JPS5981339A - 連続繊維複合体およびその製法 - Google Patents
連続繊維複合体およびその製法Info
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- JPS5981339A JPS5981339A JP58179503A JP17950383A JPS5981339A JP S5981339 A JPS5981339 A JP S5981339A JP 58179503 A JP58179503 A JP 58179503A JP 17950383 A JP17950383 A JP 17950383A JP S5981339 A JPS5981339 A JP S5981339A
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- Japan
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- fibers
- carbon
- microfibers
- resin
- continuous fiber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/04—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
- B29C70/06—Fibrous reinforcements only
- B29C70/08—Fibrous reinforcements only comprising combinations of different forms of fibrous reinforcements incorporated in matrix material, forming one or more layers, and with or without non-reinforced layers
- B29C70/081—Combinations of fibres of continuous or substantial length and short fibres
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/903—Microfiber, less than 100 micron diameter
-
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/30—Self-sustaining carbon mass or layer with impregnant or other layer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維複合体に係わシ、このような複合体の横方
向の特性を改善することを目的とする。
向の特性を改善することを目的とする。
金属およびセラミックスの一部に繊維強化複合体を使用
することは急速に増加している。現在、炭素繊維強化複
合体は、強度/重量の比が大きいこと、温度抵抗性、腐
食抵抗性、側衝撃性および他の所望の特性を有している
ことにより、注目を集めている。当分野では、この炭素
繊維補強複合体の強度をさらに改善することが断えず研
究されている。その努力の方向は別個の2つの径に沿う
ものである。その1つは、米国特許第4,138,52
5号および第4,014,725号に開示されている如
く、炭素繊維自体の強度およびたわみ性を改善するもの
である。他碩:、繊維の表面を処理して繊維と樹脂との
間の接着性を改善するものである。後者の代表的なもの
としては、米国特許第4,269,876号、第4,0
73,869号、第3.989.802号などに開示さ
れた方法がある。
することは急速に増加している。現在、炭素繊維強化複
合体は、強度/重量の比が大きいこと、温度抵抗性、腐
食抵抗性、側衝撃性および他の所望の特性を有している
ことにより、注目を集めている。当分野では、この炭素
繊維補強複合体の強度をさらに改善することが断えず研
究されている。その努力の方向は別個の2つの径に沿う
ものである。その1つは、米国特許第4,138,52
5号および第4,014,725号に開示されている如
く、炭素繊維自体の強度およびたわみ性を改善するもの
である。他碩:、繊維の表面を処理して繊維と樹脂との
間の接着性を改善するものである。後者の代表的なもの
としては、米国特許第4,269,876号、第4,0
73,869号、第3.989.802号などに開示さ
れた方法がある。
このような繊維強化複合体の繊維方向に沿った物理特性
は、多数の応用分野で良好でありかつ満足できるもので
ある。しかしながら、繊維強化複合体の繊維方向に直角
の方向の物理特性は、繊維方向に沿う物理特性に比べて
、比較的劣っている。
は、多数の応用分野で良好でありかつ満足できるもので
ある。しかしながら、繊維強化複合体の繊維方向に直角
の方向の物理特性は、繊維方向に沿う物理特性に比べて
、比較的劣っている。
これは、横方向の挙動がマトリックスに支配されるため
である。この欠陥は、−次補強絨維間のニー1・樹脂を
横方向不連続繊維で補強することによって部分的に矯正
される。とのだめには、−次繊維間の隙間に適合される
に充分に細かいミクロ繊維が必要で、ある。市販のミク
ロ繊維、たとえばケイ灰石(Wottas ton i
te )、炭化ケイ素結晶は所望のザイズ範囲に近い
ものである。ケイ灰石は限定された物理特性をもつ低コ
ストの無機質繊維である。一方、炭化ケイ素結晶は良好
な物理特性を治するが、非常に高価である。したがって
、連続繊維複合体の工業的補強の目的では、ケイ灰石お
よび炭化ケイ素はあまり研究されてはいない。ケイ灰石
#I!維は比較的太きく、′炭化ケイ素結晶の縦横比は
あ寸り均一ではない。
である。この欠陥は、−次補強絨維間のニー1・樹脂を
横方向不連続繊維で補強することによって部分的に矯正
される。とのだめには、−次繊維間の隙間に適合される
に充分に細かいミクロ繊維が必要で、ある。市販のミク
ロ繊維、たとえばケイ灰石(Wottas ton i
te )、炭化ケイ素結晶は所望のザイズ範囲に近い
ものである。ケイ灰石は限定された物理特性をもつ低コ
ストの無機質繊維である。一方、炭化ケイ素結晶は良好
な物理特性を治するが、非常に高価である。したがって
、連続繊維複合体の工業的補強の目的では、ケイ灰石お
よび炭化ケイ素はあまり研究されてはいない。ケイ灰石
#I!維は比較的太きく、′炭化ケイ素結晶の縦横比は
あ寸り均一ではない。
本発明の目的は、このような繊維複合体の横方向の特性
を改善する新しい方法として、マトリックスを比較的安
価に得られる適当なミクロ繊維で補強する方法を提供す
ることにある。
を改善する新しい方法として、マトリックスを比較的安
価に得られる適当なミクロ繊維で補強する方法を提供す
ることにある。
本発明によれば、樹脂を含浸させて隙間を充填した連続
繊維マトリックスを包含する連続繊維複合体において、
二次マ) IJソックス強材として、前記連続繊維より
も寸法の小さい炭素ミクロ繊維を前記樹脂中にランダム
に分散させたことを特徴とする、連続繊維複合体が得ら
れる。
繊維マトリックスを包含する連続繊維複合体において、
二次マ) IJソックス強材として、前記連続繊維より
も寸法の小さい炭素ミクロ繊維を前記樹脂中にランダム
に分散させたことを特徴とする、連続繊維複合体が得ら
れる。
このような二次7トリツクス強化繊維複合体を製造する
プζめに、不発U!Aは、(a)マトリックスの連続繊
維よりも実質的に小さい直径を有する炭素ミクロ繊維を
調製し、(1〕)この炭素ミクロ繊維を樹脂中に分散さ
せてミクロ繊維分散樹脂全生成し、(C)前記連続繊維
マトリックスに前記ミクロ繊維分散樹脂を含浸させて、
前記連続繊維間の隙間を前記樹脂およびミクロ繊維で充
填し、(d)前記含浸繊維マトリックスを硬化させて、
二次マトリックス補強材として前記炭素ミクロ繊維を含
有する複合体とすることを特徴とする方法を提供する。
プζめに、不発U!Aは、(a)マトリックスの連続繊
維よりも実質的に小さい直径を有する炭素ミクロ繊維を
調製し、(1〕)この炭素ミクロ繊維を樹脂中に分散さ
せてミクロ繊維分散樹脂全生成し、(C)前記連続繊維
マトリックスに前記ミクロ繊維分散樹脂を含浸させて、
前記連続繊維間の隙間を前記樹脂およびミクロ繊維で充
填し、(d)前記含浸繊維マトリックスを硬化させて、
二次マトリックス補強材として前記炭素ミクロ繊維を含
有する複合体とすることを特徴とする方法を提供する。
本発明の実施の好適な態様では、炭素ミクロ繊維の調製
は、市販の炭素繊維を少なくとも2種の強酸の溶液中に
浸漬し、この溶液中で該繊維を機械的に攪拌し、ついで
前記溶液から生成した炭素ミクロ繊維を分離し、繰返し
洗浄し、これを沢取することにより行なわれる。
は、市販の炭素繊維を少なくとも2種の強酸の溶液中に
浸漬し、この溶液中で該繊維を機械的に攪拌し、ついで
前記溶液から生成した炭素ミクロ繊維を分離し、繰返し
洗浄し、これを沢取することにより行なわれる。
さらに詳しくは、強酸の溶液は発煙硝酸5oないし70
%(好寸しくは6o%)および硫酸5゜ないし30%(
好ましくは40%)の混合物でなる。酸溶液中への炭素
繊維の浸漬は温度約85℃、時間少なくとも60分の条
件下で行なわれる。連続−次繊維の隙間に炭素ミクロ繊
維を分散させることによる1つの利点は、複合体の横方
向の特性が充分に増強されることにある。他の利点は、
ミクロ繊維をスクラップまだは寸断炭素繊組から調製で
きることにある。
%(好寸しくは6o%)および硫酸5゜ないし30%(
好ましくは40%)の混合物でなる。酸溶液中への炭素
繊維の浸漬は温度約85℃、時間少なくとも60分の条
件下で行なわれる。連続−次繊維の隙間に炭素ミクロ繊
維を分散させることによる1つの利点は、複合体の横方
向の特性が充分に増強されることにある。他の利点は、
ミクロ繊維をスクラップまだは寸断炭素繊組から調製で
きることにある。
る炭素ミクロ繊維の調製法を介して、さらに明確になる
であろう。
であろう。
市販の炭素繊維は、代表的Klt’f、、直径約8ミク
ロンである。この点については、炭素繊維は複合体で使
用される他の補強繊維と異なるものではない。しかしな
がら、他の補強繊維、たとえばガラス、と異な9、炭素
繊維は複雑な内部構造を有しており、この構造が繊維の
軸に平行な方向における問題の物理特性に寄与する。
ロンである。この点については、炭素繊維は複合体で使
用される他の補強繊維と異なるものではない。しかしな
がら、他の補強繊維、たとえばガラス、と異な9、炭素
繊維は複雑な内部構造を有しており、この構造が繊維の
軸に平行な方向における問題の物理特性に寄与する。
この構造は当分野の多数の研究者によって明らかにされ
ている。炭素繊維の構造についてのわかりやすい説明は
、Reyno7dsにより [炭素の化学および物理学
(Chemlst、ry and Physlcs o
f Carban)J第2巻、、 Dekker Ne
w York 、 1973 に開示されている。要約
すれば、炭素繊維の構造は、繊維の長手方向の軸に沿っ
てねじれ、もつれ、うねっているリボン状またはフィブ
リル状結晶によって構成される。リボン状またはフィブ
リル状結晶の構造は、整列したグラファイト平面によっ
てなる。これらの結晶はいくつかの平面からなる厚みを
もつだけでなく、繊維の軸に沿って数百Aの長さで伸長
している。
ている。炭素繊維の構造についてのわかりやすい説明は
、Reyno7dsにより [炭素の化学および物理学
(Chemlst、ry and Physlcs o
f Carban)J第2巻、、 Dekker Ne
w York 、 1973 に開示されている。要約
すれば、炭素繊維の構造は、繊維の長手方向の軸に沿っ
てねじれ、もつれ、うねっているリボン状またはフィブ
リル状結晶によって構成される。リボン状またはフィブ
リル状結晶の構造は、整列したグラファイト平面によっ
てなる。これらの結晶はいくつかの平面からなる厚みを
もつだけでなく、繊維の軸に沿って数百Aの長さで伸長
している。
炭素繊維を高温処理することにより、繊維の整合性が改
善され、リボンのうねりが低減され、長手方向の繊維の
モジュラスが実質的に増強される。
善され、リボンのうねりが低減され、長手方向の繊維の
モジュラスが実質的に増強される。
これら利点が得られる度合は、W、 Watts およ
びW、 Jo h n s o nによって「工業性炭
素およびグラファイトに係わる第3回国際会議の議事録
」、ロンドン1970、第417頁に開示されている如
く、多くは加熱処理に左右される。
びW、 Jo h n s o nによって「工業性炭
素およびグラファイトに係わる第3回国際会議の議事録
」、ロンドン1970、第417頁に開示されている如
く、多くは加熱処理に左右される。
超高モジュラス繊維における結晶整合性が高い場合には
、基礎平面間のファンデルワールス結合力が弱いため、
繊維の軸に対して直角方向の引張特性が比較的低くなり
、内部結合性が低下する。
、基礎平面間のファンデルワールス結合力が弱いため、
繊維の軸に対して直角方向の引張特性が比較的低くなり
、内部結合性が低下する。
それ故、轟然、このような繊維は結晶の境界に沿って裂
け、縦横比がかなり大きくかつ直径が小さい小片(ミク
ロ繊維として分類される)となる。
け、縦横比がかなり大きくかつ直径が小さい小片(ミク
ロ繊維として分類される)となる。
さらに、結晶自体がより大きい繊維から離脱される場合
には、その物理特性は理論的限界に近づく。
には、その物理特性は理論的限界に近づく。
上記分析によれば、本発明は、連続繊維複合体の一次繊
維間の隙間に適合されるに充分に小さい炭素ミクロ繊維
を生成する方法を提供するものである。本発明によるこ
の方法は、炭素繊維を少なくとも2つの強酸の溶液中に
浸漬して、整列したグラファイト平面の間の相互結晶結
合を弱めかつ分断する工程を包含する。ついで、浸漬し
た繊維を機械的に攪拌して、酸の組合せにより相互結晶
境界が弱められた結晶を浸漬された繊維から離脱させる
。炭素繊維の残渣を溶液から排除し、酸溶液を水で希釈
する。ついで、炭素ミクロ繊維を流過して、希釈溶液か
ら分離する。さらに、繰返し洗浄し、濾過して、分離さ
れたミクロ繊維から残溜する酸を除去する6 好ましい強酸溶液は、発煙硝酸50ないし70チおよび
硫酸50ないし30%の混合物、特に温告 度85°Cの発煙硝酸60チおよび硫酸(95% ay
)40%の混合物でなるものである。
維間の隙間に適合されるに充分に小さい炭素ミクロ繊維
を生成する方法を提供するものである。本発明によるこ
の方法は、炭素繊維を少なくとも2つの強酸の溶液中に
浸漬して、整列したグラファイト平面の間の相互結晶結
合を弱めかつ分断する工程を包含する。ついで、浸漬し
た繊維を機械的に攪拌して、酸の組合せにより相互結晶
境界が弱められた結晶を浸漬された繊維から離脱させる
。炭素繊維の残渣を溶液から排除し、酸溶液を水で希釈
する。ついで、炭素ミクロ繊維を流過して、希釈溶液か
ら分離する。さらに、繰返し洗浄し、濾過して、分離さ
れたミクロ繊維から残溜する酸を除去する6 好ましい強酸溶液は、発煙硝酸50ないし70チおよび
硫酸50ないし30%の混合物、特に温告 度85°Cの発煙硝酸60チおよび硫酸(95% ay
)40%の混合物でなるものである。
具体例について述べれば、高モジュラスのピッチをベー
スとする炭素繊維、たとえば炭素繊維Union Ca
rbide P2O3(Union Carbide
Co、、 ニューヨーク)を、発煙硝酸(HNO3)
60%および硫酸(H2S04.95係傾)40係の混
合物中に85℃で浸漬した。穏やかに繊維を攪拌させ、
浸漬した繊維からミクロ繊維を離脱させた。30分後、
繊維をサンプル抽出し、顕微鏡で観察した。第1図(1
80倍の倍率で撮影した取出されたザンプルの顕微鏡写
真)から明らかなように、繊維の分裂が始まっているこ
とが観察される。特に、中央の繊維の1つが拡大してい
る状態にあり、分裂しつつあるミクロ繊維が明確に見ら
れる。さらに溶液中での処理が進行することによシ、炭
素ミクロ繊維が基礎繊維から離脱し、第2図に見られる
ように、溶液中に浮遊する。第2図は、炭素繊維を酸溶
液中に浸漬したのち90分後に取出した溶液の顕微鏡写
真であり、縦横比が大きい多量の炭素ミクロ繊維が生成
されていることを示している。電子顕微鏡を使用して撮
影した分裂しつつある繊維を第3図に示す。この写真は
1.31 K倍で撮影したものであり、この方法により
生成されるミクロ繊維のザイズおよび形状がいがなるも
6であるかをよシ明確に示している。これらのミクロ繊
維は、数10ミクロンないし数ミクロンの断面をもつ丸
みをもつリボン状、不規則々リボン状または平々リボン
状である。
スとする炭素繊維、たとえば炭素繊維Union Ca
rbide P2O3(Union Carbide
Co、、 ニューヨーク)を、発煙硝酸(HNO3)
60%および硫酸(H2S04.95係傾)40係の混
合物中に85℃で浸漬した。穏やかに繊維を攪拌させ、
浸漬した繊維からミクロ繊維を離脱させた。30分後、
繊維をサンプル抽出し、顕微鏡で観察した。第1図(1
80倍の倍率で撮影した取出されたザンプルの顕微鏡写
真)から明らかなように、繊維の分裂が始まっているこ
とが観察される。特に、中央の繊維の1つが拡大してい
る状態にあり、分裂しつつあるミクロ繊維が明確に見ら
れる。さらに溶液中での処理が進行することによシ、炭
素ミクロ繊維が基礎繊維から離脱し、第2図に見られる
ように、溶液中に浮遊する。第2図は、炭素繊維を酸溶
液中に浸漬したのち90分後に取出した溶液の顕微鏡写
真であり、縦横比が大きい多量の炭素ミクロ繊維が生成
されていることを示している。電子顕微鏡を使用して撮
影した分裂しつつある繊維を第3図に示す。この写真は
1.31 K倍で撮影したものであり、この方法により
生成されるミクロ繊維のザイズおよび形状がいがなるも
6であるかをよシ明確に示している。これらのミクロ繊
維は、数10ミクロンないし数ミクロンの断面をもつ丸
みをもつリボン状、不規則々リボン状または平々リボン
状である。
前述の如く、ミクロ繊維U濾過により溶液から分離され
る。ついで、これらを連続繊維構体に組合せる前に、残
留する酸溶液を除去するために繰返し洗浄する。
る。ついで、これらを連続繊維構体に組合せる前に、残
留する酸溶液を除去するために繰返し洗浄する。
炭素ミクロ繊維の生成に係るこの方法の1つの利点は、
スクラップまたは分断炭素繊維を使用して比較的安価に
生成できることである。
スクラップまたは分断炭素繊維を使用して比較的安価に
生成できることである。
連続繊維複合体の製造にあたっては、分離した炭素ミク
ロ繊維を、連続繊維の含浸に先立って、樹脂中に分散さ
せる。ついで、分散されたミクロ繊維を含有する樹脂を
使用して連続繊維複合体を調製する。−次繊維に樹脂を
含浸させることにより、炭素ミクロ繊維が隙間にランダ
ムに分散されることになり、複合体の横方同の特性が改
善されることになる。
ロ繊維を、連続繊維の含浸に先立って、樹脂中に分散さ
せる。ついで、分散されたミクロ繊維を含有する樹脂を
使用して連続繊維複合体を調製する。−次繊維に樹脂を
含浸させることにより、炭素ミクロ繊維が隙間にランダ
ムに分散されることになり、複合体の横方同の特性が改
善されることになる。
炭素繊維および酸の特殊な組合せについて本発明を説明
したが、本発明の方法を他の物質にも等しく応用できる
ことおよび本発明の精神の範囲内で相互結晶境界を弱め
るために他の酸を使用できることけ当業者に容易に理解
されるであろう。
したが、本発明の方法を他の物質にも等しく応用できる
ことおよび本発明の精神の範囲内で相互結晶境界を弱め
るために他の酸を使用できることけ当業者に容易に理解
されるであろう。
維の分裂開始を示す顕微鏡写真、第2図は離脱したミク
ロ繊維を示す90分後の酸溶液の顕微鏡写真、および第
3図は本発明に係る方法によって太い炭素繊維がどのよ
うに分裂してミクロ繊維を生成するかを説明する電子顕
微鏡により撮影した写真である。
ロ繊維を示す90分後の酸溶液の顕微鏡写真、および第
3図は本発明に係る方法によって太い炭素繊維がどのよ
うに分裂してミクロ繊維を生成するかを説明する電子顕
微鏡により撮影した写真である。
^
FIG、 I
FIG、 2
FIG、 3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、樹脂を含浸させて隙間を充填した連続繊維マトリッ
クスを包含する連続繊維複合体において、二次マ) I
Jラックス強材として、前記連続繊維よりも寸法の小さ
い炭素ミクロ繊維。 を前記樹脂中にランダムに分散させたことを特徴とする
、連続繊維複合体。 2、二次的にマトリックスを強化した連続繊維複合体の
製法において、(a)マトリックスの連続繊維よりも実
質的に小さい直径を有する炭素ミクロ繊維を調製し、(
b)この炭素ミクロ繊維を樹脂中に分散させてミクロ繊
維分散樹脂を生成し、(C)前記連続繊維マ) IJソ
ックス前記ミクロ繊維分散樹脂を含浸させて、前記連続
繊維間の隙間を前記樹脂およびミクロ繊維で充填し、(
d)前記含浸繊維マトリックスを硬 ;化させて、二
次マトリックス補強材として前記炭素ミクロ繊維を含有
する複合体とすることを特徴とする、連続繊維複合体の
製法。 3、前記炭素ミクロ繊維の調製にあたり、市販の炭素繊
維を少なくとも2種の強酸の溶液中に浸漬し、この溶液
中で該繊維を機械的に攪拌し、ついで前記溶液から生成
した炭素ミクロ繊維を分離し、繰返し洗浄し、これを戸
数する特許請求の範囲第2項記載の製法。 4、前記強酸の溶液が発煙硝酸50ないし70チおよび
硫酸50ないし30襲の混合物でなる特許請求の範囲第
3項記載の製法。 5、前記強酸の溶液が発煙硝酸60%および硫酸40チ
の混合物でなる特許請求の範囲第4項記載の製法。 6、酸溶液中への炭素繊維の浸漬を温度約85℃、時間
少なくとも60分の条件下で行々う特許請求の範囲第4
項または第5項記載の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/432,216 US4472541A (en) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | Secondary matrix reinforcement using carbon microfibers |
US432216 | 1982-10-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981339A true JPS5981339A (ja) | 1984-05-11 |
Family
ID=23715232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58179503A Pending JPS5981339A (ja) | 1982-10-01 | 1983-09-29 | 連続繊維複合体およびその製法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4472541A (ja) |
EP (1) | EP0105809A2 (ja) |
JP (1) | JPS5981339A (ja) |
CA (1) | CA1205700A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4565727A (en) * | 1983-09-12 | 1986-01-21 | American Cyanamid Co. | Non-woven activated carbon fabric |
FR2589473B1 (fr) * | 1985-10-30 | 1988-09-16 | Saint Gobain Vetrotex | Composition de resines polymerisables renforcee par des fils coupes |
US4681801A (en) * | 1986-08-22 | 1987-07-21 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Durable melt-blown fibrous sheet material |
US4842924A (en) * | 1986-08-25 | 1989-06-27 | Farris Richard J | Novel compositions based on reinforcement with microfibrillar networks of rigid-rod polymers |
US5102601A (en) * | 1986-08-25 | 1992-04-07 | Farris Richard J | Process for fabricating novel compostes based on reinforcement with microfibrillar networks of rigid-rod polymers |
WO1992002577A1 (en) * | 1990-07-30 | 1992-02-20 | Hyperion Catalysis International | Adhesive compounds |
US5763042A (en) * | 1994-06-28 | 1998-06-09 | Reichhold Chemicals, Inc. | Reinforcing structural rebar and method of making the same |
US5876553A (en) * | 1994-06-28 | 1999-03-02 | Marshall Industries Composites, Inc. | Apparatus for forming reinforcing structural rebar |
ATE212588T1 (de) | 1996-10-07 | 2002-02-15 | Marshall Ind Composites | Verstärkter verbundgegenstand und vorrichtung und verfahren zu seiner herstellung |
FI103740B (fi) * | 1998-06-02 | 1999-08-31 | Valmet Corp | Nippitelan vaippa |
US20050113771A1 (en) * | 2003-11-26 | 2005-05-26 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Odor control in personal care products |
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