10〜300℃の間にあり、キュリ一点書き込みの光
磁気メモリ記録媒体として利用さねる。光磁気メモリ記
録媒体としては、(1)垂直磁化膜であること、(2)
室温での保磁力(H,)が大きいこと(数キーエルステ
ッド)、(3)キュリ一温度(Tc)が室温よりすこし
高いか、または磁気補償温度(Tc、rn、)が室温付
近にあること、(4)磁気特性が安定であること、(5
)媒体ノイズが少ないこと、などが要求される。これら
のうち(1)。
数10〜300℃の間にあり、キュリ一点書き込みの光
磁気メモリ記録媒体として利用さねる。光磁気メモリ記
録媒体としては、(1)垂直磁化膜であること、(2)
室温での保磁力(H,)が大きいこと(数キーエルステ
ッド)、(3)キュリ一温度(Tc)が室温よりすこし
高いか、または磁気補償温度(Tc、rn、)が室温付
近にあること、(4)磁気特性が安定であること、(5
)媒体ノイズが少ないこと、などが要求される。これら
のうち(1)。
(2) 、 (5)の一部などは製作条件に依存し、研
究要素の多い部分である。
究要素の多い部分である。
光磁気メモリ記録媒体は、保持力が大きい方が書き込み
ビットが安定化する。垂直磁化膜の保持力は大体垂直磁
気異方性エネルギー(Ku)の呟に比例し、磁化の値に
(M、)に逆比例するので、ビットの安定性を縄めるた
めにはできるだけ垂直磁気異方性エネルギーを太き(す
る必要があり、いかにして高い垂直磁気異方性エネルギ
ーを誘導させつるかが製造上の焦点の1つとなっている
。
ビットが安定化する。垂直磁化膜の保持力は大体垂直磁
気異方性エネルギー(Ku)の呟に比例し、磁化の値に
(M、)に逆比例するので、ビットの安定性を縄めるた
めにはできるだけ垂直磁気異方性エネルギーを太き(す
る必要があり、いかにして高い垂直磁気異方性エネルギ
ーを誘導させつるかが製造上の焦点の1つとなっている
。
Gd−Co系アモルファス薄膜では、基板に−20〜−
100Vi度の電圧を印加するか、もしくはスパックの
ガス圧(P)を制御(極<低くするかまたは高くする)
し、膜にGd原子の選択的な再スパツタリング効果を誘
起し、垂直磁気異方性エネルギー(Ku)を生じさせる
ことが必要である。
100Vi度の電圧を印加するか、もしくはスパックの
ガス圧(P)を制御(極<低くするかまたは高くする)
し、膜にGd原子の選択的な再スパツタリング効果を誘
起し、垂直磁気異方性エネルギー(Ku)を生じさせる
ことが必要である。
一方、Gd −Fe 、Dy−Feなどの系では、こう
した条件下では垂直磁気異方性エネルギー(Ku)は誘
導されず、製作条件を全く逆忙することが必要である。
した条件下では垂直磁気異方性エネルギー(Ku)は誘
導されず、製作条件を全く逆忙することが必要である。
こねらの現象は、主として、R原子の選択的再スパツタ
リング効果によって誘導される合金内における原子対の
異方的配置などを含む微視的構造変化に由来する磁気特
性の変化と考えら第1るものであるが、この発明は、上
記の効果をもとにさらに深く研究した結果行なわれたも
のである(選択的再スパツタリング効果による構造変化
妬ついては、Y 、 N l s iha、ra 他、
J pn 、 J、Appl 。
リング効果によって誘導される合金内における原子対の
異方的配置などを含む微視的構造変化に由来する磁気特
性の変化と考えら第1るものであるが、この発明は、上
記の効果をもとにさらに深く研究した結果行なわれたも
のである(選択的再スパツタリング効果による構造変化
妬ついては、Y 、 N l s iha、ra 他、
J pn 、 J、Appl 。
Phys、17(1978)1083およびJpn。
J、Appl、Phys−18(1979)1281に
述べられている)。
述べられている)。
たとえば、アモルファスTb−Fe(テルビウム−鉄)
薄膜をスパックリング法で製作する時に基板に印加する
直流バイアス電圧を変えて行くと、第1図に示すように
、基板に加えるバイアス電圧vb−Ovでは垂直磁気異
方性エネルギー(Ku)は、K、〉0で垂直磁化膜とな
り、その後、負の常は垂直磁化膜にはならない。また、
この系の膜の垂直磁気異方性エネルギー(Ku)の主た
る原因は歪み誘起の磁気異方性と考えられる。一方、正
のバイアス電圧vb を印加した場合には、バイアス■
、が増加して行くに伴ない垂直磁気異方性エネルギー(
Ku)は徐々に増大するようになる。これらの現象の中
で負のバイアス電圧Vbを印加した時垂直磁気異方性エ
ネルギー(Ku)が減少することはGd−Fe膜で知ら
れていることと本質的に同じであり、公知である( T
、 Katayama他、I EEE Trans
oMag、MAG−13(1977)1603)。しか
し、さらに高いバイアス亀圧vbの領域で正の垂直磁気
異方性エネルギー(Ku)が再び安定に誘起されること
および正のバイアス電圧の印加で垂直磁気異方性エネル
ギー(K、)が増強さ4るこはこ匁で新たに見出された
現象で、この発明の主費点である。
薄膜をスパックリング法で製作する時に基板に印加する
直流バイアス電圧を変えて行くと、第1図に示すように
、基板に加えるバイアス電圧vb−Ovでは垂直磁気異
方性エネルギー(Ku)は、K、〉0で垂直磁化膜とな
り、その後、負の常は垂直磁化膜にはならない。また、
この系の膜の垂直磁気異方性エネルギー(Ku)の主た
る原因は歪み誘起の磁気異方性と考えられる。一方、正
のバイアス電圧vb を印加した場合には、バイアス■
、が増加して行くに伴ない垂直磁気異方性エネルギー(
Ku)は徐々に増大するようになる。これらの現象の中
で負のバイアス電圧Vbを印加した時垂直磁気異方性エ
ネルギー(Ku)が減少することはGd−Fe膜で知ら
れていることと本質的に同じであり、公知である( T
、 Katayama他、I EEE Trans
oMag、MAG−13(1977)1603)。しか
し、さらに高いバイアス亀圧vbの領域で正の垂直磁気
異方性エネルギー(Ku)が再び安定に誘起されること
および正のバイアス電圧の印加で垂直磁気異方性エネル
ギー(K、)が増強さ4るこはこ匁で新たに見出された
現象で、この発明の主費点である。
これらの現象は、本質的には従来考えらねていた低いエ
ネルギー範囲における選択的再スパツタリング効果によ
ってもたらされるアモルファス構造の微視的変化とは異
なった環境の選択的阿スパッタリング効果による構造変
化と選択的酸化による磁気特性の変化がその原因と考え
られている。
ネルギー範囲における選択的再スパツタリング効果によ
ってもたらされるアモルファス構造の微視的変化とは異
なった環境の選択的阿スパッタリング効果による構造変
化と選択的酸化による磁気特性の変化がその原因と考え
られている。
つまり、負のバイアス電圧V、を印加した時の垂直磁気
異方性エネルギー(Ku)の変化は、バイアス電圧■、
二〇〜−60Vまでは、付着しているアモルファス合金
中の、主として、Fe原子のみで囲まねた孤立したTb
原子のみが再スパツタリングされるため、アモルファス
構造中でFe−Fe。
異方性エネルギー(Ku)の変化は、バイアス電圧■、
二〇〜−60Vまでは、付着しているアモルファス合金
中の、主として、Fe原子のみで囲まねた孤立したTb
原子のみが再スパツタリングされるため、アモルファス
構造中でFe−Fe。
Fe −Tb 、Tb−Tbという結合が膜の水平と垂
直方向とで異方的に分布するようになり、磁歪定数(λ
お)などが変化し、垂直磁気異方性エネルギー(Ku)
は減少して行く。一方、バイアス電圧V、ニー60V以
上の領域では、アモルファス合金中の孤立したTb原子
だけでなく、まわりを2個、3個のTb原子で囲まね、
たTb原子も次第纜再スパッタリングされるようになる
ために、先にのべた原子対分布の異方性は生成されず、
構造はFe rich とTb richの2つのアモ
ルファス構造に分かねて行き、磁歪定数(λ、)などの
巨視的な磁気特性は再度増加するようになり、垂直磁気
異方性エネルキ−(Ku)は増加するようにt「るもの
と考えられる。ただし、この場合にも、組成は連続的に
Fe rich に移行する(第2図参照)。
直方向とで異方的に分布するようになり、磁歪定数(λ
お)などが変化し、垂直磁気異方性エネルギー(Ku)
は減少して行く。一方、バイアス電圧V、ニー60V以
上の領域では、アモルファス合金中の孤立したTb原子
だけでなく、まわりを2個、3個のTb原子で囲まね、
たTb原子も次第纜再スパッタリングされるようになる
ために、先にのべた原子対分布の異方性は生成されず、
構造はFe rich とTb richの2つのアモ
ルファス構造に分かねて行き、磁歪定数(λ、)などの
巨視的な磁気特性は再度増加するようになり、垂直磁気
異方性エネルキ−(Ku)は増加するようにt「るもの
と考えられる。ただし、この場合にも、組成は連続的に
Fe rich に移行する(第2図参照)。
このように、Tb−Fe系アモルファス合金膜の場合、
バイアス電圧V、=−10+IV以上で常に安定した高
い垂直磁気異方性エネルギー(Ku)が誘起さねること
がわかった。
バイアス電圧V、=−10+IV以上で常に安定した高
い垂直磁気異方性エネルギー(Ku)が誘起さねること
がわかった。
ここで垂直磁気異方性エネルギー(K、)が再び一
増加しほじるバイアス電圧vbの値は材料によ2−1’
7T、 V、Gd−FeやGa−Coでは約−150v以上であ
る。また、この場合、バイアス電圧vb が印加されて
おり、Arイオンが基板を衝撃するので02やN2等の
不純物ガス分子の吸着がすくなくなるため、膜中に含ま
れる酸(また窒ン化物が減少し概して欠陥量の少ない膜
ができる。このことは単にバイアス電圧vh=Ov付近
で得られると同程度の垂直磁気異方性エネルギー(Ku
)の値が高い負のバイアス電圧vbの印加によって誘導
されるというだけでなく、性質のよい膜の作製が可能と
いう利点も有している。一方、正のバイアス電圧V、領
域での垂直磁気異方性エネルギー(Ku)の増加はAr
ガス雰囲気中の微量の02やN2が柱状のTb酸(窒)
化物鋼を形成するための形状磁気異方性効果によるもの
と考えられる。この領域では垂直磁気異方性エネルギー
(Ku)が増加するため、若干磁化が上昇した場合でも
、書き込みビットの安定性は増大する。
7T、 V、Gd−FeやGa−Coでは約−150v以上であ
る。また、この場合、バイアス電圧vb が印加されて
おり、Arイオンが基板を衝撃するので02やN2等の
不純物ガス分子の吸着がすくなくなるため、膜中に含ま
れる酸(また窒ン化物が減少し概して欠陥量の少ない膜
ができる。このことは単にバイアス電圧vh=Ov付近
で得られると同程度の垂直磁気異方性エネルギー(Ku
)の値が高い負のバイアス電圧vbの印加によって誘導
されるというだけでなく、性質のよい膜の作製が可能と
いう利点も有している。一方、正のバイアス電圧V、領
域での垂直磁気異方性エネルギー(Ku)の増加はAr
ガス雰囲気中の微量の02やN2が柱状のTb酸(窒)
化物鋼を形成するための形状磁気異方性効果によるもの
と考えられる。この領域では垂直磁気異方性エネルギー
(Ku)が増加するため、若干磁化が上昇した場合でも
、書き込みビットの安定性は増大する。
第2図はアモルファスTb−Tb膜の飽和磁化(4πM
:、この材料の磁化は磁気構造が複雑であるため飽和し
ないので16にエルステッドにおける磁化を表示した。
:、この材料の磁化は磁気構造が複雑であるため飽和し
ないので16にエルステッドにおける磁化を表示した。
)の基板に印加するバイアス電圧依存性を示す図である
。ターゲットには、第1図と同様、Tb、6 F 8
74 合金を使用している。
。ターゲットには、第1図と同様、Tb、6 F 8
74 合金を使用している。
飽和磁化4πM:は負のバイアス電圧V、の増加に伴っ
て単調に増加するのみで、第1図の垂直磁気異方性エネ
ルギー(Ku)のような極小はみられない。飽和磁化4
πM、′は組成によって決まるのの増加がみられるが、
その後はほぼ一定となっている。このことはアモルファ
ス膜中のTb が少しだけ酸化または窒化していること
を示している。
て単調に増加するのみで、第1図の垂直磁気異方性エネ
ルギー(Ku)のような極小はみられない。飽和磁化4
πM、′は組成によって決まるのの増加がみられるが、
その後はほぼ一定となっている。このことはアモルファ
ス膜中のTb が少しだけ酸化または窒化していること
を示している。
なお、上記ではアモルファスTb −Fe [の例を示
したが、Dy−Fe膜、Gd −Fe 膜などでも垂直
磁化異方性エネルギー(Ku)の極小を示すV、の値が
異なるものの、全体の挙動は大体同じである。また、タ
ーゲット組成を変えても基本的にはこの挙動は変らない
。
したが、Dy−Fe膜、Gd −Fe 膜などでも垂直
磁化異方性エネルギー(Ku)の極小を示すV、の値が
異なるものの、全体の挙動は大体同じである。また、タ
ーゲット組成を変えても基本的にはこの挙動は変らない
。
上記のように、この発明は、R−Fe系アモルファス合
金膜の選択的再スパツタリング機構を詳細に研究した結
果見出されたものであり、従来は明らかにされていなか
ったものである。次にいくつかの実施例を示す。
金膜の選択的再スパツタリング機構を詳細に研究した結
果見出されたものであり、従来は明らかにされていなか
ったものである。次にいくつかの実施例を示す。
〔実施例1〕
Tbz4F6y4の組成をもつターゲットを用いて、ア
ルゴン圧PAr = 40 m Torr+電極間距離
d=35mmの条件での垂直磁化異方性エネルギー(K
u)のバイアス電圧vbの依存性は第1図に示すようで
あり、たとえば、V、=+30V、膜厚h=1.5μm
で、K u = 10.5 X 10’ erg/cc
+保持力He=3.5KO,、キュリ一温度T。=13
0℃の垂直磁化膜であった。
ルゴン圧PAr = 40 m Torr+電極間距離
d=35mmの条件での垂直磁化異方性エネルギー(K
u)のバイアス電圧vbの依存性は第1図に示すようで
あり、たとえば、V、=+30V、膜厚h=1.5μm
で、K u = 10.5 X 10’ erg/cc
+保持力He=3.5KO,、キュリ一温度T。=13
0℃の垂直磁化膜であった。
〔実施例2〕
D y2B Fe72合金ターゲツトを用いて、アルゴ
ン圧PAr=40mTorr+電極間距離d二35mm
+バイアス電圧V、ニー120vの条件で製作したアモ
ルファス膜は、垂直磁化異方性エネルギーは、Ku=
3 X 10’ erg/cc+保持力H,=IKO。
ン圧PAr=40mTorr+電極間距離d二35mm
+バイアス電圧V、ニー120vの条件で製作したアモ
ルファス膜は、垂直磁化異方性エネルギーは、Ku=
3 X 10’ erg/cc+保持力H,=IKO。
の垂直磁化膜であった。
〔実施例3〕
G dos D yls F e7゜なる組成のターゲ
ットを用いて、アルゴン圧PAr = 40 m To
rr + 電極間隔d=35mm+ バイアス電圧V
b =+ 10 Vの条件で製作したアモルファス膜は
、垂直磁化異方性エネルギーは、Ku== 4 X 1
0’ erg/cc+保持力H6中2KO,の垂直磁
化膜であった。
ットを用いて、アルゴン圧PAr = 40 m To
rr + 電極間隔d=35mm+ バイアス電圧V
b =+ 10 Vの条件で製作したアモルファス膜は
、垂直磁化異方性エネルギーは、Ku== 4 X 1
0’ erg/cc+保持力H6中2KO,の垂直磁
化膜であった。
以上説明したように、この発明に係る希土類金属と鉄を
主体としたアモルファス垂直磁化膜の製造方法は、垂直
磁気異方性を有する希土類金属と鉄を主体としたアモル
ファス垂直磁化膜をスパッタリング法で製作する際に、
基板側に正の1tL流電aυ 圧を印加するか、または−10()ホルト以下の負の直
流電圧を印加するようにしたので、希土類元素の選択的
酸化による垂直磁気異方性を増強させることができ、ま
たはアモルファス内部構造を変えて垂直磁気異方性を誘
起させることができるので、保持力が大きくかつ垂直磁
気異方性エネルギーの大きなアモルファス垂直磁化膜を
製造できるという極めて優れた効果を有する。
主体としたアモルファス垂直磁化膜の製造方法は、垂直
磁気異方性を有する希土類金属と鉄を主体としたアモル
ファス垂直磁化膜をスパッタリング法で製作する際に、
基板側に正の1tL流電aυ 圧を印加するか、または−10()ホルト以下の負の直
流電圧を印加するようにしたので、希土類元素の選択的
酸化による垂直磁気異方性を増強させることができ、ま
たはアモルファス内部構造を変えて垂直磁気異方性を誘
起させることができるので、保持力が大きくかつ垂直磁
気異方性エネルギーの大きなアモルファス垂直磁化膜を
製造できるという極めて優れた効果を有する。
第1図はこの発明の原理説明のためのアモルファスT
b −F e膜における垂直磁気異方性エネルギーの基
板印加バイアス電圧の依存性を示す図、第2図は同じく
アモルファスTb−Fe膜における飽和磁化(4πM、
、16KO6での磁化ンの基板印加バイアス電圧依存性
を示す図である。 図中、vbは基板バイアス電圧、PArはスパッタリン
グ圧力、I(uは垂直磁気異方性エネルギーである。 第1図 8040 0 −40 −80 −
120 −160−直流バイアス電圧Vb、(V) 第2図 帥40 0 −40 −80
−420 −160−直流バイ7ス1ゾE■、
(V)
b −F e膜における垂直磁気異方性エネルギーの基
板印加バイアス電圧の依存性を示す図、第2図は同じく
アモルファスTb−Fe膜における飽和磁化(4πM、
、16KO6での磁化ンの基板印加バイアス電圧依存性
を示す図である。 図中、vbは基板バイアス電圧、PArはスパッタリン
グ圧力、I(uは垂直磁気異方性エネルギーである。 第1図 8040 0 −40 −80 −
120 −160−直流バイアス電圧Vb、(V) 第2図 帥40 0 −40 −80
−420 −160−直流バイ7ス1ゾE■、
(V)
Claims (2)
- (1)垂直磁気異方性を有する希土類金属と鉄k・主体
とするアモルファス垂直磁化膜を基板上にスパッタリン
グ法で製造するに際し、前記基板側に正の@流電圧を印
加しておき、これにより前記希土類金属元素の酸化物ま
たは窒化物構造を生成させることにより垂直磁気異方性
を増強させることを特徴とする希土類金属と鉄を主体と
したアモルファス垂直磁化膜の製造方法。 - (2)垂直磁気異方性を有する希土類金属と鉄を主体と
するアモルファス垂直磁化膜な基板上にスパッタリング
法で製造するに際し、前記基板側に一100ボルト以下
の負の直流電圧を印加しておき、これによりアモルファ
ス内部構造を変えて垂直磁気異方性を誘起させることを
特徴とする希土類金属と鉄を主体としたアモルファス垂
直磁化膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19871882A JPS5988814A (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 希土類金属と鉄を主体としたアモルフアス垂直磁化膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19871882A JPS5988814A (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 希土類金属と鉄を主体としたアモルフアス垂直磁化膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5988814A true JPS5988814A (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=16395845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19871882A Pending JPS5988814A (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 希土類金属と鉄を主体としたアモルフアス垂直磁化膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5988814A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61139637A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-26 | Hitachi Metals Ltd | スパツタ用タ−ゲツトとその製造方法 |
JPS6233760A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-13 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 非晶質磁性合金薄膜の製造方法 |
-
1982
- 1982-11-12 JP JP19871882A patent/JPS5988814A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61139637A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-26 | Hitachi Metals Ltd | スパツタ用タ−ゲツトとその製造方法 |
JPS6233760A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-13 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 非晶質磁性合金薄膜の製造方法 |
JPH0586472B2 (ja) * | 1985-08-06 | 1993-12-13 | Japan Broadcasting Corp |
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