JPS598740Y2 - 定濃度ガス発生、供給装置 - Google Patents

定濃度ガス発生、供給装置

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Publication number
JPS598740Y2
JPS598740Y2 JP15156979U JP15156979U JPS598740Y2 JP S598740 Y2 JPS598740 Y2 JP S598740Y2 JP 15156979 U JP15156979 U JP 15156979U JP 15156979 U JP15156979 U JP 15156979U JP S598740 Y2 JPS598740 Y2 JP S598740Y2
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JP
Japan
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constant concentration
gas
supply pipe
vaporizer
constant
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Expired
Application number
JP15156979U
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English (en)
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JPS5669932U (ja
Inventor
満 新関
Original Assignee
紫田科学器械工業株式会社
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Publication date
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一定した濃度のガスを安定して供給するため
のガス発生および供給装置に関するもので、恒温槽内に
設置された気化器内に、被検ガスの液体試料が所定流速
で供給される定量ポンプのような液体試料定量供給機付
きの噴霧器の噴出口が開口され、この気化器には稀釈空
気供給管と、定濃度供給管が連設されたことを特徴とす
る。
物理化学あるいは生物化学等の実験においては、一定濃
度のガスに被実験体を曝露させ、長時間に亙ってその物
性的変化や生体代謝等を調べることがある。
このように、一定濃度のガスを連続して大量に供給する
場合、一般にはあらかじめ必要濃度に稀釈したガスを必
要量だけ容器に貯えてから一定量づつ供給する方法と、
必要に応じて一定濃度のガスと稀釈空気とを混合気流と
して一定量づつ供給する方法とがある。
前者の場合、比較的簡単な装置や手順でガスを作製し供
給できるが、容器へのガスの吸着や、ガスの経時変化等
があって安定した一定濃度でのガスの供給が困難であり
、かつ大容量のガスが必要な場合には容器がかさばるな
どの問題がある。
後者の場合、定常状態では容器へのガスの吸着や吸収な
どによる濃度損失のおそれはないが、装置や操作が複雑
である場合が多い。
本考案は、このような問題を除去し、簡単な装置で、容
易に一定濃度のガスを安定して供給しようとするもので
ある。
別紙図面について本考案に係る定濃度ガス発生、供給装
置の実施例を説明すると、1は下端が閉塞されたT字状
の気化器で、その垂直部内の管壁に沿って送液毛細管2
のノズル2aが設置される。
気化器1の水平部の一側には稀釈空気供給管3が連設さ
れ、他側には定濃度供給管4が連設される。
気化器1の垂直部は恒温槽5内に設置され、恒温槽5内
には、気化器1が一定温度に維持されるための温度制御
装置(図示せず)付熱源6と液体7が設置され、注入さ
れる。
恒温槽5内は、被検ガスの液体試料が気化する温度、あ
るいは気化温度よりやや高温に設定されることが好まし
い。
送液毛細管2は定量ポンプ8を介して液体試料9が充た
された容器10内に連設される。
このように構威された装置により一定濃度のガスを発生
させるには、恒温槽5内の温度を液体試料9の気化温度
もしくはそれよりやや高温に設定し、定量ポンプ8を作
動させて液体試料9を一定速度で送液すると、気化器1
内へノズル2aから液体試料9が噴霧され、これが気化
されて常に安定した一定濃度のガスが連続して発生する
この発生したガスの濃度は定量ポンプ8からの送液量、
恒温槽5内の温度および液体の蒸気圧から算出できるか
ら、要求される所望濃度のガスを供給するには、あらか
じめ発生したガスの稀釈倍率を計算してこれに対応する
稀釈空気を稀釈空気供給管3からコンプレッサー等によ
り一定流量で供給すれば、気化器1内で発生されたガス
は、要求される所望濃度に稀釈されたガスとして定濃度
供給管4から連続供給される。
このように、本考案に係る装置によれば、気化器内で一
定濃度のガスが常に安定して発生するから、これに一定
流量の稀釈空気を供給することにより定常的に一定濃度
の被検ガスが供給できると共に、装置および操作も簡潔
にでき、どのような場所においても容易に一定濃度の被
検ガスが連続して供給できる。
また、実施例のように構威した装置を用いれば、一層装
置の簡素化と小型化に役立つ効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図示するものは本考案に係る装置の実施例で、第1図は
要部の一部断面図、第2図は全体の説明図である。 1・・・・・・気化器、2・・・・・・送液毛細管、2
a・・・・・・ノズル、3・・・・・・稀釈空気供給管
、4・・・・・・定濃度供給管、5・・・・・・恒温槽
、8・・・・・・定量ポンプ、9・・・・・・液体試料

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)恒温槽内に設置された気化器内に、被検ガスの液
    体試料が所定流速で供給される定量ポンプのような液体
    試料定量供給機付きの噴霧器の噴出口が開口され、この
    気化器には稀釈空気供給管と、定濃度供給管が連設され
    たことを特徴とする定濃度ガス発生、供給装置。
  2. (2)気化器がT字状であり、その垂直部下端が閉塞さ
    れて恒温槽内に設置され、該垂直部内に噴霧器の噴出口
    が開口されると共に、水平部の一側には稀釈空気供給管
    が、他側には定濃度ガス供給管が連設された実用新案登
    録請求の範囲(1)記載の定濃度ガス発生、供給装置。
JP15156979U 1979-11-02 1979-11-02 定濃度ガス発生、供給装置 Expired JPS598740Y2 (ja)

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JPS5669932U JPS5669932U (ja) 1981-06-09
JPS598740Y2 true JPS598740Y2 (ja) 1984-03-19

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