JPS598462Y2 - 平板形多極同期モ−タ用固定子 - Google Patents

平板形多極同期モ−タ用固定子

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Publication number
JPS598462Y2
JPS598462Y2 JP1977154387U JP15438777U JPS598462Y2 JP S598462 Y2 JPS598462 Y2 JP S598462Y2 JP 1977154387 U JP1977154387 U JP 1977154387U JP 15438777 U JP15438777 U JP 15438777U JP S598462 Y2 JPS598462 Y2 JP S598462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing pieces
lower fixing
stator
magnetic pole
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977154387U
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English (en)
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JPS5478816U (ja
Inventor
利久 平井
康夫 鈴木
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1977154387U priority Critical patent/JPS598462Y2/ja
Publication of JPS5478816U publication Critical patent/JPS5478816U/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は平板形多極同期モータ用固定子に関するもので
ある。
従来、この種の隈取コイルレス平板形多極同期モータは
第5図のようにケース18、コイル19が巻装されたコ
イル枠20、固定子A′、固定子筒21,軸受22、回
転子23及びカバー24にて形或され、第6図のように
コイル枠20に固定子A′を套設してケース18内に納
装し、固定子筒21を介してコイル枠20に貫装された
軸受22に回転子23の軸25を軸支せしめ、回転子2
3の永久磁石26を固定子A′の上側に近接して配設し
、コイル19への通電により回転子23を駆動し回転さ
せるようにしていた。
27はスラストワッシャ、28はコイル端子で゛ある。
しかるにここで用いられている固定子A′は一枚の長円
形鉄板をコ字形に曲げ加工して第5図中に示したように
磁極歯11. 12を有する半長円状の上側固定片13
と、これと対向したほぼ同外形の下側固定片14とを、
両者の直線状端辺部間にて平板状の側板15で連結した
状態に形威されていた。
したがって第7図のように正円がら突出した部分16,
17が磁極歯の有効面積より突出して大きくなり、無駄
なスペースが生ずると共にこの部分で磁路長が長くなっ
て漏洩磁束量が増大しモータのトルクが低下する欠点が
あり、また、側板の巾を狭くすることにより突出した部
分16.17を少なくしてモータを円筒状にすることも
考えられるが、磁気抵抗が増大してモータのトルクが低
下する上、上下方向からの力に対して弱く、曲がり易い
という欠点があった。
本考案はかかる従来の欠点を解消せんとするもので、以
下添付図により詳述する。
第1図は一枚の鉄板から一体につながった上下固定片3
,4及び側板5を打抜きにより形或した磁極板10を示
すもので、上下固定片3,4はいずれもほぼ円形の外形
であって、外周部の一部が方形の側板5の上下辺中央部
と接合されており、また上固定片3には内周側と外周側
より交互に巾の広い磁極歯1と巾の狭い磁極歯2とが複
数枚ずつ打抜きにより形威されている。
またこのように打抜がれた磁極板10は次に第2図a,
b,cのように上下固定片?,4が対向するようにコ
字形に曲げられ、しかる後に平板状の側板5を第3図a
, l), cのように上下固定片3,4の弧状局
部に沿って湾曲し、側板5の左右端部の上下辺を上下固
定片3,4の弧状周部に連結固定するものである。
この場合、予め側板5の端部の上下辺に係合用突起部7
を設けると共に上下固定片3,4の対応箇所に引掛部8
を施して、突起部7を引掛部8に係合することにより、
上下固定片3,4と側板5との接合が容易にできるよう
になっている。
また側板5の長さは必要に応じて種々に設定できるもの
であって、第3図aのように120度分程度にしてもよ
いし、これよりも短くしたり、或いは半円状に長くして
もよい。
このようにして形威された本考案の固定子Aは第4図の
ように内部にコイル19が巻装されたコイル枠20を納
装し固定子筒21を介して軸受22を貫装し、更にスラ
ストワツシャ27を介して回転子23の軸25を軸受2
2に軸支して永久磁石26を上固定片3の磁極歯1,2
に近接して対向させ、ケニスに納装すれば隈取コイルレ
ス平板形多極同期モータが形威される。
このモータはコイルに通電することにより回転子23が
回転する。
本考案は上述のように構或されており、方形の側板の上
下側辺中央部に円形の上下固定片がそれぞれ接合された
磁極板を鉄板より打抜き形或し、該磁極板を上下固定片
が対向するようにコ字形に折曲するとともに、側板を上
下固定片の弧状周部に沿って湾曲し、側板の左右端部の
上下辺に係合用の係合用の突起部を設けるとともに、上
下固定片の該突起部に対応した箇所に被係合用の引掛部
を設け、突起部を引掛部に係合することにより側板の左
右端部を上下固定片に接合したものであり、上下固定片
の弧状周部間を連結する側板を弧状に湾曲してあるので
、従来の平板状側板にて半長円形状の上、下側固定片の
直線状辺を連結固定したものに比して第7図の16.1
7で示した部分がなくなって同じ磁極歯寸法の従来のも
のに比してこの分だけモータを小型化することができ、
また上記突出部分16,17がなくなるので全周に亘り
磁路長が均一にしかも短かくなり、しかもコイルを組込
んだ場合にコイルと固定子の側板との空隙も小さくなっ
て漏洩磁束も減少するために、同サイズの磁極歯配列に
て従来のものよりもモータのトルクを大きくすることが
できる。
すなわち、漏洩磁束が減少するために磁極歯と永久磁石
との対向部の磁束鎖交数が多くなってモータのトルクが
大きくなるわけである。
さらに、上下固定片の側板による保持奥行が広くなって
、上下方向の強度が大きくなり、また反りの発生も減少
させることができる。
更に固定子全体が円形状となるために方向性がなくなっ
て組立てが容易となり、また大型化することなく円形状
のモータを提供することも可能となる。
さらにまた、側板と上、下固定片との接合に突起部と引
掛部とによる係合を採用しているので、固定子の組立て
が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の展開図、第2図a,b,C
は同上をコ字型に曲げ加工した状態の平面図、側面図及
び正面図、第3図a, b, cは同上の組立完了
状態の平面図、側面図及び正面図、第4図は同上にコイ
ルと軸受とを組込んだ状態を示す断面図、第5図は従来
の固定子を用いたモータの分解斜視図、第6図は同上従
来モータの組立状態の断面図、第7図は同上従来モータ
に用いられる固定子の欠点説明図である。 1,2は磁極歯、3,4は固定片、5は側板、7は突起
部、8は引掛部、10は磁極板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁極歯を有するほぼ円形の上固定片に対向してこれとほ
    ぼ同外形の下側固定片を配設し上、下固定片の弧状周部
    間を側板にて連結固定して戒る平板形多極同期モータ用
    固定子において、方形の側板の上下辺中央部に円形の上
    下固定片がそれぞれ接合された磁極板を鉄板より打抜き
    形威し、該磁極板を上下固定片が対向するようにコ字形
    に折曲するとともに、側板を上下固定片の弧状周部に沿
    って湾曲し、側板の左右端部の上下辺に保合用の突起部
    を設けるとともに、上下固定片の該突起部に対応した箇
    所に被保合用の引掛部を設け、突起部を引掛部に係合す
    ることにより側板の左右端部を上下固定片に接合して或
    ることを特徴とする平板形多極間期モータ用固定子。
JP1977154387U 1977-11-15 1977-11-15 平板形多極同期モ−タ用固定子 Expired JPS598462Y2 (ja)

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JPS5478816U JPS5478816U (ja) 1979-06-05
JPS598462Y2 true JPS598462Y2 (ja) 1984-03-15

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