JPS598351B2 - 複合容器の製造法 - Google Patents

複合容器の製造法

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JPS598351B2
JPS598351B2 JP4641978A JP4641978A JPS598351B2 JP S598351 B2 JPS598351 B2 JP S598351B2 JP 4641978 A JP4641978 A JP 4641978A JP 4641978 A JP4641978 A JP 4641978A JP S598351 B2 JPS598351 B2 JP S598351B2
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JP
Japan
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backing member
tubular body
container
composite
adhesive
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JP4641978A
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English (en)
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JPS54140688A (en
Inventor
ハ−マン・ラパ−ト・マ−カ−ト
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Sonoco Products Co
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Sonoco Products Co
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複合容器の製造法に関するものであわ、特に
、容器の内部と外部とで圧力差がある包装(特に真空包
装)に適用した場合に密封シール可能で顕著な効果を示
す裏当て部材を有する複合容器の製造法に関するもので
ある。
さらに、具体 J的には、本発明は、容器内が減圧状態
におかれた際に、外側の管状体とは独立にまた管状体に
逆方向の力を加えることな<、自由に内部方向に変形も
しくはつぶれるような機能を裏当て部材に持たせるよう
に、その端部のみで管状体と裏当て部材とを固着させて
なる複合容器の製造法を提供するものである。従来から
、ガラスや金属製の単層の胴体を有する容器よシも安価
な複合容器(複数層の胴体を有する容器)を用いる方が
経済的であわ、また環境問題上も望ましいことはよ〈知
られている。
しかしながら、従来知られた複合容器は、強度不足等の
理由から使用範囲が制限され、特殊製品の包装や特殊な
包装法を利用する場合には、使用困難とされていた。容
器の内部と外部とで圧力差があるような場合には、その
傾向は顕著である。特に、複合容器内に商品(充填物)
を真空包装もしくは結果的に減圧状態となる包装をする
試みは、従来、この圧力差により容器壁が内側につぶれ
てしまうため、実用的成功をみるに至つていない。その
結果、十分満足するような商品包装は不可能となわ、商
品汚染等の原因の一つとなつていたのである。複合容器
を各種商品の包装手段として利用できるようにするため
に種々の努力が払われてきた。このような従来例として
は、USP2328798、3383026、3462
063、3487989、3662944、36661
63、3799423、3978232、401023
0等がある。これらは裏当て部材と外側の管状体とを別
々につ〈わ、組合せるものが大半である。また管状体の
巻き上げ方法については、USP2301092、31
50575、325352O、3376180等が知ら
れている。
USP3376180に開示された方法は特に好ましい
方法であわ、別個につ〈られた裏当て部材に螺旋状に巻
き上げによシ容器を形成させる方法が開示されている。
しかし、この場合、裏当て部材は押出し機でつ〈られて
おVtこれだと通常の螺旋状の巻き上げ装置に比較して
極めて精密な装置を必要とし経済的ではないという問題
がある。またこの方法では、裏当て部材が全面にわたつ
て固着された容器が得られるので、真空包装には不適当
である。本発明は、従来一般に使用されている螺旋状巻
き上げ装置(Spiralwindingappara
tus)を使用し、長さ方向に沿つて一定間隔で設けた
接着剤層部分を有する連続した裏当て部材を内部に持ち
かつ該接着剤部分で該裏当て部材と固着されている多層
複合管状体を連続的につ〈り、次いでこれを切断して個
々の容器用管状体をつくるものである。
つまb1本発明では、各管状容器の主要部が、その両端
部で円周方向に連続又は不連続に密封性(不透過性)の
裏当て部材と固着されるのである。そして、この場合、
裏当て部材の中間部はその内部が減圧ないし真空になつ
た場合に、内圧と外圧の圧力差により、内方向に変形さ
れるように構成されている。以上の説明から明らかなよ
うに、本発明による複合容器は、対向する両端部を有す
る管状体と、該管状体の内側に沿つて設けられた可撓性
で密封性を有する裏当て部材とを有し、該裏当て部材は
両端部がそれぞれ該管状体の相当する両末端部と回着さ
れ、その中間部は該管状体とは固着されていず真空包装
あるいは減圧状態の包装時に該管状体と独立に内側に変
形しうるように構成されていることを本質とするもので
ある。
周囲の管状体にかかる圧力は、実質上両端部の裏当て部
材と管状体とO固着部分のみといえる。それ故、端部は
通常エンドキャツプでその強度を高めることが望ましい
。また裏当て部材の内側への収縮に伴う力の大部分は管
状体の長さ方向つまり量も強度の高い方向のものである
。その結果、包装された最終製品は包装の内部の負圧に
よつて形が安定に保持されることになる。これに対し、
従来の容器を用いた真空包装では、容器の周片壁部自体
が内側に引かれるため、包装体の構造安定性がそこなわ
れる傾向が大きかつた。
本発明は、両端部で裏当て部材と管状体とが固着された
上述した複合容器の製造法であつて、可撓性で密封性の
帯状の裏当て部材を管状構造となるようにマンドレル上
に螺旋状に巻き上げ、この裏当て部材上に複合管状体を
形成せしめ、該裏当て部材の外周面と該複合管状体の内
周面との間にマンドレルの軸方向に一定間隔をおいて帯
状に形成せしめた環状接着剤層を介して、前記裏当て部
材と前記複合管状体とを固着させ、しかる後、各接着剤
層のほぼ中心部で該複合管状体とその内側の裏当て部材
とを切断し、端部の固着された裏当て部材を有する管状
体を得ることを特徴とするものであるC6以下、図面に
基づいて本発明の構成について詳しく説明する。
第1図は、本発明によつて複合容器の管状体主要部を製
造するための方法を示す斜視図である。
ここで用いる装置は、軸10(マンドレノ(ハ)と、供
給ロール(図示せず)から内側に供給される1本以上の
本体形成用帯状体12と、駆動・巻き上げ?゜−り一付
きのベルト14と切断機16とを備えている。基本的に
は液体・気体の不透過性フイルムの中で1枚の帯状体1
8が軸10に螺旋状に巻き上げられ、これが最終的に裏
当て部材となる。裏当て部材18の重な9合つた横端部
は、接着剤塗布用ローラ20により、端部に適当な接着
剤を付けた上、互いに固着される。また、帯状体18が
熱接着性あるいは熱接着層を有する場合にはヒートシー
ルが実施される。パターン式接着剤塗布用ローラ24に
より、帯状裏当て部材18の外面に、一定間隔を置いて
広角度の接着剤層22を付与する。
この接着剤層22は、目的とする最終容器の長さに合わ
せた間隔で、巻き上げられた裏当て部材の周囲に環状の
接着剤帯221を形成するようにつくられる。次いで、
1本またはそれ以上のベーパーボードその他の本体形成
用の帯状体12をその上に螺旋状に巻き上げる。この後
続の帯状体12の巻き上げに当つては、最も内側に〈る
帯状体12、つまD裏当て部材18の次にくる帯状体1
2は内外面には接着剤をつけず端部のみ接着剤で接着さ
れる。これにより、複合管状体を構成する最も内側の帯
状体12と裏当て部材との結合が接着剤帯22″つまわ
接着剤層22により行われることになる。この最初の帯
状体12上に巻き上げられる帯状体12は、従来のもの
と同様、全体を接着剤で結合させることが望ましい。こ
の接着剤は接着剤塗布用ローラ26で付与される。得ら
れた複合管状体は、駆動巻き上げベルト14によう、回
転させつつ前進させ、切断機16により容器の長さに切
断される。
この切断は接着剤帯22″のほぼ中心部で行われる。
第2図は切断部を拡大して示す斜視図である。
また、第3図は切断後の一対の管状体の断面図である。
各管状体は、両端部に環状の接着剤帯を有する裏当て部
材を内部に持ち、この裏当て部材は両端部で管状体端部
とそれぞれ円周方向に環状に接着されている。そして、
裏当て部材の主要部は管状体とは固着されず、それ自体
で動けるようになつている。かくして得られた管状容器
本体は、次いで通常の方法により1両端部にフランジも
しくはビード付けをし、実際に内容物を包装する際にエ
ンドキヤツプ28によりシールしうるようにされる。
エンドキヤツプ28は裏当て部材18の両端部にシール
されるが、これは自体周知の方法で容易にとりつけられ
うる。第4図は容器本体とエンドキヤツプとを示す断面
図である。
また、第5図は真空包装を行つた際の容器の断面図であ
る。この図から裏当て部材内が真空ないし減圧状態にな
ると、外壁とは独立して裏当て部材だけが内側に変形す
ることが理解されよう。容器本体への応力は、それがあ
るとしてもエンドキヤツプで強化された両端部に集中し
ているか管状容器本体の長さ方向に向けられているため
、容器本体を押しつぶすようには作用せず容器の構造安
定性がそこなわれることはない。上記のようにして得ら
れる複合容器は、真空あるいは減圧状態によつて変形す
る裏当て部材の層と、容器本体を形成する紙等の帯状体
からなる層の両者で形成され、包装状態にあ・いて容器
本体に真空あるいは減圧に伴う圧潰力を直接作用させな
いようになつている。この複合容器によれば、容器の変
形のあ・それがない包装を実施することができる。また
、本発明によつて得られる複合容器においては、容器本
体の上下端に訃いて裏当て部材の両端が、気密的に環状
に接着されているが、長い容器本体の場合には更に別の
個所を軽く接着して裏当て部材の位置決めを行つてもよ
い。
裏当て部材は、真空あるいは減圧状態で本質的に気体が
透過しない材料、例えばポリエチレンフイルム、塩化ビ
ニルフイルムの如き合成樹脂フイルム等を使用すること
ができる。以上説明したように、本発明によれば、真空
包装に適する複合容器を、コストを余わ高めることなく
更に特有の製造設備を必要とすることなく、従来から一
般に用いられている装置を用いることにより、高い寸法
精度で連続的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様を示すもので、複合管状体の
製造工程を示す概略図である。 第2図は管状体を個々の容器用管状体に切断する際の一
部切開正面図である。第3図は切断された一対の管状体
の断面図である。第4図は管状体とエンドキヤツプとの
シール前の状態を示す断面図である。第5図はエンドキ
ヤツプを装着した包装完結時の容器の断面図である。1
0・・・・・・マンドレル、12・・・・・・本体形成
用帯状体、14・・・・・・・駆動・巻き上げプーリ一
付のベルト、16・・・・・・切断材、18・・・・・
・裏当て部材、20・・・・・・接着剤塗布用ローラ、
22・・・・・・接着剤層、24・・・・・・パターン
式接着剤塗布用ローラ、28・・・・・・エンドキヤツ
プ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性で密封性の帯状の裏当て部材を管状構造とな
    るようにマンドレル上に螺旋状に巻き上げ、この裏当て
    部材上に複合管状体を形成せしめ、該裏当て部材の外周
    面と該複合管状体の内周面との間にマンドレルの軸方向
    に一定間隔をおいて帯状に形成せしめた環状接着剤層を
    介して、前記裏当て部材と前記複合管状体とを固着させ
    、しかる後、各接着剤層のほぼ中心部で該複合管状体と
    その内側の裏当て部材とを切断し、端部の固着された裏
    当て部材を有する管状体を得ることを特徴とする複合容
    器の製造法。
JP4641978A 1978-04-19 1978-04-19 複合容器の製造法 Expired JPS598351B2 (ja)

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JPS54140688A JPS54140688A (en) 1979-11-01
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JPH0214218B2 (ja) * 1982-08-11 1990-04-06 Toyota Motor Co Ltd

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