JPS5978885A - インクジエツト記録用シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインクジェット記録に用いる改良されたシート
に関する。

従来よりインクジェット記録用インクにおいては着色剤
として各種の水溶性染料が用いられている。そして、か
かる染料はインクの噴射に対する信頼性との兼ね合いか
ら水に対する溶解度の高いものが湿潤剤と併用して用い
られる。

そのためインクジェット画像は水に濡れると流れ落ちた
り、にじんだりする欠点がある。

かかる欠点を改善する目的で、ポリカチオン剤のシート
への付着を計り、記録画像の耐水性を向上させるものが
あるが、かかるものは耐光性が悪くなって総合特性が良
くない。又、２価以上の金属塩を付着させてレーキ顔料
化させ、耐水性を向上させるものもあるが、シートのサ
イズ度が２０ｓｅｃ以下であると、とりわけ３価以上の
金属塩はレーキ化時の染料の色相、グレーネスを低下し
、良い特性が得られない。又、塩の種類によってシート
の経時による変色が大きく、使用するに値しないものが
多い。

本発明は以上の点に鑑みなされたもので、その要旨は酸
性染料と直接染料の少なくとも１種の水溶性染料と水及
び湿潤剤を含有するインク液を噴射して記録画像を形成
するインクジェット記録用シートにおいて、上記記録シ
ートがすイズ度２　（）ｓｅ　ｃ以下、表面ｐＨｌｆＩ
　５−Ｂｌのシー１〜質特性で、マグネシウム又はカル
シウムのハ［ｌゲン化物、硫酸塩又は硝酸塩の中の少な
くと１〕１種の付着量が０．１へ・１５　！］／　＋ｎ
２、りｒま］ノ＜　１．１゜０．７〜５ｇ／Ｔ１１２で
あることを特徴と１３イ）−インクジェット記録用シー
トである。

すなわち、本発明は染１′３１の色調を低十さＵずに耐
水性を十分に向上させることがひきる記録シートの処］
！１１剤として、マグネシウム又はカルシウムのハ［１
ゲン化物、硫Ｍｉｍ又は硝Ｆｌり’Ｊ３ＡがＨに有効で
あることを見出し、イれとシー１−の表面ｐｌ−１．サ
イズ度との関係を解明して４１さｈ　／こものである。

かかる処理剤としては、塩化、ノグネシウム、塩化カル
シウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、Ｉｉｌ’
１Ｍマグネシウム、ｌ１ｒｊ　ｌ’１１２カルシウム、
臭化カルシウム、ヨウ化マグネシウム等が挙げられる。

これらの処理剤はインク中の染料と反応して水に不溶又
はｔｌＩ溶な化合物を作り、耐水性をｂつだ画像を形成
する。２価の金属でマグネシウム、カルシウム以外のも
のは長期保存で紙の黄変を生じ易く、３価以上の金属で
耐水性効果が大きいものは染料色相のずれが大きかった
。

又、本発明に係る処理剤が十分に効果を発揮するには、
記録シートのサイズ度、表面ｐｌ−１が重要な要件であ
るが、サイズ度が２０８ｅＯを越える記録シートでは耐
水処理剤と染料との会合確率が小さく、処理効果が少な
い。Ｊこり好ましいサイズ度は１’Ｏ３’ｅＣ以下であ
る。そして、ｐＨが４未満又は１０を越えると染料の色
相のずれが生じ又、耐水化の効果が減少する。

シー１〜質特性としては、上記の表面ｐ１−１値、サイ
ズ度の他に平滑度１０〜１５０ｓｅｃ、白、色瓜７０〜
９０％、緊度０．６０〜０．８０　り　／ｆｆｌ、坪量
９５〜３０（］／＋ｎ２、厚み３０〜１２０μｍ、透気
度３〜１２０ＳｅＣのものが好適である。

なお、本発明の効果を十分に発揮させるために好適なイ
ンク中の染料は下記のものが挙げられる。

◇直接染料 ｃ、ｒ、ダイレフ１−イエロー　１，８，１１，１２，
２４２６．２７，３３，３９，４４，５０．５ｇ、８５
，８６，８８，９８１００．１１０，１１４ Ｃ３１，ダイレクトレッド　１，２，４．り、１１，１
３゜１７．２．０．２３％！４，２８，３１，３３，３
７．．３９，４４，６２８１．８３，９９．２２７ Ｃ０１，ダイレクトブルー　１．２，６，８．１５，２
２゜２！ｊ、７１，７６．７Ｂ、８６．８−７．９８．
１０８．１２０．１９２１９３、１９４．１９５．１９
６．１９’Ｊ、２００，２０ｉ、２０２２０３．２０７
，２３６　、２３７ Ｃ，１，ダイレフ１−ブラック　２，４．１７，１９．
２２３２’、３８，５．１，５６，６２，７１，７４，
７５．．７７、１０５゜１０８．１１２．１！５４ ◇酸性染料 ｃ、ｒ、アシツドイ、：［ロー　７．１７，２３，２９
，４２゜９９．１４４ Ｃ，Ｔ、アシッドオレンジ　５１３．６４ｃ、ｒ、アシ
ッドレッド　１８．８７，９２，９４，５２２：ｉ４．
１４３，２７４ ５− Ｃ，１，アシッドブルー　　１．７，９，２３４．２３
６４９ Ｃ，１，アシッドグリーン　１２，１９，２７．４ＩＣ
，Ｉ　、　７シツト７ラツ’ｙ　　　１，２，７，２４
．９４つぎに本発明の具体的な実施例について述べる。

実施例１ 記録シートとしてサイズ度２ｓｅｃ　、白色度８２、表
面＋）Ｈ６，５の市販インクジェット用紙を塩化マグネ
シウム６ｗｔ％の水溶液へ浸漬塗布し、２０ｇ／■２の
塩化マグネシウムを付着させた。

０、．１．、ダイレクトブルー８７ （ダイワ化成社製）３Ｗ【％ グリセリン　　　　　　　　　　１０ｗｔ％ジエチレン
グリコール　　　　　　３０ｗｔ％デヒドロ酢酸ソーダ
　　　　　　　０．３ｗｔ％高純水　　　　　　　　　
　　　５６．７ｗｔ％上記組成の水性インクを直径６０
μｍのノズルから１７１１１／Ｓの速度で噴射し、前記
処理した記録シート上にドツト画像を形成させた。

画像の耐水性評価法として、３０℃の水に１分間６一 浸漬して、浸漬前と後の画像＋１ｉｆｌ疫の変化率を求
め、腿色率として評価した。

又、ドツト画像の色評価としてＧΔ「「偽計（１■１法
を用い、色相誤差、グレーネスの変化し評価した。結果
を表１に示Ｔ。

比較例１ 市販インクジＪ−ツ１へ用紙へ実施例１のインク組成物
を実施例１と同様に行ない、耐水↑）１、〔への評価を
行なった。結果を表１に示す。

比較例２ 実施例１と同様に塩化スズの水溶液で処理し、各種評価
を行なった。結果を表１に示１）。

表１ 実施例１　比較例１　比較例２ 耐水性 （１色率）　　　２％　　　３１％　　　２　、　！＋
　９６色相誤差　　　２５，３　　　２４．８　　　２
３．０グレーネス　　２１　、０　　　２１　、５　　
　４　！ｉ　、　０乾燥時間　　２．０秒内　２．０秒
内　２．０秒内実施例？ インクジェット用記録紙でサイズ度１１ｓｅｃ　、白色
亀８０、表面ｒｌＨ８のものに、塩化カルシウム４Ｗ１
％、ポリビニルピロリドン１　、ｏｗｔ％の水溶液を表
面にビードコーティング法ににり塗布した。

塗布ｍは３００／ｙｎ２の固形分付着どした。

Ｃ０［、アシッドレッド９２ （オリエント化学社製）　　　　４ｗｔ％ポリエチレン
グリコール （分子間２００　）　　　　２０ｗｔ％プルトップ３３
（成田薬品製）　　　　０．４ｗｔ％高純水　　　　　
　　　　　　　　残量Ｎａ　２　Ｇｏ　３　　　　　　
　　　　　ｍｌ（ｐ　ト１１０に調整） 上記組成の水性インクを直径４５μｍのノズルから２０
ｍ／ｓの速度で囁射し、前記処理した記録シート上にド
ツト画像を形成させた。

実施例１と同様に耐水性と色の評価を行なった。

結果を表２に示す。

比較例３ 実施例２の記録紙を何の処理−ｂｌ！ず印字を行ない、
耐水層、色の評価を行なった。結果を表２に示す。

表２ 実施例２　　　　比較例３ ｉｌｌ水性 （褪色性）　　　　４％　　　　　　　４１％色相誤差
　　　　４７．２　　　　　　４６．７グレーネス　　
　２１，０　　　　　　２２，５乾燥時間　　　　２．
０秒内　　　　　２．０秒内実施例３ インクジェット記録紙のサイズ度３ｓｅｃ、白色度８２
、表面ｐ１］７のものに、硫酸カルシウムｅｗｔ％の水
溶液を表面に浸漬コーティング法により塗布した。塗布
固形分量は８（］／ｍ２であった。

Ｃ，１，アシッドイエロー２３ （オリエント化学社！ＪＪ）　　５ｗｔ％ジエチレング
リコール　　　　　　３０ｗｔ％９− プルトップ３３（成田薬品製）　　　　０．６ｗｔ％高
純水　　　　　　　　　　　　　残量Ｎａ０＋−１ｒｌ
ＩＮ （＋１１−１１０に調整） 」−記絹成の水性インクを直径２５μｍのノズルから１
８ｍ／Ｓの噴射速度で印字し、前記処理した記録シート
上にドツト画像を形成させた。そして、実施例１と同様
に耐水性と色の評価を行なった。

結果を表３に示す。

比較例４ 実施例３の未処即記録紙へ実施例３のインクを噴射し、
各評価を行なった。結果を表３に示す。

表３ 実施例３　　　比較例４ 耐水性　　　　２．５％　　　　３２％耐光性　　　　
２．３％　　　　１１％色相誤差　　　９，１　　　　
　１１．６グレーネス　　６，５　　　　　５．５乾燥
時間　　　　２．０秒内　　　　２．０栓内１０−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　酸性染おＩと直接染料の少なくとも１種の水
   溶性染料と水及び湿潤剤を含有するインク液を噴射して
   記録画像を形成するインクジェット記録用シートにおい
   て、上記記録シートがサイズ度２０ｓｅｃ以下、表面１
   ）Ｈ１直５〜１０のシート質特性で、マグネシウム又は
   カルシウムのハロゲン化物、＠酸塩又は硝酸塩の中の少
   なくとも１種の付着量が０．１〜１５（＋／ＴＩ’であ
   ることを特徴とするインクジェット記録用シート。