JPS5984501A

JPS5984501A - 抵抗器のキヤツプ有無選別装置

Info

Publication number: JPS5984501A
Application number: JP57195818A
Authority: JP
Inventors: 滋窪田; 生二叶; 久保　雅宏
Original assignee: Nitto Kogyo Co Ltd
Current assignee: Nitto Kogyo Co Ltd
Priority date: 1982-11-08
Filing date: 1982-11-08
Publication date: 1984-05-16
Also published as: JPH0325921B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】円筒形乃至円柱形の素子（抵抗体）の両端に金属キャッ
プを嵌着してなる抵抗器（セラミック固定抵抗器）の製
造工程の内、素子にギヤノブを適宜手段によって連続的
かつ自動的に嵌着する工程の終了に続いて、素子の両端
にキヤ・ノブがもれなく嵌着しているか否か、すなわち
、右または左の一方端のキャップ、或は両端のキ、トッ
プの嵌着それの不良品が無いかどうかを選別して、該嵌
着もれの不良品を自動的に排除する工程が必要とされる
が、本発明は上記完成品と不良品（嵌着もｎ）とを簡単
にしかも正確に選別する装置に係るものである。

即ち、本発明は、上記選別のチェックポイントが素子に
対するキャップ嵌着の有無であることから、抵抗器にお
ける素子部の径とキャップの径の差（当然にキャップの
径が犬）に着目して、高速間欠回転して上記キャップを
嵌着した抵抗器を搬送する搬送転輪の搬送溝を、該抵抗
器における素子部の径と長さに見合った大きさに切設し
、搬送時に素子部だけが該溝内に密に嵌合し、両端のキ
ャップは溝の左右側部に突出してその径の大きな内周縁
部が搬送溝の側縁部に引っ川かるようにして、この引っ
掛かり作用と転輪の周面の一部にｆｌｌい近接して設置
したガイド板とによって抵抗器を該溝内に脱落なく保持
して搬送し、そして、たまたま、上記の引っ掛り保持作
用を行うキャップが無い（嵌着もれの不良品）抵抗器が
溝内にある場合に、該抵抗器は該溝の左右側方から付加
される適宜の外力（押圧力、吸引力など）によって、該
外力に対する引っ掛かり制止力がないために、溝内から
排除されるようにして、両端にキャップの嵌着した完成
品と、キャップ嵌着もれの不良品とを選別するようにし
たものである。

以下、本発明の構成につき説明すると、素子ｒ′　（抵
抗体）の両端にキャップｌを嵌着した抵抗器Ｒを搬送す
る搬送転輪ユを、その周面合った肉厚÷本とした円板の
、該周面部３に一定間隔毎に素子部ｒの径ｄに見合った
寸法（幅及び深さ）の■形寸たはｄ形等の搬送溝ｌｔを
切設して設けて、該搬送転輪ユを一定寸法宛高速間欠回
転する状態に適宜架設し、該搬送転輪２０周面部３の一部に沿い近接して、その円
孤形内周面部５の肉厚１３を搬送転輪ユの肉厚ｅ２と略
同じくしたガイド板６を設置し、抵抗器Ｒを、前記高速
間欠回転する搬送４云輪ａの各搬送溝ｔに対して適宜供
給し、その素体＠ｂｒを搬送溝ψに嵌合すると共に両端
のキヤ・ノブｌの内周縁部７が該溝ψの側縁部ｔ′に引
つ４１１力・るようにし、この状態をガイド板６で維持
して、該ガイド板６の円孤形内周面部Ｓの案内で脱落な
く搬送するようにし、この搬送中の抵抗器Ｒに対して、左右１′ｌｌＩ　１５
７＞ら押圧ツバ吸引力等の適宜の外力を適宜手段でイ寸
７ＪＤして、キャップｌの嵌着もれのために二＼’　−
１−ノブｌの回送溝ψの側縁部ｑ′への引つ折力・りに
よる市１止力のない抵抗器Ｒ（不良品）を、搬送溝ｑか
ら選別排除するように設けた選別排除装置ざを、ガイド
板６を設置した位置における搬送転輪ユの搬送溝ψの左
右側方に備えたものである。

本発明装置で搬送選別する抵抗器Ｒの１例を示せば、素
子ｒ′の寸法・・・径ｄ　１．３　ｉｎ　Ｘ長さ２７箇
、キャップ・・・径１．７　ｗｎ　Ｘ長さ０．９嘘、キ
ャップを嵌着した抵抗器Ｒ・・・全長３３問、素子部ｒ
の寸法１２・・−１，５ｒＭＩｌであり、よって、キャ
ップの径と素子部の径ｄとの差は０．４　ｍｍとなる。

捷た、搬送転輪ユの一実施例を示せば、直径１０００−
の円板の周面部３にＶ形の搬送溝ｑ、を１０θ〜２００
ケ所切設して形成し、周面部３の、肉厚１１は約１２１
１溝弘の寸法は素子部ｒが緊密に嵌合する深さ及び幅か
らなり、よって、抵抗器Ｉくは前記■形搬送溝φに素子
部−を嵌合して、０．４咽大径のキャップｌの内周縁部
７がその寸法差だけで、溝弘の側縁部ψ′に引っ掛かる
こと〜なる。

まだ、上記から′して、ガイド板乙の内周面部Ｓの肉厚
４３も約１．２胴である。

而して、上記の如く搬送転輪ユの搬送溝ψに適宜供給嵌
合した抵抗器Ｒはその両端ギヤツブｌの内周縁部７が側
縁部ｔ′に引っ掛かって、ガイド板乙による保持と相俟
って搬送されるものであるから、たまたま′、キャップ
ｌの嵌着もノｔの抵抗器Ｒ（不良品）を選択排除する選
別排除装置ざとしては具体的に下記のような実施例装置
１ｔが可能である。

１）、該装置ざは搬送中の抵抗器Ｒに対して左右側方か
ら抑圧等の外力を付加するイ、のであることから、該選
別排除装置ｇを、ガイド板乙の設置位置における搬送転
輪コの搬送溝ψの左右側方に近接して、転輪ユの間欠回
転における回転停止時にタイミングを合わせて瞬間的に
前進後退するビン（吸収ばね付の）９を設置した構成と
する。

該装置ざａは、上位の搬送溝ψ位置の右側と、下位の搬
送溝位置の左側に上記ピンｔを設置し、搬送転輪ユの間
欠回転停止毎に搬送溝ψ中の抵抗器Ｒに向って左右から
ピン９が前進して衝突し、この時、ａ）、該抵抗器Ｒの両端にキャップｌが嵌着していれば
（完成品）、抵抗器Ｒはガイド板乙の保持作用と共にキ
ャップｌの内周縁部７が側縁部ψ′に引っＪ［かるため
に定位置に不動のため、ビン９の前進が停止しその後の
前進動を吸収ばね１０が屈縮吸収し、直後にピン９は後
退復元する。

ｂ）、まだ、抵抗器Ｒの端部にキャップｌが嵌着してい
ないと（不良品）、上記キャップｌによる引っ掛かり制
止力がないため、右端または両端のキャップがないとき
は右側ビン９の前進動で排除され、左端キャップがない
ときは左側ビン９の前進動で排除される。

Ｃ）、排除されずに残った完成品はそのま＼ガイド板乙
の案内で搬送され、所定位置で搬゛送転輪コ上から他へ
移送する、。

このピン式の選別排除装置ｇａは、搬送転輪コの間欠回
転とタイミングを合わせて作動する機械装置であること
から、作動正確ではあるが、あまりスピード了ノブでき
ず、実施例における選別能力は毎分２００個前後である
。

２）、また、上記選別排除装置ｇを、ガイド板６の設置
位置における搬送転輪コの搬送溝弘の左右側方に近接し
て、常時圧力空気を噴射している空気ノズルｌ／を設置
した構成とすることも可能である。

該装置ざｂは、上位の搬送溝ψ位置の右直角方向と、下
位の搬送溝位置の左直角方向に空気ノズルｌｌを設置し
、高速間欠回転する搬送転輪コの搬送溝弘位置に向って
左右直角方向から常時圧力空気を噴射しているもので、ａ）、よって、抵抗器Ｒの両端にキャップｌが嵌着して
いれば（完成品）、抵抗器Ｒはガイド板乙の保持作用と
共にキャップｌの内周縁部７が側縁部４′に引っ掛かる
ために吹き飛ばされることなく搬送溝を内に止まるが、ｂ）、抵抗器Ｒの端部にキャップｌが１代着していない
と（不良品）、上記キャンプｌによる引っ掛かり制止力
がないだめ、右端または両端のキャップがないときは右
側空気ノズルｌ／の噴射で、左端キャップがないときは
左側空気ノズル／／の噴射で搬送溝外へ吹き飛ばされて
選別排除される。

ｃ）、排除されずに残った完成品はそのま＼ガイド板乙
の案内で搬送され、所定位置で搬送転輪ユ上から他へ移
送する。

この空気ノズル式の選別排除装置、ｒｂは、搬送□転輪
コの搬送溝を部分に向って直角方向から常時圧力空気を
噴射していればよいことから構成簡単ですみ、また、選
別能力は転輪ユの高速間欠回転が可能な限度まで可能な
特徴があり、実施例では毎分５００〜１０００個である
が、−面、搬送溝ｔの左右直角方向から噴射しないと正
確な選別排除ができないため、搬送転輪ユの構造によっ
ては空気ノズルを直角方向から近接して設置できない場
合もあり、この点だけが問題点として残る。

３）、更に、上記選別排除装置ざを、ガイド板６の設置
位置における搬送転輪ユの搬送溝ｑ−の左右側方に近接
して、常時空気を圧力吸引している吸気ノズルを設置し
た構成とすることも可能である。

該選別排除装置にＣは、上位の搬送溝ψ位置の右斜前方
向と、下位の搬送溝位置の左斜前方向に吸気ノズル１２
を設置し、高速間欠回転する搬送転輪ユの搬送溝位置に
対して左右斜前方へ常時強力に空気吸引（バノキー−１
・）シているもので、ａ）、よって、抵抗器Ｒの両端にキャップｌが嵌着して
いれば（完成品）、抵抗器Ｒｉｉガイド板乙による保持
作用と相俟ってキャップｌの内周縁部７が側縁部ψ′に
引っ掛かるために吸気ノズルｌユ中に吸い込まれること
なく曹送溝ψ内に市まるが、ｂ）、抵抗器Ｒの端部にキャップｌがｌ（Ｎ　９Ｑ　し
ていないと（不良品）、上記キャップｌによる引っ掛か
り制市力がないため、左端または両端のキャップがない
ときは右側吸気ノズルｌユに吸い込−まれ、右端のキャ
ップがないときは左側吸気ノズル１２に吸い込まれて選
別排除される。この吸い込まれた不良品は吸気管内を送
られて所定位置に集合貯溜される。

ｃ）、排除されずに残った完成品はその捷＼ガイド板６
の案内で搬送され、所定位置で搬送転輪ユ上から他へ移
送する。

この吸気ノズル式の選別排除装置ｇｃは、搬送転輪コの
搬送溝ψ部分にその先端を近接して左右斜前方から設置
し、常時空気を強力にバノギュームしていればよいこと
から構成簡潔にすみ、また、選別能力は搬送転輪ユの高
速間欠回転が可能な限度まで可能な特徴があり、実施例
では毎分５００〜１０００個である。

但し、以上までは空気ノズル１１式と同様であるが、本
吸気ノズル式の場合には、その設置方向が空気ノズルｌ
１式と異なって直角方向であることを必要とせず、斜前
方からの設置も可能であることから、搬送転輪コの構造
にか＼わりなしに設置しうる多大の利点がある。

以上の如く、本発明においては、搬送転輪、２の周面部
３と搬送溝ｔの構成に特徴があり、該転輪二の他の構成
部分は任意であり、ガイド板６はその円孤形内周面に特
徴があって、その他の構成は任意であり、捷だ、選別排
除装置ざは搬送溝を中の抵抗器Ｒに対して左右方向から
適宜の外力を付加して、キャップの１茨着もれ（不良品
）のみを選別Ｊ１１除するものであるので、その構成は
」二記ビン９式、空気ノズル１１式及び吸気ノズル１３
式に限ら′ず、目的の作用を行うものであればこ１１ま
た任意である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の正面略図、第２図は抵抗器Ｒの拡
大正面図及び側面図、第３図は第１図の１部拡大正面図
、第４図の（イ）、（ロ）、（１）は第３図のｐ、　／
　　　ａ　／／断面矢視図で本発明の作用を示す図、第
５図の（イ）、（ロ）はピン式選別排除装置の構成及び
作用を示す図、第６図の（イ）、（ロ）は空気ノズル式
選別排除装置の構成及び作用を示す図、第７図の（イ）
、（ロ）は吸気ノズル式選別排除装置の構成及び作用を
示す図である。付量、Ｒ・・・抵抗器、ｒ′・・・素子（抵抗体）、ｒ
・・・素子部、ｄ・・・ｒの径、ｌｘ・・・搬送転輪の
周面部の肉厚、１２・・・素子部ｒの寸法、１３・・・
ガイド板の円孤形内周面部の肉厚、ｌ・・・キャップ、ユ・・・搬送転輪、３・・・その周
面部、ｔ・・・搬送溝、Ｓ・・・ガイド板の円孤形内周
面部、６・・・ガイド板、７・・・キャップの内周縁部
、ざ・・・選別排除装置、ｇａ・・・ピン式選別排除装
置、ｇｂ・・・空気ノズル式選別排除装置、ｇｃ・・・
吸気ノズル式選別排除装置、９・・・ピン、１０・・・
その吸収ばね、ＩＩ・・・空気ノズル、ｌコ・・・吸気
ノズル。出願人　日東工業株式倉社第１図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、素子の両端にキャップを嵌着した抵抗器を搬送
する搬送転輪を、その周面部の内厚ｅＩを抵抗器Ｒの素
子部ｒの寸法１２に見合った肉厚とした円板の、該周面
部に一定間隔毎に素子部ｒの径ｄに見合った寸法の搬送
溝を切設して設けて、該搬送転輪を一定寸法宛高速間欠
回転する状態に設置し、該搬送転輪の周面の一部に沿い近接して、円孤形内周面
部の肉厚ｅ３を搬送転輪の肉厚１１と略画じくしたガイ
ド板を設置し、搬送転輪の溝内に有って搬送中の抵抗器に対して、左右
側方から抑圧、吸引等の外力を付加して、キャップの嵌
着もれのためにキャップの引っ掛かりによる制止力のな
い抵抗器を、該溝から選別排除する適宜の選別排除装置
を、ガイド板設置位置における搬送転輪の搬送溝の左右
側方に備えたことを特徴とする、抵抗器のキャップ有無
選別装置。（２、特許請求の範囲第１項記載の、抵抗器のキャップ
有無選別装置において、その選別排除装置が、ガイド板設置位置における搬送転輪の搬送溝の左右側方
に近接して、転輪の間欠回転の回転停止時にタイミング
を合わせて前進後退するピン（吸収ばね付の）を設置し
たものであることを特徴とする、抵抗器のキャンプ有無
選別装も（３）、特許請求の範囲第１項記載の抵抗器の
キャップ有無選別装置において、その選別排除装置が、
ガイド板設置位置における搬送転輪の搬送溝の左右側方
に近接して、常時圧力空気を噴射している空気ノズルを
設置したものであることを特徴とする、抵抗器のキャン
プ有無選別装置。　　　　・（４）、特許請求の範囲第
１項記載の、抵抗器のギャップ有無選別装置において、
その選別排除＠置が、ガイド板の設置位置における搬送転輪の搬送溝の左右側
］方に近接して、常時空気を圧力吸引している吸気ノズ
ルを設置したものであることを特徴とする、抵抗器のキ
ャップＩｉ無選別装置。