JPS598218Y2 - 電力線信号注入回路 - Google Patents

電力線信号注入回路

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JPS598218Y2
JPS598218Y2 JP14951379U JP14951379U JPS598218Y2 JP S598218 Y2 JPS598218 Y2 JP S598218Y2 JP 14951379 U JP14951379 U JP 14951379U JP 14951379 U JP14951379 U JP 14951379U JP S598218 Y2 JPS598218 Y2 JP S598218Y2
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JP
Japan
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resistor
power line
pulse
circuit
capacitor
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JP14951379U
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JPS5666873U (ja
Inventor
由郎 佐藤
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力線へ信号を注入する回路に関し、特に同軸
ケーブルの遅延時間を利用したパルス発生器のパルス信
号を注入する回路に関する。
従来、電力線へ信号を注入することは種々の目的で行な
われている。
その一例として、電子機器の誤動作試験を行なうために
電源線へパルス信号を擬似雑音として注入することがあ
げられる。
このようなパルス発生器としては、第1図に示すような
装置が知られており、これを簡単に説明する。
図において、11は充電用抵抗、12は遅延用同軸ケー
ブル、13はスイッチで゛あり、これらは出力端子A,
A’に接続されるべき負荷と共に直流電源14に直列に
接続され、更に同軸ケーブル12における外部導体12
1の抵抗11との接続端側か直流電源14のマイナス側
に接続されている。
この構或において、スイッチ13をオフにしておくと、
抵抗11を通して電源電圧が同軸ケーブル12に充電さ
れる。
この後スイッチ13をオンにすると、出力端子A,A′
から放電によるパルス信号が得られる。
このパルスのパルス幅は同軸ケーブル12の長さによっ
て決まり、一般に同軸ケーブルの特性インピーダンスと
負荷側のインピーダンスは同しにされる。
このパルス発生器1を電力線への信号注入回路として用
いる場合、出力端子A,A’に並列に抵抗を接続してそ
の一端をアースにすると共に、他端を別の抵抗を介して
電力線に接続する。
ところで、このような信号注入回路では、同軸ケーブル
の特性インピーダンスが負荷側のインピーダンスと一致
していないと矩形波のパルス信号が得られないため電力
線に注入されるパルスの波高値が不安定になり、また反
射波が発生してパルス信号に不要振動波が有し良好なパ
ルスが得られないという欠点があった。
本考案はこのような欠点を解消しようとするものであり
、負荷側へ安定した波高値で不要振動波も含まないパル
ス信号を伝達できる電力線信号注入回路を提供すること
を目的とする。
本考案は、パルス発生器の出力に並列に第1の抵抗を接
続してその一端をアースすると共に、該第1の抵抗の他
端を第2の抵抗と第1のコンテ゛ンサとを介して電力線
に接続し、しかも該第2の抵抗及び第1のコンデンサに
対しアース電位と同電位の金属板を相対位置が調整可能
なように近接させるようにした信号注入回路である。
以下に本考案の実施例を説明する。
第2図は本考案の一実施例の回路を示す。
第2図において、交流電源2からフィルタ3を介して電
力線l1,l2を通して負荷4に電力が供給されている
信号注入回路は、パルス発生器1の出力端子A,A’に
並列に抵抗5が接続されてその一端がアースされ、他端
は抵抗6及びコンデンサ7を介して電力線l1に接続さ
れている。
また、抵抗6とコンデンサ7に対し、アース電位と同電
位にした金属板8を近接するようになし、しかもこの近
接の程度を変化させることができるようにしている。
なお、信号注入回路のアース電位は負荷4が配置される
床と同電位にする必要があり、例えば負荷4が電子機器
であれば、アース線は電子機器の筐体に接続される。
このように接続構威された回路において、パルス発生器
1側からみたインピーダンスは、抵抗6と信号が注入さ
れる電力線とアースとの間のインピーダンスの和と抵抗
5との並列インピーダンスとなる。
この並列インピーダンスの値を、不安定な負荷側のイン
ピーダンスが変動してもその影響を受けないように抵抗
5,6の値の選択により設定し、且つパルス発生器1に
おける同軸ケーブル12の特性インピーダンスとほぼ一
致させておくことにより、負荷側のインピーダンス変動
によってパルスの波高値に変動が生ずることの無い安定
したパルス信号を注入することができる。
万一、負荷側でミスマッチングを起こして反射波が発生
され、不要振動波が生じたとしても、この反射波は抵抗
6によって減衰されるので、再度負荷側へ伝達される量
は注入信号に対して無視できる程度に小さくなり、不要
振動波を含まないパルスが得られる。
また、パルス発生器1から発生されるパルス信号の立上
がり時間は、1nSeC程度の高速時間領域にあり、抵
抗6とコンデンサ7との接続部でこの高速時間領域にお
いて反射波が発生されることがあるが、抵抗6とコンテ
゛ンサ7とに金属板8を近接させており、この金属板8
は抵抗6とコンデンサ7との接続部に対してインピーダ
ンス調整の機能を有し、その近接の程度を変化させるこ
とにより、反射波の発生を阻止するこができる。
以上のことから例えば、負荷4として電子機器を接続す
れば、電子機器へ電源線から混入するパルス信号に対す
る誤動作試験を行なうことができる。
なお、このような信号注入回路は、一般に、電力供給回
路の各電力線とアース間に信号注入を行なう場合が多い
ので各々の電力線に一回路ずつ配置して使用されるが、
スイッチで切換えれば一つの回路でも良い。
以上説明してきたように、本考案によれば従来の回路に
抵抗と金属板の安価な部品を追加するだけで、従来回路
の欠点であった負荷インピーダンス変動によるパルス波
高値の変化及び反射波による不要振動波の発生を防止す
ることができ、電力線へ安定したパルス信号を注入でき
ることが実験でも確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は同軸ケーブルを利用したパルス発生器の一例を
示した回路図、第2図はこれを使用した本考案による電
力線信号注入回路を電力供給回路に接続した図。 図中、1はパルス発生器、2は交流電源、3はフィルタ
、4は負荷、5,6.11は抵抗、7はコンデンサ、8
は金属体、12は同軸ケーブル、13はスイッチ、14
は直流電源、121は外部導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸ケーブルの遅延時間を利用したパルス発生器のパル
    ス信号を、電源から負荷へ電力を供給している電力線へ
    注入する回路であって、前記パルス発生器の出力に並列
    に第1の抵抗を接続してその一端をアース側に接続し、
    且つ該第lの抵抗の他端と前記電力線との間に第2の抵
    抗と第1のコンデンサの直列回路を挿入接続し、しかも
    該第2の抵抗及び第1のコンデンサに対しアースと同電
    位にした金属板を相対位置が調整可能なように近接させ
    たことを特徴とする電力線信号注入回路。
JP14951379U 1979-10-30 1979-10-30 電力線信号注入回路 Expired JPS598218Y2 (ja)

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JP14951379U JPS598218Y2 (ja) 1979-10-30 1979-10-30 電力線信号注入回路

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Publication Number Publication Date
JPS5666873U JPS5666873U (ja) 1981-06-03
JPS598218Y2 true JPS598218Y2 (ja) 1984-03-13

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JPS5666873U (ja) 1981-06-03

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