JPS598062Y2 - 内面防食鋼管 - Google Patents
内面防食鋼管Info
- Publication number
- JPS598062Y2 JPS598062Y2 JP1979020282U JP2028279U JPS598062Y2 JP S598062 Y2 JPS598062 Y2 JP S598062Y2 JP 1979020282 U JP1979020282 U JP 1979020282U JP 2028279 U JP2028279 U JP 2028279U JP S598062 Y2 JPS598062 Y2 JP S598062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- corrosion
- steel pipe
- welding
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内面防食被覆鋼管を現場において溶接する場合
に、現場溶接部の内面防食塗装皮膜の保護対策として有
効であり、且つ現場溶接における防食上の後始末を省略
することができる内面防食鋼管に関するものである。
に、現場溶接部の内面防食塗装皮膜の保護対策として有
効であり、且つ現場溶接における防食上の後始末を省略
することができる内面防食鋼管に関するものである。
鋼管内面の防食手段としては一般に防錆剤などを管内面
に塗布して皮膜を形或させるようにしている。
に塗布して皮膜を形或させるようにしている。
このような防食被覆鋼管を現場で溶接接合する場合には
、溶接熱によって接合部周辺の一定範囲にわたって皮膜
が焼損してしまうため、改めて塗装を施す必要が生ずる
。
、溶接熱によって接合部周辺の一定範囲にわたって皮膜
が焼損してしまうため、改めて塗装を施す必要が生ずる
。
しかしながら現場における溶接部の管内面の塗装は、作
業貝による内面塗装は、管端間口部から管内に入りこみ
継手部分の内面塗装を行い、又内面塗装機による場合も
あるが、何れの場合にあっても管の径、開口部からの長
さ、或いは長管接合、複雑なラインの場合には危険な作
業となり又は不可能なことである。
業貝による内面塗装は、管端間口部から管内に入りこみ
継手部分の内面塗装を行い、又内面塗装機による場合も
あるが、何れの場合にあっても管の径、開口部からの長
さ、或いは長管接合、複雑なラインの場合には危険な作
業となり又は不可能なことである。
本考案の目的は現場溶接における防食上の後始末を省略
することのできる内面防食鋼管を提供することによって
現場溶接におけるこの種の不都合を解消させたことにあ
る。
することのできる内面防食鋼管を提供することによって
現場溶接におけるこの種の不都合を解消させたことにあ
る。
本考案の主眼は管端接合溶接によって熱損傷を受ける範
囲と、該範囲に生ずることが予想される腐食層の厚みと
を算定して予め腐食代として肉厚に加算した継手用鋼管
を、本管の接合側端部に付加接続させておくものであっ
て、この継手用鋼管によって腐食損傷をすべて引受けさ
せて本管の安全を保たせるようにした構或に特徴がある
。
囲と、該範囲に生ずることが予想される腐食層の厚みと
を算定して予め腐食代として肉厚に加算した継手用鋼管
を、本管の接合側端部に付加接続させておくものであっ
て、この継手用鋼管によって腐食損傷をすべて引受けさ
せて本管の安全を保たせるようにした構或に特徴がある
。
本考案の継手管２は、第１図に示すように配管されるべ
き内面防食鋼管（以下本管という）１の接合端に予め溶
接し、内面を防食塗装した上で現地に運搬される。
き内面防食鋼管（以下本管という）１の接合端に予め溶
接し、内面を防食塗装した上で現地に運搬される。
継手管２は、相手側継手管との溶接時に必要な開先を先
端側に設けられており、管の長さは該溶接時に熱影響を
受けて内面塗装が焼損する範囲ａを十分にカバーしうる
だけの管長ｌを設けておく。
端側に設けられており、管の長さは該溶接時に熱影響を
受けて内面塗装が焼損する範囲ａを十分にカバーしうる
だけの管長ｌを設けておく。
また管の厚みは、塗装損傷部が腐食した場合に予想され
る腐食厚を見越し、例えば継手管２の内径方向へ腐食代
ｂとして厚みを増して設けておく。
る腐食厚を見越し、例えば継手管２の内径方向へ腐食代
ｂとして厚みを増して設けておく。
そして厚肉部から本管への接合側にかけては緩やかなテ
ーパ面２′を設けて本管１の肉厚と整合できるようにし
てある。
ーパ面２′を設けて本管１の肉厚と整合できるようにし
てある。
前述の実施例においては、継手管２の肉厚が内径方向に
増加されているので、接続配管後の管内が部分的に小径
となる。
増加されているので、接続配管後の管内が部分的に小径
となる。
したがって配管系にとって内径の縮小を不都合とする場
合には、第２図に示すように継手管２の外周側へ腐食代
ｂを設ける。
合には、第２図に示すように継手管２の外周側へ腐食代
ｂを設ける。
また第３図のように前記腐食代を外周側と内周側へ振分
けて設けることもでき、これらは配管系の実状に合わせ
て適時選択するのがよい。
けて設けることもでき、これらは配管系の実状に合わせ
て適時選択するのがよい。
鋼管の内面腐食代ｂは、管の大きさや用途によって異る
ものであるが、通常０．０２〜２．０ｍｍ／年位を標準
とし、これに耐用年数を考慮して板厚を決定する。
ものであるが、通常０．０２〜２．０ｍｍ／年位を標準
とし、これに耐用年数を考慮して板厚を決定する。
また溶接による熱影響を受ける範囲ａは厚板によって異
なるが通常１０〜５０ ｃｍ位が適当と考えられる。
なるが通常１０〜５０ ｃｍ位が適当と考えられる。
本考案の内面防食鋼管の使用により、現場において溶接
後に内面塗装の如き溶接損傷部の補修を行なう必要がな
くなったため、配管時の接合作業は極めて容易となった
。
後に内面塗装の如き溶接損傷部の補修を行なう必要がな
くなったため、配管時の接合作業は極めて容易となった
。
また予め腐食の発生を見越して安全性を見積ってあるの
で腐食損傷に関しての危擢を生ずることがなく、信頼性
も高まった。
で腐食損傷に関しての危擢を生ずることがなく、信頼性
も高まった。
第１図は本考案の継手管を用いた鋼管継手構造の一実施
例を示す断面図。 第２図および第３図は本考案におけるそれぞれ別の実施
例を示す第１図同様の図面。 １：本管、２：継手管、ａ：熱影響を受ける範囲、ｂ：
腐食代。
例を示す断面図。 第２図および第３図は本考案におけるそれぞれ別の実施
例を示す第１図同様の図面。 １：本管、２：継手管、ａ：熱影響を受ける範囲、ｂ：
腐食代。
Claims (1)
- 溶接接合すべき内面防食鋼管本管の肉厚に予想腐食代を
加えた肉厚を有し、先端に溶接用の開先を形戊され、溶
接において熱影響を受ける範囲よりも長い管長を具え、
かつ前記本管との接続側周面に本管周面と整合するテー
パを設けた継手管を、前記テーパ部端部において前記本
管管端部に溶接して或る内面防食鋼管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979020282U JPS598062Y2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | 内面防食鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979020282U JPS598062Y2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | 内面防食鋼管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55120876U JPS55120876U (ja) | 1980-08-27 |
| JPS598062Y2 true JPS598062Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=28850957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979020282U Expired JPS598062Y2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | 内面防食鋼管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598062Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5410423A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-26 | Hitachi Ltd | Welded-joint method for stailess steel piping |
-
1979
- 1979-02-21 JP JP1979020282U patent/JPS598062Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5410423A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-26 | Hitachi Ltd | Welded-joint method for stailess steel piping |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55120876U (ja) | 1980-08-27 |
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