JPS598109B2 - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
- Publication number
- JPS598109B2 JPS598109B2 JP52032943A JP3294377A JPS598109B2 JP S598109 B2 JPS598109 B2 JP S598109B2 JP 52032943 A JP52032943 A JP 52032943A JP 3294377 A JP3294377 A JP 3294377A JP S598109 B2 JPS598109 B2 JP S598109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- switch
- voltage
- power
- reset
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子機器等の電源スイッチのリセット機能回路
を有する電源回路に関するもので、特に遠隔操作を行う
場合に有効である。
を有する電源回路に関するもので、特に遠隔操作を行う
場合に有効である。
例えば民生用電子機器の代表としてリモートコントロー
ル付TV受信機をあげることが出来る。
ル付TV受信機をあげることが出来る。
勿論これらは送信機ユニットを使つてTV受信機の電源
をオンオフする事は可能であるが送信機ユニットでTV
受信機をオフにした状態で、送信機ユニットが故障した
り又紛失した場合、TV受信機自体の電源をオンするこ
とが出来ないのが常である。従つて第1図に示すように
この弊害を除く為リセットスイッチを設けるのが常であ
つたが、操作面に電源スイッチ以外のスイッチを設けな
ければならず、コスト、意匠の面からの弊害があつた。
又電源スイッチ以外のスイッチ釦が操作面に存在する為
、操作上の困乱を紹く恐れがあり、格納操作ボックス内
に収納したりしていた。又上述の弊害を解消する手段と
して第2図に示すように特殊なリセット、セット電子回
路を設け、電源回路の電圧の立ち上りを検出利用する手
法がすでに考えられている。これはTV受信機のメイン
スイッチをオンすることによりリモートコントロール機
能とは無関係にTV受信機を通電するものである。
をオンオフする事は可能であるが送信機ユニットでTV
受信機をオフにした状態で、送信機ユニットが故障した
り又紛失した場合、TV受信機自体の電源をオンするこ
とが出来ないのが常である。従つて第1図に示すように
この弊害を除く為リセットスイッチを設けるのが常であ
つたが、操作面に電源スイッチ以外のスイッチを設けな
ければならず、コスト、意匠の面からの弊害があつた。
又電源スイッチ以外のスイッチ釦が操作面に存在する為
、操作上の困乱を紹く恐れがあり、格納操作ボックス内
に収納したりしていた。又上述の弊害を解消する手段と
して第2図に示すように特殊なリセット、セット電子回
路を設け、電源回路の電圧の立ち上りを検出利用する手
法がすでに考えられている。これはTV受信機のメイン
スイッチをオンすることによりリモートコントロール機
能とは無関係にTV受信機を通電するものである。
従つてリモートコントロール付TV受信機であるにもか
かわらずリセット釦が無く、通常の手動電源スイッチの
みで電源をオンオフすることが出来る(勿論送信機ユニ
ツトでもオンオフ動作を行うことも出来る。)。この第
2図の場合にも次のような欠点がある。電源回路の電圧
の立ち上りを検出し、りセツト、セツト回路を動作せし
める第2図の手法は正常動作時は全く問題なく機能、操
作性、コストの面から最良の電源回路と考えられる。し
かしながらリモートコントロール用送信機でTV受信機
の電源をオフし、このオフ状態で電力会社が停電という
事故をおこし再び復帰すると、自動的にTV受信機の電
源はオンしてしまうという欠点がある。即ちリモートコ
ントロール送信機で電源をオフしたものが停電という事
故によつて電源が自己復帰するという危険性をもつ。T
受信機のような安全機器の場合は使用者の意志なくして
電源スイツチが閉じても余り危険性はないがこのような
第2図の方式は安全上好ましくない。リセツトスイツチ
付遠隔操作用電子機器の従来の電源回路を第1図に、ま
た電源メインスイツチでりセツト機能を兼ねた遠隔操作
用電子機器の従来の電源回路を第2図にそれぞれ示し、
詳細に説明する。第1図に於いて、1は超音波信号受信
用マイク又は光信号受信用フオトトランジスタ一で代表
されるリモコン信号受信部、2は所定の帯域内信号を増
巾するアクテイブフイルタ一、3は周波数を識別する周
波数弁別器で、受信部1に印加された信号を弁別し、そ
の信号に従つて所定の出力端子3A,3B,3C・・・
・・・・・・に[F]の信号を発生する。受信部1に所
定のリモコン人力信号が印加されている期間、出力端子
のいずれか1つが[F]となる。4はセツト、りセツト
端子を有するフリツプフロツプ回路(FF回路と呼ぶ)
で構成される記憶回路である。
かわらずリセット釦が無く、通常の手動電源スイッチの
みで電源をオンオフすることが出来る(勿論送信機ユニ
ツトでもオンオフ動作を行うことも出来る。)。この第
2図の場合にも次のような欠点がある。電源回路の電圧
の立ち上りを検出し、りセツト、セツト回路を動作せし
める第2図の手法は正常動作時は全く問題なく機能、操
作性、コストの面から最良の電源回路と考えられる。し
かしながらリモートコントロール用送信機でTV受信機
の電源をオフし、このオフ状態で電力会社が停電という
事故をおこし再び復帰すると、自動的にTV受信機の電
源はオンしてしまうという欠点がある。即ちリモートコ
ントロール送信機で電源をオフしたものが停電という事
故によつて電源が自己復帰するという危険性をもつ。T
受信機のような安全機器の場合は使用者の意志なくして
電源スイツチが閉じても余り危険性はないがこのような
第2図の方式は安全上好ましくない。リセツトスイツチ
付遠隔操作用電子機器の従来の電源回路を第1図に、ま
た電源メインスイツチでりセツト機能を兼ねた遠隔操作
用電子機器の従来の電源回路を第2図にそれぞれ示し、
詳細に説明する。第1図に於いて、1は超音波信号受信
用マイク又は光信号受信用フオトトランジスタ一で代表
されるリモコン信号受信部、2は所定の帯域内信号を増
巾するアクテイブフイルタ一、3は周波数を識別する周
波数弁別器で、受信部1に印加された信号を弁別し、そ
の信号に従つて所定の出力端子3A,3B,3C・・・
・・・・・・に[F]の信号を発生する。受信部1に所
定のリモコン人力信号が印加されている期間、出力端子
のいずれか1つが[F]となる。4はセツト、りセツト
端子を有するフリツプフロツプ回路(FF回路と呼ぶ)
で構成される記憶回路である。
5はりセツト回路でトランジスター5a及びRCで構成
される。
される。
6はセツト用スイツチ7はリレーで代表されるスイツチ
ング素子で7aはリレーコイル、7bはリレー接点を示
す。
ング素子で7aはリレーコイル、7bはリレー接点を示
す。
リレーコイル7aはリレー駆動用トランジスター8に接
続されており、リレー接点7bは電源スイッチ10と電
子機器用電源整流回路13の間に、電気的に電源スイツ
チ10と直列に接続されるスイツチである。8はリレー
7を駆動するトランジスター、9は記憶回路5を初め遠
隔操作装置部に要する+B電源を作成する電源整流回路
、10はすべての電源を供給したり遮断する電源スイツ
チ、11はAC電源プラグ、12は電源トランス、13
は電子機器部14へ+B電圧を供給する為の電源整流回
路、14は遠隔制御される或る電子機器を示す。
続されており、リレー接点7bは電源スイッチ10と電
子機器用電源整流回路13の間に、電気的に電源スイツ
チ10と直列に接続されるスイツチである。8はリレー
7を駆動するトランジスター、9は記憶回路5を初め遠
隔操作装置部に要する+B電源を作成する電源整流回路
、10はすべての電源を供給したり遮断する電源スイツ
チ、11はAC電源プラグ、12は電源トランス、13
は電子機器部14へ+B電圧を供給する為の電源整流回
路、14は遠隔制御される或る電子機器を示す。
上述のように構成される第1図の動作を述べると、先ず
電源スイツチ10が開いた状態ではすべての回路に+B
電圧が印加されない為全く動作しない。次に電源スイツ
チ10を閉じると整流回路9が動作しリモコン部の各回
路1,2,3,4,5に+B電圧が印加され同時にりセ
ツト回路の動作によつてEF回路4のクリア端子が0と
なり、Q出力はOとなつてリレー駆動トランジスター8
は非導通となる。従つてリレー接点7bが開放の為整流
回路13は動作しない。次にリモコン送信機ユニツトで
オンオフ担当信号を印加すると周波数弁別器3の出力3
AがOとなりFF回路4のQ端子が[F]から[F]へ
変化しリレー駆動トランジスター8が導通し、リレー接
点7bが閉じて整流回路13電子機器部14が動作する
。又セツトスイツチ6をオンオフすることによつてFF
回路4を順次反転することが出来る為リレー接点7bを
閉じたり、開いたりすることが出来る。従つて一般にセ
ツトスイツチ6は非ロツク付の構造のものが選ばれる。
電源スイツチ10が開いた状態ではすべての回路に+B
電圧が印加されない為全く動作しない。次に電源スイツ
チ10を閉じると整流回路9が動作しリモコン部の各回
路1,2,3,4,5に+B電圧が印加され同時にりセ
ツト回路の動作によつてEF回路4のクリア端子が0と
なり、Q出力はOとなつてリレー駆動トランジスター8
は非導通となる。従つてリレー接点7bが開放の為整流
回路13は動作しない。次にリモコン送信機ユニツトで
オンオフ担当信号を印加すると周波数弁別器3の出力3
AがOとなりFF回路4のQ端子が[F]から[F]へ
変化しリレー駆動トランジスター8が導通し、リレー接
点7bが閉じて整流回路13電子機器部14が動作する
。又セツトスイツチ6をオンオフすることによつてFF
回路4を順次反転することが出来る為リレー接点7bを
閉じたり、開いたりすることが出来る。従つて一般にセ
ツトスイツチ6は非ロツク付の構造のものが選ばれる。
この第1図の場合の弊害はTV受信機の電源回路を動作
せしめる為に電源スイツチ10を手動でオンせしめさら
にリモコン送信機のオンオフ釦(図中省略)を押すか又
は電源スイツチ10を手動でオンせしめさらにセットス
イツチ6を手動でプツシユしなければならないと(・う
2操作のわずられしさがある、又リモコン送信機紛失の
場合、セツトスイツチ6は必要となる為TV受信機の前
面(操作面)に設けなければならず、コスト意匠面から
も弊害があつた。第2図はセツトスイツチ6を電気的に
行うもので1〜5,7〜14は第1図と全く同一である
。15はセツト回路で、電源スイツチ10が閉じ、電源
整流回路9が動作しリモコン部の供給+B電圧が立ち上
るとその立ち上りパルス信号によつてりセツト回路5が
動作し負のパルス信号をFF回路4のりセツト端子に印
加する。
せしめる為に電源スイツチ10を手動でオンせしめさら
にリモコン送信機のオンオフ釦(図中省略)を押すか又
は電源スイツチ10を手動でオンせしめさらにセットス
イツチ6を手動でプツシユしなければならないと(・う
2操作のわずられしさがある、又リモコン送信機紛失の
場合、セツトスイツチ6は必要となる為TV受信機の前
面(操作面)に設けなければならず、コスト意匠面から
も弊害があつた。第2図はセツトスイツチ6を電気的に
行うもので1〜5,7〜14は第1図と全く同一である
。15はセツト回路で、電源スイツチ10が閉じ、電源
整流回路9が動作しリモコン部の供給+B電圧が立ち上
るとその立ち上りパルス信号によつてりセツト回路5が
動作し負のパルス信号をFF回路4のりセツト端子に印
加する。
又電源立ち上りパルス信号をセツト回路15が検出し、
上記負パルス信号より数倍パルス巾の広い負のパルス信
号をFF回路4の入力端子に印加している。従つてりセ
ツト回路5、セツト回路15の回路構成は全く同じであ
るが負のパルス巾はセツト回路15より発生するパルス
信号の方が充分に大きくなるように各抵抗、コンデンサ
ーの値は選ばれている(C3〉C1、R3〉R1、C5
〉C2)第2図の場合TV受信機の電源スイツチ10を
従来のT受信機と同様、手動で操作すると、他に何も操
作することなくT受信機には通電される。(リモコン送
信機のオンオフ釦を押す必要もなく、又セツトスイツチ
釦も無い)第2図の場合このような利点があるが逆にリ
モコン送信機で通電されているT受信機をオフ状態(電
源スイツチ10は閉じ、リレー接点7b開放の状態)に
し、留守になつた状態で電力会社の停電、又雷等による
停電が発生し、再び停電が復帰すると上述の説明の動作
と全く同じ動作を行い、TV受信機が通電されるという
弊害が生じる。TV受信機の場合視聴者の意以外で通電
されることは電源回路の誤動作と呼び国内では電気用品
取締法技術基準で禁じられている。(外国では現在規制
はない)本発明はこれらの欠点を解消するためになされ
たもので、停電等により電源からの電圧の供給が一時中
断して回復したことにより電源がオン状態になる危険性
のないしかも、リモートコントロールと無関係に、メイ
ンスイツチをオン状態にすることのできるという機能・
操作面ですぐれた低価格な電源回路を提供するものであ
る。
上記負パルス信号より数倍パルス巾の広い負のパルス信
号をFF回路4の入力端子に印加している。従つてりセ
ツト回路5、セツト回路15の回路構成は全く同じであ
るが負のパルス巾はセツト回路15より発生するパルス
信号の方が充分に大きくなるように各抵抗、コンデンサ
ーの値は選ばれている(C3〉C1、R3〉R1、C5
〉C2)第2図の場合TV受信機の電源スイツチ10を
従来のT受信機と同様、手動で操作すると、他に何も操
作することなくT受信機には通電される。(リモコン送
信機のオンオフ釦を押す必要もなく、又セツトスイツチ
釦も無い)第2図の場合このような利点があるが逆にリ
モコン送信機で通電されているT受信機をオフ状態(電
源スイツチ10は閉じ、リレー接点7b開放の状態)に
し、留守になつた状態で電力会社の停電、又雷等による
停電が発生し、再び停電が復帰すると上述の説明の動作
と全く同じ動作を行い、TV受信機が通電されるという
弊害が生じる。TV受信機の場合視聴者の意以外で通電
されることは電源回路の誤動作と呼び国内では電気用品
取締法技術基準で禁じられている。(外国では現在規制
はない)本発明はこれらの欠点を解消するためになされ
たもので、停電等により電源からの電圧の供給が一時中
断して回復したことにより電源がオン状態になる危険性
のないしかも、リモートコントロールと無関係に、メイ
ンスイツチをオン状態にすることのできるという機能・
操作面ですぐれた低価格な電源回路を提供するものであ
る。
以下、第3図を用いてこの発明の一実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第3図において、第1図および第2図と同一符号は同一
または相当部分を示す。
または相当部分を示す。
電源スイツチ10は2回路のものを使用し夫々の接点を
10a,10bとする。
10a,10bとする。
16はコンデンサー、17,18は分割抵抗、19はセ
ツト動作を行うトランジスター 20,21はベースバ
イアス抵抗である。
ツト動作を行うトランジスター 20,21はベースバ
イアス抵抗である。
先ずAC電源プラグ11にAC電圧が印加される(電源
スイツチの接点10a,10bは開放状態)と電源トラ
ンス12、整流回路9が動作し5点に所定の直流電圧が
発生し分割抵抗17,18で分割された電位によつてコ
ンデンサ16が第3図に示すような極性に充電される。
スイツチの接点10a,10bは開放状態)と電源トラ
ンス12、整流回路9が動作し5点に所定の直流電圧が
発生し分割抵抗17,18で分割された電位によつてコ
ンデンサ16が第3図に示すような極性に充電される。
この時電源スィツチの接点10bは開放状態である為、
5点には直流電圧が発生しない。従つてリモコン部2,
3,4,5及びトランジスター19の各回路は全フく動
作しない。
5点には直流電圧が発生しない。従つてリモコン部2,
3,4,5及びトランジスター19の各回路は全フく動
作しない。
次に電源スイツチ10を閉じる(電源スイツチは2回路
の接点10a,10bをもつ構造のものである為接点1
0a,10bは一操作で同時に閉じる)と両接点10a
,10bが閉じる為先ず5点に所定の直流電位(4点の
電位と同じ)が印加されリモコン部2,3,4,5及び
トランジスター19の各回路が動作する。ここでりセツ
ト回路5は5点の電圧の立ち上りをコンデンサ及び抵抗
を検出して負のパルス信号をFF回路4のりセツト端子
4に印加する(この動作は第2図のりセツト回路5の動
作と全く同一)次にトランジスター19にはベースバイ
アス抵抗20,21によつて分割されたベース電圧が印
加され直ちに飽和しコレクター[F]点が零ボルト(正
確にはトランジスターの飽和電圧0.1V位)となる。
従つて今までコンデンサ16に充電されていた1側が零
ボルトとなる為FF回路4のセツト端子5点には負のパ
ルス信号が印加される。ここでりセツト回路5のりセツ
ト信号のパルス巾をセツト信号のパルス巾より小さく選
ぶ為コンデンサ16の容量値は比較的大きな値を選ぶも
のとする(約30μF以上)。以上の端子4点ならびに
端子5点における動作波形図を第4図に示す。即ちt1
くT2になるように設計する。すると先ずt1の期間に
FF回路4はりセツトされQ端子は[F]に設定され次
にT2−t1の期間によつて反転されQ端子は8となり
トランジスタ8が導通される。上述の説明から明らかな
ようにりセツトとセツトの動作が確実に行なわれトラン
ジスター8が導通しリレー7が動作し接点7bが閉じる
ことになる。従つて電源スイツチ10aリレー接点7b
が共に導通し、整流回路13及び電源回路14が動作す
る為TV受信機全体に電源が供給される。以上の説明か
られかるように電源スイツチ10のオン操作一回のみで
(リモコン送信機及びリセツトスイツチの操作はない)
T受信機に通電することが出来る。
の接点10a,10bをもつ構造のものである為接点1
0a,10bは一操作で同時に閉じる)と両接点10a
,10bが閉じる為先ず5点に所定の直流電位(4点の
電位と同じ)が印加されリモコン部2,3,4,5及び
トランジスター19の各回路が動作する。ここでりセツ
ト回路5は5点の電圧の立ち上りをコンデンサ及び抵抗
を検出して負のパルス信号をFF回路4のりセツト端子
4に印加する(この動作は第2図のりセツト回路5の動
作と全く同一)次にトランジスター19にはベースバイ
アス抵抗20,21によつて分割されたベース電圧が印
加され直ちに飽和しコレクター[F]点が零ボルト(正
確にはトランジスターの飽和電圧0.1V位)となる。
従つて今までコンデンサ16に充電されていた1側が零
ボルトとなる為FF回路4のセツト端子5点には負のパ
ルス信号が印加される。ここでりセツト回路5のりセツ
ト信号のパルス巾をセツト信号のパルス巾より小さく選
ぶ為コンデンサ16の容量値は比較的大きな値を選ぶも
のとする(約30μF以上)。以上の端子4点ならびに
端子5点における動作波形図を第4図に示す。即ちt1
くT2になるように設計する。すると先ずt1の期間に
FF回路4はりセツトされQ端子は[F]に設定され次
にT2−t1の期間によつて反転されQ端子は8となり
トランジスタ8が導通される。上述の説明から明らかな
ようにりセツトとセツトの動作が確実に行なわれトラン
ジスター8が導通しリレー7が動作し接点7bが閉じる
ことになる。従つて電源スイツチ10aリレー接点7b
が共に導通し、整流回路13及び電源回路14が動作す
る為TV受信機全体に電源が供給される。以上の説明か
られかるように電源スイツチ10のオン操作一回のみで
(リモコン送信機及びリセツトスイツチの操作はない)
T受信機に通電することが出来る。
又リモコン送信機で通電中のTV受信機をオフ状態(リ
レー接点7bのみ開放の状態)にした時停電という現象
がおきたとするとすべての電源が遮断され、+B電源も
放電し零ボルトとなる。従つてリレー駆動トランジスタ
ー7もオフとなりリレー接点7bは機械的に開放される
。ここでコンデンサ16に充電されていた微少な電荷も
、FF回路4抵抗18,17を介して放電されてしまう
。次にこのままの状態で停電が復帰したとすると遮断さ
れていたAC電源が電源プラグ11及び電源トランス1
2に供給され整流回路9を介して5点、5点に同時に所
定のB電圧が供給される(電源スイツチ10はオン状態
のままであるから接点10a,10b共に導通状態のは
ず)。するとりセツト回路5は上述のスイツチオン時と
全く同様の動作を行いFF回路4をりセツトせしめQ端
子出力をOとする。しかしセツト回路のトランジスター
19がバイアス抵抗20,21及び分割抵抗17,18
によつて直ちに導通飽和する為、コンデンサ16には第
3図に示す極性のように充電されず[F]点が零ボルト
(飽和電圧)となつてしまう従つてFF回路4のセツト
端子にはセツトパルス信号が発生しない。即ちQ端子出
力は[F]を保持する為リレー駆動用トランジスター8
はオフのままで、リレー接点7bは開放状態である。以
上TV受信機のリモコン装置について本発明の内容を説
明したが本発明は遠隔操作用電子機器及びタイマー操作
用電子機器の電源回路としてあらゆる機器に応用出来る
ものである。上述のように本発明の回路は、正常使用時
はリモコン装置の付属しない一般のTV受信機と全く同
様の電源スイツチのオンオフ操作によつて通電、遮断動
作が行えて、しかも停電、復帰という事故があつてもT
V受像機は自己通電を行なわない安全な装置が得られる
というすぐれた効果がある。
レー接点7bのみ開放の状態)にした時停電という現象
がおきたとするとすべての電源が遮断され、+B電源も
放電し零ボルトとなる。従つてリレー駆動トランジスタ
ー7もオフとなりリレー接点7bは機械的に開放される
。ここでコンデンサ16に充電されていた微少な電荷も
、FF回路4抵抗18,17を介して放電されてしまう
。次にこのままの状態で停電が復帰したとすると遮断さ
れていたAC電源が電源プラグ11及び電源トランス1
2に供給され整流回路9を介して5点、5点に同時に所
定のB電圧が供給される(電源スイツチ10はオン状態
のままであるから接点10a,10b共に導通状態のは
ず)。するとりセツト回路5は上述のスイツチオン時と
全く同様の動作を行いFF回路4をりセツトせしめQ端
子出力をOとする。しかしセツト回路のトランジスター
19がバイアス抵抗20,21及び分割抵抗17,18
によつて直ちに導通飽和する為、コンデンサ16には第
3図に示す極性のように充電されず[F]点が零ボルト
(飽和電圧)となつてしまう従つてFF回路4のセツト
端子にはセツトパルス信号が発生しない。即ちQ端子出
力は[F]を保持する為リレー駆動用トランジスター8
はオフのままで、リレー接点7bは開放状態である。以
上TV受信機のリモコン装置について本発明の内容を説
明したが本発明は遠隔操作用電子機器及びタイマー操作
用電子機器の電源回路としてあらゆる機器に応用出来る
ものである。上述のように本発明の回路は、正常使用時
はリモコン装置の付属しない一般のTV受信機と全く同
様の電源スイツチのオンオフ操作によつて通電、遮断動
作が行えて、しかも停電、復帰という事故があつてもT
V受像機は自己通電を行なわない安全な装置が得られる
というすぐれた効果がある。
しかも電源スイツチの接点が1ケ増加する以外特に電子
部品の増加は必要でなく安価であることも1つの利点と
して上げられる。
部品の増加は必要でなく安価であることも1つの利点と
して上げられる。
第1図はリセツトスイツチ付の従来のリモコン装置の電
源回路、第2図は電子化された従来の自動りセツト・セ
ツトのリモコン装置の電源回路、第3図は本発明の一実
施例を示す回路図、第4図は第3図の波形説明図である
。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。1はリ
モコン信号受信部、2はアクテイブフイルタ一、3は周
波数弁別器、4はセツト・リセツト端子付フリツプフロ
ツプ回路、5はりセツト回路、7はスイツチング素子、
8はリレー駆動用トランジスター、9は電源整流回路、
10は電源スイツチ、11はAC電源プラグ、12は電
源トランス、13は電子機器用電源整流回路、14は電
子機器、16はコンデンサー17,18は分割抵抗、1
9はトランジスター 20,21はバイアス抵抗である
。
源回路、第2図は電子化された従来の自動りセツト・セ
ツトのリモコン装置の電源回路、第3図は本発明の一実
施例を示す回路図、第4図は第3図の波形説明図である
。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。1はリ
モコン信号受信部、2はアクテイブフイルタ一、3は周
波数弁別器、4はセツト・リセツト端子付フリツプフロ
ツプ回路、5はりセツト回路、7はスイツチング素子、
8はリレー駆動用トランジスター、9は電源整流回路、
10は電源スイツチ、11はAC電源プラグ、12は電
源トランス、13は電子機器用電源整流回路、14は電
子機器、16はコンデンサー17,18は分割抵抗、1
9はトランジスター 20,21はバイアス抵抗である
。
Claims (1)
- 1 遠隔操作装置を備えた電源回路に於いて、電気機器
の電源を開閉する第1のスイッチ、この第1のスイッチ
と連動して開閉する第2のスイッチ、上記第1のスイッ
チと直列に接続され、遠隔操作装置の送信信号によつて
上記電気機器の電源をオン・オフする開閉装置、セット
、リセット機能を有しそれぞれの端子を備えた記憶回路
、上記第1、2スイッチの開閉にかかわらず上記電源か
らの電圧により直流電圧を発生させる直流電圧発生回路
、上記第2のスイッチが閉じることによつて上記直流電
圧発生回路からの直流電圧の電圧立ち上り信号を検出し
て、上記記憶回路をリセットするリセットパルス信号を
上記リセット端子に印加するリセット回路、一端が抵抗
を介して上記直流電圧発生回路に接続され、他端が上記
記憶回路のセット端子に接続されたコンデンサーを有す
るセット回路とを備え、上記直流電圧によつて上記コン
デンサーが充電された後、上記第2スイッチが閉じた時
は、上記コンデンサーから上記リセット回路からのパル
ス信号のパルス巾より大きなセットパルス信号が発生し
、このセットパルス信号は上記記憶回路のセット端子に
印加され、上記開閉装置が閉じる動作を行なわせるよう
にするとともに、上記第2スイツチが閉じた状態で上記
直流電圧発生回路より直流電圧が発送する時は、上記コ
ンデンサーより上記パルスは発生しないようにしたこと
を特徴とする電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52032943A JPS598109B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52032943A JPS598109B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | 電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53117929A JPS53117929A (en) | 1978-10-14 |
JPS598109B2 true JPS598109B2 (ja) | 1984-02-22 |
Family
ID=12373024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52032943A Expired JPS598109B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598109B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0075214B1 (de) * | 1981-09-17 | 1989-05-31 | Dangschat, Rainer, Dipl.-Ing. (FH) | Verfahren zum Schalten eines Fernsehempfängers |
US4751580A (en) * | 1985-12-19 | 1988-06-14 | Rca Licensing Corporation | Television receiver standby power supply |
-
1977
- 1977-03-24 JP JP52032943A patent/JPS598109B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53117929A (en) | 1978-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2180041C (en) | Two wire pir occupancy sensor utilizing a rechargeable energy storage device | |
CN1085468C (zh) | 用户电子装置用的供电回路 | |
KR940007080B1 (ko) | 부하 제어 시스템 | |
US4538074A (en) | Power switch | |
EP0581555A1 (en) | Programmable switching unit | |
RU2081448C1 (ru) | Устройство контроля отказов в системе питания микроэвм | |
US5138185A (en) | Electrical backup interface device having low power output | |
JPS598109B2 (ja) | 電源回路 | |
US4437018A (en) | Audio component coupler | |
JPH0212546A (ja) | メモリ保持システム | |
SU661673A1 (ru) | Устройство дл защиты электропотребител от минимального напр жени с выдержкой времени | |
JPS59845Y2 (ja) | テレビジョン受像機等のリモ−トコントロ−ル装置 | |
JPS6312414Y2 (ja) | ||
KR970006317Y1 (ko) | 리모콘 방식 텔레비젼에서의 자동 파워온 회로 | |
JPS6110233Y2 (ja) | ||
JPS6322777Y2 (ja) | ||
JPS6348478B2 (ja) | ||
JPS597799Y2 (ja) | 電源装置 | |
SU1709512A2 (ru) | Автоматический выключатель | |
JPH0353950B2 (ja) | ||
SU743177A1 (ru) | Формирователь спаренных импульсов | |
JPS59191933A (ja) | タイマ−装置 | |
JPS6324579Y2 (ja) | ||
SU476633A1 (ru) | Устройство защитного отключени | |
SU1605272A1 (ru) | Устройство дл дистанционного управлени |