JPS598083A - 文字ストリング検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電子辞書などにおける文字ストリング検索方
式に関する。

近年、日本語を英語へ、また英語を日本語へなど、自動
的に翻訳を行う電子辞書が実用化されている。この電子
辞書には日本語や英語なと、言語別に且つ辞書形式に単
語を並べて記憶する辞％ｆＲＯＭ（リードオンリメモリ
）が内蔵されており、翻訳に際して辞書ＲＯＭをサーチ
し、訳語を検出するようになっている。而してこのサー
チのしかたは種々提案されている。

即ち、検索法のひとつとして以下に述べる二分探索法と
呼ばれるものがある。この二分探索法では、例えばアル
ファベット順に英単語が並べられている英語の辞書ＲＯ
Ｍで英単語をサーチする場合、１回目のサーチでは辞書
ＲＯＭのアドレスを２分割して中央のアドレスの英単語
の先頭文字（見だし）と、入力されたサーチすべき英単
語の先頭文字とを比較してサーチすべき英単語の先頭文
字の配列順位が中央のものより上か下かを判断する。そ
して２回目のサーチでは、１回目のサーチで上記配列１
１１ｉｉ位が、例えば上でｌｚれけ上（ｉｌ＋のアトｌ
／スを更に二分割し７て更に上に属すか下に属すかを判
断する。以下、３回目以降のサーチも同様であり、目的
の英学飴が見つかるまでアドレスを２分割して上か下か
を判断するーリーチが実行される。

したがって′リーーテに時間を要し、また辞書ＲＯＭの
作成の際には、単語の配列をυ〒定の語順に厳格に行っ
ていなければならない離点がある。

この発明は上述した事情の下になされたもので、その目
的とするところは、サーチに時間が掛からず従来より大
幅なスピードアップが可能で、１だ辞ｉ１Ｊ：　ＲＯＭ
の作成時には単語の追加が自由に行えるようにした文字
ストリング検索方式を提供することである。

以下、図面を参照してこの発明を阻子辞ｌに適用した一
実施例を説明する。サーチ回路１は、キーボード１から
入力された日本語や英語などの単語（データ）からその
先頭文字を、先頭文字テーブル４をサーチして検出する
回路である。そして目的の先頭文字が検出されるとそこ
に記憶されているポインタを読出してサーチ回路２へ力
え、また目的の先頭文字が検出されなかったときにはエ
ラー信号を発生してＣＰＵ（中央処理装置、図示しない
がこのＰＥ子辞書のすべての動１′Ｌを制御する回路で
ある）へ送り、表示部（図示略）にエラー表示等を行わ
せる。

サーチ回路２は入力した上記ポインタにより指定される
アドレスにもとづいて文字数テーブル５をサーチする回
路である。そしてその先頭文字に属する単語を文字数別
、即ち、２文字、３文字、・・・・・・の単語群に分類
して各分類項に単語が存在するか否かを１ピツトづつの
フラグによって示すフラグデータを先ずサーチし、目的
の単語の文字数から単語が存在するか否かを判断する。

そしてフラグが０″（非存在）であればエラー信号を発
生してＣＰＵへ送出し、また１″であればその分類項に
書いであるポインタを検出してサーチ回路３へ与える。

サーチ回路３は入力した上記ポインタにより指定される
アドレスにもとづいてテキストテーブル６をサーチし、
目的の単語を最終的に検出してＣＰＵ等へ送出する。ま
た目的の単語が検出されなかったときにはエラー信号を
発生する。

次に第２図を参照して上記の各テーブル４．５．６につ
き説明する。先ず、先頭文字デープル４は、図示の例で
は英単語の先頭文字Ａ、Ｂ、ａ、・・川・（アルファベ
ット）の夫々に対し、文字数テーブル５の対応アドレス
を示すポインタが記憶されている。そして図示しないエ
リアには、例えば日本語の単語の先頭文字ア、イ、つ、
・・・・・・（五十音）の夫々に対し、文字数テーブル
５の対応アドレスを示すポインタが記憶され、日本語エ
リアを形成している。

文字数テーブル５の上記先頭文字テーブル４のポインタ
により指定されるエリアの先頭には、その先頭文字をも
っ単語の文字数（語数）、即ち、２文字、３文字、４文
字（叩・・の単語が存在するか否かを１ビツトのフラグ
で夫々示すフラグデータが記憶されている。而して図示
の例ではフラグデータは「ｏｏｏｌｌｏ」であるから、
上位ビット側から７文字（”　ｏ　”、なし）、６文字
（”０″、なし）、５文字（０″、なし）、４文字（”
ｌ′、あシ）、３文字（“ｌ′、あシ）、２文字（“ｏ
２、なし）ということになっている。また上記フラグデ
ータの次のエリアからは、２文字、３文字、４文字、・
・・・・・のテキストテーブル６における対応するアド
レスを示すポインタが夫々記憶されている。

更に日本語エリアについても何様である。

テキストテーブル６の上記文字数テーブル５のポインタ
によシ指定されるエリアには実際の単語データとその訳
語が夫々記憶されている。また日本語エリアについても
同様である。

次に翻訳動作について説明する。例えばいま、「ＣＡＴ
」という英単語をキー人力して「ネコＪという訳語を得
るものとする。而して「ｃＡＴ」をキー人力するとＣＰ
Ｕはそれを表示部に表示させると共にサーチ回路１へ送
出する。サーチ回路１は英単語「０ＡＴＪの先頭文字「
ｃ」を判断し、そのエリアからポインタを読出してサー
チ回路２へ供給する。またサーチ回路１は英単語［ｃＡ
ＴＩの文字数１３」を判断し、サーチ回路２へ供給する
。これに応じてサーチ回路２は先ず、フラグデータの３
文字目のフラグ″１″を検出して、頭文字が［Ａ１で文
字数が［−３１の単語が存在することを判断し、次いで
上記ポインタにより指定されるエリアを検索し、そこか
らテキストテーブルに対するポインタを読出してサーチ
回路３へ与える。４゜サーチ回路３は入力したポインタ
によりテキストテーブル６をサーチし、英単語１ｃＡＴ
」が見付かるとそのエリアから訳語「ネコ」を読取し、
ＣＰＵへ送出する。この結果、表示部に「ネコ」と表示
され、翻訳が完了する。

猶、上記実施例ではこの発明をｍ子辞書に利用したが、
阻子計算機のコマンド検索等に利用して本よい。

この発明は以上説明したように、先頭文字テーブル、文
字数テーブル、テキストテーブルの３種類のテーブルを
有し、文字ス）　ＩＪフラグ単語）の検索時には、先頭
文字テーブル、文字数テーブル、テキストテーブルの順
で丈−チするようにした文字ストリング検索方式を提供
したから、ヤーチ時間が従来に比して大幅に短縮され、
スピードアップする利点がある。また文字数テーブル、
テキストテーブルの容量は任意であるから、単語の追加
が容易でデープルの作成作業が簡単になる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の要部のブロック回路図、
第２図は先頭文字テーブル４、文字数テーブル５、テキ
ストテーブル６の各構成を示す図である。 ｌ、２．３・・・・・・サーチ回路、４・・・・・・先
頭文字テーブル、５・・・・・・文字数テーブル、６・
・・・・・テキストテーブル。 特許出願人　　カシオ計算機株式会社 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字ストリングを形成し且つ所定の順序で配列されてい
   る単語の栗なる先頭文字に対して夫々設定されている所
   定のポインタを記憶する先頭文字テーブルと、この先頭
   文字テーブルの各先頭文字のポインタによシ指定される
   位置に当該先頭文字に他の文字を組合せて成る単語を文
   字数別に分類されたのち各文字数別の分類項に各々設定
   される所定のポインタを記憶している文字数テーブルと
   、この文字数テーブルの各分類項のポインタにより指定
   される位置に当該分類環に属する単語を記憶するテキス
   トテーブルとを有し、検索すべき単語を、上記先頭文字
   テーブル、°文字数テーブル、テキストテーブルの順に
   サーチして得るようにしたことを特徴とする文字ス）　
   ＩＪソング索方式。