JPS5981823A - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
- Publication number
- JPS5981823A JPS5981823A JP19223582A JP19223582A JPS5981823A JP S5981823 A JPS5981823 A JP S5981823A JP 19223582 A JP19223582 A JP 19223582A JP 19223582 A JP19223582 A JP 19223582A JP S5981823 A JPS5981823 A JP S5981823A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は短絡電流、過負荷電流等の大電流が流れた際、
その大電流による起磁束の磁気駆動力にてアークを消弧
装置側に移行させる回路しゃ断器に関する。
その大電流による起磁束の磁気駆動力にてアークを消弧
装置側に移行させる回路しゃ断器に関する。
(背景技術〕
この種アークを磁気駆動するものとしては、先ず第1の
従来例として特開昭55−53839号公報が存在する
。即ち、可動接点板と固定接点板とを電流方向が互いに
逆向となるよう平行に配置し、大電流の起磁束によって
アークを消弧装置側に磁気駆動させている。
従来例として特開昭55−53839号公報が存在する
。即ち、可動接点板と固定接点板とを電流方向が互いに
逆向となるよう平行に配置し、大電流の起磁束によって
アークを消弧装置側に磁気駆動させている。
而して、この第1の従来例はその磁気駆動力を可動接点
板と固定接点板とを通る電流に頼る所謂自己誘導方式の
ためさほど強い駆動力が期待できない。
板と固定接点板とを通る電流に頼る所謂自己誘導方式の
ためさほど強い駆動力が期待できない。
そこで、第2の従来例として米国特許明wI書第38’
15059号公報が存在する。即ち、電源側端子金具か
ら負荷側端子金具にXる回路中に直列にコイルを挿入し
ている。具体的には可動接点板と負荷側端子金具間に接
続挿入している。
15059号公報が存在する。即ち、電源側端子金具か
ら負荷側端子金具にXる回路中に直列にコイルを挿入し
ている。具体的には可動接点板と負荷側端子金具間に接
続挿入している。
面して、この第2の従来例はコイルを回路中に直列接続
しているため定格電流時に於てもそのコイルに電流が流
れ、特に大容量のしゃ断器では発熱に伴う問題が生じた
。
しているため定格電流時に於てもそのコイルに電流が流
れ、特に大容量のしゃ断器では発熱に伴う問題が生じた
。
また、第3の従来例として実公昭5[1−36037号
公報が存在するが、これは先ず発生したア−りが誘弧板
に空間を介して転移し、その後アーク及び誘弧板を介し
てコイルに大電流が流れると共に起磁束による磁気駆動
をなしている。この第3の従来例の欠点はアークが誘弧
板に転移するための時間を要することであって、実験に
よると2〜3 m5ecJ4jった。
公報が存在するが、これは先ず発生したア−りが誘弧板
に空間を介して転移し、その後アーク及び誘弧板を介し
てコイルに大電流が流れると共に起磁束による磁気駆動
をなしている。この第3の従来例の欠点はアークが誘弧
板に転移するための時間を要することであって、実験に
よると2〜3 m5ecJ4jった。
本発明は上記の点に鑑みて成したものであって、即ちア
ークの磁気駆動をその巻数によって強力なものに設定で
きるコイルを用い、而もコイルの発熱を極力抑制し、且
つ起磁束も瞬時に作用するこを目的とする。
ークの磁気駆動をその巻数によって強力なものに設定で
きるコイルを用い、而もコイルの発熱を極力抑制し、且
つ起磁束も瞬時に作用するこを目的とする。
(実施例)
以下本発明を一実施例として掲げた図面に基ずい説明す
ると、1はしゃ断本体で、合成樹脂製の器台2と上蓋3
とでなしている。4は該本体1の一端に形成された排気
孔、5はその器台2の一端に装備された電源側端子金具
、6はこの電源側端子金具5に基端6aを接続すると共
に器台22こ沿って延長された自由端6bに固定接点と
なる一方の主接点7を固定した固定接点板である。而し
てその自由端6aは折返したU字型に形成されている。
ると、1はしゃ断本体で、合成樹脂製の器台2と上蓋3
とでなしている。4は該本体1の一端に形成された排気
孔、5はその器台2の一端に装備された電源側端子金具
、6はこの電源側端子金具5に基端6aを接続すると共
に器台22こ沿って延長された自由端6bに固定接点と
なる一方の主接点7を固定した固定接点板である。而し
てその自由端6aは折返したU字型に形成されている。
8はその折返部に挿入された絶縁体で自由端6aの垂れ
下がりを防止する。9は可動接点となる他方の主接点で
、負荷側端子金具に接続された可動接点板10に固定さ
れている。而して、前記固定接点板6の自由端6bをU
字状に折返したのは可動接点板10と電流方向が互いに
逆向きとなって、大電流時その起磁束にて電磁反発力が
作用し、可動接点板lOの開極スピードを向」ニさせる
ためである。11は固定接点側の主接点7に電気的に接
続される補助接点、12は可動接点側の主接点9に電気
的接続された補助接点である。面して先ず固定接点側の
主接点7と補助接点11との電気的接続はコイル13を
介してなされる。即ち、コイル13の一端13aを前記
固定接点板6の自由端6aに接続し、他端1311を中
継端子板14に接続してこの中継端子板14に補助接点
11を固定している。また可動接点側の主接点9と補助
接点I2との接続は補助可動接点板15及び編組線16
を介してなされる。即ち、可動接点板10の自由端に支
片10aを設け、軸17にて前記補助可動接点板15を
枢支している。この枢支の電気的接続を良好とするため
に前記編組線16が存在し、且つその補助可動接点板1
5に補助接点12が固定される。この補助可動接点板I
5は該補助可動接点板15と可動接点板10間に懸架さ
れた引張バネ1日にて常に固定接点側の補助接点11に
接合するよう弾圧されている。従って、主接点7,9間
が開極してもそのバネ18にて多少共補助可動接点扱1
5が垂れ下がるように作用し、その公述れて開極する。
下がりを防止する。9は可動接点となる他方の主接点で
、負荷側端子金具に接続された可動接点板10に固定さ
れている。而して、前記固定接点板6の自由端6bをU
字状に折返したのは可動接点板10と電流方向が互いに
逆向きとなって、大電流時その起磁束にて電磁反発力が
作用し、可動接点板lOの開極スピードを向」ニさせる
ためである。11は固定接点側の主接点7に電気的に接
続される補助接点、12は可動接点側の主接点9に電気
的接続された補助接点である。面して先ず固定接点側の
主接点7と補助接点11との電気的接続はコイル13を
介してなされる。即ち、コイル13の一端13aを前記
固定接点板6の自由端6aに接続し、他端1311を中
継端子板14に接続してこの中継端子板14に補助接点
11を固定している。また可動接点側の主接点9と補助
接点I2との接続は補助可動接点板15及び編組線16
を介してなされる。即ち、可動接点板10の自由端に支
片10aを設け、軸17にて前記補助可動接点板15を
枢支している。この枢支の電気的接続を良好とするため
に前記編組線16が存在し、且つその補助可動接点板1
5に補助接点12が固定される。この補助可動接点板I
5は該補助可動接点板15と可動接点板10間に懸架さ
れた引張バネ1日にて常に固定接点側の補助接点11に
接合するよう弾圧されている。従って、主接点7,9間
が開極してもそのバネ18にて多少共補助可動接点扱1
5が垂れ下がるように作用し、その公述れて開極する。
即ち、この補助接点11.12側にアークが発生するの
で、この接点11.12を高融点金属である例えばタン
グステン、またはその合金を用いて、金属蒸気の発生を
少なくし、蒸気密度が小さくなることによってしゃ新条
件をよくしている。 19は消弧孔4側に位置した
消弧装置で、実施例の図面に於ては複数枚のグリッド2
0を一定間隔にて積層してなすと共に、その最下段のグ
リッド2oと前記中継端子板14とを接続している。勿
論、消弧装置としてはこれに限定せず、他の手段でもよ
い。21はグリッド20を固定する絶縁製枠、22はコ
イル13の巻枠兼ヨークである。
で、この接点11.12を高融点金属である例えばタン
グステン、またはその合金を用いて、金属蒸気の発生を
少なくし、蒸気密度が小さくなることによってしゃ新条
件をよくしている。 19は消弧孔4側に位置した
消弧装置で、実施例の図面に於ては複数枚のグリッド2
0を一定間隔にて積層してなすと共に、その最下段のグ
リッド2oと前記中継端子板14とを接続している。勿
論、消弧装置としてはこれに限定せず、他の手段でもよ
い。21はグリッド20を固定する絶縁製枠、22はコ
イル13の巻枠兼ヨークである。
尚、第4図乃至第5図は他の実施例であって、第4図が
可動接点側の補助接点12を板バネ23にて主接点9の
可動接点板10に連結し、補助接点12の接点圧を付与
している。また、主接点9はバネ24にてなず。第5図
は固定接点側の補助接点11を板バネの中継端子板I4
にて装備し、接点圧をイリ与している。
可動接点側の補助接点12を板バネ23にて主接点9の
可動接点板10に連結し、補助接点12の接点圧を付与
している。また、主接点9はバネ24にてなず。第5図
は固定接点側の補助接点11を板バネの中継端子板I4
にて装備し、接点圧をイリ与している。
(動 作)
次に本発明回路しゃ断器の動作を説明すると、第1図は
主接点7,9及び補助接点II、12が夫々接合してお
り、補助接点I1.,12は主接点7.9に対し並列と
なっている。
主接点7,9及び補助接点II、12が夫々接合してお
り、補助接点I1.,12は主接点7.9に対し並列と
なっている。
この状態はコイル13が挿入されているから補助接点1
1.12側の方が抵抗が高く、電流は主接点7.9側を
流れ、発熱は極めて微少である。
1.12側の方が抵抗が高く、電流は主接点7.9側を
流れ、発熱は極めて微少である。
続いて短絡電流、過貞荷電流等の大電流が流れると、第
2図の如く先ず主接点側の可動接点板10が開極動作を
する。而して、その補助接点12も伴うよう開極動作を
開始するが、その際バネ18にて未だ両補助接点11.
12は接合している従って、大電流は同図の矢印の如く
固定接点板6−コイル13−・中継端子板工4−補助接
点11.12−・補助可動接点板15−編組線16−可
動接点板IOと流れ、コイル13に強力な起磁束が発生
し、その起磁束は補助接点11.12間に発生したアー
クを消弧装置19側に磁気駆動するよう作用する。
2図の如く先ず主接点側の可動接点板10が開極動作を
する。而して、その補助接点12も伴うよう開極動作を
開始するが、その際バネ18にて未だ両補助接点11.
12は接合している従って、大電流は同図の矢印の如く
固定接点板6−コイル13−・中継端子板工4−補助接
点11.12−・補助可動接点板15−編組線16−可
動接点板IOと流れ、コイル13に強力な起磁束が発生
し、その起磁束は補助接点11.12間に発生したアー
クを消弧装置19側に磁気駆動するよう作用する。
而して、その後第3図に示す如くアーク電流は消弧装置
を介して流れるようになって速やかに消弧される。
を介して流れるようになって速やかに消弧される。
本発明は上記の如く、互いに離合するよう対峙した主接
点7,9と、この各々の主接点7,9と一対に電気的接
続されると共に、定格電流時は主接点7.9と共に接合
しており、且つ主接点7゜9が開極した後述れて開極す
る補助接点11,12と、更に前記主接点7.9と補助
接点11,12との一方の電気的接続を並列的に行うと
共に、その大電流が流れて主接点7.9が開極した際、
自己を流れる起磁束にて遅れて開極した補助接点11.
12のアークを消弧装置19側に磁気駆動するようにし
たから、アークの磁気駆動はコイル13の巻数によって
強力なものに設定出来ると共に、而もコイル13は定格
電流が流れている時は主接点に対し並列接続のため電流
による発熱は微少であり、且つ大電流動作時はそのコイ
ル13が直列接続状態となって、発生する起磁束は強力
に作用し、瞬時に動作すると共に、主接点のアークによ
る損傷を阻止する効果がある。
点7,9と、この各々の主接点7,9と一対に電気的接
続されると共に、定格電流時は主接点7.9と共に接合
しており、且つ主接点7゜9が開極した後述れて開極す
る補助接点11,12と、更に前記主接点7.9と補助
接点11,12との一方の電気的接続を並列的に行うと
共に、その大電流が流れて主接点7.9が開極した際、
自己を流れる起磁束にて遅れて開極した補助接点11.
12のアークを消弧装置19側に磁気駆動するようにし
たから、アークの磁気駆動はコイル13の巻数によって
強力なものに設定出来ると共に、而もコイル13は定格
電流が流れている時は主接点に対し並列接続のため電流
による発熱は微少であり、且つ大電流動作時はそのコイ
ル13が直列接続状態となって、発生する起磁束は強力
に作用し、瞬時に動作すると共に、主接点のアークによ
る損傷を阻止する効果がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は断面正面図、
第2図乃至第3図は動作図、第4図乃至第5図は他の実
施例である。 7.9・・主接点、11.12・・補助接点、13・・
コイル、19・・消弧装置。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸 (ばか2名) 手U9看it正盲: ■、小事件表示 11計1157年 特許願 第192235号2、発明
の名称 回路しゃ断器 3、補正をする宥 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪Hlr”J置市大字門真104
8番地名 称(583)松下電工株式会社 代表宵 小 林 郁4、代
理人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地6
、補正の対象 明細書の詳細な説明の欄5図面の簡単な説明の欄7、補
正の内容
第2図乃至第3図は動作図、第4図乃至第5図は他の実
施例である。 7.9・・主接点、11.12・・補助接点、13・・
コイル、19・・消弧装置。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸 (ばか2名) 手U9看it正盲: ■、小事件表示 11計1157年 特許願 第192235号2、発明
の名称 回路しゃ断器 3、補正をする宥 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪Hlr”J置市大字門真104
8番地名 称(583)松下電工株式会社 代表宵 小 林 郁4、代
理人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地6
、補正の対象 明細書の詳細な説明の欄5図面の簡単な説明の欄7、補
正の内容
Claims (1)
- (1)互いに離合するよう対峙した主接点と、この各々
の主接点と一対に電気的接続されると共に、定格電流時
は主接点と共に接合しており、且つ主接点が開極した後
述れて開極する補助接点と、更に前記主接点と補助接点
との一方の電気的接続を並列的に行うと共に、その大電
流が流れて主接点が開極した際、自己を流れる起磁束に
て遅れて開極した補助接点のアークを消弧装置側に磁気
駆動することを特徴とした回路しゃ断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19223582A JPS5981823A (ja) | 1982-10-31 | 1982-10-31 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19223582A JPS5981823A (ja) | 1982-10-31 | 1982-10-31 | 回路しや断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981823A true JPS5981823A (ja) | 1984-05-11 |
Family
ID=16287895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19223582A Pending JPS5981823A (ja) | 1982-10-31 | 1982-10-31 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5981823A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118963B1 (ja) * | 1970-12-28 | 1976-06-14 |
-
1982
- 1982-10-31 JP JP19223582A patent/JPS5981823A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118963B1 (ja) * | 1970-12-28 | 1976-06-14 |
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