JPS60213618A - 板状物の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は板状物例えばタイルその他の板状成形物を移
送する場合において、複数の板状物を横列させた状態で
次々と搬送する場合に用いて便利な構成の板状物の搬送
装置に関するものである。

この種の板状物の搬送装置にあっては、第７図に示され
る状態において第１コンベア１に対する第２コンベア２
の相対速度を高速にする。この様にすると前後の板状物
相互の間隔が広げられ次段での作業が極めて容易になる
特長がある。然し第２コンベアの相対速度を高速に切替
える時点は、第１図の様に前列の板状物ａの全面が第２
コンベアに移り、次の列の板状物ａが第１コンベアｌに
残っている状態で切替えなければならず、その切替えの
精度は高いものが要求される。更に又、板状物が少し大
型になった場合は、第５図に示す如く板状物検出装置３
が第１図の場合と同様に板状物の先端を検出した時点で
第２コンベアの相対速度を速くすると、板状物が投影的
には第１コンペアと第２コンベアに跨がった状態で−も
って第２コンベアが高速になってｉ−まう為、板状物の
後端は第１コンベアによシブレーキがかけられる。その
ブレーキが横列している各板状物毎に度合が異なりアン
バランスになると、第ｇ図に示す様に横列状板状物相互
の出入りし１乱れ、延いては次段工程に大きな弊害をも
たらす。

そこで本発明は、−上述の問題点を除くようにしたもの
で、第１図の状態でけ勿論のこと、第３図に示される状
態において第２コンベアを高速に切替えた場合において
も、複数横列の各板状物ｔｉｔ何ら第１コンベアの影曽
を受けることなく整然と揃ったままで後段との切離し２
が行なえる様にした板状物の搬送装置を提供しようとす
るものである。

以下本願の実施例を示す図面について説明する。

第１図乃至第１図において、１は第１コンベア、２は第
２コンベアを夫々ボし、夫々個別の駆動装置を備えて第
２図に矢印でアトされる様に作動する様構成してめる。

こねらのコンベア１．２としてはベルトコンベアの外ニ
ローラーコンベアモ利用できる。、ｌａ、２ａはそれら
のコンベアの搬送面を夫々示す。第２コンベア２におけ
る搬送面の後端部’ｌ　ｂは第２図或いは第１図に示さ
れる様に第１コンベア１の搬送面の先端部１１）よりも
寸法８だけ高くなる様構成しである。尚その高低差は後
述の様な作動時において第２コンベアの搬送面２ａに乗
り移った板状物の後端を第１コンベアの搬送面１ａから
離間させることができればよいものであり、その寸法と
しては例えば１ＭＭ程度の僅かな寸法に設定される。３
は板状物の検出装置で、板状物が第２コンベアの搬送面
２ａに移乗したことを検出する為のものであり、−例と
して投光器３ａと受光器３ｂとから成る光電装置が用い
である。

上記構成のものにあっては、第１コンベア１の作動によ
って例えばタイルの成形装置から、第１コンベアの搬送
面ｌａ上に第１図及び第２図に示される如く多数の板状
物ａが横方向に複数枚並び然も前後方向にも間を詰めた
状態に並べて次々と送られてくる。この時第１コンベア
１の搬送速度と第２コンベア２の搬送速度とは予め等し
く設定（３） しておかれる。この様な状態において第１図及び第２図
にボされる如く第１列目の横列状板状物Ａ。

の先端が検出装置３によって検出されると、その検出装
置３から発せられる信号・により第１コンベア１の駆動
装置ｄが停止Ｆニされる。即ち第１コンベア１に対し第
２コンベア２の相対速度が速くされる。

これにより第２列目以降の横列状板状物Ａ２　＊　Ａ、
。

Ａ４・・・は第１コンベアｌの搬送面１ａに乗ったまま
そこに停止し、第１列目の横列状板状物Ａ、のみが第２
コンベア２によって運び去られる。

上記の様にして横列状板状物ム、が所定の場所壕で運び
去られてしまうとｆ’ｌｒ）：＠１コンベア１の駆動装
置が作動させられ、その搬送面１ａに乗った板状物ａが
前進させられる。そして前記第２列目の横列状板状物Ａ
、の先端が検出装Ｗ３によって検出されると再び」二連
と同様の動作か行なわれる。

次に上記板状物ａよりもやや寸法の大きい板状物の場合
には第３図及び第１図にボされる様に動作が行なわれる
。即ちその様な板状物ｎ′のうち第１列目の横列状板状
物Ａ１１が第２コンベア２の搬（４） 送血２ａに乗りその先端が検出装置３によって検出され
ると、その時には板状物ａ′の重心Ｇは第を図に示され
る様に第２コンベア２の搬送面の後端２ｂ′を通り過ぎ
て搬送面２ａの上に乗っている。従ってこの状態におい
ては板状物ａ′は第２コンベアの搬送面２ａに乗り移っ
た状態となっておシ、その板状物ａ′の後端部下面ｂ′
は第１コンベアの搬送面１ａから離間している。この為
との時点において検出装置３の信号によって前述の５．
、よＸ＊に＠１　ｖ　７　＜７１カ、ゆ□うわ、、１　
′２コンベア２の搬送面２ａに乗った第１列目の横列状
板状物Ａ１′は第１コンベア１の影響を何ら受けること
なく第２コンベア２によって運ばれる。　′との為上記
横列状板状物Ａ　、　／は横列状態が乱れることなくそ
の′ｔ−まスムーズに搬送される。次に、第３図、第１
図に示される場合においては、検出装置３の信号によっ
て、第１コンベア１の搬送速度をそのままにし第２コン
ベア２の搬送速度を速めて前後の板状物を切り畔しても
よい。この場合には後列の板状物Ａ　！／が第２コンベ
ア２に差し掛かる前に第２コンベア２の速度を元に戻す
とよ１い。

尚上記検出装置３の設けられる位置は、搬送しようとす
る板状物のうち最も寸法の小さいものに合わせて設足さ
れる。即ちその様な最も寸法の小さい板状物の先端が検
出装置３によって検出されたとき、その板状物のすぐ後
ろにある板状物の先端が未だ第２コンベア２の搬送面に
差し摺らない状態となる様な位置に定められる。

次に第２コンベアの搬送面の後端部２１１と第１コンベ
アの搬送面の先端部１１）との高さの差に関しては、そ
こに物理的な高さの差がなくてもよい。

即ち第１コンベアの搬送面の先端部１　ｂ及び第２コン
ベアの搬送面の後端部２　ｂのうちの一方又Ｌ１両方に
搬送方向に向りての僅かな傾斜があって、第２コンベア
の搬送面の後端部に重心が乗り移った板状物の後端部下
面が、実質的に第１コンベアの搬送面の先端部］　ｂか
ら離れる様になっていてもよい。

次に本願の異なる実施例を示す第Ｓ図について説明する
。この図はよシ大型の板状物ａ′を取り扱うことのでき
る装置を示すものである。即ち図において枢軸５に対し
レバー６が自由回動自在に取付けてあり、そのレバーの
先端部に押えローラ７が取付けである。

この様な構成のものにあっは、板状物ａ′の先端が検出
装置３ｅにより検出された時にその板状物ａ′自身の重
心ｇが未だ第２コンベア２ｅの搬送面の後端２ｈ’ｅを
越えていなくても、押えローラ７による押下刃Ｆが上記
板状物ａ′の先端部に加わる為上記板状物ａ′の実質的
な重心Ｑｅは搬送面の後端２　ｂ’ｅを越えて第２コン
ベアの搬送面に移乗しておシ、その為板状物ａ′の後端
部下面は第１コンベアの搬送面１ａｅから離間している
。

従ってこの時点で第１コンベアを止めて第２コンベアの
みを作動させて板状物ａ′を搬送しても、板状物ａ′は
第１コンベアの影響を何ら受けることなく搬送すること
ができる。尚」二記ローラ７による押下刃Ｆはローラ７
やレバー６の自重によってもたらすことができるが、そ
れらをばねで下方へ（７） 向けて付勢することによってもたらしてもよい。

なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファベットの０を
付して重複する説明を省略した。（また次回以降のもの
においても順次同様の考えでアルファベットのｆ、ｇを
順に付して重複する説明を省略する。） 次に第を図は検出装置の異なる例を示すものである。図
においてｌＯけレバーで支点１１を中心に回動できる様
になっている。又そのレバー１０の先端にはローフ１２
が取ｆ］けである。上記レバー１０にはリミットスイッ
チ１３が対向させである。

この様な構成のものにあっては、板状物ａｆがローラ１
２の部分に到来するとローフ１２はその板状物ａｆの上
に乗り上がる。これによりレバー】０が傾動する。する
とそのレバー１０によってリミットスイッチ１３が作動
させられ、そのリミットスイッチＵの作動信号によって
第１コンベアに対する第２コンベアの相対的な搬送速度
を速くする操作が行なわれる。

（８） 次に第７図は本願の更に異なる実施例を示すもので、複
数の板状物ａｇが相互に僅かな間隔を隔てた状態で次々
と送られて来た場合において、それらの板状物相互の間
隔をよシ大きくする様子を示すものである。この様な操
作を行なう為には、前述の場合と同様に第１コンベア１
ｇを間欠的に停止させる外、板状物ａｇの先端が検出装
置３ｇで検出された時に第２コンベア２ｇの搬送速度を
大きくし、その後人の板状物の先端が第２コンベア２ｇ
に差し掛る前に第２コンベア２ｇの搬送速度を第１コン
ベアＩｇの搬送速度と同速に戻すことによって行なって
もよい。

以上のようにこの発明にあっては、第１点として、第１
、第２コンベア１，２を用いて複数横列状の板状物ａを
搬送できる効果があるその上に、第２点として、第２コ
ンベア２を、第１コンベア１に対して相対的に高速にし
たり、同速にしたりして交互に可変することによって、
後続する板状物との間隔りを搬送途中において大きくす
ることのできる効果（切離し効果）を発揮できる特長が
ある。

第８点として、第１と＠２コンベアにおける両搬送血１
ａ、２ａは高さが異ならしめであるから、横列しである
全部の板状物＆’　、１に’　、ａ’の全投影面が第２
コンベア２に移乗する以前、即ち、板状物ａ’　、ａ’
　、Ｉｔ’の各重心Ｏが第２コンベア２に移った時点で
第２コンベア２の相対速度を高くしても、各板状物は投
影的には第１コンベアの上にあるにもかかわらず板状物
の下面は第１コンベア１とは絶縁され、それの影智を受
けないという特長がある。このことは、先ず第１に第１
図に示される状態でもって第２コンベアの相対速度を高
速にする場合は良好な搬送ができるは勿論のこと、第３
図第１図め様に投影的には板状物か第１及び第２コンベ
ア１．２の両方に跨っている状態においても、第２コン
ベア２を相対的に高速にして板状物の切離しをすること
ができる。従って、第１コンベア１に対する第２コンベ
ア２の相対速度を高速に切付える時点１よ、第１図及び
第２図に示される状態の時点から第３図及び第１図に示
される状態の時点までの範囲のいつでもよく、その操作
が極めてラフでよいという操作上の特長がある。また第
２に、第１図あるいは第３図のように種々大きさの変わ
った板状物が送られてくる場合でも、それらを横列状態
乱すことなく確実に切離しできる効果もめる。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は小型のタイ
ルを搬送する状態を示す平面図、第２図は第１図の正面
図、第３図は大型のタイルを搬送する状態を示す平面図
、第１図は第３図の正面図、第Ｓ図乃至第７図は夫々異
なる実施例を示す正面図、第ｇ図は従来例を示す平面図
、第り図は第ｇ図の正面図。 ｌ・・・第１コンベア、２・・・第２コンベア、１ａ。 ２ａ・・・搬送面、３・・・検出装置、ａ、ａ’　、ａ
’・・・板状物。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１コンベアと、第２コンベアとを組°列させて、第１
   コンベア上の搬送面に置かれる複数横列状の板状物を第
   ２コンベア」二の搬送面に移動させ、さらにその横列状
   態を保ちながら次段に向けてその板状物を搬送す、るよ
   うに構成しである搬送装置−において、第２コンベアの
   搬送面の後端部の高さは、そこに板状物の重心が乗り移
   うた状態で板状物後端と第１コンベアの搬送面先端部と
   の間に間隙が生じる程度に第１コンベアの搬送面先端部
   に対して僅かに高くしてあり、その」二両コンベアの相
   対搬送速度は、第１コンベアに対して第２コンベアの相
   対搬送速度を略同速と高速とに用度可能に構成してメジ
   、さらに第２コンベアにｔｉｔ、板状物の重心が第２コ
   ンベアに移東した時点で第２コンベアの相対速度を高速
   にするだめの信号を発生するように構成した板状物検出
   装置が付設【７であることを特徴とする板状物の搬送装
   置。