JPS5985134A - 受信機の高周波同調回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラジオ受信機などに使用する高周波増幅器、
及び、混合器で発生する相互変調妨害、混変調妨害を抑
圧する高周波同調回路に関する。

従来例の構成とその問題点 周知の通り、相互変調妨害は、異る２つ以」二の信号波
が、受信銭に入力された場合、能動素子（例えば、高周
波増幅器）の非面線性により、新たな希望波を発生する
ことに起因する現象である。

能動素子の伝達特イツＩ］ば、Ｉ　＝　ａ　Ｏ＋　ａ　
］　Ｘ　＋　ａ　２　Ｘ　２＋ａ３Ｘ”＋・・・・・・
のべき級数で表示されるが、ｅｌ＝、ＡＣＯ８ωＡｔ　
、　Ｃ２＝ＢｃＯ８ｏ）ｕｔの２つの信号を加えたとき
に（は、ｅｌ及びＣ２の周波数の差の間隔をおいて、多
くの周波数の信号を発生する。このうち（旧ｑ変調妨害
で、問題となるのは、第３次の項で発生ずる第３次相互
変調で、その値は、３／４２３　Ａ２×１３ＣＯ８（２
’ωＡ　ｏｒ　Ｂ　）、または、３／　／Ｉａ　３ＡＩ
３”Ｃ０８（２ωＢ−ωＡ）である。このことは、ｃｌ
及びＣ２の両信号のゲインを１ｄ１３増加すれば、相互
変調妨害出力は、３（ＩＢ増加することを示す。逆に妨
害信号入カレ６ルを、例えは約３　ｄ　Ｅｉ下ければ、
相互変調１坊害出力は］、　０　（１１３減少する。

以−」−の説明から、相互変調妨害を抑圧するためにＩ
（ｉ、非直線性の少い、低雑音能動素子の［吏用、ある
いは、能動素子の入力側に高選択度の同調回路を配置し
、希望受信周波数以外の周波数のレベルを十分下げるこ
とが望ましい。しかし々から、高周波増幅器の直線性を
大人力の信号に対して十分な値とすることは、実際」二
不可能であり、また、混合器についても、非直線性（第
２次項）を利用して目的を達成しているため、直線性の
良い、混合器を用いれ（げ、本来の目的である、周波数
変換利得をなくしてし捷う欠点を生ずる。

一方、高周波同調回路の選択特性についても、同調回路
のＱに限界があり、高選択度とすれば、損失が増加する
。このように相互変調妨害の抑圧と感度とは、相反の関
係にある。また以上の考察は、混変調妨害の抑圧につい
ても同様に考えることができるが、この説明は、ここで
は省略する。

さて、前述の矛盾を無くするため、従来、一部のＦＭ受
信機では、第１図に示すように、高選択度の高周波増幅
回路（２）と、高感度が得られる高周波増幅回路（３）
の２系統の高周波増幅回路を設け、相互変換妨害、及び
混変調妨害が生じている時のみ、選択スイッチ（４）で
高選択度側に切換えるようにしていた。

しかしながら、このような受信機において一１２系統の
高周波増幅回路を必要とすることがら、回路構成が複雑
化し、高価となり、しかも局部発振器とのトラッキング
調整個所も多くなるという欠点があった。

発明の目的 本発明は単同調回路では高感度が得られ、複数かつ近接
妨害波が入力されるときは、相互変換妨害と混変調妨害
の排除特性を向」ニジ、構成が簡単でコストダウンでき
るようにするにある。

発明の構成 本発明（グ、高周波コイルと、可変容触本子により構成
された第１、及び第２の同調回路を誘導結合するＪこう
配設し、前記、第１及び第２の同調回路のそれぞれの入
力と、高周波信号入カＱｉｉ１ｉ子間に、直列に接続さ
れた第１、第２のスイッチと、前記加えるように構成し
、前記第２のスイッチがオフで、前記第１、第３のスイ
ッチがオン時においては、前記第］の同調回路のみの単
同調回路として機能し、ＡＦＪ記第１及び第３のスイッ
チがオフで、前記第２のスイッチがオン時においては、
前記第１、及び第２の同調回路は、誘導Ｍ型腹同調回路
として機能することを特徴とする。

実施例の説明 第２図に本発明の受信機の高周波同調回路の一実施例の
回路図を示す。

図において第１図と同一符号は同一部品、同一部分を示
す。

図において、（７）は第１の高周波同調回路、（８）は
第１の高周波コイル、（９）（寸第１の同調用可変８風
素子、（１０）は第２の高周波同調回路、（１１）は第
２の高周波コイル、（１２）は第２の同調川幅変容量、
（１３）、（１４）、（１５）はスイッチ、を示す。

本発明の詳細な説明する。

図において、アンテナ（１）により受信した信号は、ス
イッチ（１３）を通して、第１の高周波コイル（８）と
、第１の同調用可変８財素子（９）より成る　第１の高
周波同調回路（７）・大人力されるとともに、スイッチ
（１４）を通して、第２の高周波コイル的）と、第２の
同、８用可変容帽゛素子（１２）より成る第２の高周波
同１間回路（１０）へ入力される。ただし、２つの高周
波コイル（８）、（１１）へ同時に信号が入力されると
七はない。さらに、２つの高周波コイル（８）、旧）は
、誘導へ１結きされており、その結合指数１＜は、例え
ば、０５〜０．８程度の疎結合となるように設定される
。換言すれば、これら２つの高周波同調回路は、誘導Ｍ
型複同調回路を形成している。′＝１−た、スイッチ（
Ｉ５）は、同調回路６ｏ）の外部への影響を打ち消すた
めに投ける。

本発明の詳細な説明する。

受信機が、希望信号のみを受信している場合、スイッチ
（１４）はオフ、スイッチ（１３）、（ｔ５Ｈ１３オン
状態とし、従ってアンテナ（１）により受信した信号は
、高周波同、凋回路＋１０）へ１弓、入力されず、高周
波同調回路（７）のみに入力される。このとき、スイッ
チ０５）　ｉ−Ｊ：オン状伸であるので、高周波コイル
（１１）は、周囲へ悪影響を及ぼさない。従って受信さ
れた高周波信号は、高川波同調回路（７］　（Ｃより単
同調回路か形成され、ｙｉｉ１１子（６）を通して、例
えば次段の高周波増幅回路へ出力される。

一方、希望受信信号の他に、複数の妨害信号に起因して
発生する相互変調妨害、あるいは混変調妨害受信時にお
いては、スイッチ（１４）をオンし、がっ、スイッチ（
１３）、（１５）をオフする。従ってアンテナ（１）に
より受信した信号は、高周波同調回路（１０）、！ｉ、
高周波同調回路（７）とで構成される誘導Ｍ結合複同調
回路により、妨害信号は十分抑圧され、希望受信信号は
、端子（６）によって次段へ出力される。この場合、受
信信号は、複同調されるので、回路の伝送損失により、
感度は若干低下するものの、受信帯域幅を適当に狭める
ことにより、相互変調妨害排除特性、および、混変調妨
害排除特性を向上、させることができる。

本発明において、（１３）、（１，４１、（１５）の各
スイッチは、例ｔば、スイッチングダイオ−１−などを
使Ｉ月して構成しても良い。１グこ、本発明の実施例で
７．：ｌｌ、誘導Ｍ型複同、Ｊに回路を、受信機の人力
同調回路に使用しグこ場合について説明したが、例えば
、スルバーヘテロゲイン受信機において、高周波増幅器
と、混合器の間に配（ｔ　した揚台についても、同様の
効果が得られることは、いう寸でもない。

発明の効−里 以」二、本発明は実施例で説明したように、複同調回路
を、本来の複同調回路として機能させ／こ場合と、前記
同調回路のうち、一対の高層ζ皮コイルと、可変容量素
子を用いた単同調回路として機能した場合を使い分け、
希望波のみが受信欠に人力されている場合は、高感度の
受信が可能であり、また複数かつ近接した妨害波が同時
に人力でれている１合は、高選択度に切換えることによ
り、相互変調妨害排除特性、及び、混変調妨害排除特性
の非常に優れた受信機を得ることができ、しかも同一の
構成で、選択特性を切り換えることができるので、安価
て実現できる、などのすぐれた作用効果を生ずる。

【図面の簡単な説明】

・π１図に１、従来の選択度切換えを有する同調回路の
溝底図、ａ′）２図は、本発明の受信画の高周波同調回
路の一実施例の回路図、を示す。 １：受信アンテナ　６：信号出力端子 ７．１０：第１、第２の高周波同１稠回路１３、］／Ｉ
、　１５　：スイッチ　８．１］：高周波コイル９、】
２：可変容量素子 ！ｌ￥許出願出願人下電器産業株式会社代理人弁理士　
阿　部　　　功 第１図 第２１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高周波コイルと、可変容置素子により構成された第１、
   及び第２の同調回路を誘導結合するよう配設し、前記、
   第１及び第２の同調回路のそれぞれの入力と、高周波信
   号入力端子間に、直列に接記第１の同調回路の出力を、
   能動素子に加えるように構成し、前記第２のスイッチが
   オフで、前記第１．第３のスイッチがオン時においては
   、前記第１の同調回路のみの単同調回路として機能し、
   前記第１及び第３のスイッチがオフで、前記第２のスイ
   ッチがオン時においては、前記第１、及び第２の同調回
   路は、誘導Ｍ型抜同調回路として機能することを特徴と
   する受信機の高周波同調回路。