JPS597818Y2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPS597818Y2 JPS597818Y2 JP1977112037U JP11203777U JPS597818Y2 JP S597818 Y2 JPS597818 Y2 JP S597818Y2 JP 1977112037 U JP1977112037 U JP 1977112037U JP 11203777 U JP11203777 U JP 11203777U JP S597818 Y2 JPS597818 Y2 JP S597818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging device
- pass filter
- optical
- image pickup
- crystal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 19
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 30
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 10
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 24
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- CMSGUKVDXXTJDQ-UHFFFAOYSA-N 4-(2-naphthalen-1-ylethylamino)-4-oxobutanoic acid Chemical compound C1=CC=C2C(CCNC(=O)CCC(=O)O)=CC=CC2=C1 CMSGUKVDXXTJDQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧電作用を有する光学的ローパスフィルタを
備えた撮像装置に関し、特に上記光学的ローパスフィル
タの圧電作用による悪影響を防止し得る撮像装置に関す
るものである。
備えた撮像装置に関し、特に上記光学的ローパスフィル
タの圧電作用による悪影響を防止し得る撮像装置に関す
るものである。
ビジコン等の撮像管やCCD等の固体撮像素子(以下こ
れらを単に撮像素子と称す)を1個用いてカラー信号を
得る撮像装置では、色分解光学フィルタが用いられる。
れらを単に撮像素子と称す)を1個用いてカラー信号を
得る撮像装置では、色分解光学フィルタが用いられる。
この色分解光学フィルタは、たとえば赤、緑、青のフィ
ルタをストライプ状に配置したものやモザイク状に配置
したものが一般に用いられている。
ルタをストライプ状に配置したものやモザイク状に配置
したものが一般に用いられている。
このような撮像装置では、上記色分解光学フィルタによ
って変調して得られる色信号と、低域周波数或分として
得られる輝度信号との相互干渉を防止する目的で光学的
ローパスフィルタが必要とされる。
って変調して得られる色信号と、低域周波数或分として
得られる輝度信号との相互干渉を防止する目的で光学的
ローパスフィルタが必要とされる。
この光学的ローパスフィルタは、光学的空間周波の低域
を通過させたり、一定の帯域を除去するものであり、光
学的特性や安定性等から、水晶の複屈折現象を利用した
ものが一般に使用されている。
を通過させたり、一定の帯域を除去するものであり、光
学的特性や安定性等から、水晶の複屈折現象を利用した
ものが一般に使用されている。
具体的には、水晶を光学軸に対して約45゜を戒す面で
切り出した水晶板を、上記光学的ローパスフィルタとし
て用いたものが多い。
切り出した水晶板を、上記光学的ローパスフィルタとし
て用いたものが多い。
ところが、光学的ローパスフィルタとして用いられる水
晶板は圧電作用を有しており、撮像装置に加わる微少な
機械的振動等によって上記光学的ローパスフィルタが振
動して起電力が発生するため、この起電力が映像信号に
雑音として加わり、信号に悪影響を与える。
晶板は圧電作用を有しており、撮像装置に加わる微少な
機械的振動等によって上記光学的ローパスフィルタが振
動して起電力が発生するため、この起電力が映像信号に
雑音として加わり、信号に悪影響を与える。
たとえば、撮像素子としてビジコン等の撮像管を用いる
撮像装置について、第1図を参照しながら説明すると、
まず被写体1の光学像はレンズ2を介して撮像管3に送
られる。
撮像装置について、第1図を参照しながら説明すると、
まず被写体1の光学像はレンズ2を介して撮像管3に送
られる。
この第1図の一点鎖線は、光路の中心軸を示すものであ
る。
る。
この撮像管3は、前面にガラス板4を有しており、この
ガラス板4の内面側に、前記色分解光学フィルタ5およ
び充電変換部である光導電膜6が配置されている。
ガラス板4の内面側に、前記色分解光学フィルタ5およ
び充電変換部である光導電膜6が配置されている。
この光導電膜6に結像した光学像を電子ビームで走査し
、このとき光導電膜6で生じた電気信号を集電リング7
を介して取出している。
、このとき光導電膜6で生じた電気信号を集電リング7
を介して取出している。
また、上記ガラス板4の外部表面には、上記光学的ロー
パスフィルタとしての水晶板8が接着固定されている。
パスフィルタとしての水晶板8が接着固定されている。
このような撮像装置を電気的等価回路で示せば第2図の
ようになる。
ようになる。
この第2図で静電容量9は上記水晶板8と外部導体(図
示しないが、たとえば上記撮像管3を収納するためのケ
ース等を含む)との間の容量、静電容量10は上記水晶
板8の容量、静電容量11は上記ガラス板4の容量をそ
れぞれ表わしている。
示しないが、たとえば上記撮像管3を収納するためのケ
ース等を含む)との間の容量、静電容量10は上記水晶
板8の容量、静電容量11は上記ガラス板4の容量をそ
れぞれ表わしている。
端子12は上記光導電膜6がら集電リング7を介して得
られる映像信号が入力される入力端子であり、プリアン
プ回路13等に接続されている。
られる映像信号が入力される入力端子であり、プリアン
プ回路13等に接続されている。
上記各静電容量9, 10. 11は直列接続されて上
記端子12に接続されることになる。
記端子12に接続されることになる。
ところで、上記水晶板8は圧電作用があるため、撮像装
置に微少な機械的振動等が加わった場合には第2図に示
すように雑音信号源14が静電容量10に対して並列に
接続されたことになる。
置に微少な機械的振動等が加わった場合には第2図に示
すように雑音信号源14が静電容量10に対して並列に
接続されたことになる。
したがって、この信号源14からの雑音信号が映像信号
に悪影響を与え、好ましくない。
に悪影響を与え、好ましくない。
本考案は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、簡単な構或で上記雑音妨害を防止できる撮像装置の提
供を目的とするものである。
、簡単な構或で上記雑音妨害を防止できる撮像装置の提
供を目的とするものである。
以下、本考案に係る好ましい実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
まず第3図は本考案の第1の実施例を示し、前記第1図
と同等の部分には同一の参照番号を付している。
と同等の部分には同一の参照番号を付している。
この第1の実施例では、撮像管3のガラス板4に接着固
定される水晶板8の表面全面を、透明導電膜15で被覆
している。
定される水晶板8の表面全面を、透明導電膜15で被覆
している。
この透明導電膜15は、たとえばSnO2膜(いわゆる
ネサ膜)等を用いればよく、このときの等価回路として
は、第4図に示すように上記水晶板8の静電容量10お
よび信号源14が電気的に短絡されたことになり、機械
的振動によって水晶板8から起電力が生じても、雑音信
号は映像信号系、たとえばアンプ13等には伝達されな
い。
ネサ膜)等を用いればよく、このときの等価回路として
は、第4図に示すように上記水晶板8の静電容量10お
よび信号源14が電気的に短絡されたことになり、機械
的振動によって水晶板8から起電力が生じても、雑音信
号は映像信号系、たとえばアンプ13等には伝達されな
い。
次に、第5図は第2の実施例の要部を示しており、圧電
作用の正負の極性が互いに逆となるように2枚の水晶板
8a,8bを貼り合わせて光学的ローパスフィルタとし
、前述した撮像管3のガラス板4の前面等に接着固定し
て撮像装置を構或する。
作用の正負の極性が互いに逆となるように2枚の水晶板
8a,8bを貼り合わせて光学的ローパスフィルタとし
、前述した撮像管3のガラス板4の前面等に接着固定し
て撮像装置を構或する。
この場合、水晶板8aにより生じる起電力は、水晶板8
bにより生じる起電力と極性が逆でしかも同量の電気量
となるように構或されている。
bにより生じる起電力と極性が逆でしかも同量の電気量
となるように構或されている。
したがって、水晶板8a,8bに機械的振動が伝達され
ても、それぞれの水晶板8a,8bで生じた起電力が互
いに他を打消し合うため、外部には電気信号が現われず
、映像信号に対する雑音妨害が防止できる。
ても、それぞれの水晶板8a,8bで生じた起電力が互
いに他を打消し合うため、外部には電気信号が現われず
、映像信号に対する雑音妨害が防止できる。
第6図は本考案の第3の実施例を示すものであり、光学
的ローパスフィルタとなる水晶板8と、撮像管3の前面
ガラス板4との間に透明導電膜16を配置し、この透明
導電膜16を接地することにより水晶板8を静電的にシ
ールドしている。
的ローパスフィルタとなる水晶板8と、撮像管3の前面
ガラス板4との間に透明導電膜16を配置し、この透明
導電膜16を接地することにより水晶板8を静電的にシ
ールドしている。
このときの等価回路は第7図のように、水晶板8の静電
容量10とガラス板4の静電容量11との間が接地され
ることになる。
容量10とガラス板4の静電容量11との間が接地され
ることになる。
したがって、機械的振動が水晶板8に伝達されて起電力
が発生しても、この起電力は接地されて消滅するため、
映像信号系のアンプ13等には雑音妨害等の悪影響が及
ばない。
が発生しても、この起電力は接地されて消滅するため、
映像信号系のアンプ13等には雑音妨害等の悪影響が及
ばない。
しかもこの第3の実施例は、前述した第1、第2の実施
例に比べて構戒が極めて簡単であるため、実現も容易で
ある。
例に比べて構戒が極めて簡単であるため、実現も容易で
ある。
以上の実施例の説明からも明らがなように、本考案に係
る撮像装置によれば、圧電作用を有する水晶板等の光学
的ローパスフィルタを撮像管等の撮像素子の光路中に配
するようにした撮像装置において、機械的振動により生
ずる上記水晶板等の光学的ローパスフィルタの起電力を
電気的に消滅させる構威、たとえば上記水晶板等を透明
導電膜で被覆して電気的に短絡させたり、互いに逆の圧
電特性を有する2枚の水晶板等を貼り合わせたり、上記
水晶板等と上記撮像管等との間に透明導電膜を配置して
静電的にシールドするような構或を備えることを特徴と
している。
る撮像装置によれば、圧電作用を有する水晶板等の光学
的ローパスフィルタを撮像管等の撮像素子の光路中に配
するようにした撮像装置において、機械的振動により生
ずる上記水晶板等の光学的ローパスフィルタの起電力を
電気的に消滅させる構威、たとえば上記水晶板等を透明
導電膜で被覆して電気的に短絡させたり、互いに逆の圧
電特性を有する2枚の水晶板等を貼り合わせたり、上記
水晶板等と上記撮像管等との間に透明導電膜を配置して
静電的にシールドするような構或を備えることを特徴と
している。
したがって、簡単な構戒で上記水晶板等の光学的ローパ
スフィルタから発生する雑音信号が映像信号系に伝達さ
れず、映像信号系への雑音妨害等の悪影響が有効に防止
できる。
スフィルタから発生する雑音信号が映像信号系に伝達さ
れず、映像信号系への雑音妨害等の悪影響が有効に防止
できる。
これは、ポータブノレタイプやハンディタイプのカラー
ビデオカメラ等の撮像装置に好適であり、手で持って操
作する場合に生じ易い振動による雑音妨害が防止できる
ため、良好な画像の撮映が行ない得る。
ビデオカメラ等の撮像装置に好適であり、手で持って操
作する場合に生じ易い振動による雑音妨害が防止できる
ため、良好な画像の撮映が行ない得る。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されず、たとえば
水晶板以外の圧電作用を有する光学的ローパスフィルタ
の場合も同様に構或できる。
水晶板以外の圧電作用を有する光学的ローパスフィルタ
の場合も同様に構或できる。
また、ビジコン等の撮像管以外にも、CCD等の固体撮
像素子も使用可能である。
像素子も使用可能である。
さらに、このような電気的な雑音信号消滅と同時に、上
記水晶板等の光学的ローパスフィルタを直接あるいは間
接的に緩衝材を介して支持し、機械的な防振処理を施す
ことにより、より完全に雑音による悪影響を防止できる
。
記水晶板等の光学的ローパスフィルタを直接あるいは間
接的に緩衝材を介して支持し、機械的な防振処理を施す
ことにより、より完全に雑音による悪影響を防止できる
。
第1図および第2図は従来の撮像装置の一例を示し、第
1図は一部断面正面図、第2図は等価回路図、第3図お
よび第4図は本考案の第1の実施例を示し、第3図は一
部断面正面図、第4図は等価回路図、第5図は本考案の
第2の実施例の要部を示す正面図、第6図および第7図
は本考案の第3の実施例を示し、第6図は一部断面正面
図、第7図は等価回路図である。 3・・・・・・撮像管、4・・・・・・ガラス板、5・
・・・・・色分解光学フィルタ、6・・・・・・光導電
膜、7・・・・・・集電リング、8・・・・・・水晶板
、15, 16・・・・・・透明導電膜。
1図は一部断面正面図、第2図は等価回路図、第3図お
よび第4図は本考案の第1の実施例を示し、第3図は一
部断面正面図、第4図は等価回路図、第5図は本考案の
第2の実施例の要部を示す正面図、第6図および第7図
は本考案の第3の実施例を示し、第6図は一部断面正面
図、第7図は等価回路図である。 3・・・・・・撮像管、4・・・・・・ガラス板、5・
・・・・・色分解光学フィルタ、6・・・・・・光導電
膜、7・・・・・・集電リング、8・・・・・・水晶板
、15, 16・・・・・・透明導電膜。
Claims (1)
- 圧電作用を有する光学的ローパスフィルタを撮像素子の
光路中に配するようにした撮像装置において、機械的振
動により生ずる上記光学的ローパスフィルタの起電力を
電気的に消滅させる構或を備えることを特徴とする撮像
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977112037U JPS597818Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977112037U JPS597818Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5438434U JPS5438434U (ja) | 1979-03-13 |
JPS597818Y2 true JPS597818Y2 (ja) | 1984-03-09 |
Family
ID=29060463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977112037U Expired JPS597818Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597818Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-22 JP JP1977112037U patent/JPS597818Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5438434U (ja) | 1979-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7961244B2 (en) | Optical filter and optical device provided with this optical filter | |
EP1603166A1 (en) | Image pickup device and camera module | |
JP2001339055A (ja) | 固体撮像装置のカバー部材と固体撮像装置 | |
CN109445640A (zh) | 显示屏及具有该显示屏的电子设备 | |
JPS597818Y2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH0772769B2 (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH0415669B2 (ja) | ||
JP3542374B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2007093966A (ja) | 光学ローパスフィルタとそれを用いたデジタルカメラ | |
JPS6286855A (ja) | 放射線用固体撮像素子 | |
US3935588A (en) | Color image pick-up system using strip filter | |
JPS6019718B2 (ja) | カラ−固体撮像装置 | |
EP0749589A1 (en) | Optical low-pass filter comprising two birefringent optical filter elements | |
JPS5911084A (ja) | カラ−用固体撮像デバイス | |
JPH0638535Y2 (ja) | カメラ | |
JPS63151180A (ja) | 自動焦点調整装置 | |
JPS60153021A (ja) | 防塵手段 | |
JPS60115259A (ja) | 光電変換装置およびその製造方法 | |
JPS6127955B2 (ja) | ||
US4085418A (en) | Color image pick-up system using strip filter | |
GB891941A (en) | Improvements relating to pick-up devices for colour television | |
JPS6020275Y2 (ja) | 撮像管 | |
JPS6046185A (ja) | インデックス方式カラ−画像再生装置 | |
JPS6165674A (ja) | 固体撮像装置の駆動パルス発生回路 | |
JPS5814679A (ja) | 固体撮像装置 |