JPS5986003A - 像伝送用合成樹脂体の製造法 - Google Patents

像伝送用合成樹脂体の製造法

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JPS5986003A
JPS5986003A JP57196590A JP19659082A JPS5986003A JP S5986003 A JPS5986003 A JP S5986003A JP 57196590 A JP57196590 A JP 57196590A JP 19659082 A JP19659082 A JP 19659082A JP S5986003 A JPS5986003 A JP S5986003A
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純 中内
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/04Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres
    • G02B6/06Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres the relative position of the fibres being the same at both ends, e.g. for transporting images

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された像伝送用合成樹脂体の製造法に関
する。
像伝送体としてはすでに特公昭47−816号において
屈折率を中心軸より表面に向って次第に減少せしめたカ
ラス繊維体が提案されている。しかしながら、かかるガ
ラス製の像伝送体は生産性が低く、高価なものとなυ、
かつ屈曲性も乏しいという問題点を有している。
このようなガラス製像伝送体に対し、生産性に富み、か
つ優れた屈曲性を有する合成樹脂製の像伝送体を製造す
る方式が、提案されている。
これらの合成樹脂製像伝送体を大別すると、(1)イオ
ン架橋重合体よりなる合成樹脂体の中心軸よシその表面
に向って金属イオンを連続的に濃度変化をもたせるよう
にしたもの(%公昭47−26913号) 、(2)屈
折率の異なる二種以上の透明な重合体の混合物より製造
された合成樹脂体を特定の溶剤で処理し、前記合成樹脂
体の構成成分の少なくとも一つを部分的に溶解除去する
ことによって製造されるもの(%公昭47−28059
号)、(3)2種の屈折率の異なるモノマーを、重合方
式を工夫して、表面から内部にわたυ連続的に屈折率分
布ができるようにして作成したもの(特公昭54−50
301号)、(4)架橋重合体の表面より、重合体より
屈折率の低いモノマーを拡散させて表面より内部にわた
υ、該モノマーの含有率が連続的に変化するよう配置せ
しめた後、重合して屈折率分布をもたせたもの(特公昭
52−5857号)、および(5)反応性を有する重合
体の表面より重合体よシも低い屈折率を有する低分子化
合物を拡散、反応させて表面よシ内部にわた多連続的に
屈折率分布をもたせるようにしたもの(特公昭57−2
9682号)等である。これらのうち(1)〜(4)の
方式は、高い解像性を有する像伝送体の製造が困難であ
ったり、解像性を高めるための製造条件の選定が極めて
難しかったり、たまたま解像性の高い条件を見い出した
としても必ずしも再現法が得られない等、工業化技術と
してはそれぞれ問題点を有する製造方式である。これら
(1)〜(4)の方式に比べ、(5)の方式は、屈折率
分布の形成条件の選定幅が広く、かつ比較的再現性の長
いものが得られるという利点を有している。
しかしながら、この発明に記載されている製造条件、す
なわち反応性重合体を直接、重合体よシも屈折率の低い
反応物中、あるいは該反応物の希釈溶液中に浸漬する方
式は、重合体中への低分子物の拡散挙動が、像伝送を行
なうのに適する屈折率分布の形成条件と一致しない場合
が多く、これを解決するだめの方法として記載されてい
るような最適屈折率分布の条件設定のため、処理溶液の
温度や濃度を時間と共に変化させる方法は条件の選定が
極めて困難である。このような屈折率分布形成上の問題
点を解決するため本発明者等は鋭意検討を重ねてきたが
、以下に示すような方法を適用することにより比較的容
易に目的とする屈折率分布を有する重合体が得られるこ
とを見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨とするところは、エポキシ基を
含有する円柱状の透明重合体を(1)式を満足させる膨
潤性液体中に浸漬して所定の体積まで膨潤させた後、エ
ポキシ基と反応性を有し、且つ反応して該重合体よシも
低い屈折率を有する重合体を生成する低分子化合物を含
む希釈液中に浸漬して、(2)式で示す範囲に膨潤度を
保つような条件で該低分子化合物を重合体内部に拡散、
反応せしめ、次いで乾燥することを特徴とする像伝送用
合成樹脂体の製造法にある。
■ 1.1≦□≦乙0(1) ■O V′ 0.8≦□≦1.2      (2)■ 〔式中、V、  は膨潤性液体中に浸漬前の重合体の体
積、■は該液体中に重合体内の液体の富有量がほぼ一定
になるまで浸漬、膨潤させた時の重合体の体積、V′は
エポキシ基と反応性を有し、且つ反応して該重合体よシ
も低い屈折率を有する重合体を生成する低分子化合物を
含む希釈液中に浸漬し、一定の温度で所定の時間放置し
た後の重合体の体積を示す。〕 ここでいう重合体内の液体の含有量がほぼ一定になる重
合体の体積(V)とは、浸漬後の円板内の変動幅内にあ
り、且つ目視したときの膨潤した重合体中には液体の拡
散に伴う境界面が存在せず、−見平衡膨潤になるような
状態における体積をさしている。
このように、低分子化合物を反応させる前に重合体をあ
らかじめ膨潤させておくことによシ、像伝送に必要な屈
折率の分布の形成が容易に行なえるようになったわけで
ある。膨潤度は、次の工程で反応させる低分子化合物の
種類、特に分子サイズと密接な関係を有しており、分子
サイズの大きい分子はど拡散、反応前の重合体の膨潤度
は、大きくする必要がある。
もし、エポキシ基を含有する円柱状の透明重合体を膨潤
性液体中に浸漬したときの膨潤度■ (−)の値が1.1よシも小さい場合は、次の工O 程でエポキシ基と反応性を有し、且つ該重合体よυも低
い屈折率を有する低分子化合物を含む希釈溶液中に浸漬
したとき、重合体中への低分子化合物の拡散速度が小さ
くなシすぎて、生産性が著しく低下するばかシでなく、
重合体表層での反応が、優先的に生じ、像伝送に必要な
表面から中、心に向って連続的に変化する屈折率分布を
形成することが困難となる。
一方、エポキシ基を含有する円柱状の透明重合体を液体
中に浸漬したときの膨潤度(−)のO 値が、五〇よシも大きい場合は、膨潤度が大きくなりす
ぎるため、屈折率分布形成後、重合体を乾燥させる際、
自重による延伸斑が生じたり、収縮による表面の皺が発
生したシ、また、条件によっては、重合体が白化したり
O・び割れしたシする。従って、重合体を液体中に浸漬
して膨潤させる場合、膨潤度は(1)式を満足する範囲
となるよう設定する必要がある。
また、(1)式を満足する範囲で膨潤させたエポキシ基
を含有する円柱状の透明重合体をエポキシ基と反応性を
有し、且つ反応して該重合体よυも低い屈折率を有する
重合体を生成する低分子化合物を含む希釈液中に浸漬し
、低分子化合1.2よシも大きくなるか、凍たは(18
よシも小さくなる場合、すなわち、低分子化合物がエポ
キシ基と反応するに従い、再度膨潤したυ、収縮したシ
すると、たとえば、アプライドオプティックス(App
lied 0ptics )  ’+ 9巻1099頁
(1980年)に記載されているようなロンド状レンズ
の理論屈折率分布式からの屈折氷分布のずれが大きくな
シ、鮮明な像伝送を得ることが困難となる。従って(1
)式を満足する範囲で膨潤させた重合体中に、エポキシ
基と反応性を有し、且つ反応して該重合体よりも低い屈
折率を有する重合体を生成する化合物を拡散、反応させ
る際には、重合体の膨潤度が、(2ン式を満足する範囲
となるように反応条件を設定する必要がある。
本発明に使用されるエポキシ基を含有する透明重合体の
具体例としては、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、β−メチルグリシジルアクリレート、
β−メチルグリシジルメタクリレートのうちの少なくと
も一種の単量体と他の単量体、例えばメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート
、シクロへキシルメタクリレート、ペンジルメタクリレ
ート、フェニルメタクリレート、スチレン、α−メチル
スチレン、トリフルオロエチルメタクリレート、ヘキサ
フルオロイソプロピルメタクリレート、ペンタフルオロ
プロピルメタクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート等との共重合体、
もしくはグリシジルメタクリレート、β−メチルグリシ
ジルメタクリレートの単独重合体がめげられる。これら
の中でβ−メチルメタクリレートを主成分とする重合体
は、比較的エポキシ基の熱安定性が良いこと、高い透明
性を有すること、および比較的二欠転、脇息が高い(約
75℃)ことから最も好ましいものである。
重合体中に含まれるエポキシ基の量は、特に制限はない
が重合体表面と中心との間の屈折率差と関連するもので
、読みとる像の視野の大きさに関係する。エポキシ基含
有単量体の重合体中に含まれる割合が単量体モルチで1
0モルチ未満だと、伝送光量も低く、且つ視野の小さな
ものしか得られ彦い。従って、実用的見地からすれば、
エポキシ基き有半量体は重合体中に10モル係以上言ま
れるようにするのが好ましい。
本発明に使用さ扛るエポキシ基を含有する円柱状透明重
合体の製造は塊状重合方式によって行なわれる。円柱状
に賦形する方法としては、管内径が、できるだけ均一で
、真円度を保持した円筒型の容器中に単量体、もしくは
一部重合した部分重合物と重合開始剤との混合物を投入
し、熱または光により重合する方式や、二枚の強化ガラ
ス板を用いた鋳込み重合法で製造した樹脂板を切断し、
円柱型に機械加工する方式が例としてあげられる。円筒
容器としては剥離性を良くしたガラス管、ポリプロピレ
ン製またはポリエチレン製円筒管、ポリテトラフルオロ
エチレン製円筒管等が好適なものとしてあげられする。
円筒管の内径は0.5〜10m+程度のものが本発明に
使用する円柱状透明重合体には適している。重合開始剤
としては通常用いら−れる熱重合開始剤、たとえば、ア
ゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド
、ラウリルパーオキサイド等や光重合開始剤、たとえば
、ベンゾインアルキルエーテル等があげられる。これら
の重合開始剤は2種以上併用して用きてもよい。また、
円柱状透明重合体を製造する際、重合体中に発生する気
泡をできるだけ少なくする方法としては、部分重合物を
用い、加圧下で重合温度を時間と共に変化させて行なう
方法があげられるが、使用する円筒管の種類、大きさに
より重合条件は適宜選択決定する必要がある。
本発明に使用されるエポキシ基含有重合体の膨潤に使用
される液体の具体例としては、メタノール、エタノール
、フロパノール、エチレングリコール、およびこれらの
アルコールあるいは、酢酸メチル、酢酸エチル、メチル
エチルケトン、メテラール、アニソール、エチレングリ
コールジメトキサイド等とエチルエーテル、プロピルエ
ーテル、ブチルエーテル等との混合溶剤があげられるが
、これらに限定されるものではない。メタクリル酸エス
テル誘導体を主成分とする重合体の場合は、特に好まし
い溶剤としてメタノールお、よびエタノールをあげるこ
とができる。
本発明に使用されるエポキシ基と反応性を有し、かつ重
合体よりも低い屈折率を有する低分子化合物の具体例と
しては、下記の一般式[1]〜CIV)で示されるフッ
素化カルボン酸、一般式〔■〕〜〔■]で示されるフッ
素化無水カルボン酸、および一般式CIXI〜CXII
I  で示されるフッ素化アルコール等があげられる。
CnF2n+ 1000H[I 1.:]0nF2n+
1(J(2000H〔lf:]u(OF20F2)mO
OOH[Il]H(0F20F2)tOH2CooH[
IV]CnF2n+1CH20H〔■〕 H(CF20F2)n1CH20H〔X〕HI OF2
0F2)zOH20H20H[Xl、:ICk72に+
40H2CH20H[XID(一般式El]〜〔X■]
 においてnは1〜乙の整数、mは1〜3の整数、tは
1〜2の整数、kは1〜5の整数を示す。) これら一般式〔l]〜CXII]  で示される化合物
と、エポキシ基を含有する円柱状の透明重合体との反応
は、(2)式を満足する膨潤状態で行なわれる。このと
き重合体に充分な像伝送性能を付与するためには、エポ
キシ基と反応性を有し、且つ反応して該重合体よりも低
い屈折率を有する重合体を生成する低分子化合物を重合
体表面から内面に向って連続的な従度勾配をもって配置
せしめる必要がある。このためには(2)式を満足する
よう、低分子化合物を適度の濃度に希釈溶媒にて希釈し
たシ、溶液温度を選定したシする必要がある。また、低
分子化合物の分子サイズや反応性は、エポキシ基を含有
する透明性重合体の膨潤度と関連性があり、選定にあた
っては特に透明性重合体の膨潤度を考慮する必要がある
もし、一般式[1]〜[XI[j  で示した整数n。
m、L、にの値がそれぞれ6,3,2.5を上回ると分
子サイズが大きくなりすぎるため、膨潤した重合体内で
、像伝送に必要な連続的な濃度勾配をもたらした配置を
もたすことが著しく困難となる。従ってn、m、l、に
の値は6゜3.2.5以下であるものが好ましい。また
、エポキシ基と反応性を有し、かつ反応して該重合体よ
シも低い屈折率を有する重合体を生成する低分子化合物
が、一般式[IX]〜(Xll]で示されるフッ素化ア
ルコールの場合は、反応促進のため、たとえば、゛クレ
イトン・エイ・メイ、タナ力・ヨシオ編[エポキシ樹脂
・化学と技術」第3章(デツカ−社刊)(1973年)
(”EPOXY  RES工NIJ″  Chemis
try  and  Technologyedite
cl by 01ayton A、 May and 
Yoshio Tanaka。
DF!KKF!R工tie、)  に記載されているよ
うな金属アルコキシドや第三級アミンのような塩基性触
媒、あるいは硫酸、三フッ化ホウ素エチルエーテル鉛化
合物、三フッ化ホウ素メタノール錯化合物、カルボン酸
等のは触媒を併用して反応を行なわせる方法か好ましい
一般式日〕〜[XII l]で示される化合物と重合体
とを反応させる際、(2)式を満足するために用いられ
る希釈剤の具体例としては、メチルアルコール、エチル
アルコール、フロビルアルコール、メチルアルコール、
エチレンクリコール、アニソール及びこれらとエチルエ
ーテル、プロピルエーテル、ブチルエーテル等との混合
物等が好ましい例としてあげられるが、これらに限定さ
れるものではない。
エポキシ基と反応性を有する低分子化合物を円柱状重合
体の表面より中心に向って連続的な濃度勾配をもって配
置せしめた後、重合体を反応槽から取シ出して乾燥させ
る際には、反応液の希釈剤の沸点プラス10℃をこえな
い条件で、予備乾燥した後、次いで120〜150℃の
範囲の温度で希釈剤が重合体中にほとんど残留しなくな
るまで乾燥させる二段乾燥を行なう方法が好ましい。そ
の理由は高温での急激な加熱によ多重合体中に気泡が発
生することがあるからである。
このようにして製造された像伝送用合成樹脂体は種々の
長さに切断し、切断面を研磨して使用される。
本発明による像伝送用合成樹脂体は、すぐれた像伝送性
を有するので、複写機用レンズアレイ、光フアイバー結
合素子、光分波器、およびラインセンサー等に利用され
るロンドレンズや、G、工、型光学繊維等幅広い用途が
期待されるものである。
以下、実施例によシ本発明をさらに詳細に説明する。
なお、透明重合体の製造および膨潤度像伝送性能の評価
は次のようにして行なった。
(1)エポキシ基を含む円柱状透明重合体の作成内径3
咽、厚さ1順、長さ30αのポリテトラフルオロエチレ
ン製チューブの中に第1表に示すような仕込み組成の重
合原液を注入し、第1段の重合を70℃の恒温水槽中で
、第2段の重合を100℃の空気加熱炉中で第1表に示
した条件で行ない、円柱状の透明重合体a % dを得
た。
第1表 (2)円柱状透明重合体の膨潤度の評価膨潤度は、−組
の向い合ったガラス面が互いに平行な截[磨カラ2から
なるガラス製容器中に円柱状重合体を浸漬し、研磨ガラ
ス面に垂直な方向からカセトメーターを用いて膨潤前重
合体のりを径(ro)、長さくto)および膨潤後の重
合体の外径(r)、長さくt)を測定することにより、
次式より算出した。
■oro2toV:I後 ギ うにし1枳1定した。
V’    r124     V’ : エポキシ基
と反応性を有し、V    r2t       且つ
重合体よりも低い屈折率を有する低分子化合物を 含む希釈液中に浸漬し、一 定時間放置した後の重合体 の体積 rl: 上記希釈液中に浸漬したと きの重合体の外径 tl: 上記希釈液中に浸漬したと きの重合体の長さ く3)像伝送性能の評1曲 ■評価装置 像伝送性能の評価は第1図に示すような評価装置を用い
て行なった。(1)は光学ベンチ、(2)は光源用タン
グステンランプ、(3) ij集光用レンズ、(4)は
絞D、(5)はフォトマスク用クロムメッキガラスのり
dム被膜をQ、1mの正方形格子模様に精密加工したカ
ラス板、(6)は試料台、(7)はすりカラスのスクリ
ーン、(8)はスクリーン観察用スケール入υ拡大鏡、
(9)は評価用試料である。
■試料の調整 試作した円柱状像伝送体中を通過するHe−Nθ レー
ザー光線のうねりから判定した光線の周期(λ)のほぼ
%の長さく7)となるよう切断し、研磨機を用いて試料
の両端面が長軸に垂直な平行平面となるよう研磨し、評
価試料とした。レーザー光線の周期のよくわがらないも
のについては、15熊から5箆間隔で50箇までの長さ
の研磨試料を作成して結像性を調べた。
一■評価方法 第1図に示したように、光学ベンチ(1)の試料台(6
)の上に試作した試料をセットし、絞り(4)を調節し
て、光源(1)からの光が集光用レンズ(3)、絞り(
4)、加工したガラス板(5)を通り、試料の端面全面
に入射するようにした後、試料(9)およびスクリーン
(7)の位置をスクリーン(7)上に写し出された正方
形格子模様の中心にピントがあうよう調整した後、格子
のゆがみをスクリーン(7)の後方にセットしたスケー
ル入シの拡大鏡(8)で読みとった。し゛ンズの性能判
定は拡大鏡の横軸のスケール直線と、格子の横線がほぼ
平行になるようにした後、画像の中心で重ね合せ、第2
図に示すように中心から左右7番目の格子間の距離(t
l)と14番目の格子間の距離(t2)とを測定し、下
記に示す式からレンズ歪率(K)を求めることによシ行
った。
Kの値が5%未満のものをA、5%以上のものをB、結
像しないものをCとして性能の判定を行なった。
実施例1、 円柱状透明重合体aを60℃のメタノール中に、5時間
、6時間および7時間浸漬して膨潤度をそれぞれ測定し
たところ1.35.1.35および1.355でほぼ一
定していた。7時間浸漬した試料をただちにメタノール
50重量部、エチルエーテル50重量部、ヘプタフルオ
ロ酪酸1重量部からなる30℃の溶液中に移し、20時
間浸漬した。浸漬中のaの膨潤度を浸漬直後、10時間
後、および20時間後に測定したところ、それぞれ0.
95.1.00および1.02であった。浸漬後試料を
容器から取カ出し、70℃で24時間減圧乾燥し、さら
に120℃で24時間減圧乾燥した後、乾燥器より取シ
出し、レンズ性能の評価を行なった。この試料のレンズ
性能はAであった。
実施例2 円柱状の透明重合体すを55℃のメタノール中に、6時
間、7時間および8時間浸漬して膨潤度を測定したとこ
ろそれぞれ1.33.1.535および1.34でほぼ
一定していた。、8時間浸漬した試料を直ちにメタノー
ル90重量部、トリフルオロ酢酸10重量部からなる3
0℃の溶液中に移し、2.5時間浸漬した。浸漬中すの
膨潤度を浸漬直後、1時間後および2.4時間後に測定
したところそれぞれ0.9日、1.00および1.01
であった。浸漬後試料を容器から取り出し7.70℃で
24時間減圧乾燥し、さらに120℃で24時間減圧乾
燥した後、乾燥器よシ取り出し、レンズ性能の評価を行
なった。この試料ルンス性能はAであった。
実施例6 円柱状の透明重合5体dを55℃のメタノール中に5時
間、6時間および7時間浸漬して膨潤度をそれぞれ測定
したところ、1.37.1.57および1.575でほ
ぼ一定していた。7時間浸漬した試料を直ちにメタノー
ル90重量部、トリフルオロ酢酸10重量部からなる3
0℃の溶液中に移し、2.25時間浸漬した。浸漬中d
の膨潤度を浸漬直後、1時間後および2.25時間後に
それぞ扛測定したところ1.00.1.03および1.
05であった。浸漬後試料を容器から取シ出し、70℃
で24時間減圧乾燥し、さらに120℃で24時間減圧
乾燥した後、乾燥器より取シ出し、レンズ性能の評価を
行なった。レンズ性能はAであった。
実施例4 円柱状の透明重合体aと70℃のエチルアルコール中に
5時間、6時間及び7時間浸漬して膨潤度をそれぞ扛測
定したところ、145.1.46及び1.47でほぼ一
定していた。7時間浸漬した試料を直ちにエタノール9
9重量部、ヘプタフルオロ酪酸1重量部からなる40℃
の溶液中に移し、19時間浸漬した。浸漬中aの膨潤度
を浸漬直後、10時間後、および19時間後に測定した
ところ、それぞれ0.951.1.00お・よび1.0
5であった。浸漬後容器から試料を取り出し、80℃で
24時間減圧乾燥し、さらに120℃で24時間減圧乾
燥した後、乾燥器よシ取り出し、レンズ性能の評価を行
なった。レンズ性能はAであった。
実施例5〜?、比較例1〜5 第1の工程の膨潤条件、および第2の工程の屈折率低下
用低分子化合物の反応条件が異なるほかは実施例1と全
く同様の条件で、像伝送用合成樹脂体を作成し、レンズ
性能の評価を行なった。それぞれの条件およびレンズ性
能の評価結果を第2表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によシ得られる合成樹脂体の像伝送性能
の評価装置の配置の説明図、第2図は拡大鏡によるレン
ズ歪率を求めるための説明図である。 図において (2)は光源、(3)は集光用レンズ、(5)はフォト
マスク用クロムメッキガラスのクロム被膜を0.1椙の
正方形格子模様に精密加工したガラス板、(7)はスク
リーン、(8)は拡大鏡、(9)は評価用試料、αOは
拡大鏡視野面を示す。 肌2 図 fn 手続補正書印釦 昭和58年冑月13日 特許庁長官   若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第196590号 2、発明の名称 像伝送用合成樹脂体の製造法 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長  金 澤 脩 三 4、代理人   〒104東京都中央区京橋二丁目3番
19号6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 1、第4頁第4行の「再現法」を「再現性」に補正する
。 2、第4頁第8行の「長いもの」を「良いもの」に補正
する。 3、第8頁$15行の「像伝送」を「伝送像」に補正す
る。 4、第10頁第1行の「β−メチルメタクリレート」を
「β−メチルグリシジルメタクリレ−ト」に補正する。 5、第11頁第16行の「用きても」をr用いてもAに
補正する。 6、第21頁第7行の「するようにした後」を1するよ
うにし、」に補正する。 手続補正書 昭和58年11.130日 特許庁長官   若 杉 和 夫 殿 1、・1¥件の表示 昭和57年特許願第196590号 2、発明の名称 像伝送用合成樹脂体の製造法 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)三菱レイヨン株式会社 取締役社長  河 崎 晃 夫 5、補正命令の日付 自発補正 明細書中下記の点を補正いたします。 1、第26頁第2表の実施例7における反応液組成(7
)rEt20JをIIPEJニ補正する。 2、第26頁第2表の比較例4の備考欄2行目の1判う
」を「伴うJに補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エポキシ基を含有する円柱状の透明重合体を(1)式を
    満足させる膨潤性液体中に浸漬して所定の体積まで膨潤
    させた後、エポキシ基と反応性を有し、且つ反応して該
    重合体よシも低い屈折率を有する重合体を生成する低分
    子化合物をきむ希釈液中に浸漬して、(2)式で示す範
    囲に膨潤度を保つような条件で該低分子化合物を重合体
    内部に拡散、反応せしめ、次いで乾燥することを特徴と
    する像伝送用合成樹脂体の製造法。 1.1≦□≦& 0      (1)O V′ 08≦□≦1.2      (2) ■ 〔式中、vo  は膨潤性液体中に浸漬前の重合体の体
    積、■は該液体中に重合体内の液体の富有量がほぼ一定
    になるまで浸漬、膨潤させた時の重合体の体積、V′は
    エポキシ基と反応性を有し、且つ反応して該重合体よシ
    も低い屈折率を有する重合体を生成する低分子化合物を
    含む希釈液中に浸漬し、一定の温度で所定の時間放置し
    た後の重合体の体積を示す。〕
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