JPS6232009B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6232009B2
JPS6232009B2 JP55087199A JP8719980A JPS6232009B2 JP S6232009 B2 JPS6232009 B2 JP S6232009B2 JP 55087199 A JP55087199 A JP 55087199A JP 8719980 A JP8719980 A JP 8719980A JP S6232009 B2 JPS6232009 B2 JP S6232009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
flange
joining
seam
inward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55087199A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5617137A (en
Inventor
Deii Furetsuchaa Neido
Eichi Matsukumaaon Edowaado
Deii Gureidei Dowaito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sonoco Products Co
Original Assignee
Sonoco Products Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sonoco Products Co filed Critical Sonoco Products Co
Publication of JPS5617137A publication Critical patent/JPS5617137A/ja
Publication of JPS6232009B2 publication Critical patent/JPS6232009B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D15/00Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, sections made of different materials
    • B65D15/02Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, sections made of different materials of curved, or partially curved, cross-section, e.g. cans, drums
    • B65D15/04Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, sections made of different materials of curved, or partially curved, cross-section, e.g. cans, drums with curved, or partially curved, walls made by winding or bending paper
    • B65D15/06Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, sections made of different materials of curved, or partially curved, cross-section, e.g. cans, drums with curved, or partially curved, walls made by winding or bending paper with end walls made of metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/30Folding the circumferential seam
    • B21D51/32Folding the circumferential seam by rolling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D7/00Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of metal
    • B65D7/12Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of metal characterised by wall construction or by connections between walls
    • B65D7/34Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of metal characterised by wall construction or by connections between walls with permanent connections between walls
    • B65D7/36Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of metal characterised by wall construction or by connections between walls with permanent connections between walls formed by rolling, or by rolling and pressing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主としてソフト・ドリンク用の出張り
のない二重接ぎ目を端部に有する複合材容器を製
造する方法に関するものである。
清涼飲料水業界は、缶本体よりも直径の小さい
末端カバーを缶本体に取り付けることを可能にす
る、絞り加工を施した金属缶の使用へとほぼ完全
に移行した。例えば、直径2 9/16インチ(65.1
mm)の209号カバーが、直径2 11/16インチ
(68.3mm)の211号金属缶本体に用いられる。この
様な仕方には、幾らかの経済性並びにその他諸々
の利点がある。より寸法の小さいカバーを用いれ
ば、より安価になることは明らかである。また、
カバーを取り付けるよりも先に本体の端部をやや
小径に絞つておくと、側面に出張りのない容器の
形成が可能になり、それによつて包装が容易でコ
ンパクトにより、縁の損傷が少なくなり、6個入
プラスチツク・カートンを適用するのに便利にな
る。
複合材缶(composite can)本体を、従来のア
ルミニウム缶を初めとする様々のタイプの金属缶
の代替品として用いることを提案するについて
は、従来の絞りの形成は、それに伴う諸々の利点
を保存する為そのままにしておくことが肝要であ
る。そうした利点としては、より小さくて安価な
カバーを使用できること、側面に出張りのない容
器が作られること、等がある。複合材缶本体を用
いれば、更に、それに特有の諸利点、例えばコス
トの低下、密閉度の向上そして場合によつては強
度の増大などが加わることになる。
ここで用いている複合材缶という用語は、主と
して接着剤で貼り合わせ、螺旋状に巻いた数層の
板紙よりなる管状の本体等を指すものである。こ
のような缶本体は、通常は内部に、そして場合に
よつては外部に金属箔ないしはプラステイツク膜
材の層を含むことになろう。又、ある種の場合に
あつては、可塑性プラステイツク本体、樹脂を含
ませた層、または両者を合わせたものを用いるの
が望ましいこともある。
従来の金属缶ないしアルミニウム缶に代わるべ
き、複合材缶本体の開発を試みるに際して、複合
材缶本体の末端部を、金属缶本体の場合と同様
に、前もつて絞つておくことが先ず第一に提案さ
れた。しかし、この様な事前の絞り工程は費用が
かさむのみならず、複合材が紙質材を螺旋状に幾
重にも巻いた層より形成され、一般に防水性の箔
またはプラスチツク膜を内張りされた筒状体であ
るために、このような缶本体のみをその端部で予
め急激に絞ることは適当でないことが判明した。
すなわち、紙質の積層は各層間の接合性が一般に
強力でないために、絞り変形を受けしかもその状
態で放置されると、とかく端部からほぐれ易く、
或いは絞り圧縮された部分がその厚さを若干復元
するので、カバーを取り付ける後工程の加工を困
難にする。また紙層の接合性を増加するには費用
がかかり不利である。複合材缶本体を予め絞つて
おく一方法がグローブの米国特許No.2343550に
記載され、またカーペンターの米国特許
No.2641827には側面に出張りのない缶端の接ぎ
目が示されているが、いずれの場合も末端カバー
における中央凹部の周壁と缶本体の端部内周面と
が接ぎ目を形成する前にきつちりと嵌め合わされ
て、カバーの外縁フランジの巻き込みと缶本体端
部との圧着が行なわれている。このような加圧作
用は、複合材容器の端部における紙質への圧縮度
が極めて大きく、本体とカバーとの接合個所の無
傷性を著しく損うことになろう。
ここで最も普遍的な従来方法の2つの形式を説
明する。これらは缶本体の端部を予め絞つておら
ず、しかもカバーの中央凹部の外周面と缶本体の
内周面とを密接させて接ぎ目の形成を行なつてい
るので、仕上がつた缶端の接合部は缶本体の周面
より外方へ出張つている。まず、第10図から第
14図までに示された第1形式の従来方法では、
例えば211号の複合材製缶本体に対して係合部の
サイズの等しい211号の金属製カバーを用いてい
る。従つてカバー24の栓部(中央の円形凹部)
28の外径は、缶本体22の内径とほぼ等しく、
かつカバーの栓部28は、その相手となる缶本体
22の末端部に、カバーフランジ34が缶本体2
2のフレアーもしくは、フランジ26を付けた末
端部と丁度密着する深さまで擦れ擦れに入れられ
る。この様な従来の関係は第10図に示される
が、さらに第11図のように栓部28へ、その開
いた上方から接合チヤツク38が導入されて栓部
の周壁32と全周状に密着し、接合が行われる間
の固定台の働きをする。次いで、一連の接合ロー
ル40がカバーフランジ34と密着し、本体フラ
ンジ26を重ね合わせてたたみ込みながら(第1
2図)、カバーフランジを次第に内側へ巻き込ん
で行き(第13図)、その結果、第14図に示す
様な二重接ぎ目ができる。このような缶端の接ぎ
目は通常、突出した縁を呈するけれども、容器本
体の末端部を前もつて絞つておき、その絞つた部
分の内側にきつちりと受け入れられる栓部を有す
る相対的に小さなカバーを用いて、絞つた部分に
二重接ぎ目を形成することによつて、その接ぎ目
の外周面を缶本体とほぼ同じ周面に作ることが可
能である。このような方法はグローヴの特許
No.2343550の一部に概略的に示唆してある。
上記の二重接ぎ目の一変形に見せかけの二重接
ぎ目と呼ばれるものがある。このような接ぎ目並
びにその成形法は、第15図から第19図までに
示してある。この第2形式の従来方法は、基本的
には缶本体22の末端にフレアーがなく、従つて
フランジが形成されず、缶本体の末端部はカバー
フランジ34によつて巻き込まれない。すなわち
第16図に示すように接合チヤツク38で内周側
から支えられた金属製のカバー24は、第17図
に示すように一連の接合ロール40によつて、カ
バーフランジ34のみを接合ロール外周の成形溝
に沿つて図示下方かつ半径方向内側へ押圧され
る。そのため内側へ巻かれるカバーフランジ34
は、それ自身のみを巻き込んで、缶本体22の端
部をともに巻き込んだり、折りまげたりすること
なく、缶本体22の外側表面と密着する(第18
図)。第19図に示される完成した接ぎ目は、外
見上は既述の二重接ぎ目と変わらないが、実際は
カバーと缶本体との接合構成がより脆弱で一体性
に乏しく望ましくない。この見せかけの二重接ぎ
目を形成する際でも、カバーの栓部28が缶本体
の末端部の内側にきつちりと嵌合され、同様に接
合チヤツク38が、巻き込みないし接合が行なわ
れる間、固定台の働きをするように、カバー栓部
28の周壁内にきつちりと係合されることが望ま
しい。
見せかけの接ぎ目を有する出張りのない缶を提
供することが必要であるならば、管状本体の末端
部を従来公知の方法に従つて前もつて絞つてお
き、絞つた部分の内側にぴつたりと嵌合できると
栓部を有する小さめのカバーを用いて、缶本体の
絞つた部分にこの種の接ぎ目を形成することは勿
論可能である。
例えば米国特許No.2343550にも記載されたよ
うに、カバーを接合するに先だつて缶本体の端部
を絞ることにより、カバーと缶との間にこれ等の
接ぎ目を形成しながら側面に出張りのない容器を
作成することは可能であるが、既に述べたように
この方法は事前に別工程を要し費用がかさむなど
の欠点がある。
本発明は、主に無炭酸ないし軽炭酸飲料用の、
複合材製管状本体と金属製末端カバーとを二重接
ぎ目によつて接合した側面に出張りのない容器を
製造する改良された方法を提案するものである。
その様な容器を製造するにあたつては、缶本体を
前もつて絞つたり、過度に潰すなどといつた、接
ぎ目並びにその隣接本体に好ましくない影響を与
えることをせずに、缶本体の末端部にカバーとの
二重接ぎ目を形成すると同時に、この端部を適度
に絞つて出張りのない容器に仕上げる方法を提案
している。
基本的には、小さめのカバー、例えば209号カ
バーを、それより相対的に大きい缶本体、例えば
211号本体に付けることが提案される。この缶本
体は、その端部に外側へ向けて従来と同じくフレ
アー(時にはフランジ)を付けてあるが、缶本体
端部は前もつて絞られてはいない。カバーを載せ
るに際しては、カバーの栓部、即ちカバーの主要
部をなすカツプ状に凹んだ中央部を、缶本体の末
端部の内側に入れ、環状の空隙が栓部の周囲に一
様に形成される様に置く。この空隙は、209号カ
バーを211号本体の端部に用いる場合には、平均
1/16インチ(1.6mm)ぐらいの幅になるが、これ
は通常本体周壁の厚みにほぼ等しい。柄付きの円
板状チヤツクが、接合作業時のカバーの安定した
支持台となるために、栓部を形成しているカバー
のカツプ状部分の内側へきつちりと嵌め込まれ
る。次に、カバーの周縁の外方へ出ているフラン
ジは、缶本体のフレアーないしフランジの上に重
なつて載つているが、これらはカバーの半径方向
外側に配置された一連の接合ロールによつて外側
から押圧される。すなわち、缶本体の周外に回転
中心を有する接合ロールは、その特殊な外周凹部
によつて下向き内側にカバーフランジを巻き込
み、缶本体のフランジと一緒にたたみ込んでいわ
ゆる二重接ぎ目を形成する連続的な巻き込み動作
を伴いながら、カバーフランジと缶本体端部との
密接な接合を行なう。この接合が行われると同時
に、本体周壁とカバーの栓部との間の環状空隙の
存在により、本体の末端部は無理なく所定量内側
へ絞られて、前記チヤツクで後から支えられた栓
部の全周壁に密着する。この結果できたものが、
出張りのない二重接ぎ目を有する複合材容器であ
り、これは別に事前の絞り工程を必要とせず、接
合と絞り作業を同時に行なつて作られたものであ
る。
接合作業と同時に本体を絞るため、接合ロール
外周の凹状成形溝には、接ぎ目が形成されている
間に、その接ぎ目の直ぐ下で本体と直接接触する
突出部分が環状に設けられ、それによつて容器本
体の一部に直接内向きの絞り成形圧力が加わり、
二重接ぎ目に隣接する缶本体の外周部位に、なだ
らかに丸みを帯びた肩部を形成するようになつて
いる。なお、必しもそうと限定する必要はない
が、絞りは辛うじて二重接ぎ目の厚みを受け入れ
るに足りる程度であるのが望ましい。そうすれ
ば、絞りは軽度で済みしかも完成後の容器に於け
る積み重ねに対する強度を最大に保つことができ
る。ここに提供する容器製造技術が、複合材容器
の構造上の一体性という点に於いて、事前の絞り
加工プロセスを経て作られた従来の容器に比し
て、頑丈さを増大するものであるということは、
興味あることである。
209号カバーを211号本体に用いる上記の方法の
特に重要な特徴、並びに本発明を商業上の見地か
ら見て実用的たらしめる特徴は、既に稼働してい
る従来の缶製造ラインで、極めて僅かの切換え時
間だけで上記の接合と絞りの組合せ作業を実施す
ることが可能であるという点である。一例を挙げ
れば、アンゲルス・サニタリー製缶会社製の高速
缶密閉装置ないし缶接合装置は、目下のところ極
めて広く使用されているジユース、ソフト・ドリ
ンク等の金属缶の缶密閉用機械であるが、これら
は30分程度の時間で改造され、上記の方法によ
り、かつ金属缶を用いる際に通常行われるこの機
械の定格スピードで、缶端部が予め絞られていな
い複合材缶に対して、金属カバーの接合作業と缶
端部の絞り作業とを同時に行なうことが可能であ
る。接合機械が、前もつて絞つた金属缶と、絞つ
ていない複合材缶のどちらかを処理するため、ど
ちらにも容易に転換できるという可能性の故に、
この接合機械の生産性は著しく増大する。これも
又、出張りのない二重接ぎ目を持つた接合材容器
を作る本発明の過程から得られる利点の一つであ
る。
巻き込まれた二重接ぎ目を形成する場合、カバ
ーフランジと缶本体フランジは両方共下向き内側
へ向けて巻かれ、その際本体末端部の垂れ縁は、
折りたたまれたカバーフランジの中に完全に取り
込まれ、本体壁の隣接する内側の部分と平行にか
つ向かい合つて位置する。前述の環状空隙は、接
合が行なわれる間、本体末端部の絞り加工に効果
的に順応し、缶本体の複合材と金属カバーのフラ
ンジが過度に圧縮力を受けないで、密封状態を生
ずるように、完全な接ぎ目の形成と缶本体の絞り
とを同時に行なうことを可能にする。必要とあれ
ば、そして又接ぎ目を強くするため、接ぎ目を形
成する前にカバー及び/又は本体の向かい合つた
部分に接着剤または漏れ止め剤を用いることがで
きる。出張りがない接ぎ目と言うけれども、種々
の製造上の公差によつてその接ぎ目の表面が、缶
本体の表面より幾分凹むか、反対に幾分突き出す
かも知れないということを理解して置かねばなら
ない。然しながら、接合作業を行ないながら内方
に本体を絞れば、完成後の二重接ぎ目は或る程度
凹む訳であつて、実用の見地よりすれば、実質的
に出張りのない容器になると言える。
以下に本発明方法の一実施例を図面によつて具
体的に説明する。第1図において、容器または缶
20は管状の複合材缶本体22を有し、その相対
する両端に金属末端カバー24を接合されてい
る。
缶本体22は螺旋状に幾重にも巻いた紙質の層
より形成され、通常防水性の箔またはプラステイ
ツクの内張り(図示しない)を有する。本発明に
従つた方法で末端カバーないしキヤツプ24を接
合される缶本体22の末端は、第2図に示すよう
に、外側へ向けて適度のフレアー26を付けられ
ている。
金属製の末端カバー24は、第3図に示すよう
にカツプ状に凹んだ円筒状の部分28を中央に有
する。この部分は通常、栓部と呼ばれ、円盤状の
底面30を有し、この底面30は、それよりほぼ
垂直に上方に突き出た環状の周壁32によつて囲
まれている。底面30は通常、その周辺内側に剛
性を持たせるための環状隆起部33と、そして適
当と思われる場合は引抜き開口部(図示しない)
を備えている。カバー24は、周壁32の上端と
一体でその周縁から外方へ突出して形成され、そ
して下向き内側に若干巻き込んだ先端36を有す
る環状のフランジ34を備えて完全になる。
本発明の容器製造方法は、缶本体を前もつて絞
るという別個の工程を経ることなしに、極めて完
全な接ぎ目を有する出張りのない複合材容器を形
成する独自の方法を提案するものであり、本発明
による方法は、第4図から第8図までの図面を通
じて、その真価を一層評価されるであろう。
基本的には、本発明の方法に用いられる末端カ
バー24は、缶本体22に比して栓部の直径が小
さい。例えば、清涼飲料水業界で使用する為のポ
ピユラー・サイズの容器を作る場合には、栓部2
8の外径が約65.1mmの209号カバーが缶本体22
の内径が約68.3mmの211号本体と共に用いられ
る。このような組み合わせは、栓部の周りを環状
に取り巻く、明確かつ実質的な空隙42を、栓部
28の周壁32と缶本体22の内面との間に生じ
させる。この空隙42は、ここに掲げる例では幅
が約1.6mmで、一般的に缶本体の壁の厚さにほぼ
等しい。カバーフランジ34の広さは、缶本体2
2のフレアーを付けた末端26の上に完全に重な
り、かつそれよりも外側へ突出するに充分である
ことが認められるであろう。
第4図に示すように、末端カバー24を缶本体
22に載せた後に、柄付きの円板状接合チヤツク
38がカバー24の栓部28の中へ軸方向外側か
ら押圧的に案内され、同時に接合チヤツク38は
栓部の環状壁32の内周面と密着する。こうし
て、接合が行われる間の固定台または支持手段が
カバー24に対して与えられ、缶本体のフレアー
26はフランジ状にほぼ90゜湾曲される(第5
図)。
接合チヤツク38を押入するのに引き続いて、
一連の接合ロール44が、カバーフランジ34の
湾曲した外周に密着し、下側に位置する缶本体2
2のフランジ部分26と一緒に、その接合もしく
は内側への巻き込みを実施し、そして第6図及び
第7図から容易に認められる様に、二重接ぎ目の
形成と容器本体末端部の半径方向内方への変位す
なわち絞りとを同時に行なつている。空隙42を
埋める缶本体の絞りを伴つたこの接合動作によ
り、終局的には、第8図に示す様な側面に出張り
のない二重接ぎ目ができる。このことは缶本体2
2の端部を前もつて絞ることになしに成し遂げら
れた訳であり、時間のかかる、比較的高価な、し
かも缶を損傷する恐れのある工程を避けている。
二重接ぎ目の形成と相伴つた缶本体の絞り加工
に関して特に重要なのが、接合ロール44の形状
である。それについては、第7図における接合ロ
ールによる加工段階をより詳細に示した第9図を
参照されたい。この接合ロール44は、接ぎ目を
形成するための環状の凹部46を外周面に有す
る。この凹部46は、カバーフランジ34をほぼ
直角に下方へ曲げるために、半径方向内方へ延び
る下向きの環状面から丸い隅部を経て軸方向の周
面に至る壁面48によつて形成され、さらに凹部
の下縁50が環状突出部分52に続いている。凹
部46の深さはこの突出部分52に対しカバーフ
ランジ34の厚さと等しいか、それよりわずかに
大きい。
接合ロール44の凹部46の直ぐ下の突出部分
52は、缶本体に滑かな肩部56を造る傾斜状の
成形壁54と協同して、形成される二重接ぎ目の
直ぐ下で缶本体と密着し、それを半径方向内方へ
押し込んで形成する。缶本体成形壁54と缶本体
とのこのような密着は、折りたたまれたカバーフ
ランジ34の内側へ反転した下部周縁から缶本体
の外周面へと続いており、なだらかに丸みを帯び
た肩部56を接ぎ目の直ぐ下に形成する。こうし
て、缶本体の末端部を実質的に潰すことなく、か
つ缶の構造上の完全さを損う様な影響は全くと言
つて良い程伴わずに、缶本体の末端を接ぎ目の形
成と同時に絞ることができる。
第6図から認められる様に、一連のローラのど
の接合ロールにも接ぎ目成形作業の各工程で、接
合作業が進行するに従つて缶本体を直接成形し、
もしくは内方へ絞るように、缶本体成形壁54
が、接ぎ目下端の直ぐ下で缶本体と密着する特別
な突出形状をしている。何れの場合にも逆円錐状
の成形壁54が、接ぎ目を形成したカバーフラン
ジ34から下方に連続して缶本体22の周壁に直
接密着し、巻き込まれたカバーフランジの下側に
とかくできやすいかど立つ部分に直接、押圧力を
作用させ、絞りの下部に望ましいなだらかに丸み
を帯びた肩部56を形成する。
潰れに対する強さを維持する為には、二重接ぎ
目の下部の缶本体22には、目立つたくびれは無
いのが望ましい。換言すれば、くびれの長さを最
小に保つことによつて、例えば積み上げの際等に
缶のカバーに加わる負荷は、缶本体22の周壁へ
直接に転嫁される。引き延ばされたくびれが接ぎ
目の下部に作られるとしたら、負荷力の大部分は
でき上がつた肩の部分によつて受けられることに
なり、容器の潰れに対する強さは減少する。それ
にもかかわらずある場合には、くびれを引き延ば
すことが必要になることがある。それは例えば、
オーバー・キヤツプをかぶせる場合などである。
要約すると本発明は、若干小さめの直径のカバ
ーをより大きな直径の缶本体にとりつけて二重接
合を行ない、二重接ぎ目を形成すると同時に缶本
体に絞り加工を施して出張りのない容器を製造す
る独自の方法を提案するものである。これは基本
的には、絞り加工のためカバー中央の栓部の外周
と缶本体末端部の内周との間に環状の空隙を設
け、接合チヤツクで栓部を安定させながら、特殊
な形状の外周凹部を有する一連の接合ロールを使
用して、カバーを缶本体に接合し、かつその接合
過程を実施しながら、接合チヤツクで支持された
中央栓部に密着するように、缶本体の末端部を内
方へ絞り成形することによつて達成される。かく
て、本発明は、工程を簡略化し、しかも缶本体の
末端接合部を過度に圧縮することなく、確実な二
重接ぎ目を周外に出張らないように形成すること
ができる。
これまでに詳述したのは、主として容器カバー
を缶本体の一方の末端に取り付ける場合であつた
が、二重接ぎ目と絞りによるこれと同じ方式は、
缶本体の両端に適用されることは容易に理解され
る筈である。
上述の説明は本発明の原理的な面を明らかにし
ようとしたものである。従つて、本発明の請求の
範囲は、全ての明白な変形、修正、並びにこの方
面に熟達した向きには容易に思いつき得る同等物
を含むものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて製造された複合材容器
の斜視図、第2図は金属カバーを未だ取り付けて
ないフレアーを与えた複合材缶本体の上端部の斜
視図、第3図は缶本体の端部に取り付けられるべ
き金属カバーの拡大断面図、第4図より第8図ま
では本発明の方法により二重接ぎ目を作る一連の
工程を示す断面図であり、第4図は栓部直径のよ
り小さいカバーを内径のより大きな複合材缶本体
のフレアーをつけた末端部上に載せた最初の配置
の一部拡大断面図、第5図は接合チヤツクをカバ
ー中央の栓部内に嵌入させ、それに圧力を加えて
カバーフランジと缶フランジを密着させたところ
を示す一部拡大断面図、第6図は接合ロールによ
つてカバーフランジと缶フランジとを半ば巻き込
んだところを示す一部拡大断面図、第7図は接合
ロールの押圧によつて二重接ぎ目を完全に形成
し、かつ缶端部を十分に絞つた状態を示す一部拡
大断面図、第8図は二重接ぎ目を形成して出張り
なく完成した容器末端の一部断面図、第9図は接
合ロールの詳細を合わせ示した第7図と同様な断
面の拡大図であり、第10図より第14図までは
従来の二重接ぎ目を作る第1形式の一連の工程を
示した一部拡大断面図、第15図より第19図ま
では従来の略式接ぎ目を作る第2形式の一連の工
程を示した一部拡大断面図である。 22……缶本体、24……カバー、26……フ
レアー部、28……カバー栓部、34……カバー
フランジ、38……接合チヤツク、42……空
隙、44……接合ロール、52……環状突出部
分、56……肩部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 端末に外方へ曲がつたフレアー部を有する管
    状の紙質を主とした複合材製缶本体に、内側へカ
    ツプ状に突出した中央栓部とこの中央栓部の周縁
    に続いて外方へ延び先端を内側へやや巻き込んだ
    カバーフランジとを有する金属製の末端カバーを
    接合するに際して、缶本体のフレアー部に末端カ
    バーのフランジをかぶせて同心に置くと缶本体の
    内周面とカバーの中央栓部の外周面との間に缶本
    体の壁厚にほぼ等しい空隙が生ずる大きさの末端
    カバーを準備する工程と、この末端カバーのフラ
    ンジを直接缶本体の末端に載せて、中央栓部を缶
    本体の末端部内中央に入れ、周囲の缶本体との間
    に前記空隙を正しく環状に形成し、末端カバーを
    そのカツプ状栓部の内周面に嵌まる接合チヤツク
    で軸方向外側から押圧して、缶本体のフレアー部
    をほぼ直角に湾曲したフランジ状に変形させかつ
    カバーを半径方向不動に保持する工程と、カバー
    フランジを缶本体末端のフレアー部に密着するよ
    う缶本体の周外に回転中心を有する接合ロールに
    よつて半径方向外側より押圧し、接合しながらこ
    れらを二重接ぎ目として下向き内側に巻き込む工
    程と、この巻き込み工程とほぼ同時に、内側に巻
    き込まれるカバーフランジによつて二重に折り重
    ね密着された缶本体の端末接ぎ目部分を前記環状
    空隙を埋めて端末カバーの中央栓部の全周壁に密
    着させるようにさらに周囲より接合ロールによつ
    て内方へ絞り変形する工程とを含んで成るを特徴
    とする側方へ出張りのない二重接ぎ目を有する複
    合材容器を製造する方法。 2 端末に外方へ曲がつたフレアー部を有する管
    状の紙質を主とした複合材製缶本体に、内側へカ
    ツプ状に突出した中央栓部とこの中央栓部の周縁
    に続いて外方へ延び先端を内側へやや巻き込んだ
    カバーフランジとを有する金属製の末端カバーを
    接合するに際して、缶本体のフレアー部に末端カ
    バーのフランジをかぶせて同心に置くと缶本体の
    内周面とカバーの中央栓部の外周面との間に缶本
    体の壁厚にほぼ等しい空隙が生ずる大きさの末端
    カバーを準備する工程と、この末端カバーのフラ
    ンジを直接缶本体の末端に載せて、中央栓部を缶
    本体の末端部内中央に入れ、周囲の缶本体との間
    に前記空隙を正しく環状に形成し、末端カバーを
    そのカツプ状栓部の内周面に嵌まる接合チヤツク
    で軸方向外側から押圧して、缶本体のフレアー部
    をほぼ直角に湾曲したフランジ状に変形させかつ
    カバーを半径方向不動に保持する工程と、カバー
    フランジを缶本体末端のフレアー部に密着するよ
    う缶本体の周外に回転中心を有する接合ロールに
    よつて半径方向外側より押圧し、接合しながらこ
    れらを二重接ぎ目として下向き内側に巻き込む工
    程と、この巻き込み工程とほぼ同時に、内側に巻
    き込まれるカバーフランジによつて二重に折り重
    ね密着された缶本体の端末接ぎ目部分を前記環状
    空隙を埋めて端末カバーの中央栓部の全周壁に密
    着させるようにさらに周囲より接合ロールによつ
    て内方へ絞り変形するとともに、接合ロール外周
    の一部に設けた環状突出部分によつて前記末端接
    ぎ目部分に隣接する缶本体外周部位になだらかな
    丸味を帯びた肩部を形成する行程とを含んで成る
    を特徴とする側方へ出張りのない二重接ぎ目を有
    する複合材容器を製造する方法。
JP8719980A 1979-07-19 1980-06-25 Method and device for manufacturing composite material vessel with double joint with no projection Granted JPS5617137A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/058,747 US4270475A (en) 1979-07-19 1979-07-19 Method of forming a flush-sided container

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617137A JPS5617137A (en) 1981-02-18
JPS6232009B2 true JPS6232009B2 (ja) 1987-07-11

Family

ID=22018684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8719980A Granted JPS5617137A (en) 1979-07-19 1980-06-25 Method and device for manufacturing composite material vessel with double joint with no projection

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4270475A (ja)
JP (1) JPS5617137A (ja)
AU (1) AU6014080A (ja)
CA (1) CA1136494A (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2535684B1 (fr) * 1982-11-08 1985-12-06 Sireix Georges Contenant a fond et/ou a couvercle sertis et son procede de fabrication
US4526290A (en) * 1983-10-19 1985-07-02 Ball Corporation Flanged container
GB8412244D0 (en) * 1984-05-14 1984-06-20 Metal Box Plc Containers
JPS6160441A (ja) * 1984-09-03 1986-03-28 昭和プロダクツ株式会社 複合缶およびその製造法
JPS6188927A (ja) * 1984-10-09 1986-05-07 Showa Prod Kk 複合缶の製造法
JPH0239633Y2 (ja) * 1986-02-25 1990-10-24
GB8810229D0 (en) * 1988-04-29 1988-06-02 Metal Box Plc Can end shells
JPH0820037B2 (ja) * 1993-05-26 1996-03-04 日本電気株式会社 自動機械の安全カバー
US6290447B1 (en) 1995-05-31 2001-09-18 M.S. Willett, Inc. Single station blanked, formed and curled can end with outward formed curl
US5788112A (en) * 1996-05-08 1998-08-04 Sonoco Products Company Container and end closure adapted for evacuating and back-flushing of gases during closing
US5971259A (en) * 1998-06-26 1999-10-26 Sonoco Development, Inc. Reduced diameter double seam for a composite container
WO2013142602A1 (en) 2012-03-20 2013-09-26 Berry Plastics Corporation Package
US9145251B2 (en) 2012-10-26 2015-09-29 Berry Plastics Corporation Package
US11206938B2 (en) 2013-03-15 2021-12-28 Raymond Booska Thermal receptacle with phase change material
US9181015B2 (en) 2013-03-15 2015-11-10 Raymond Booska Thermal receptacle with phase change material
US10532872B2 (en) 2014-12-08 2020-01-14 Berry Plastics Corporation Package

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2343550A (en) * 1942-03-30 1944-03-07 Vincent C Hickson Container and process of making same
US2641827A (en) * 1949-06-16 1953-06-16 Carpenter Container Corp Method of making fiber drums having metal closures
US2643627A (en) * 1950-12-28 1953-06-30 American Can Co Method of producing cushion in seams of containers
US2849148A (en) * 1955-12-29 1958-08-26 American Can Co Can end seam
DE1175596B (de) * 1962-09-13 1964-08-06 Mauser Kg Kunststoffbehaelter mit Falzdeckel

Also Published As

Publication number Publication date
US4270475A (en) 1981-06-02
JPS5617137A (en) 1981-02-18
CA1136494A (en) 1982-11-30
AU6014080A (en) 1981-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6232009B2 (ja)
JPH0428451B2 (ja)
JP2983222B2 (ja) 容器及び缶のためのプラスチック製閉止部並びにこの閉止部を作る方法
US20140202915A1 (en) Combination packaging container and method of producing it
US3623929A (en) Method for producing spiral wound container
JPH0317710B2 (ja)
US4524565A (en) Packing container for pressurized contents and a method for manufacturing the same
US9840344B2 (en) Method and device for production of can with fold lines
US3030001A (en) Spirally wound container
US3409168A (en) Container
US3540394A (en) Method of hermetically closing a container by means of a lid capable of being seamed
US2602383A (en) Method of making paper containers
JPS6211935B2 (ja)
US3977340A (en) Diaphragm closed cans
JP4301668B2 (ja) 金属容器および金属容器の製造方法
US1979827A (en) Method and apparatus for manufacturing containers
JPS6219927B2 (ja)
JPS6226964B2 (ja)
US1699549A (en) Receptacle and method of making same and means to seal the collapsed and closed end
JPS6054811B2 (ja) 缶口成形方法
JPH0236458B2 (ja)
US1896076A (en) Container and manufacture of same
JPS6251822B2 (ja)
JPS6226348Y2 (ja)
JPS5935698B2 (ja) 容器胴に金属製容器蓋を固着する方法