JPS598192Y2 - 超音波探傷機局部水浸型探触子ホルダ - Google Patents
超音波探傷機局部水浸型探触子ホルダInfo
- Publication number
- JPS598192Y2 JPS598192Y2 JP12739279U JP12739279U JPS598192Y2 JP S598192 Y2 JPS598192 Y2 JP S598192Y2 JP 12739279 U JP12739279 U JP 12739279U JP 12739279 U JP12739279 U JP 12739279U JP S598192 Y2 JPS598192 Y2 JP S598192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- probe holder
- ultrasonic flaw
- water immersion
- sliding ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、局部水浸型探触子を用いた超音波探傷装置に
おける探触子ホルダの構造に関する。
おける探触子ホルダの構造に関する。
鋼板、鋼管の内面疵や表面疵の検出には局部水浸型探触
子を用いた超音波探傷が有効に利用されている。
子を用いた超音波探傷が有効に利用されている。
この種の超音波探傷においては、超音波の入射状態や、
探触子に対する反射エコーの伝送状態が検出精度に重要
な影響をもつため、探触子先端と被検材表面との間の水
距離を一定に保つことが極めて重要とされている。
探触子に対する反射エコーの伝送状態が検出精度に重要
な影響をもつため、探触子先端と被検材表面との間の水
距離を一定に保つことが極めて重要とされている。
従来の探触子ホルダは、先端部に真鍮または硬質合金の
シューを固定し、被検面に対して面接触で滑動させてい
た。
シューを固定し、被検面に対して面接触で滑動させてい
た。
したがって、被検材が移送されるさいに振動を伴うよう
な場合は、シューによる接触部分が一部もしくは全部、
一時的に浮上ってしまい、水距離を変化を生じて安定し
た探傷ができない欠点があった。
な場合は、シューによる接触部分が一部もしくは全部、
一時的に浮上ってしまい、水距離を変化を生じて安定し
た探傷ができない欠点があった。
本考案の目的は、このような従来の探触子ホルダにおけ
る欠点を排除することであり、被検面に対する接触状態
を安定して保たせることのできる構造の探触子ホルダを
提供することにある。
る欠点を排除することであり、被検面に対する接触状態
を安定して保たせることのできる構造の探触子ホルダを
提供することにある。
本考案のホルダは、第1図に示すように、内部に探触子
2を容納して蓋11で固定し、下端外周には真鍮製の滑
動リング3を嵌台状に配置して被検面6に接触係合させ
、これにより接触子先端と被検面6との間に一定の水距
離を形威させるようにしてあるが、さらに滑動リング3
の外側に複数のベアリング・ユニット4を所定の等間隔
で円形状に点在配置させてある。
2を容納して蓋11で固定し、下端外周には真鍮製の滑
動リング3を嵌台状に配置して被検面6に接触係合させ
、これにより接触子先端と被検面6との間に一定の水距
離を形威させるようにしてあるが、さらに滑動リング3
の外側に複数のベアリング・ユニット4を所定の等間隔
で円形状に点在配置させてある。
ベアリング・ユニット4は、永久磁石の球41と、その
最大径部に係合する非磁性体の球受けリング42からと
非磁性体の押え板5と戒り、球受けリング42を嵌合し
たままで球41が自在に自転できるようになっている。
最大径部に係合する非磁性体の球受けリング42からと
非磁性体の押え板5と戒り、球受けリング42を嵌合し
たままで球41が自在に自転できるようになっている。
球受けリング42は、ホルダ本体1の滑動リング3の取
付周囲に予め形或された凹所12に嵌め込まれ、外側か
ら非磁性体の押え板5をねし止め固定し、しかも球41
が回転可能となるように固設されている。
付周囲に予め形或された凹所12に嵌め込まれ、外側か
ら非磁性体の押え板5をねし止め固定し、しかも球41
が回転可能となるように固設されている。
これら複数個の球41においては、突出側の先端が同一
平面に対して均等に係合しうる状態で取付けられ、同時
にこの平面は、滑動リング3の接する面でもあるように
両者の突出量を設定してある。
平面に対して均等に係合しうる状態で取付けられ、同時
にこの平面は、滑動リング3の接する面でもあるように
両者の突出量を設定してある。
本考案のホルダにおいては、複数の球41と滑動リング
3とが同時に被検面6に接触し、探触子2に対する水距
離を一定間隔に保持する。
3とが同時に被検面6に接触し、探触子2に対する水距
離を一定間隔に保持する。
さらに、球41は磁性体であるので、被検面6に対して
吸着しつつ回転するため、被検材に対して安定した追従
を示し、振動等によって浮上りを生じない。
吸着しつつ回転するため、被検材に対して安定した追従
を示し、振動等によって浮上りを生じない。
したがつて、水距離は常に一定状態が保たれ探傷精度は
信頼性の高いものとなる。
信頼性の高いものとなる。
上述の実施例は被検面6が平面である場合について述べ
たものであるが、鋼管などのように被検面が湾曲してい
る場合には、複数の球41が形戊する面、および滑動リ
ング3の接触面に対して、被検面の曲率に対応した所定
の曲率を予め付与しておけばよい。
たものであるが、鋼管などのように被検面が湾曲してい
る場合には、複数の球41が形戊する面、および滑動リ
ング3の接触面に対して、被検面の曲率に対応した所定
の曲率を予め付与しておけばよい。
本考案においては、被検材との馴染みをよくするために
、滑動リングの材質を摩耗性のある真鍮製としているが
、滑動リングと同一接触平面を形或する球の摩耗度は極
めて少ないものであるので滑動リングの摩耗も僅少であ
り、片減りなどの現象は全く生じない。
、滑動リングの材質を摩耗性のある真鍮製としているが
、滑動リングと同一接触平面を形或する球の摩耗度は極
めて少ないものであるので滑動リングの摩耗も僅少であ
り、片減りなどの現象は全く生じない。
このように、本考案の探触子ホルダによれば、被検材の
振動に影響されない探傷ができるので、探傷精度を向上
させ、高い信頼性の探傷結果が得られる。
振動に影響されない探傷ができるので、探傷精度を向上
させ、高い信頼性の探傷結果が得られる。
第1図は本考案の探触子ホルダを一部断面によって示す
側面図。 第2図は第1図の底面図。1:ホルダ本体、2:探触子
、3:滑動リング、4:ベアリング・ユニット、5:押
え板、6:被検面。
側面図。 第2図は第1図の底面図。1:ホルダ本体、2:探触子
、3:滑動リング、4:ベアリング・ユニット、5:押
え板、6:被検面。
Claims (1)
- 探触子の先端に滑動リングを配置して探触子ホルダ内に
容納し、前記滑動リング取付け周囲の複数位置へ、非磁
性体の球受けリングに対して永久磁石の球を回転自在に
嵌合して威るベアリング・ユニットを等間隔で点在配置
して固定し、複数個の前記ベアリング・ユニットと滑動
リングとの先端突出高さを同一平面に形或させて被検材
表面に係合させることにより探触子先端の水距離を一定
に保たせる構戒を特徴とする超音波探傷機局部水浸型探
触子ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12739279U JPS598192Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 超音波探傷機局部水浸型探触子ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12739279U JPS598192Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 超音波探傷機局部水浸型探触子ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5644360U JPS5644360U (ja) | 1981-04-22 |
JPS598192Y2 true JPS598192Y2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=29359252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12739279U Expired JPS598192Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 超音波探傷機局部水浸型探触子ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598192Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12739279U patent/JPS598192Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5644360U (ja) | 1981-04-22 |
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