JPS5982251A

JPS5982251A - 単板供給装置

Info

Publication number: JPS5982251A
Application number: JP18915982A
Authority: JP
Inventors: Shogo Kuroki; 黒木　正五
Original assignee: Kitagawa Seiki KK
Current assignee: Kitagawa Seiki KK
Priority date: 1982-10-29
Filing date: 1982-10-29
Publication date: 1984-05-12
Also published as: JPH0115453B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】開示技術は、家具調度品等に用いられる単板を搬送供給
させる装置の技術分野に属する。

しかして、この出願の発明は、昇降自在のパレットに載
置された家具調度品等用の単板を単板取出し装置の取出
しビン装置によって取り出し、単板位置決め装置に搬出
させ、該単板位置決め装置の送りロールによって搬送さ
れる単板が、該位置決め装置の縦・横の各定規によって
端部な位置決め、設定姿勢にされて次段工程１ｆｃ搬出
される単板供給装置に関する発明であり、特に、上記単
板取出し装置のフレームに支持されたスプロケットに無
端帯が張設され、該無端帯に横設された支持プレートに
前記取出しビン装置が周回自在にされ、さらに、上記フ
レームが前記単板位置決め装置の支持フレームに揺動離
反自在に枢支させて、上記ビン装置が前記パレット上の
単板に対して抑圧自在にさせ、また、前記送りロールが
前記縦・横の各定規の双方に向って指向され、しがして
、該縦定規がプーリに周回された無端帯で形成されてい
る単板供給装置に係る発明である。

一般に、家具、調度品等の製造材料として使用される単
板は、表面材として用いられることが多く、極めて薄い
ものであり、この単板をパレット上から仕組み装置へ搬
送するに単板供給装置が用いられている。

即ち、単板供給装置は、複数枚の単板が積載されたパレ
ットから、単板を１枚づつ上向きに正確に取出し、ロー
ルにより搬送するとともに、該単板の縦方向と横方向の
各々の端部を位置決め装置によって設定姿勢（で規制し
ながら、次段工程に搬送させる装置である。

さりながら、上述従来の単板供給装置のパレットから単
板を取出す装置は、ピンによって単板を押圧した後、該
ビンを引き上げ、それと同時にピンから落下する単板の
後方から下面１（エアーを供給させて、該単板を次段の
位置決め装置へ供給するものであったため、エアー送給
１（より、搬送中の単板に波打ち現象が生じ、その結果
、単板にしわが生じたりして次段工程に対して悪影響を
与え、製品精度を低下させたりする欠点があった。

また、上記縦定規が上記ロールによって搬送される単板
に対して停止しているため、単板の端部が縦定規に摺接
することとなり、端部が損傷を受けたりする難点があっ
た。

さらに、前記単板供給装置のロールが１端側寄りに水平
面に対し傾斜させてあったり、エアーを供給させるよう
にして前記縦定規に対し単板の端部な位置決めするもの
であったため、構造が複雑になり操作性も低下し費用も
かかる不具合もあった。

この出願の発明の目的は、上述従来技術の問題点を解決
すべき技術的課題とし、エアー供給装置を用いることな
く、単板を確実に搬送し、さらに、縦・横の各定規によ
って損傷等が与えられることなく端面を正確にそろえる
ようにして合板産業における単板利用分野に益する優れ
た単板供給装置を提供せんとするものである。

上述目的に沿い、先述特許請求の範囲を要旨とするこの
出願の発明の構成は、前述問題点を解決するために、単
板取出し装置のフレームが所定周期で揺動し単板パレッ
トに近接し単板取出し装置の下方に載置された昇降自在
のパレットに積載されり単板が、上記フレームのスプロ
ケットに周回された無端帯に支持プレートを介して設け
られたビン装置のビンによって刺通されて引き上げられ
た後、上記スプロケットを回転させると上記ビンに基端
側を刺通された単板が搬出側に前側スライド裡（Ｃ搬送
され、この間、上記無端の回動によりピンが離脱し上記
単板取出し装置に接続された単板位置決め装置の支持フ
レームの送り方向１（斜設された送りロールによって該
フレームに支持された無端帯を有する縦定規と傾倒自在
の横定規の方向へ送り出されながら、単板の縦横者々の
端部が位置決めされ設定姿勢にされ、この間、上記縦定
規の無端帯が周回しているため、単板の縦縁は縦定規に
沿い損傷することな（位置決めされ、順次取出されて位
置決めされた単板が上記横定規から次段装置に供給され
るようにされ、このサイクルが反復され、単板相互が干
渉しないように送出搬送されるようにした技術的手段を
講じたものである。

次に、この出願の発明の１実施例を図面１（基づいて説
明すれば以下の通りである。

第１．２．４図に示すのは、単板供給装置１であり、ベ
ース２には多数の単板３が積載さ、ｈた昇降自在のパレ
ット４が載置され、該パンツ）４Ｖｃは、ベース２に載
置された単板位置決め装置５が併設されている。

そして、上記単板位置決め装置５の支持フレームとして
のフレーム６に、上記パレット４の上方に位置する単板
取出し装置７のフレーム８がビン９で揺動昇降自在に枢
支され、上記単板位置決め装置５のフレーム６に付設さ
れたエアシリンダ１０のロッド１１が単板取出し装置７
のフレーム８に取付けられ、単板取出し装置７を上下方
向所定同期で揺動自在に枢支している。

しかして、上記単板取出し装置７のフレーム８にはスプ
ロケット１２．１２・・・が無端帯としてのチェーン１
３．１３を周回張設されており、該スプロケット１２．
１２・・・の、駆動スプロケット１２′が上記フレーム
８に付設されたギヤドモータ１４にカムクラッチ１４′
を介して連係されている。

上記チェーン１３．１３には断面コ字状の支持プレート
１５．１５・・・が横設されてチェーン１３．１３とと
もにスプロケット１２．１２・・・′ＶＣ周回可能にさ
れ、各支持プレート１５には、エアシリンダ１６を介し
て周回チェーン１３の外方に突出自在にされた取出しビ
ン装置としてのビン装置１７が所定数設けられている。

上記ピン装置１７は、第３図に示す様に、支持プレート
１５Ｖｃケーシング１８が固定され、該ケーシング１８
には弾圧バネ１９を介してプランジャ２０の一端が挿入
されるとともにボルト２１が押通され、該ボルト２１の
基部２２を介して上記プランジャ２０がケーシング１８
から抜けるの？防止している。

また、上記プランジャ２０の他端には、ホルダ２３を介
して先端に複数のビン２４が突設されたビンホルダ２５
がボルト２６によって固定され、上記ビン２４が、前記
パレット４に積載された単板３の上面に対向可能にされ
ている。

そして、上記ビン装置１７には、支持枠２７を介して前
記エアシリンダ１６のロッド２８が取付けられ、該エア
シリンダ１６のロッド２８がビン装置１７の前記ボルト
２１の基部２２を打圧自在にしている。

一方、前記単板位置決め装置５のフレーム６には、上記
単板取出し装置７の搬出口２９に対応した位置に、送り
ロールとしての３連のロール３０．３１．３２が上下一
対平面視斜設されて枢支され、スプロケット３３、ベル
ト３４，３５を介してフレーム５に付設されたモータ３
６に連係されている。

なお、上記上下のロール３０．３１．３２の間隔は、単
板３の板厚の１．５倍くらいであるのが望ましく、単板
のロール３０．３１．３２による遊送を可能にしている
。

また、該ロール３０．３１．３２の傾斜方向（（は、上
記フレーム６の縦方向にプーリ３１．３７に無端帯とし
ての縦定規ベルト３８が幅方向を上下にして周回可能に
張設され、該プーリ３７．３７には、ギヤ装置３９、ベ
ルト４０を介して、上記スプロケット３３に連係されて
上記ロール３０．３１．３２と同期回転するようにされ
ている。

そして、上記単板位置決め装置５の搬出端には、横定規
４１がフレーム６に付設されたエアシリンダ４２にリン
ク４３を介して起立倒伏自在にされ、該横定規４１０手
前には、前記スプロケット３３にベルト４４．４５とス
プロケット４６を介して搬出ロール４７が枢支されてい
る。

しかして、上記搬出ロール４１の上方には、該搬出ロー
ル４７に転接自在のピンチローラ４８．４８・・・がア
ーム４９．５０を介して上記リンク４３に連係されてい
る。

なお、前記エアシリンダ６とエアシリンダ４２、ギヤド
モータ１４とモータ３６とは図示しない制御装置を介し
て各々連動するようにされている。

なお、５１は、次段装置のロールである。

したがって、ピンチローラ４８の昇降と横定規４１の起
伏は連動されている。

上述構成において、起動ボタンを押してパレット４を所
定速度で上昇させ、ギヤドモータ１４を介してスプロケ
ツ）１２．１２・・・（１）チｒ−−７１３，１３な周
回させ、ピン装置１７をセットし、シリンダ６によって
フレーム８を揺動昇降旋回させて、まず、ピン装置１７
のピン２４を単板３の表面１ｃ対してスプリング１９に
抗して押圧し、単板３がずれないようにする。

次Ｋ、エアシリンダ１６を駆動させ、ピン装置１７のボ
ルト２１の基部２２をエアシリンダ１６のロンド２８に
よって叩打抑圧すると単板３は、ピン２４に刺通され、
その後、前記エアシリンダ６を駆動させ、フレーム８を
揺動させて最上部の単板３の後部を他の単板から引き上
げる。

そして、ギヤドモータ１４を介してチェ一ン１３゜１３
を所定に回転させると、単板３はピン装置１７のピン２
４に刺通係止されているため、その前部をスライドさせ
ながら搬出口２９がら単板位置決め装置５に搬送されて
いく。

しかして、上述動作は、図示しない前記制御装置により
設定されたプログラムに従って全自動的に行なわれる。

この間、ピン装置１７が搬出側の低位のスプロケット１
２にさしかかると、そのピン２４は単板３かもスムーズ
に抜げてゆくため、単板３に対して損傷を与えることは
なく、該ピン２４が抜けて上向きに回動し始め、後続の
ピン２４が次の単板３の後部上にきて、カムクラッチ１
４′によりチェーン１３はストップされる。

このようにして、単板位置決め装置５に搬送されてきた
単板３は、ロール３ｏ、３１．３２によって、その搬送
方向を斜めに変換され縦方向１（抑圧されつつ縦定規ベ
ルト３８当接しながら搬送される。

この際、上記縦定規ベルト３８は、上記ロール３０．３
１．３２とともにモータ３６によって同期回転されてい
るため、単板３の縦方向の端縁部は縦定規ベルト３８に
対して相対速度な（当接され、上記ロール３０．３１．
３２上を位置決めされ、設定姿勢にされた状態で搬送さ
れていく。

このようにして搬送された単板３が横定規４１に至り、
縦方向の位置決めと同様に横方向の位置決めもなされ、
常回転の搬出ロール４７の上でロールの相対スリップを
許容しながら停止する。

そして、図示しない制御装置の出力信号によりシリンダ
４２が駆動されると、リンク４３を介して上記横定規４
１が搬出方向に倒れるとともにピンチロ〜う４８がリン
ク４３、レバー５０，７−ム４９を介して搬出ローラ４
７に押圧され、したがって単板３は、上記ピンチローラ
４８と搬出ローラ４７に挟持され、縦、及び、横方向の
端縁部を位置決めされた状態で次段装置のロール５１に
搬送されていく。

そして、制御装置を介して上記エアシリンダ４２が復帰
した後、エアシリンダ１０、ギヤモータ１４、エアシリ
ンダ１６が駆動され、前記単板取出し装置７の後続のビ
ン装ｆｔ１７により、前記単板３に対して干渉しないよ
うに所定の搬送間隔をおがれた次の単板３が単板位置決
め装置５に搬送され、前述同様、位置決めされて、次段
装置に供給され以降このサイクルを反復していく。

なお、この出願の発明の実施態様は、上述実施例に限ら
れるものでないことは勿論であり、例えば、単板位置決
め装置のエアシリンダを単板取出Ｌ［置のフレームを揺
動させるエアシリンダテ兼用させる等種々の態様が採用
可能である。

前述の如きこの出願の発明によれば、基本的に単板をパ
レットから確実に取出し、かつ、極めて容易に搬送させ
、短い搬送路で位置決させることができる優れた効果が
奏される。

また、単板取出し装置のフレームに支持されたスプロケ
ットに無端帯が張設され、該無端帯に横設された支持プ
レートに取出しピン装置が設けられていることにより単
板に対する連続的な取出しを行なえると同時に、上記ピ
ン装置を周回させることによって単板をずれや、しわを
作ることなくスムーズ、かつ、連続的に搬送でき、その
結果製品精度をより向上させることがＯＴ能となる優れ
た効果が奏される。

さらに、上記単板取出し装置のフレームが単板位置決め
装置の支持フレームに揺動自在に枢支されていることに
より、上記単板に対するピン装置の初期の位置決めを行
なうことができ、ピン装置が単板を刺通する際に確実に
作動し、単板取出しのミスを著しく低減させることがで
きる優れた効果が奏される。

さらにまた、単板位置決め装置の送りロールの送り方向
が縦定規と横定規との双方に指向されていることにより
、送りローラな単に搬送装置として利用するにとどまら
ずそれ自体を一種の位置決め装置として働かせることが
でき、搬送距離を短縮することができるとともに位置決
め時間を短くして、単板の位置決め処理能力をアップさ
せることができる優れた効果が奏される。

そして、縦定規が上記送りロールに同期して回転するプ
ーリに周回された無端帯である場合は、単板の縦方向の
端部が上記送りロールによって搬送されている際に、相
対速度なく当接させることができるため、単板の上記端
部に損傷を与えることなく、縦方向の位置決めができる
優れた効果が奏される。

加えて、単板の取出し、位置決めに要する時間が短縮さ
れ、装置も小型化されるため処理能力や設置スペースの
利用率が高利、実質的にコスト低減がなされるメリット
もある。

【図面の簡単な説明】

図面は、この出願の発明の実施例を示すものであり、第
１図は、全体概略正面図、第２図は、全体概略平面図、
第３図は、ピン装置の部分拡大断面図、第４図は、原理
図である。３・・・単板、　　４・・・パレット、　　８・・・フ
レーム、１７・・・取出しビン装置、　　７・・・単板
取出し装置、３０．３１．３２・・・送りロール、３８
・・・縦定規、４１・・・横定規、　　５・・・単板位
置決め装置、１・・・単板供給装置、　　　　１２・・
・スプロケット、１３・・・無端帯、　　　　　　　１
５・・・支持プレート、６・・・支持フレーム、　　　
　３７・・・プーリ出願人　北川精機株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）単板が積載されたパレットにフレームに支持され
取出しピン装置を有する単板取出し装置が上段され該単
板取出し装置の搬出側に送りロールを、支持するととも
に縦定規と横定規とを備えた単板Ｉｎｔｆｔｒ決め装置
が併設されている単板供給装置において、上記単板取出
し装置のフレームに支持されたスプロケットに無端帯が
張設され、該無端帯に横設された支持プレートに上記取
出しピン装置が設けられる一方、上記単板取出し装置の
フレームが上記単板位置決め装置の支持フレームに揺動
自在に枢支されていることを特徴とする単板供給装置０
（２）単板が積載されたパレットにフレームに支持され
取出ピン装置を有する単板取出し装置が上段され該単板
取出し装置の搬出側に送りロールを支持するとともに縦
定規と横定規とを備えた単板位置決め装置が併設されて
いる単板供給装置において、上記単板取出し装置のフレ
ームに支持されたスプロケットに無端帯が張設され、該
無端帯に横設された支持プレートに上記取出しピン装置
が設けられる一方、上記単板取出し装置のフレームが上
記単板位置決め装置の支持フレームに揺動近接離反自在
に枢支され、上記単板位置決め装置の送りロールの送り
方向が上記縦定規と横定規との双方に指向されているこ
とを特徴とする単板供給装置。
（３）上記縦定規が、上記送りロールに同期して回転す
るプーリに周回された無端帯であることを特徴とする特
許請求の範囲第２項に記載の単板供給装置。