JPS5979789A - 銀箔又は金箔のインスタント転写シ−ルの製作法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は銀箔又は金箔のインスタント転写シール製作
法に関する。

従来、商業デサインにおけるプレゼンテーシヨン（デザ
イン決定するための試作品製作）において、銀箔又は金
箔を物体に転写するには、真鍮等の金属に画像を、削り
出し加工か、腐食加工により画像の金形を作り、その金
形を機械にセツトし、高温度を加えて銀箔又は金箔の上
から強く機械操作により打ちつける方式しかなかつた。

この発明は大がかりな機械方式を経ることなく簡単に銀
箔又は金箔の転写シールを得る方法を目的とする。

この発明を図面にもとづいて説明すれば次の通りである
。

第１図のものは、フイルムに銀箔又は金箔を貼る方法を
示すものである。

アクリル板等１の上にポリエステルかアヒテート等のフ
イルム２を固定し、のり３、尚のりはゼラチン含有３％
程度の水溶液等、を塗布する。その上に銀箔又は金箔４
を置きフイルム全体を上質紙等５で覆い上から全体にゴ
ムローラ等で圧力を加え、銀箔又は金箔をフイルムに貼
りつける。銀箔又は金箔が乾燥後、脱脂綿等でこすり艶
を出すことが好ましい。

第２図のものはフイルムに貼られた銀箔又は金箔に保護
膜、粘着層、感光剤層をつくり、画像がネガ状になつた
フイルムを密着させた上から、紫外線を照射し画像を感
光剤層に焼きつける方法を示すものである。

フイルム１に貼られた銀箔又は金箔２の上に油性インク
による保護膜３をつくる、その上に油性のり４で粘着層
をつくる。又その上に水性感光剤５を塗布し乾燥後、画
像がネガ状になつたフイルム６を密着させた上から紫外
線７を照射する。

第３図のものは感光部分を残した以外の感光材、のり、
保護膜、銀箔又は金箔を取り去る方法を示すものである
。

図２で出きたフイルムを水洗により未感光部分の感光剤
を取り去つた後乾燥させる。そして感光部分以外の油性
のり、油性インクによる保護膜を油性溶剤にて、銀箔又
は金箔を残して取り去る。次に感光部分以外に残つた銀
箔又は金箔を溶剤にて取り去る尚、溶剤は化酸化水素と
硫酸銅との混合液等が好ましい。そして最後に感光部分
の感光剤層を水溶性漂白剤で取り去り乾燥させると、銀
箔又は金箔の転写シールとなる。

この発明は、以上説明したように、大がかりな機械方式
を経ることなく、省スペースで、短時間で簡単に銀箔又
は金箔の転写シールが製作でき、商業デザインのプレゼ
ンテーシヨンにおける銀箔又は金箔の使用を容易にする
効果がある。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の製作方法の実施例を示すもので、第１図
はフイルムに銀箔又は金箔を貼りつけた断面図、第２図
はフイルムに貼られた銀箔又は金箔に保護膜、粘着層、
感光剤層をつくり紫外線で画像を焼きつけた断面図、第
３図は感光部分を残した以外の、粘着層、保護膜を取り
去り、転写シール部分を示す断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 銀箔又は金箔をフイルムに貼りつけ、その上に保護膜、
   のり、感光剤を塗布後、画像がネガ状になつたフイルム
   を密着し、紫外線を照射した後水洗し、感光部分を残し
   た以外の保護膜、のり、感光剤、銀箔又は金箔を取り去
   り、インスタント転写シールを作る方法。