JPS5982426A

JPS5982426A - ニューマチック式繊維原料搬送装置

Info

Publication number: JPS5982426A
Application number: JP58165331A
Authority: JP
Inventors: バルタ−・ペ−タ−・クナツペルツ
Original assignee: Truetzschler GmbH and Co KG
Current assignee: Truetzschler GmbH and Co KG
Priority date: 1982-10-28
Filing date: 1983-09-09
Publication date: 1984-05-12
Also published as: JPH0342325B2; DE3239897C2; DE3239897A1; US4553882A; CH661707A5

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明は％に紡績準備機において空中浮遊搬送されて主
管から少なくとも２本の分岐管に達する紡織用繊維塊の
ような繊維原料の搬送方法及びこの方法を実施するだめ
の装置に係わる。

〈先行技術〉ニー−マチック方式による繊維塊搬送においては、繊維
塊状になっている繊維原料が搬送媒体。

例えば空気流により導管内を搬送され、共通の搬送管と
接続する単数または複数の機械１例えば開綿機、浄綿機
または給綿機またはホッパー付きカードに供給される。

この場合１機械に対する原料供給すなわち例えばカード
・ホッパへの線維供給だけでなく、導管による繊維塊搬
送も繊維塊の水分及びニューマチック搬送装置内の水分
により著しく影響される。導管内を搬送される塊状繊維
原料の動向は必ずしも一定ではない。従って１例えは搬
送管の分岐点、彎曲部または壁面に繊維塊が溜１つたり
付着したりすることが多く、これが詰まりの原因となり
、導管による搬送が妨げられるだけでなく、特に後続の
機械による繊維塊の一様な収容または加工、またはカー
ド・ホッパの装入などが妨げられる。とりわけ、カード
・ホッパへの繊維原料の均等な供給が場合（・てよって
は開綿や浄綿の工程に利用されるニー−マチック方式に
よる繊維塊搬送そのものによってすでに妨げられるおそ
れがあり、以後の加工に際してこの繊維原料から製造さ
れるスライバや糸の番手維持に悪影響が及ぶ。

ニューマナノク方式による繊維塊搬送装置において特に
化学繊維の場合に発生する好壕しくない凝集現象は多く
の場合静電気の発生に起因する。

静電気は搬送空気流中の乱流発生に伴う摩擦、繊維塊供
給機からの搬送空気流による繊維塊搬送に際して起こる
繊維塊と空気流との摩擦、　ｆ：、７ｃは繊維塊相互の
摩擦によって発生する可能性がある。

繊維塊は搬送空気流中で自由に運動できるから。

静電気は逃げず、適当な静電気誘導材と接触するまでは
存続する。したがって特に乾燥した搬送空気中で静電気
により繊維塊が凝集し易い。ただし搬送空気ｉたは繊維
材料自体の水分量が多過ぎても繊維塊の凝集を招き、二
−−マチソク方式による搬送システムの障害となるだけ
でなく、繊維から製造される製品の品質にも悪影響を及
ぼす。多くの場合繊維表面のコーティングは極めて吸水
性であるから、繊維塊の凝集及び壁面付着は空気の高水
分によって著しく助長され、極めて迅速に二１−マチツ
タ方式繊維塊搬送システムを故障させる。

例えば主管から２本の分岐管が分岐する１字形分配管の
場合、浮遊する繊維塊が壁面と衝突する箇処に好ましく
ない態様で繊維塊が集する。これが解離するとこの繊維
塊が不規則にいずれρ・一方の分岐管に入り、これを詰
まらせる。この上うな詰甘っは操業上の重大な支障とな
る。

〈発明の目的〉本発明は前述のような繊維凝集を簡単に防止して分岐管
の詰まりを回避することのできる空気浮遊搬送されて主
管から少なくとも２木の分岐管に達する紡織用繊維塊の
ような繊維原料の搬送方法を提供することを目的とする
。

〈発明の構成〉本発明の目的はｔ＋’＋Ｊ述の繊維原料の搬送方法にお
い゛て、繊維塊の流動方向Ｖこ設けた主管からの分岐管
分岐域で空気流を導管内に浮遊する繊維塊に向けて放出
することを特徴とする繊維原料の搬送方法によって達成
される。

浮遊する繊維塊に対向する空気流が衝突箇処にとの多い
搬送路中の分配片互たは垂直壁に繊維塊が到達しｍ＜ｈ
る。衝突箇処に到達したとしても空気流によって再び排
除される。こうして繊維凝集は簡ｊ１１に防止され１従
って分岐管の詰まりが回避される。空気流は凝集繊維塊
を分割させずに一方の分岐管へ誘導することもあり得る
が、浮遊状態の繊維塊流が空気流によって分割さ）１１
部分流が両分肢管へ案内される場合もある。

本発明は主管からの分岐管分岐域に空気流供給源を設け
、その空気流が主管内に浮遊する繊維塊に対向するよう
に構成した特許請求の範囲第１項に記載の方法を実施す
るための好ましい装置をも含む。

その他の好普しい実施態様を特許請求の範囲第４項から
第８項までに記載した。

〈実施例〉以下添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説
明する。

第１図には２本の分岐管２．３を有する主管１を具備す
る丁字形構成の典型的な繊維供給管を略示した。矢印で
示すように繊維原料１例えば繊維塊４及び搬送媒体が５
に流入する。分岐管２及び３は主管ｌの延長部全構成す
る。流路（管１，２及び３）の面積は公知のニューマチ
ｙり方式搬送法に従って計算さｙｔでいる。

繊維原料及び搬送媒体（苧気流）は６及び７がら外方へ
出る。この１字形分配管は（図示しない）例えば管路か
ら成る連携の繊維供給装置の一構成部分である。

主管１内を浮遊する繊維塊４の進行方向に位置する分岐
管２，３の壁には開口部８ａ、８ｂがあり。

その開口部８ａ、８ｂはモータｌＯによって駆動される
送風機１１を内蔵する閉鎖国体９が接続している。国体
９には外気導入管１２が設けられている。動作時には開
口部８ａ、８ｂから出た空気流（矢印１３．１４）の流
動方向は浮遊中の繊維塊４の流動方向とは反対方向とな
る。この対向空気流は非常に強いから、繊維塊は分岐管
２．３の内壁に到達できないか、到達しても再び内啼か
ら引き離される。こうして繊維塊４は分岐管２，３内に
送りとソけられる。

第２図に示し７ヒ実施態様では、１字形分配管内の分岐
管２．３の内壁に分割素子１５　（楔形分配片）を設け
、これによって繊維塊４を分岐管２゜３に偏向させてい
る。分割素子１５の先端部の手前に主管１の軸線と直交
する方向に送風棒１６を設置しである。この送風棒１６
は浮遊する繊維塊４に向いた壁面、即ち、主管ｔ　＋Ｃ
向いた壁面に１列に複数の孔１７’１４＝３する（第２
ａ図）管とじて構成されている。この送風棒１６は（図
示しない）圧縮空気供給源と接続している。

第３図に示した実施態様では分岐管２．３の内壁に中央
に開口部１９を具備する半円筒形分割素子１８を設置し
である。空気流は国体９から開口部８を通って内壁と分
割素子１８との間の空間２０に入り、この空間２０から
開口部１９を通って浮遊中の繊維塊にむかって流出する
。分割素子１８は繊維塊の流を分岐管２．３にむ〃・っ
て案内する。開口部Ｊ９から出た空気流は繊維原料が分
割素子１８に付着するの全防止する。

第４図に示した実施態様では、主管１７１−ら２木の分
岐管２，３が分岐し、この分岐点に開口部８を設けたＹ
字形分配管ｔ１ｖる一０主管ｌから断面積の小さい２木
のバイパス管２１．２２が分岐し１分岐管２，３の分岐
部外壁に設けた共通の空気流体配室２３に開口する。繊
維塊搬送空気流の一部に主管１７１−らバイパス管２１
．２２に流出し、さらに空気流分配室２３に流入し、開
口部８を通って再び浮遊中の繊維塊にむかって、即ち、
主管１＆′ｃむかって流出する。この構成では補助全気
流供給源（例えは送風機）を設ける必要はない。繊維供
給装置内の空気流は空気循環の原理で一定に維持妬れる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は送に機及び排気孔ケ有する丁字形繊維塊分配管
、第２図は分割素子及び送風棒を有する１字形分配管、
第２ａ図は送風棒の正面図、第３図は第１図と同様の、
ただし半円筒形分割素子を有する丁字形分配管、第４図
は分割素子及びバイパス給気管を有する７字形分配管を
それぞれ示す。１・・主管、２，３・・・分岐管、　　４・・・繊維塊
。８、８ａ、　８ｂ、　１．７．１９・−排気孔。１１．２３・・・空気流供給源、１３．１４・・・空気
流。１５、１６．１８・・・分割機素。以下全白

Claims

【特許請求の範囲】１、特に紡績準備機において空中浮遊搬送されて主管か
ら少なくとも２本の分岐管に達する紡織用繊維塊のよう
な繊維原料の搬送方法において。繊維塊の流動方向に設けた主管からの分岐管分岐域で空
気流を主管内に浮遊する繊維塊に向けて放出することを
特徴とする繊維原料の搬送方法。２、主管と該主管から分岐した少くとも２本の分岐管か
ら成り、紡織用繊維塊のような繊維原料を搬送する特に
紡績準備機における繊維原料の搬送装置において、前記
主管（１）から分岐される前記分岐管（２，３）の分岐
域に空気流供給源（１１゜２３）を設け、該空気流供給
源（１１，２３）がらの空気流（１３，１４）の流動方
向を主管（１）内に浮遊する繊維塊（４）の流動方向に
対して実質的に反対方向に定めることを特徴とする繊維
原料の搬送装置。３、複数の排気孔（８；８ａ；８ｂ；１７；１９）　　
から出る空気流が同一平面内に位置することを特徴とす
る特許請求の範囲第２項に記載の装置。４、分岐域に軸線が主管（］、）の軸線と直交する少な
くとも１つの分割素子（１５，１８）を設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第２項から第３項筐でのいずれ
か１項に記載の装置。５、分割素子（１，６，１８）を空気供給源と接続した
ことを特徴とする特許請求の範囲第２項〃・ら第４項ま
でのいずれか１項に記載の装置。６、分割素子（１５）が楔形であること′ｆｆ：％徴と
する特許請求の範囲第２項から第５項１でのいずれか１
項に記載の装置。７、分割素子が空気流排出孔牙具備する送風棒（１６）
であることを特徴とする特許請求の範囲第２項から第６
項までのいずれか１項に記載の装置。８、分割素子（１８）がほぼ半円筒状を呈し、少なくと
も１つの空気流排出孔（１９）を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第２項から第７項までのいずれか１項
に記載の装置。