JPS59813A - 摺動接点用刷子材料 - Google Patents
摺動接点用刷子材料Info
- Publication number
- JPS59813A JPS59813A JP11133282A JP11133282A JPS59813A JP S59813 A JPS59813 A JP S59813A JP 11133282 A JP11133282 A JP 11133282A JP 11133282 A JP11133282 A JP 11133282A JP S59813 A JPS59813 A JP S59813A
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- JP
- Japan
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- sliding
- brush material
- brush
- thickness
- contact
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
木発明は、ばね台材に取付けて摺動接点として使用する
櫛歯状の摺動用刷子を作る刷子材料の改良に関するもの
である。
櫛歯状の摺動用刷子を作る刷子材料の改良に関するもの
である。
従来、この種刷子材料には、Cu−Be、Cu−Ni、
Cu−3n、Cu−Ni−Zn、Cu −′「12 り
ん青銅等のCu基合金が用いられてきたが、これ等のC
u基合金で作った櫛歯状の摺動用刷子をばね台材に取付
けて摺動接点として整流子に接触させて使用すると、整
流子の回転にょる摺動接点の摺動時、櫛歯状の摺動用刷
子の接触部が電気的、機械的侵蝕により著しく摩耗する
為、寿(1) 命が短いものである。また摩耗粉によりノイズが発生す
るものである。
Cu−3n、Cu−Ni−Zn、Cu −′「12 り
ん青銅等のCu基合金が用いられてきたが、これ等のC
u基合金で作った櫛歯状の摺動用刷子をばね台材に取付
けて摺動接点として整流子に接触させて使用すると、整
流子の回転にょる摺動接点の摺動時、櫛歯状の摺動用刷
子の接触部が電気的、機械的侵蝕により著しく摩耗する
為、寿(1) 命が短いものである。また摩耗粉によりノイズが発生す
るものである。
本発明は斯かる問題を解決すべくなされたものであり、
電気的1機械的侵蝕による摩耗が極めて少ない安定した
櫛歯状の摺動用刷子を作ることのできる摺動接点用刷子
材料を提供せんとするものである。
電気的1機械的侵蝕による摩耗が極めて少ない安定した
櫛歯状の摺動用刷子を作ることのできる摺動接点用刷子
材料を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点用刷子材料は、Cu基合金の表面にS
n、Inのいずれかが厚さ0.1〜IOμmの被覆であ
ることを特徴とするものである。
n、Inのいずれかが厚さ0.1〜IOμmの被覆であ
ることを特徴とするものである。
このようにCu基合金の表面にSn、Inのいずれかを
厚さ0.1〜IOμm被覆した理由は、Cu基合金の表
面に潤滑性をもたせて摩耗を減少させると共に摺動開始
後の初期溶着を防止する為で、厚さ0.1μm未満では
その効果が無く、厚さ10μmを超えても潤滑性が格別
に向上するものではなく、10μm以下で充分初期溶着
を防止できるものである。
厚さ0.1〜IOμm被覆した理由は、Cu基合金の表
面に潤滑性をもたせて摩耗を減少させると共に摺動開始
後の初期溶着を防止する為で、厚さ0.1μm未満では
その効果が無く、厚さ10μmを超えても潤滑性が格別
に向上するものではなく、10μm以下で充分初期溶着
を防止できるものである。
次に本発明の摺動接点用刷子材料の効果を明らかにする
為にその具体的な実施例と従来例につい(2) て説明する。
為にその具体的な実施例と従来例につい(2) て説明する。
〔実施例1〕
Cu−Beの表面にSnめっきを5μm施して、摺動接
点用刷子材料を得た。
点用刷子材料を得た。
〔実施例2〕
Cu−Ni30重量%の表面にInめっきを2μm施し
て、摺動接点用刷子材料を得た。
て、摺動接点用刷子材料を得た。
〔実施例3〕
Cu−3nlO重量%の表面にInめっきを8μm%し
て、摺動接点用刷子材料を得た。
て、摺動接点用刷子材料を得た。
〔実施例4〕
Cu−NilO重量%−Zn2重量%の表面にInめっ
きを4μm施して、摺動接点材料を得た。
きを4μm施して、摺動接点材料を得た。
〔実施例5〕
りん青銅の表面にSnめっきを0.5μm施して、摺動
接点用刷子材料を得た。
接点用刷子材料を得た。
〔実施例6〕
Cu−Ti3重量%の表面にSnめっきを5μm施して
、摺動接点用刷子材料を得た。
、摺動接点用刷子材料を得た。
〔従来例1〜6〕
(3)
上記実施例の摺動接点用刷子材料と同一基材でめっきを
施さない摺動接点用刷子材料。
施さない摺動接点用刷子材料。
然してこれら実施例1〜6及び従来例1〜6の摺動接点
用刷子材料にて櫛歯状の摺動用刷子を各100個作り、
これらを夫々ばね台材に取付1−1て摺動接点としてC
u −Z n 20 iff量%より成る整流子に接触
させて使用し、摩耗量を測定した処、従来例1〜6の摺
動接点用刷子材料にて作った摺動用刷子は100時間の
継続使用に於いて、8〜9 m gと極めて摩耗量が多
かったのに対し、実施例1〜6の摺動接点用刷子材料に
て作った摺動用刷子は100時間の継続使用に於いて4
〜5mgと極めて摩耗量が少なかった。また従来例1〜
6の摺動接点用刷子材料にて作った摺動用刷子は摺動開
始後に初期溶着するものが12〜15個あったのに対し
、実施例1〜6の摺動接点用刷子材料にて作った摺動用
刷子は摺動開始後に初期溶着するものが皆無であった。
用刷子材料にて櫛歯状の摺動用刷子を各100個作り、
これらを夫々ばね台材に取付1−1て摺動接点としてC
u −Z n 20 iff量%より成る整流子に接触
させて使用し、摩耗量を測定した処、従来例1〜6の摺
動接点用刷子材料にて作った摺動用刷子は100時間の
継続使用に於いて、8〜9 m gと極めて摩耗量が多
かったのに対し、実施例1〜6の摺動接点用刷子材料に
て作った摺動用刷子は100時間の継続使用に於いて4
〜5mgと極めて摩耗量が少なかった。また従来例1〜
6の摺動接点用刷子材料にて作った摺動用刷子は摺動開
始後に初期溶着するものが12〜15個あったのに対し
、実施例1〜6の摺動接点用刷子材料にて作った摺動用
刷子は摺動開始後に初期溶着するものが皆無であった。
尚、本発明の摺動接点用刷子材料の被覆はめっきのみな
らず、スパッタリング、イオンブレ−テ(4) ィング、溶射、蒸着等の手段で施しても良いものである
。
らず、スパッタリング、イオンブレ−テ(4) ィング、溶射、蒸着等の手段で施しても良いものである
。
以上詳記した通り本発明の摺動接点用刷子材料は、Cu
基合金の表面にSn、Inのいずれかが被覆されている
ので、これにより作った摺動用刷子は、潤滑性に優れて
いて、整流子との摺動時電気的1機械的侵蝕による摩耗
が極めて少なく、寿命が増長し且つ摩耗粉によるノイズ
の発生を抑制することができ、さらに摺動開始後の初期
溶着も防止できるという優れた効果がある。
基合金の表面にSn、Inのいずれかが被覆されている
ので、これにより作った摺動用刷子は、潤滑性に優れて
いて、整流子との摺動時電気的1機械的侵蝕による摩耗
が極めて少なく、寿命が増長し且つ摩耗粉によるノイズ
の発生を抑制することができ、さらに摺動開始後の初期
溶着も防止できるという優れた効果がある。
出願人 田中資金属工業株式会社
(5)
Claims (1)
- Cu基合金より成る摺動接点用刷子材料に於いて、該刷
子材料の表面にSn、Inのいずれかが厚さ0.1〜I
Oμmの被覆であることを特徴とする摺動接点用刷子材
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133282A JPS59813A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 摺動接点用刷子材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133282A JPS59813A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 摺動接点用刷子材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59813A true JPS59813A (ja) | 1984-01-06 |
JPH0425649B2 JPH0425649B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=14558517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11133282A Granted JPS59813A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 摺動接点用刷子材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59813A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141222A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-07 | Mitsubishi Rayon Co | Kochikutainobosuisekoho |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP11133282A patent/JPS59813A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141222A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-07 | Mitsubishi Rayon Co | Kochikutainobosuisekoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425649B2 (ja) | 1992-05-01 |
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