JPS5977862A - 医療用容器 - Google Patents

医療用容器

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JPS5977862A
JPS5977862A JP57188525A JP18852582A JPS5977862A JP S5977862 A JPS5977862 A JP S5977862A JP 57188525 A JP57188525 A JP 57188525A JP 18852582 A JP18852582 A JP 18852582A JP S5977862 A JPS5977862 A JP S5977862A
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tube
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田辺 進
中丸 敏明
研一 山崎
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1 発明の背景 (技術分野) 本発明は、治療剤、栄養剤等の薬剤を王として経管的に
投与する際に用いる調剤および投与用容器を兼ねた医療
用容器に関するものである。
(先行技術およびその問題点) 治療剤、栄養剤等の種々の薬剤を経管的に投与する方法
が、例えば経腸栄養法などとして広く用いられはじめて
いる。この方法においては、その投与方法は次のような
手順により従来性われていた。
よつ取り出し、 (jl)  これを攪拌容器内で水あるいは調剤液にて
溶解、調製し、 +1*++  調製された薬剤を更に投与用の別容器に
移し替え、 (V)  この別容器に接続された投与用ラインおよび
患者の消化管等に留置されたカテーテルを経て薬剤の経
管的投与が行われる。
ところで、近年このような薬剤の経管的投与妬おける薬
剤の調製時、保存中、投与中の菌の混入および増殖につ
いて、特に直接腸などの中へ入る場合には胃酸による殺
菌が行われない為、患者にとって好ましくない事態の発
生が十分予測でき、問題となっていた。更に、上I7B
 Lだ各手順を別の容器内で行わなければならず、煩雑
であるばかりCなく、菌汚染の機会も多かったのである
。そこで、菌による汚染および菌の増殖の機会をできる
だけ減少させ、簡単に操作できるようにすることが必賛
であり。
(1)  薬剤の調製時、他の容器に移し替える必要が
なく、 (2)薬剤の調製後、冷蔵庫内等の保存が容易Q、13
)  投与ラインを容器K nlF続するだけQ投与が
可能となり、 (4)シかも菌の混入の少ない、 システムの開発が望まれていた。
最近、上述の+2) 、 +31を解決することを目的
とした投与ライン暗線可能でかつ一時的保存ijJ能な
容器がみられるが、薬剤を別容器にて溶解、調製したも
のをこの容器に移し替える必要があり、(1)。
(4)の欠点、さらに(2)の簡便さを解決するに至っ
ていない。また、コスト的にも複数の容器を用いなけれ
ばならない等、無駄な部分があり問題でもった。
さらに、容器中の薬液中には未a解の薬剤法が存在する
ことがあるが、こういった未溶解の塊υ(未溶解のまま
投与ライン中に入り込む可能性/l’−ちった。また、
薬剤投与時に容器と投与ラインを環線するに際し、容器
をスタンド等に吊り[げた状態で行わCるが、この時に
内容液を洩らさずに行うことが困難であった。
11  発明の目的 本発明はこのような実状に鑑み、薬剤を入れた包材と、
水C溶解調製する攪拌容器と、一時的保存容器および投
与用容器とを少なくとも一部兼用Qぎるようにした容器
を用い、調製される薬剤への菌の混入機会をできるだけ
除去し、かつ調製から投与−まで簡便な操作が1」f能
C1さらに安価な医療用容器を提供11ことを目的とす
る。
■ 発明の具体的構成 本発明の第1の態様によれば、投与すべき薬剤の調剤を
行うことができる内部空間を有する柔軟なシラスチック
環のバッグと、薬剤および調剤液乞前記バッグに注入す
るため前記・ぐラグの内部空間と外部とを連通するよう
取り付けられた注入管と、注入され調剤された薬剤を排
出投与しつるよう前記注入管に着脱可能に取911けら
れるとともに一端が前記・々ラグ内に突出し、少なくと
も1個の開口部が設けられた突出管部を有t6投与管と
、この投与管の他端に着脱可能に取り付けられたキャッ
プとを具える医療用容器が提供される。
本発明の第2の態様によれば、投与すべき薬剤の調剤を
行うことができる内部空間を有する柔軟なプラスチック
製の・ぐラグと、投与すべき薬剤を容易に溶解しつる状
態で予め前記・ぐラグの内部空間に封入した薬剤と、予
め封入されている薬剤の調剤液を注入するため前記バッ
グの内部空間と外部とを連通するよう取り付ゆられた注
入管と、調剤された薬剤を排出投与しうるよう前記注入
管に着脱可能に取っ付ゆられるとともに一端が前記バッ
グ内に突出し、少なくとも1個の開口部が設けられた突
出管部を有する投与管と、この投与管の他端に着脱可能
に取り付けられたキャップ0とを具える医療用容器が提
供される。
本発明の第3の態様によれば、投与すべき薬剤の調剤を
行うことができる内部空間を有する柔軟なプラスチック
製のバッグと、薬剤および調剤液を前記バッグに注入す
るため前記・マッグの内部空間と外部とを連通ずるよう
取り付けられた注入管と、注入され調剤された薬剤を排
出投与しつるよう前記注入管に着脱13J能に取り付け
られるとともに一端が前記/ぐラグ内に突出し、少なく
とも1個の開口部が設けられた突出管部を有する投写管
と、この投与管の他端に取り付けられた投与用チューブ
セットとを具える医療用容器が提供される。
本発明の第4の態様によれば、投与すべき薬剤の調剤を
行うことができる内部空間を有する柔軟なプラスチック
製のバッグと、投与すべき薬剤を容易に溶解しつる状態
で予め前記バッグの内部空間内に封入した薬剤と、予め
封入されている薬剤の調剤液?注入するため前記・マッ
グの内部7間と外部とを連通ずるよう取り付Vfl;)
rL、た注入管と、調製された薬剤を排出投与しつるよ
う前記注入管に着脱IjT能に取り付けられるとともに
一端が前記バッグ内に突出し、少なくとも1個の開1フ
部が設けられた突出管部を有する投与管と、この投与管
の他端に取り付けられた投与用チューブセットとを具え
る医療用容器が提供される。
いずれの態様の医療用容器においても、調剤と投与状態
では転倒して使用されるから、それぞれの目盛を設けて
おくのが好ましく、調剤時にはバッグに狭搾部があって
調剤が不十分になるのを防ぐため狭搾部をなくしておく
のが良い。いずれの態様の医療用容器においても、注入
管は・マッグに固着し、注入管と投与管とは奏者、嵌1
千等により着脱可能とするのが好ましい。突出管部に形
成する開口部は管端のみならず、管の周面((設けても
良く、突出管部は柔軟な・庫性体で構成するのが好適で
ある。そして、バッグの内部空間i!、調剤液注入後に
残る空間がバッグの内部空間の容積の少なくとも10チ
以りとなるようにするのが、薬剤の溶解操作上好便Qち
る。
第1および第2のj態様の医療用容器において、投与管
とキャップとは螺合、淡合等により着脱可能とするのが
好オしい。第376よび第4の態様の医療用容器におい
て、投与管と投与用チューブセットとは着脱可能でも固
着でも良い。
第2および第4の態様の医療用容器では、内部に薬剤が
封入される関係上、・ぐラグ自体を水蒸気不透過性材料
または遮光性材料または酸素不透過性材料で構成し、薬
剤自体も溶解し易いような状態で、特に顆粒とするのが
好ましい。封入rる薬剤は、遊離アミノ酸の含歌が15
wt%以ド、ケ1ル濾過で排除される分子量700以上
の尚分子画分が20wt%以Fでめ9、ジペプチドおよ
びトリペプチドを主成分とする低分子ベラ0テド混ば物
とする二とができる。
以下、本発明の医療用容器2添け4面に示r好適寿施例
につき詳細に説明する。
本発明にt6いて開示する4態様の医療用件器の構成ヒ
の関係は簡単に述べると次のようになる。
第1の態様のものは注入管および一端がバッグ内に突出
し、少4:くとも1個の1羽口部が杉成さ4tた突出1
刑口を有する投与管を有する・ぐラグでちり、第3の9
す様のものは第1の態様のものに投与用チューブセット
を1続したものでちる。第2rdよび第41り態様のも
のは、それぞれ第116よび第3の態様の・マッグ内に
薬剤を封入した形j(のものでちる。従って、以Fの説
明では、重fdjる部分についてはその説明を省略する
第1図には本発明の第1の態様による医療用容器1aを
示す。この容器1aは、周縁2を、4当にシールした柔
軟なシラスナックシート製の潰し得るほぼ矩形のバッグ
3に、次に+ホベるような薬剤等の注入投与口?有する
。第2図に示すように、容器1aのシート4間に口部5
が装着され、この口部は周縁シール部2により画成され
た内部空間6と外部とを連通し、薬剤お、よび調剤液を
注入するための注入管7を有し、さらにこの注入管7に
螺合または嵌合により着脱可能に取り付けられた調剤液
の排出のための投与管8を有する。この投与管8には着
脱可能にキャップ9が取り付けられている。本発明にお
いては、投与管8の一端は所要長さの突出管部10とし
て注入管内部25世よびバッグ3の内部空間6内に注入
管7とほぼ同軸的に所要長さ突出するよう構成する。突
出rる長さは、所要時にバッグの外部から突出管部10
の開口部24を指等で閉塞でき、薬剤調剤時および投与
時には未尋解薬剤塊が注入管7を経て投与ラインに入り
こまないようなものとするのが好ましい。注入管7、投
与管8およびキャッf9間の結合状態は調剤時に・々ラ
グの振盪を伴うから堅固でなければならず、液漏れ防止
用Oリングを介挿するのが好塘しく、螺合により着脱げ
能としておくのが好ましい。ノマツグ3には口部5とは
反対側にフックアイ11を設けておくのが好ましい。
本発明の医療用容器は全て、調剤時には0部5を上向き
にして用い、投与時には口部5をF向きにして用いるか
ら、調剤用目盛12および投与用目盛13を別個に設け
るのが好ましい。
本発明の第3の態様による医療用容器1cは、第3図に
示すように、第1図に示す第1の態様の容器1aからキ
ャップ9を取りはずし、投与管8に薬剤投与用のチュー
ブセット14を取り付けたものである。チューブセット
14の投与−#8への取り付けは固着するのが良いが、
着脱げ能でもさしつかえない。チューブセット14は種
々の選択的素子により構成されるが、その−例を挙げる
と、チューブ本体15に加えて、点滴筒16、クレンメ
17、患者に留置するカテーテル18に接続するコネク
タ19、他の医療用容器から液体を混ばさせるための7
Kfaライン22、薬液等注入用の注入部23などを有
する(第3図参照)。
本発明の第2の態様による医療用容器1bは第1図に示
す第1の態様による容器la内に容易に溶解しつるよう
な状態にした薬剤20を封入したもので(第4;凶参照
)、本発明の第4の態様による医療用容器1dは一@3
南に示す第3の態様の容器lc内に容易に溶解しつるよ
うな状態にした薬剤20を封入したものである(第51
図参照)。
本発明において用いる薬剤とは広義に解すべきで、治療
剤は勿論、種々の栄養剤をも包含する。
この薬剤は本発明の全ての態様の容器に16いて容器内
で調剤されるから、溶解し易いような状態にしておくの
が良い。その態様としては、粉末状、細粒状または顆粒
状の固体として、あるいはペースト状または高濃度液の
半流動体または流動体として封入することが考えられる
が、第41図および第5図に示されるように、折り畳ん
で保管されたり、バッグ内部に付着しないように分注さ
れる二とが望ましいから、細粒状あるいは顆粒状シてす
るのが最も望ましい。
本発明の医療用容器1a、1b、1cjoよび1dのバ
ッグ3の構成材料は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ホリ70ロビレン、ホリエステル、ポリ塩化ビニリデン
、71eリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリアミド等の熱り塑性樹脂で良く、また、それぞれを
少なくとも2種以ト積層しても良い。その形成方法もヒ
ートシール等の装着、ゾロ−成形等いかなるものでも良
いが、容器内で薬剤の調剤2行う関係上、薬剤の滞溜す
る狭搾部は極力形成しない方が良(・0 詩に、薬剤をバッグ内に封入する筋2および第4の態様
のものでは、薬剤が吸湿、匈實しないようにするために
、例えば、ポリエチレン、ぼり塩化ビニリデン、ポリエ
チレン、フッ素樹脂等の水蒸気を通さない材料、アルミ
ニウム蒸着フィルム等の遮光性材料、七〇−・/、ポリ
塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール等の酸素を通さ
ない材料を、単一であるいは前記構成材料との積層構造
にて用いるのが良い。しかし、別個の同様の機能を有す
る包材により少なくとも1個の本発明の容器を包装する
時にはその必要はない。
本発明の第3および第4の態様の容器に用いるチューブ
セットのチューブ等の構成素子は、従来用いられ【いる
もので良い。
突出管部10の開口部24は、第7図に示すように突出
管部10の末端部に設けても良く、1だ第8図に示すよ
うに突出管部10の周面に少な−くとも1個の側口とし
て設けることもCきる。また、突出管部10は例えば軟
質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、天然コ9ム、合成コ
9ム等の柔軟な犀性体で形成することもできる。この場
合、調剤または投与時に突出管部10を閉塞する時、第
9図に示すように突出管部10の途中をピンチして閉塞
でき、操作が簡単である。
■ 発明の具体的作用 本発明の医療用容器1a、lb、lcおよび1dの操作
につき簡単に説明する。まず投与′U8を注入管7から
はずし、医療用容器1aおよび1cにおいては薬剤およ
び調剤液を、薬剤が既に入れである医療用容器1bおよ
び1dにおい−〔は調剤液を、注入管7を経てバッグ3
の内部空間6に注入用目盛12を見ながら所定量注入す
る。この際、調剤液注入後のバッグ内の空間は・ぐラグ
の容積の少なくとも10%以上となるように予め設定す
ることが、振盪を容易にするトで好ましい。
注入が終えたら、投与管8を再び注入管7に薬剤の漏出
なきよう装着し、突出管部lOの開口部24を指で閉塞
して十分に振借して薬剤を完全に溶解する。薬剤な完全
に溶解したら、第6.4に示されるように容器をその7
ツクアイ11により適当なスタンド21に吊り丁げ、容
器1aおよびlcにおいては再び開口部24を閉塞して
薬液が漏出しないようにした後、キャラ7°9 ft、
まずし、予め用意した投与用チューブセットを暗線する
容器1bおよび1dにおいては既に付いている投与用チ
ューブセラ)14を、患者に留嫂gれているカテーテル
18に接続し、例えば薬剤が生り見分として結晶アミノ
酸または低分子ベデチ−を窒素源とした成分栄養剤等で
あれば、適当な人体部位に例えば経腸的に調剤された薬
剤を投与する。低分子ペプチドとしては、遊離アミノ酸
の含量が15wt%以下、rル濾過で排除される分子量
700以上の高分子画分が20wt%以下であり、ジベ
デチげおよびトリペプチドを主成分とする低分子ベデチ
げ混合物を用いるのが好ましい。
また、近年携帯用人工腎臓開発に伴い、患者の移動先で
透析を行うことがあるが、携帯用人工腎臓装置とともに
透析液も運搬する必要がある。この際、透析液は通常1
50〜200.6.透析液の再利用を行う等した場合5
5〜70.I3、更に濃厚液を機械的に希釈等する場合
でも濃厚液は5e必要であり、運搬するのが困難であっ
た。更に、透析液成分として粉末状に調剤されたものを
準備し、移動先で患者が溶解し、使用することも一部ち
るが、透析液成分容器と調剤容器あるいは装置供給容器
がそれぞれ異なる為、手技が煩雑であるという欠点を有
していた。
、f:発明はこのような場合にも非常に効果的であり、
経管的投与に限定されることなく、透析、血流、輸液等
の調剤にも広く適用されるものであることはgつまでも
ない。
■ 発明の具体的効果 本発明の医療用容器は、明細書の冒頭で述べた従来の経
管投与方法に比べて、以Fに・?fSべるような多くの
利点をもたらす。
+、lJ  第1の態様の容器では、調剤用容器および
投与用容器を兼用し、第2の態様の容器では、薬剤を入
れる包材、調剤用容器および投与用容器r一つの容器で
兼用するので、細菌汚染の機会が1夕めで小さくなり、
薬剤の経管的投与を安全に行う二とができるばかりか、
調剤および投与の操作が従来より簡単になる。
、2)調剤用および投与用の目盛が・ぐラグに形成した
場合には、調剤および投与の・マツダ位、’ll ft
Z正反対であっても支障は生じない。
・3) バッグに薬剤を予め入れて3く揚々には、・々
ラグを水蒸気不透過性材料、遮電性材料1仁は酸素不透
過性材料で構成し、薬剤の吸湿、変質などを防止するこ
とができる。
(4)薬剤は予め溶解し易い状態で入れられるから、バ
ッグ内での溶解操作が簡単で、投与時にも閉塞等の支障
を生じない。
(5)  バッグは柔軟なプラスナック製でちるから、
調剤後に生じた継粉等の未尋物をtRバッグ外側から押
し潰して溶解させることも′Qきる。
’6)  tl)で述べたように従来の種々の容器を兼
用できるから、本発明の容器は安価となり、ディスボー
デモル化が可能である。
17)  第3および第4の態様の医療用容器では投与
用チューブセットが既に付設しであるので、接続操〆[
等が必要でなく便利である。
・8)投与管の一端が突出管部としてバッグの内部空間
に突出しているから、薬液、!解時の振盪、スタンドに
吊されたバッグの投与ラインへのセット時に、投与管の
バッグ内に突出する管部の開口部を指等でバッグの外部
から閉塞できるので、薬液溶解時の振盪に際し未溶解の
塊を突出管部内に入りこませることがなく、投与ライン
の接続を・ぐラグをスタンドに吊したままで行うことが
できるとともに薬液が不意に漏出することを防止するこ
とがCき、さらに未溶解の薬剤塊を指で押し潰し、溶解
させることができる。また、投与ラインとして針管等の
穿刺部を有したものを用いる必要もない。
・9) 投与管の一部がバッグの内部空間に突出してい
るから、バッグの薬剤投与位通においてはバッグの内部
空間に突出している突出管部は薬剤の未溶解凍があった
場合、これらの塊が薬剤投与時に投与管方向に沈降して
きても、突出管部内に流入する確率は低く、突出管部周
辺に沈降するため投与管を経て投与ライン側へ送給され
、各所で流路閉塞を招く恐れが少なくなるから、安全で
ちる。
[10)開口部を突出管部の側周面に設けることにより
、と述の未溶解の薬剤塊の突出管内への混入をより効果
的に防止することができると同時に、指でバッグの外部
から閉塞しやすくなる。
11υ 突出管部を柔軟な弾性体により形成することに
より、突出管部内の流路を指により閉塞させることが容
易になり、容器を吊したままで内容液を漏出させること
なく投与ラインを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の態様による医療用容器の平面図
、第2図は同側面図、第3図は本発明の第3の態様によ
る医療用容器の平面図、第4図は本発明の第2の態様に
よる医療用容器の斜視図、第5図は本発明の第4の態様
による医療用容器の部分斜視図、g6図は本発明の医療
用容器を用いて薬剤の投与を行う状態を示す斜視図、第
7図は本発明の医療用容器の口部の断面+4.第81図
は突出′a部の開口部を側口とした例の断面図、第9図
は突出管が弾性体でちる時の閉塞状態を示す断面図であ
る。 符号の説明 la+1b、lc、ld・・・本発明の医療用容器。 2・・・バッグ周縁シーIし部、3・・・バッグ、4・
−・シート、5・・・口部、6・・・内部空間、7・・
・注入管、8・・・投与管、9・・・キャップ、10・
・・突出’l、11・・・フックアイ、12.13・・
・目盛、14・・チューブセット、15・・・チューブ
本体、16・・・点滴簡、17・・・クレンメ、18・
・・カテーテル、19・・・コネクタ、20・・・薬剤
、21・・・スタンド、22・−・温片ライン、23・
・・注入部、24・・・開口部特許出願人  テルモ株
式会社 代理人弁理士   渡 辺  望 株 12 第2図 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  投与すべき薬剤の調剤を行うことができる内
    部空間を有する柔軟なシラスチック製の/ぐラグと、薬
    剤および調剤液を前記バッグに注入rるため前記バッグ
    の内部空間と外部とを連通ずるよう取り付けられた注入
    管と、注入され調剤された薬剤を排出投与しつるよう前
    記注入管に着脱可能に取り付けられるとともに一端が前
    記l々ッグ内に突出し、少なくとも1個の開口部が設け
    られた突出管部を有する投与管と、この投与管の他端に
    着脱可能に取り付けられたキャップとを具えることな特
    徴とする医療用容器。 (2)  前記開口部は前記突出管部の側周面(、で設
    けられてなる特許請求の範囲第1項に記載の医療容器。 (3)  前記突出管部は柔軟な弾性体である特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の医療1羽容器。 (4)前記バッグの内部空間は、調剤液注入後に残る空
    間が前記バッグの内部空間の容積の少なくともlOチ以
    上となるような大きさである特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の医療用容器。 (5)  投与すべき薬剤の調剤な行うことができる内
    部空間を有する柔軟なプラスチック製のバッグと、投与
    すべき薬剤を容易に溶解しつる状態で予め前記lぐラグ
    の内部空間に封入した薬剤と、予め封入されている薬剤
    の調剤液を注入するため前記バッグの内部空1間と外部
    とを連通ずるよう取り付けられた注入管と、調剤された
    薬剤な排出投与しうるよう前記注入管に着脱可能に取り
    付けられるとともに一端が前記バッグ内に突出し、少な
    くとも1個の開口部が設けられた突出部を有する投与管
    と、この投与管の他端に着脱げ能に取り付けられたキャ
    ップとを具えることを特徴とする医療用容器。 16)  前記開口部は前記突出管部の側周面に設けら
    れてなる特許請求の範囲第5項に記載の医療用容器。 (7)前記突出管部は柔軟な弾性体ひちる侍許請求の範
    囲第5項または第6項に記載の医療用容器。 (8)前記バッグの内部空間は、調剤液注入後に残る空
    間が前記バッグの内部空間の容積の少なくとも10%以
    上となるような大きさである特許請求の範囲第5項ない
    し第7項のいずれかに記載の医療用容器。 (9)  前記バッグは水蒸気不透過性の材料で#4成
    することを特徴とする特許請求の範囲第5項ないし第8
    項のいずれかに記載の医療用容器。 +101  @記バッグは遮光性材料で構成することを
    特徴とする特許請求の範囲第5項ないし第8項のいずれ
    かに記載の医療用容器。 けり 前記・マツダは酸素不透過性の材料で構成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項ないし第10項の
    いずれかに記載の医療用容器。 (121前記/々マツダ予め封入する薬剤は顆粒である
    !特許請求の範囲第5項ないし第11項のいずれかに記
    載の医療用容器。 (13薬剤は遊離アミノ酸の含量が15wtチ以ド、デ
    ル濾過で排除される分子量700以トの高分子両分が2
    0wtq6以下であり、ゾベデチドおよびトリペプチド
    を主成分とする低分子ペプチド混合物である特許請求の
    範囲第5項ないし第12項のいずれかに記載の医療用容
    器。 (1尋  投与すべき薬剤の調剤を行うことができる内
    部空間を有する柔軟なダラスチック製のバッグと、薬剤
    および調剤液を前記バッグに注入するため前記バッグの
    内部空間と外部とを連通ずるよう取り付けられた注入管
    と、注入され調剤された薬剤を排出投与しりるよう前記
    注入管に着脱げ能に取り付けられるとともに一端が前記
    バッグ内に突出し、少なくとく1個の開口部が設けられ
    た突出管部を有する投与管と、この投与管の他端に取り
    付けられた投与用チューブセットとを具えることを特徴
    とする医療用容器。 1151  前記開口部は前記突出管部の111j周面
    に設けられてなる特許請求の範囲第14項に記載の医療
    用荏器。 +lG  前記突出管部は柔軟な弾性体である特許請求
    の範囲第14項または第15項に記載の医療用容器。 117)前記バッグの内部空間は、調剤液注入後に残る
    空間が前記・マツダの内部′2間の容積の少なくとも1
    0%以上となるような大きさである特許請求の範囲第1
    4項ないし第16項のいずれかに記載の医療用容器。 ual  投与すべき薬剤の調剤を行うことができる内
    部空間を有する柔軟なプラスチック製のバッグと、投与
    すべき薬剤を容易に溶解しうる状態で予め前記・マツダ
    の内部空間に封入した薬剤と、予め封入されている薬剤
    の調剤液を注入するため前記バッグの内部空間と外部と
    を連通ずるよう取り付けられた注入管と、調剤された薬
    剤を排出投与しつるよう前記注入管に層膜可能に取っ付
    けられるとともに一端が前記バッグ内に突出し、少々く
    とも1個の開口部が設けられた突出管部を有する投与管
    と、この投与管の他端に取り付けられた投与用チュー2
    ″′セツトとを具えることを特徴とする医療用容器。 (l■ 前記開口部は前記突出管部の側周面に設けられ
    てなる特許請求の範囲第18項に記載の医療用容器。 (イ)前記突出管部は柔軟な弾性体である特許請求の範
    囲第18項または第19項に記載の医療用容器。 (2υ 前記バッグの内部空間は、調剤液注入後に残る
    空間が前記・マツダの内部空間の容積の少なくとも10
    %以上となるような大きさである特許請求の範囲第18
    項ないし第20項のいずれかに記載の医療用容器。 +221  前記バッグは水蒸気不透過性の材料で構成
    することを特徴とする特許請求の範囲第18項ないし第
    21項のいずれかに記載の医療用容器。 12:1  m記バッグは遮光性材料で構成することを
    特徴とする特許請求の範囲第18項ないし第21項のい
    ずれかに記載の医療用容器。 12’J  t”tl’6F2−マツダは酸素不透過性
    材料で構成することを特徴とする特許請求の範囲第18
    項ないし第21項のいrれかに記載の医療用容器。 (25)前記バッグに予め封入する薬剤は“顆粒である
    特許請求の範囲第18項ないし第24項のいずれかに記
    載の医療用容器。 しe 薬剤は遊離アミノ酸の含量が15wtチ以ド、ケ
    9ルp過で排除される分子量700以上の高分子画分が
    20wt%以Fであり、ジベゾチドおよびトリペプチド
    を主成分とする低分子ペプチド混縫物である特許請求の
    範囲第18項ないし第25項のいずれかに記載の医療用
    容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01130350U (ja) * 1988-02-25 1989-09-05
JPH06100452A (ja) * 1993-04-06 1994-04-12 Asta Medica Ag イホスファミド用の製薬学的容器

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