JPH0379260B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0379260B2 JPH0379260B2 JP57193306A JP19330682A JPH0379260B2 JP H0379260 B2 JPH0379260 B2 JP H0379260B2 JP 57193306 A JP57193306 A JP 57193306A JP 19330682 A JP19330682 A JP 19330682A JP H0379260 B2 JPH0379260 B2 JP H0379260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- plate
- wrinkles
- drum
- bottom plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 3
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000012669 compression test Methods 0.000 description 2
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009863 impact test Methods 0.000 description 1
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
本発明は、ドラム缶の天板及び地板（天地板）
の補強構造に関する。 液状物及び固形物の貯蔵並びに輸送に使用する
JIS−Ｓ−1601鋼製ドラム及びJIS−1600鋼製オー
プンヘツド型のドラム缶（以下単に「ドラム缶」
という）の最大容量は、現行では55ガロン（約
200）となつているが、このような大型容器に
は軽量化及び高強度化が常に要求されている。天
地板の軽量化は、その取扱いを容易にし、しかも
製造コストに直接影響を及ぼすもので重要である
が、軽量化のみを重視すると強度が不足となる。
このように、軽量化と高強度化とは、互いに相反
する要求である。 ドラム缶としての製品価値は、内容物の保護が
完全に行えるということのほかに、輸送及び取扱
い時における変形の有無、程度によつて判断され
る。変形は胴部にも、天地板にも発生するが、天
地板の強度の方が胴部よりも小さいため、その変
形状態がドラム缶の価値を決定することとなる。 本願の発明者は研究を重ねた結果、平板形状を
の天地板の外周縁寄りに適宜断面形状で環状の補
強部を形成することにより天地板の強度が向上
し、更に天地板の中央部をほぼ円形状にへこませ
ることによつて強度が向上して変形しにくくなる
ことを発見して、本発明に到つたものである。 なお、天地板の外周縁に環状の補強部を形成す
ること及び中心部に凹部を形成することそれ自体
は従来から公知である。しかしながら、凹部を形
成した天地板は、内圧に堪えるために出来るだけ
球体の一部に近い形状とし、かつ凹部の深さを比
較的深くすることが常識とされていた。ちなみ
に、天地板のチヤイムの高さを考慮して、米国ナ
シヨナルスタンダードMH2。１−1979では14.3
±4.76mm（9/16±3/16インチ）と規定されてい
る。 以下、本発明に従つて補強されたドラムの天板
について、その断面を示す第３図を基に説明す
る。 第３図から明らかなように、ドラム缶の天板１
０の下面には、上面の液注入口１６、液排出口１
８のフイテイングに影響を受けない領域で出来る
だけ外周縁に近い位置に、上方に向いた断面三角
形状で、円周方向に連続した一本の環状の補強部
１２がエンボス加工等により形成されている。補
強部１２の高さは、加工上無理のない範囲で良
く、例えば３mm程度で十分である。また、天板１
０の下面の中央部には、平面形状がほぼ円形状
で、断面形状が円弧状とされたへこみ部１４が形
成されている。へこみ部１４の深さは、天板の外
周縁下面を基準として、最も深いところで10〜７
mmである。 ドラム缶は、その胴部のほか天板にもシツピン
グマーク等をステンシル印刷して出荷するのが商
習慣となつており、へこみ部の大きいものはマー
キング作業に困難をともなう。しかし、ここでは
上記へこみ部１４はマーキング作業を考慮して適
正な大きさとされているので、へこんでいない部
分に平坦な天板に対するのと同様にマーキングを
施せる。 また、天板１０の中央部に、従来に比べて深さ
の浅い（７mm〜10mm程度）へこみ部１４が形成さ
れていることにより、例えば縦積みされた複数の
ドラム缶に作業員が登つて外圧が加えられたり、
ドラム缶に内容物充填後、減圧状態になつた時等
に天板１０の中央部がへこむことがあつても、こ
れは容易に当初の状態に復旧する。また、補強部
１４の形成時に天板の中央部に応力が集中するこ
とが防止される。 これに対して、従来使用されているような、へ
こみ部の形成されていない天板、又はへこみ部の
深さが10mm以上とされた天板では、一旦へこんだ
天板は容易に復旧しない。 本願の発明者は、板厚を1.6mmから1.2mm、又は
それ以下に下げた天板材料について環状の補強部
とへこみ部とを形成して水圧試験、落下試験、転
倒試験を行なつた結果、第１図に示すように、へ
こみ部の深さが10mm〜７mmの天板は、水圧試験に
おいて、へこみ部の深さが10mm〜13mmの天板と同
じような傾向を有することを発見した。 なお、ここでいう強度試験結果として検討した
値は、ドラム缶が、使用、回収、再生を繰り返し
て利用しているドラム缶の使用態様を考慮して、
ドラムが破壊する限界点等の試験は行なわず、通
常の取扱いで損傷を受ける範囲を想定して行なつ
たものである。即ち、通常の取扱いで想定される
条件である、(1)内圧の上昇、(2)所定の高さからの
落下、および(3)転倒について試験を行なつた。 なお、環状補強部１２の断面形状は、上記実施
例では上方にへこんだ三角形状としたが、矩形状
でも良い。また、下方にへこんだ形状としても、
ほぼ同様の効果を得ることができる。また、へこ
み部１４の深さの下限値は、後述する試験におけ
るシワの発生状態から定めた。 次に本発明の理解を更に容易にするために強度
試験の一例を以下に説明する。 (1) 供試ドラムは天地板のエンボスの有無ならび
にコンベツクス形状を除き下記仕様による。 タイプ：鋼製ドラム（JIS Ｚ−1601） 全長：890mm 外径：584mm 高さ：890mm（チヤイム外縁まで） 板厚：1.2mm（胴板、天地板共） 供試ドラムの天地板形状 サンプルＡ：エンボス付 13mmコンベツクス サンプルＢ：エンボス無 ７mmコンベツクス サンプルＣ：エンボス付 フラツト サンプルＤ：エンボス付 10mmコンベツクス サンプルＥ：エンボス付 ７mmコンベツクス (2) 試験方法 ａ 水圧試験 水圧ポンプでドラム内部に水を圧送して、
その時の天地板の変形状態を比較した。この
時の圧力は０から1.5Kg／cm2まで0.25Kg／cm2
きざみで観察した。 ｂ 落下試験 ドラムを水平にして、高さ40cmおよび50cm
から夫々落下し、その変形状態を比較した。 ｃ 転倒試験 ドラムを鉄板上に垂直に立て、底面チヤイ
ムの一点を支点として徐々に寝かせ、上部チ
ヤイムの最低点と鉄板との間隔が70cmになつ
たところで支えを取除き、自然転倒させ転倒
による変形状態を比較した。 (3) 試験結果 ａ 水圧試験 (i) 天地板は圧力が上昇するに従つて盛り上
つてきたが、そのときの天地板中心部の盛
り上がりの高さを測定した。結果を第１図
に示す。 尚同一圧力についてコンベツクス深さと
変形量との関係を第２図に示す。 (ii) また天地板についてシワが発生する状況
を調べたところ下記表−１の通りであつ
た。
の補強構造に関する。 液状物及び固形物の貯蔵並びに輸送に使用する
JIS−Ｓ−1601鋼製ドラム及びJIS−1600鋼製オー
プンヘツド型のドラム缶（以下単に「ドラム缶」
という）の最大容量は、現行では55ガロン（約
200）となつているが、このような大型容器に
は軽量化及び高強度化が常に要求されている。天
地板の軽量化は、その取扱いを容易にし、しかも
製造コストに直接影響を及ぼすもので重要である
が、軽量化のみを重視すると強度が不足となる。
このように、軽量化と高強度化とは、互いに相反
する要求である。 ドラム缶としての製品価値は、内容物の保護が
完全に行えるということのほかに、輸送及び取扱
い時における変形の有無、程度によつて判断され
る。変形は胴部にも、天地板にも発生するが、天
地板の強度の方が胴部よりも小さいため、その変
形状態がドラム缶の価値を決定することとなる。 本願の発明者は研究を重ねた結果、平板形状を
の天地板の外周縁寄りに適宜断面形状で環状の補
強部を形成することにより天地板の強度が向上
し、更に天地板の中央部をほぼ円形状にへこませ
ることによつて強度が向上して変形しにくくなる
ことを発見して、本発明に到つたものである。 なお、天地板の外周縁に環状の補強部を形成す
ること及び中心部に凹部を形成することそれ自体
は従来から公知である。しかしながら、凹部を形
成した天地板は、内圧に堪えるために出来るだけ
球体の一部に近い形状とし、かつ凹部の深さを比
較的深くすることが常識とされていた。ちなみ
に、天地板のチヤイムの高さを考慮して、米国ナ
シヨナルスタンダードMH2。１−1979では14.3
±4.76mm（9/16±3/16インチ）と規定されてい
る。 以下、本発明に従つて補強されたドラムの天板
について、その断面を示す第３図を基に説明す
る。 第３図から明らかなように、ドラム缶の天板１
０の下面には、上面の液注入口１６、液排出口１
８のフイテイングに影響を受けない領域で出来る
だけ外周縁に近い位置に、上方に向いた断面三角
形状で、円周方向に連続した一本の環状の補強部
１２がエンボス加工等により形成されている。補
強部１２の高さは、加工上無理のない範囲で良
く、例えば３mm程度で十分である。また、天板１
０の下面の中央部には、平面形状がほぼ円形状
で、断面形状が円弧状とされたへこみ部１４が形
成されている。へこみ部１４の深さは、天板の外
周縁下面を基準として、最も深いところで10〜７
mmである。 ドラム缶は、その胴部のほか天板にもシツピン
グマーク等をステンシル印刷して出荷するのが商
習慣となつており、へこみ部の大きいものはマー
キング作業に困難をともなう。しかし、ここでは
上記へこみ部１４はマーキング作業を考慮して適
正な大きさとされているので、へこんでいない部
分に平坦な天板に対するのと同様にマーキングを
施せる。 また、天板１０の中央部に、従来に比べて深さ
の浅い（７mm〜10mm程度）へこみ部１４が形成さ
れていることにより、例えば縦積みされた複数の
ドラム缶に作業員が登つて外圧が加えられたり、
ドラム缶に内容物充填後、減圧状態になつた時等
に天板１０の中央部がへこむことがあつても、こ
れは容易に当初の状態に復旧する。また、補強部
１４の形成時に天板の中央部に応力が集中するこ
とが防止される。 これに対して、従来使用されているような、へ
こみ部の形成されていない天板、又はへこみ部の
深さが10mm以上とされた天板では、一旦へこんだ
天板は容易に復旧しない。 本願の発明者は、板厚を1.6mmから1.2mm、又は
それ以下に下げた天板材料について環状の補強部
とへこみ部とを形成して水圧試験、落下試験、転
倒試験を行なつた結果、第１図に示すように、へ
こみ部の深さが10mm〜７mmの天板は、水圧試験に
おいて、へこみ部の深さが10mm〜13mmの天板と同
じような傾向を有することを発見した。 なお、ここでいう強度試験結果として検討した
値は、ドラム缶が、使用、回収、再生を繰り返し
て利用しているドラム缶の使用態様を考慮して、
ドラムが破壊する限界点等の試験は行なわず、通
常の取扱いで損傷を受ける範囲を想定して行なつ
たものである。即ち、通常の取扱いで想定される
条件である、(1)内圧の上昇、(2)所定の高さからの
落下、および(3)転倒について試験を行なつた。 なお、環状補強部１２の断面形状は、上記実施
例では上方にへこんだ三角形状としたが、矩形状
でも良い。また、下方にへこんだ形状としても、
ほぼ同様の効果を得ることができる。また、へこ
み部１４の深さの下限値は、後述する試験におけ
るシワの発生状態から定めた。 次に本発明の理解を更に容易にするために強度
試験の一例を以下に説明する。 (1) 供試ドラムは天地板のエンボスの有無ならび
にコンベツクス形状を除き下記仕様による。 タイプ：鋼製ドラム（JIS Ｚ−1601） 全長：890mm 外径：584mm 高さ：890mm（チヤイム外縁まで） 板厚：1.2mm（胴板、天地板共） 供試ドラムの天地板形状 サンプルＡ：エンボス付 13mmコンベツクス サンプルＢ：エンボス無 ７mmコンベツクス サンプルＣ：エンボス付 フラツト サンプルＤ：エンボス付 10mmコンベツクス サンプルＥ：エンボス付 ７mmコンベツクス (2) 試験方法 ａ 水圧試験 水圧ポンプでドラム内部に水を圧送して、
その時の天地板の変形状態を比較した。この
時の圧力は０から1.5Kg／cm2まで0.25Kg／cm2
きざみで観察した。 ｂ 落下試験 ドラムを水平にして、高さ40cmおよび50cm
から夫々落下し、その変形状態を比較した。 ｃ 転倒試験 ドラムを鉄板上に垂直に立て、底面チヤイ
ムの一点を支点として徐々に寝かせ、上部チ
ヤイムの最低点と鉄板との間隔が70cmになつ
たところで支えを取除き、自然転倒させ転倒
による変形状態を比較した。 (3) 試験結果 ａ 水圧試験 (i) 天地板は圧力が上昇するに従つて盛り上
つてきたが、そのときの天地板中心部の盛
り上がりの高さを測定した。結果を第１図
に示す。 尚同一圧力についてコンベツクス深さと
変形量との関係を第２図に示す。 (ii) また天地板についてシワが発生する状況
を調べたところ下記表−１の通りであつ
た。
【表】
ｂ 水平落下試験
(i) 落下高さ：40cm
チヤイム部の変形量は５種類とも大差は
なかつたが、天地板の膨らみ状態に差が生
じた。 Ａ：天地板は全くシワが発生しなかつた。 Ｂ：天板は目立つシワが２つ、小さなシワ
が２つ生じた。 Ｃ：天地板とも、小さなシワが２つ生じ
た。 Ｄ：天板に非常にかすかなシワが２本発生
したが地板は全くシワが発生しなかつ
た。 Ｅ：天板にかすかなシワが２本発生した
が、地板は全くシワが発生しなかつた。 (ii) 落下高さ：50cm チヤイム部の変形量は５種とも大差なか
つたが、落下高さ40cmの場合よりシワが大
きく発生し、またシワの大きさに差が認め
られた。 Ａ：天板にはシワが発生しなかつたが、地
板には２つのシワが発生した。 Ｂ：天板には４つのシワが、また地板には
５つのシワが発生した。 Ｃ：天地板とも目立つシワが２つ、小さな
シワが２つ発生した。 Ｄ：天地板とも非常にかすかなシワが２つ
発生した。 Ｅ：天地板とも非常にかすかなシワが２つ
発生した。 ｃ 転倒試験 ５種類ともチヤイム部の変形量は大差なか
つたが天板に発生したシワの状態に差が認め
られた。 Ａ：全くシワは発生しなかつた。 Ｂ：３つのシワが発生した。 Ｃ：２つのシワが発生した。 Ｄ：全くシワは発生しなかつた。 Ｅ：全くシワは発生しなかつた。 上記の各試験とは別に貨車輸送時に於ける安全
確認のため本発明に係わるドラム缶の天地板の厚
さを1.0mmにしたものについて、振動試験、傾斜
衝撃試験、圧縮試験、連続圧縮試験を行なつたと
ころ、従来形状の板厚1.2mmのドラム缶に比較し
て極めて優れた強度を有することを確認した。 以上述べてきたように、本発明によれば、平板
証の天地板の外周縁に環状の補強部１２が形成さ
れると共に、中心部にはへこみ部１４が形成され
ている。そのため、重量が軽く、強度的に優れ、
かつ積み重ねに適したドラム缶が得られる。ま
た、天板がその中央部にへこみ部を有しながら、
マーキング作業をへこみ部が形成されていない平
坦な天板の場合と同様に、容易に行なうことが出
来る。
なかつたが、天地板の膨らみ状態に差が生
じた。 Ａ：天地板は全くシワが発生しなかつた。 Ｂ：天板は目立つシワが２つ、小さなシワ
が２つ生じた。 Ｃ：天地板とも、小さなシワが２つ生じ
た。 Ｄ：天板に非常にかすかなシワが２本発生
したが地板は全くシワが発生しなかつ
た。 Ｅ：天板にかすかなシワが２本発生した
が、地板は全くシワが発生しなかつた。 (ii) 落下高さ：50cm チヤイム部の変形量は５種とも大差なか
つたが、落下高さ40cmの場合よりシワが大
きく発生し、またシワの大きさに差が認め
られた。 Ａ：天板にはシワが発生しなかつたが、地
板には２つのシワが発生した。 Ｂ：天板には４つのシワが、また地板には
５つのシワが発生した。 Ｃ：天地板とも目立つシワが２つ、小さな
シワが２つ発生した。 Ｄ：天地板とも非常にかすかなシワが２つ
発生した。 Ｅ：天地板とも非常にかすかなシワが２つ
発生した。 ｃ 転倒試験 ５種類ともチヤイム部の変形量は大差なか
つたが天板に発生したシワの状態に差が認め
られた。 Ａ：全くシワは発生しなかつた。 Ｂ：３つのシワが発生した。 Ｃ：２つのシワが発生した。 Ｄ：全くシワは発生しなかつた。 Ｅ：全くシワは発生しなかつた。 上記の各試験とは別に貨車輸送時に於ける安全
確認のため本発明に係わるドラム缶の天地板の厚
さを1.0mmにしたものについて、振動試験、傾斜
衝撃試験、圧縮試験、連続圧縮試験を行なつたと
ころ、従来形状の板厚1.2mmのドラム缶に比較し
て極めて優れた強度を有することを確認した。 以上述べてきたように、本発明によれば、平板
証の天地板の外周縁に環状の補強部１２が形成さ
れると共に、中心部にはへこみ部１４が形成され
ている。そのため、重量が軽く、強度的に優れ、
かつ積み重ねに適したドラム缶が得られる。ま
た、天板がその中央部にへこみ部を有しながら、
マーキング作業をへこみ部が形成されていない平
坦な天板の場合と同様に、容易に行なうことが出
来る。
第１図および第２図は水圧試験に於ける圧力に
対する変形量、ならびにコンベツクス深さと変形
量との関係を夫々示す。第３図は本発明に係わる
ドラム缶の天地板断面図の一例を示す。第１図に
於けるグラフは夫々実施例における下記形状のド
ラムに対する値を示す。 〇……Ａ 従来のエンボス付コンベツクス（13
mm）、△……Ｂ エンボス無し、コンベツクス
（７mm）、×……Ｃ エンボス無し、フラツト、□
……Ｄ エンボス付コンベツクス（10mm）、▽…
…Ｅ エンボス付コンベツクス（７mm）。
対する変形量、ならびにコンベツクス深さと変形
量との関係を夫々示す。第３図は本発明に係わる
ドラム缶の天地板断面図の一例を示す。第１図に
於けるグラフは夫々実施例における下記形状のド
ラムに対する値を示す。 〇……Ａ 従来のエンボス付コンベツクス（13
mm）、△……Ｂ エンボス無し、コンベツクス
（７mm）、×……Ｃ エンボス無し、フラツト、□
……Ｄ エンボス付コンベツクス（10mm）、▽…
…Ｅ エンボス付コンベツクス（７mm）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ほぼ円形で平板状の天板又は地板の内面の外
周縁に沿つて所定断面形状で環状の補強部を形成
し、該補強部よりも半径方向内側に充填物の入口
及び出口を形成し、さらに前記天板又は地板の中
心部の内面にはほぼ球形状の凹部を形成し、該凹
部の外周縁は前記充填物の入口及び出口よりも半
径方向内側で終端していることを特徴とするドラ
ム缶の天板又は地板の補強構造。 ２ 前記環状補強部の深さは３mm程度とされ、前
記凹部の深さは７〜10mm程度とされている特許請
求の範囲第１項に記載の天板又は地板の補強構
造。 ３ 前記天板又は地板は単一の平板からなる特許
請求の範囲第１項に記載の天板又は地板の補強構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19330682A JPS5984740A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | ドラム缶の天板又は地板の補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19330682A JPS5984740A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | ドラム缶の天板又は地板の補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5984740A JPS5984740A (ja) | 1984-05-16 |
| JPH0379260B2 true JPH0379260B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=16305713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19330682A Granted JPS5984740A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | ドラム缶の天板又は地板の補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5984740A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4115966Y1 (ja) * | 1965-06-01 | 1966-07-25 | ||
| JPS5326534A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-11 | Hitachi Ltd | Vi deo display device |
| JPS5510453A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-24 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Slag waterrgranulating method |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP19330682A patent/JPS5984740A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4115966Y1 (ja) * | 1965-06-01 | 1966-07-25 | ||
| JPS5326534A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-11 | Hitachi Ltd | Vi deo display device |
| JPS5510453A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-24 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Slag waterrgranulating method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5984740A (ja) | 1984-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5088640A (en) | Rigid four radii rim paper plate | |
| US5606921A (en) | Stackable pallet | |
| US6131761A (en) | Can bottom having improved strength and apparatus for making same | |
| US6302671B1 (en) | Porous mold for a roll support and spacing structure | |
| JPH09512232A (ja) | 改良された軽量パレット | |
| KR20170017993A (ko) | 구조적 요소 | |
| WO2007001678A2 (en) | Support post with improved axial strength | |
| US4142634A (en) | Layer separator for a container | |
| US4515502A (en) | Marine fenders | |
| JPH0379260B2 (ja) | ||
| AU2012201019A1 (en) | Pallet-like underframe for transport and storage containers for liquids | |
| CN1073951C (zh) | 具有多个支撑脚的金属容器 | |
| DK168279B1 (da) | Emballageemne af fiberpulp med forhøjninger | |
| US20030019778A1 (en) | Packaging container | |
| US6334598B1 (en) | Apparatus for supporting low-ground-clearance vehicles during servicing | |
| US5755353A (en) | Steel drum with flattened rolling hoops | |
| JP3016857B2 (ja) | 積重ね可能な樽 | |
| JP2002515842A (ja) | 複数の支持脚を持つ薄肉缶 | |
| US3343662A (en) | Packaging means for shadow masks and the like | |
| CN220536445U (zh) | 一种瓦楞纸箱 | |
| CA2177808A1 (en) | Pallet of wound corrugated paperboard | |
| WO2023105888A1 (ja) | 缶体 | |
| CN217416429U (zh) | 一种高强度瓦楞纸箱 | |
| JPS6215173Y2 (ja) | ||
| EP1751019B1 (en) | A package assembly, in particular a returnable type package assembly |