JPS5978366A - 電気的潜像現像用トナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録及び静電印刷等に於ける電
気的潜像を現像するためのトナーに関するものである。

一般に電気的潜像を現像する場合、絶縁性を有する石油
系溶剤中に顔料、染料及び定着用樹脂等の微粉末を分散
溶解した現像剤に浸漬して現像する液体現像法と、天然
又は合成樹脂中に顔料及び電荷制御剤としての染料等を
含有せしめた微粒子トナーと、ガラス玉又は鉄粉等のキ
ャリアとを混合して作られる現像剤を用い、カスケード
法、毛ブラシ法、磁気ブラシ法、インプレッション法、
又はパラ乞−クラウド法などの現像方式が用いられてい
る乾式現像法とがあり、本発明は乾式現像法に於いて使
用されるトナーに関するものである。

従来の乾式現像剤用１〜ナーは、熱可塑性天然樹脂又は
合成樹脂中にカーボンブラック等の顔料と電荷制御剤を
添加して溶融分散し、これを粉砕して５〜２０μ径の微
粉体としたものが用いられている。

このような乾式現像剤用トナーに用いられる電荷制御剤
として例えば特公昭７．１−２４２７号公報に記載され
ている如き正電荷制御剤としてのフエットシエバルツＮ
ＢＭ　（Ｃ，Ｉ　、　Ｎｏ、２６１５０　）、ニグロシ
ン（Ｃ，Ｉ　、　Ｎｏ、５０４１５　）　、スータンチ
ークシュバルッＢＢ　（Ｃ，［、Ｎｏ、２６１５０　）
、ブリリアントスビリッｉ〜シュバルツＴＭ（ハルベン
、ノＩブリケン、バイヤ−社製）又はザボンシュバルツ
（ハルブベルケ、ベキ２１〜社製）等及び負電荷制御剤
どしてのレレスシュバルツユ（Ｒ）Ｇ（ハルベンツ１ブ
リケン、バイヤー社製）、クロモグンシュバルツＬ、Ｔ
ＣＯ（Ｃ。

１　、　Ｎｏ、１４０４５　）又はアゾオイルブラック
Ｒ（Ｒ）（ナショプル、アニリン社製）等が知られてい
る。

これらの電荷制御剤は主に染料系より選択されるため、
構造が複雑で安定性に乏しり、機械的摩擦及び衝撃、温
湿度変化、電気的衝撃及び光照射で分解又は変質し、電
荷制御性が損われ易い。

又、従来の多くの電荷制御剤は、熱可塑性樹脂中に均一
に分散溶解する事が極めて困難であり、得られる］〜ナ
ー粒子の帯電ｍは粒子間で異なり、帯電間の分イｉが不
均一どなる。この様な電荷制御剤を含有しているトナー
は電気的潜像を忠実に顕像化できず、システムとしての
顕像化手段は信頼性を′４イ「保できない事となる。

本発明の目的とするどころは前記の如き欠点を改良した
電気的潜像顕像用トナーを提供づることにあり、詳細に
は、１〜ナ一粒子の帯電ｍが十分に得られ、かつトナー
粒子間の帯電間にバラツキがなく、システムとしての顕
像化手段に於いて、安定な特性を有することが可能な１
〜ナー用電荷制御剤を提供することにある。

上記本発明の目的に鑑み種々研究した結果、本発明者ら
は電気的潜像を顕像化する１〜ナー中に下記一般式で示
される化合物を電荷制御剤として含有せしめることによ
り前記の目的を達成できることを発見し、本発明を成す
に至った。

一般式 （式中、Ｒは置換又は無視置換の芳香環或いはへテロ環
を表わす。） 本発明に於いて電荷制御剤として用いられる前記一般式
で示される化合物の代表的な具体例としては以下の如き
ものが挙げられる。

化合物Ｎｏ。

１゜ 本発明に於いては前記電荷制御剤を１種あるいは２種組
合せてトナー中に含有せしめることができる。

又、本発明トナーは結着樹脂どして従来より公知のもの
を広く使用（ることができ、例えば、スヂレン、パラク
ロルスヂレンなどのスチレン類、ビニルナフタレン、た
とえば塩化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、酪酸ビ
ニルなどのビニルエステル類、たとえばアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリルｆｉ！　ｎ　−ブチル
、アクリル酸イソブヂル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル１ｌｎ−オクチル、アクリル酸２−クロルーエチル、
アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メメチ、メ
タクリル酸メヂル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
ブチルなとのα−メヂレン脂肪族モノカルボン酸のエス
テル類、アクリロニトリル、メタクリロニ１〜リル、ア
クリルアミド、たとえばビニルエチルエーテル、ビニル
インブチルエーテル、ビニルエチルエーテルなどのビニ
ルエーテル類、たとえばビニルメチルクｉ・ン、ビニル
ヘキシルケトンなどのビニルケ１〜ン類、たとえばＮ−
ビニルビロール、Ｎ−ビニルカルバゾール、Ｎ−ビニル
インドール、Ｎ−ビニルピロリドンなどのＮ−ビニル化
合物などの単量体を重合さけた重合体またはこれらの単
量体を２種以上組み合往て共重合させた共重合体あるい
はそれらの混合物、あるいはたとえばロジン変性フェノ
ールホルマリン樹脂、油変性エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂などの非ビ
ニル系熱可塑性樹脂などの非ビニル系樹脂あるいはそれ
らと前記の如きビニル系樹脂との混合物を挙げることが
できる。

又、特に圧力定着用材料と限定して挙げられる物には下
記の如くのものがある。

ポリオレフィン（低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、塩化ボリエヂレン、ポリ　４弗化エチレン
など）、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂（酸価１０以
下）、スチレン−ブタジェン共重合体（モノマー比５〜
３０：９５〜７０）、オレフィン共重合体くエヂレンー
アクリル酸共重合体、エヂレン〜アクリル酸ニスデル共
重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−
メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビニル
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ
ー樹脂）、ポリビニルピロリドン、メチルビニルニーデ
ル−無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノー
ル樹脂、フェノール変性テルペン樹脂。

更に本発明の１−ナーには前記樹脂の他に必要に応じて
顔料、染料等の任意の着色剤を添加することができる。

これらの着色剤は公知のものであって、例えばカーボン
ブラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオ
イルブルー、クロムイエロー、ウルＩ〜ラマリンブルー
、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、スチレン
ブルークロリド、フタ［１シアニンブルー、マラカイ１
−グリーンズキ１ナレート、ランプブラッ、　　り、オ
イルブラック、アゾオイルブラック、ローズベンガルＪ
３よびそれらの混合物である。

本発明トナーは更に磁性材料を含有させ磁性トナーとし
て使用してもよい。

本発明磁性トサー中に含まれる磁性材ＩＩどしては化学
的に安定であり、更に粒径とし゛ては１μ以下の微粒子
状のものが容易に得られるものが望ましいのでマグネタ
イト（四三酸化鉄）が最も好ましい。代表的な磁性又は
磁化可能な材料としては、コバルト、鉄、ニッケルのＪ
：うな金ＹｆＳニアルミニウム、コバルト、銅、鉄、鉛
、マグネシウム、ニッケル、スズ、亜鉛、アンチモン、
ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、マン
ガン、セレン、チタン、タングステン、ベリリウムのよ
うな金属の合金およびその混合物：酸化アルミニウム、
酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化チタン
、および酸化マグネジ１クムのような金属酸化物を含む
金属化合物：ヂッ化バナジウム、ヂッ化クロムのような
耐火性ヂッ化物：炭化タングステンおよび炭化シリカの
ような炭化物：フｌライ１〜およびそれらの混合物等が
挙げられる。これらの強磁性体は平均粒径が０．１〜１
μ程度のものが望ましく、トナー中に含有させる量とし
ては樹脂成分１００重和部に対し約５０〜３００重量部
、特に好ましくは樹脂成分１００重川中和対し９０〜２
００重量部Ｃある。

前記本発明トナーを一成分系現像剤として用いるにはト
ナー単独でよいが、非磁性トナーの如く二成分系現像剤
として用いるには公知のキ１７リアと混合して用いる。

又、本発明ドブーは、必要により流動化剤と共に用いる
ことも可能であり、該流動化剤どし゛（°は、疎水性シ
リカ、酸化チタン、酸化アルミニウム等の微粉末が好ま
しく、その使用昂としてはトナーに対し゛（０，１〜１
重量部が好ましい。

本発明トナー含有の現像剤を用いて例えば電子写真法に
より潜像を形成する方法について以下に述べる。感光体
どしてセレン感光体、テルル化セレン感光体または酸化
亜鉛、酸化カドミウム、レレン化カドミウム、酸化セレ
ン化カドミウム、酸化鉛、硫化水銀等の無機光導電性材
料を結着剤樹脂中に分散けしめた感光層を必要に応じて
アンモニア処理したカゼインからなる中間層を介して導
電性支持体上に設けた感光体、またはアンミルラセン、
アントロン、ポリ−Ｎ−ビニルカルバソール等の有機光
導電性材料を必要に応じて結着剤樹脂中に含有ぜしめた
感光層を必要に応じてカゼイン、水溶性高分子化合物か
らなる中間層を介して導電性支持体上に設けた感光体を
用いる。かがる感光体の感光層表面に例えばコロ１〜ロ
ンまたはスコロトロン帯電器を用いてコロナ放電により
全面帯電をし、次いで光等により像状露光を施し、感光
層表面に静電潜像を形成する。次いでこの静電潜像を例
えば磁気ブラシ法により本発明に係る現像剤で現像して
トナー像を形成する。このトナー像は例えばコロナ放電
下で転写体に転写づるか、粘着転写により転写体に転写
づる。この転写体に転写された１−ナー像は例えば、熱
板定着法、熱ロール定着法、圧力定着法、閃光定着法に
より転写体上に転写される。電子写真法によらず静電記
録用潜像を作成した場合も同様の取扱いをづる事が可能
である。

以下実施例を挙げて本発明を説明するが、本〜発明はこ
れらの実施によって限定されるものではない。なお下記
において１部」とは特に断わりのない限り「重量品」を
示す。実施例中で用いた電荷制御剤は前述の具体例の化
合物ＮＯ，で示した。

実施例１ ポリスチレン　　　　　　　１００重量部カーボンブラ
ック　　　　　　１０　　ノ！化合物Ｎｏ、１　　　　
　　　２ｕ マグネタイｌ−（０，１μ）１００！ｚよりなる温合物
を熱ロールにより加熱混練し、冷却後粉砕、分散して、
体積平均粒径１２μ、電気抵抗４×１００・印の磁性ト
ナーを得た。

次に、／ｎＯ感光体上に通常の電子写真法で形成した静
電潜像を現像装置により現像し、これを普通紙にコ１」
す放電を与えながら転写し熱定着したところ、白抜けの
ない鮮明な複写画像が得られた。

実施例２ ポリニスデル樹脂　　　　　１００重吊市用−ボンブラ
ック　　　　　ｉＱ　　ｎ化合物Ｎ０．２　　　　　　
　　　２７Ｊよりなる混合物を熱ロールにより加熱混練
し、体積平均粒径１２μの非磁性１〜ナーを得た。

このトナーを鉄粉キャリア１００重量部に対して３重量
部混合し、現像剤とした。

この現像剤を磁気ブラシ現像装置に入れ、有機感光体上
に通常の電子写真法で形成された静電潜像を現像した。

このプロセスを１０万枚連続テストで繰返し行なった後
も、鮮明な複写画像を維持した。

実施例３ エポキシ樹脂　　　　　　　ｉｏｏ重坦部化合物Ｎｏ、
３　　　　　　　３　　ｎマグネタイト　　　　　　　
１００　　、。

有機感光体上に通常の電子写真法で形成した静電潜像を
現像装置により現像し、これを普通紙にコロナ放電を与
えながら転写し熱定着したところ、白抜けのない鮮明な
複写画像が得られた。

実施例４ スチレン−アクリル樹脂　　１００重吊部カーボンブラ
ック　　　　　１ｏ〃 化合物ＮＯ，４３ｎ よりなる混合物を実施例１と同様の処理をして体積平均
粒径１２μの非磁性］・ナーを得た。

このトナーを鉄粉ギヤリア１００重最部に対して３重量
部混合し、現像剤とした。

この現像剤を実施例１と同様のデス１〜をし！こところ
、鮮明な画像を維持した。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 トナー中に下記一般式で示される化合物の１種以上を電
   荷制御剤どして含有することを特徴とする電気的潜像視
   像用１ヘナー。 一般式 （式中、Ｒは置換又は無視置換の芳香環或いはへテロ環
   を表わ１゜）