JPS5984740A - ドラム缶の天板又は地板の補強構造 - Google Patents

ドラム缶の天板又は地板の補強構造

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JPS5984740A
JPS5984740A JP19330682A JP19330682A JPS5984740A JP S5984740 A JPS5984740 A JP S5984740A JP 19330682 A JP19330682 A JP 19330682A JP 19330682 A JP19330682 A JP 19330682A JP S5984740 A JPS5984740 A JP S5984740A
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JP
Japan
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bottom plates
drum
wrinkles
test
convex
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JP19330682A
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JPH0379260B2 (ja
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宏 中沢
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドラム缶の構造に関し、更に詳しくはドラム缶
の天地板の形状に関する。
液状物および固形物の貯蔵ならびに輸送に使用するJI
S−Z−1601鋼製ドラムおよびJIS−1600鋼
製オープンヘツド+4為型のドラム缶(以′下単にドラ
ム缶という)の最大容量は、現行では55ガロン(約2
00t)となっているがこのような大型容器には常に軽
量化と高強度化の二面が追求されている。その取扱いを
容易にし、しかも製造コストの材オニ1費に直接影響を
及ぼす軽量化には、強度上からの制約が最大のネックと
なり、軽量化と高強度化は屯の両輪の如く両々相俟って
達成しなければならない。
ドラム缶としての製品測置は、内容物の保護が完全に行
なうことが出来るという目的達成のほかに、輸送および
取扱いの行程における変形の有無あるいは程度によって
判断される。変形は胴部、天地板に発生するが、特に天
地板の強度の方が小さいため変形状態がその価値を決定
することとなる。
発明者は、ドラム缶の天地板にエンボスをつけることに
より天地板の変形が逓減され、更に天地板をフンペック
ス状にすることにょつて強度が著しく改善きれることを
発見し、しかもエンボスとの組合せによってフンペック
ス形状に最も好ましい範囲のあることを発見17本発明
に到ったものである。本発明に係わるドラム天地板のエ
ンボスならびにフンペックス状を第3図の一例により示
す。図は断面図である。本発明に係わるドラム缶の天地
板は、上面の液注入あるいは排出用の二個のフッティン
グに影響を受けず、出来るだけ外縁に近い位置に、一本
の連続したエンボスが形成されていることが要件である
。エンボスの高さは特に制限的でなく、加工上無理のな
い例えば3咽程度で十分である。またコンベックスの深
さは天地板部下縁を含む平面を基準として最も深いとこ
ろで10〜7胴である。
ドラム缶は、その胴部のほか天板部にシツピングマーク
等をステンシル印刷して出荷するのが商習慣となってお
りコンベックスの大きいものはマーキング作業に困難を
ともなうが本発明に係わるドラムでは、フラットな天地
板に対するマーキングと全く同嘩に作業可能な特徴を有
する。また°天地板がコンベックス状であることにより
、例えば縦積みにしたものに作業員が登ったりして夕(
圧が加えられたとき、また、ドラム内容物充填後、減圧
状態になった時等に天地板が凹むととがあるがこれを復
旧することが極めて有利である。従来の平坦な天地板ま
たは10酵以上のコンベックスでは一度凹んだ天地板は
復旧することが極めて困難である。
天地板にエンボスを形成することは公知であり、またコ
ンベックス状にした天地板も既に行なわれている。しか
しながらコンベックス状にした天地板は、内圧に堪える
目的から考えて出来るだけ球形に近い形とすることが当
業者の常識ではあったが、天地板のチャイムの高婆に影
響されて米国ナショナルスタンダードMH2,1−19
79では14.3±4.761+1+++(%±%イン
チ)と規定されている。
発明者は材料板厚を1.6咽から1.2 wmあるいは
それ以下に下げたものについてエンボスとコンベックス
を併用して水圧試験、落下試験、転倒試験を行なった結
果全く予期に反し、特に水圧試験に於いて第1図に示す
ようにフンペックス深さが1OLIIII+から7 m
mのものは、10mmから13諺のものと同じような傾
向を有することを発見した。
ここでいう強度試験結果として検討した値は、ドラム缶
が、使用、回収、再生を繰収して利用しているドラム缶
の使用態様を考慮してドラムが破壊する限界点等の試験
は行なわず、通常の取扱いでダメージを受ける範囲を想
定して行なったものである。即ち通常の取扱いで想定さ
れる条件 (1)内圧の上昇 (2)  ある高さからの落丁 (3)転倒 について行なった。
本発明のフンペックスの下限値は、上記の試験における
シワの発生状態から定めたものである。
本発明に係わるニジボスの形状は、凸形、即ち天地板上
に突出た形として形成しても、逆に凹形として形成して
も同様の目的を達成することができる。
本発明に係わるドラム缶は、強度面で卓越した効果を有
するほか再生加工時の作業が容易であるほか、天地板が
コンベックス状でありながらマーキング作業がフラット
な天地板の場合と同様に容易に行なうことが出来る特徴
を有する。
次に本発明の理解を更に容易にするために強度試験の一
例を以下に説明する。
(1) 供試ドラムは天地板のエンボスの有無ならびに
フンペックス形状を除き下記仕様による。
タイプ:鋼製t’5A (JIS Z −1601)全
長:890Wm 外径:584謔 高さ: 890 mm (チャイム外縁まで)板厚:1
.2解(胴板、天地板共) 供試ドラムの天地板形状 サンプルA:エンポス付 13胛コンベックスサンプル
B:エンボス無  7WunコンベックスサンプルC:
エンボス付 フラット サンプルD:エンボス付 10mmフンペックスサンプ
ルFJ:エンボス伺  7鴫コンベツクス(2)試験方
法 a、水圧試験 水圧ポンプでドラム内部に水を圧送し て、その時の天地板の変形状態を比較した。この時の圧
力は0がら1.5 Kg/ cnr”まで0・25 K
g / cm2  きさみで観察した。
b・落下試験 ドラムを水平にして、高さ40onお」:び50譚から
夫々落下し、その変形状態を比較した。
C1転倒試験 ドラムを鉄板上に垂面に立て、底面チ ャイムの一点を支点として徐々に寝かせ、上部チャイム
の最低点と鉄板との間隔が70cmKなったところで支
えを取除き、自然転倒させ転倒による変形状態を比較し
た。
(3)試験結果 a、水圧試験 (1)天地板は圧力が上昇するに従って盛り上ってきた
が、そのときの天地板中 心部の盛り土がりの高さを測定した。
結果を第1図に示す。
尚同一圧力についてコンベックス深 さと変形量との関係を第2図に示す。
(it)  ’!:た天地板についてシワが発生する状
況を調へたところ下記表−1の通り であった。
b、水平落下試験 (i)落下高さ140m チャイム部の変形量°は5種類とも大 差はなかったが、天地板の膨らみ状態 に差が生じた。
A:天地板は全くシワが発生しなかっ た。
B:天板は目立つシワが2つ、小さな シワが2つ生じた。
C:天地板とも、小さなシワが2つ生 じ プこ。
D:天板に非常にかすかなシワが2本 発生したが地板は全くシワが発生 しなかった。
E:天板にかすかなシワが2本発生し たが、地板は全くシワが発生しな かった。
(ii)落下高さ=50− チャイム部の変形量は5種とも大差 なかったが、落下高さ40t:mの場合よりシワが大き
く発生し、またシワの大 きさに差が認められた。
A:天板にはシワが発生しなかったが、地板には2つの
シワが発生した。
B:天板には4つのシワが、また地板 には5つのシワが発生した。
C:天地板とも目立つシワが2つ、小 さなシワが2つ発生した。
D:天地板とも非常にかすかなシワが 2つ発生した。
E:天地板とも非常にかすかなシワが 2つ発生した。
C9転倒試験 5種類ともチャイム部の変形量は大 差々かったが天板に発生したシワの状 態に差が認められた。
A:全くシーフは発生しなかった。
B:3つのシワが発生した。
C:2つのシワが発生した。
D:全くシワは発生しなかった。
E:全くシワは発生しなかった。
」−紀の各試験とは別に貨車輸送時に於ける安全確認の
ため本発明に係わるドラム缶の天地板の厚さを1.0 
mmにしたものについて、振動試験、傾斜衝撃試験、圧
縮試験、連続圧縮試験を行なったところ、従来形状の板
厚1.20のドラム缶に比較して極めて優れた強度を有
することを確認した。
これらの結果を総合すると本発明に係わるドラム缶は、
軽量であり且つ卓越した強度を有することが明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は水圧試験に於ける圧力に対する変
形量、ならびにコンベックス深さと変形量との関係を夫
々示す。第3図は本発明に保わるドラム<Eの天地板断
面図の一例を示す。 第1図に於けるグラフは夫々実施例における下記形状の
ドラムに対する値を示す。 OA 従来のエンボス付コンベックス(13u)Δ  
 13  エンボス無し、コンベックス (7U )×
   Cエンボス無し、フラット 口   D エンボス付コンベックス   (101E
II)y   E エンボス付コンベックス   (7
u )第212] 4I)JI旧

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天地板の外周縁に近い位置に円周状のエンボスを右
    し、且つ、天地板表面がその中心部で天地板の外縁を含
    む面より10朋〜71111R高さのコンベックス状を
    形成してなる補強コンベックス型ドラム缶。 2 円周状エンボスが凸形である特許請求の範囲第1項
    のドラム缶。 3 円周状エンボスが凹形である特許請求の範囲第1項
    のドラム缶。 4 エンボスがチャイムと口金との間にある特許請求の
    範囲第1.2.あるいは3項のドラム缶っ
JP19330682A 1982-11-05 1982-11-05 ドラム缶の天板又は地板の補強構造 Granted JPS5984740A (ja)

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JPS5984740A true JPS5984740A (ja) 1984-05-16
JPH0379260B2 JPH0379260B2 (ja) 1991-12-18

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ID=16305713

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4115966Y1 (ja) * 1965-06-01 1966-07-25
JPS5326534A (en) * 1976-08-25 1978-03-11 Hitachi Ltd Vi deo display device
JPS5510453A (en) * 1978-07-07 1980-01-24 Hitachi Shipbuilding Eng Co Slag waterrgranulating method

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5510453A (en) * 1978-07-07 1980-01-24 Hitachi Shipbuilding Eng Co Slag waterrgranulating method

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JPH0379260B2 (ja) 1991-12-18

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