JPS5977803A - ソ−ルユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ははき物に関し、特に新規なタイプのソールユニ
ットおよび該ソールユニットから製造される靴、サンダ
ル、スリッパに関する。

近年、足のソールに一致するように形状づけられた実質
的に木製のソールをもつ靴、サンダルおよびスリッパが
一般的になっている。靴のソールユニットはヒールカッ
プと、足のアーチ（凹み）の下の隆起部と、親指および
小指の中足骨ヘッド下の凹みと、指とりわけ４本の小指
を支持づるため前方の横方向アーチの直前の突条（或は
保持バー）とを有する。特に、指の中足骨ヘッドを横切
るストラップを有するスリシバ形態の靴は、歩行中に被
用者が自分の足指を動かして突条或は保持バーを保持す
るのを促進させ、この運動は足および脚の筋肉をマツサ
ージする。このタイプのソールユニットは英国特許第８
７７３６５号に示されている。

しかしながら、このソールユニットは、例えば、次のよ
うな多くの欠点を有する。

１）　足のあらゆる形状に適合させるための犬が生産さ
れたソールユニットを形状づ（ブることかできない。特
に、主長手方向アーチの高さにより、被用者はアーチの
支持が足りなかったり多ずぎるという不快感をもつ。

２）　歩行の間ヒールまわりの皮膚で大きな負荷が、硬
い木製面を押圧するので、使用者によっては硬い皮膚又
はたこを生ぜしめる。

３）　そのような靴のソールは、木製部分が多く、比較
的重い。

４）　木はこれ迄あらゆる場合において高価な材料であ
り、とりわ（プそのようなソールユニットをつくるのに
望まれる品質ではそうであり、少くも木の部分のより安
価な代替物が強く望まれる。

ソールユニツ１〜が異った硬さの異った２つの材料より
なる快適な靴およびサンダルのためのソールユニットは
既に知られている。例えば、比較的硬い木製のソールブ
ロックと、その下にソールブロックと同じ外周形状をも
つ比較的重いポリウレタンフォームの外方ソールとをも
つ靴やサンプルは製造されてきた。しかし、このタイプ
のソールユニットは上述した４つの全ての欠点を有する
。

さらに、ソールユニットが２つの異ったポリ７−材料、
例えばそこに上方部が固定される縁部をもつ外方ソール
を形成している硬いポリウレタン外かくと、軟いポリウ
レタンが形成している″ソールブロック″とからなる種
々の靴が知られている。

しかしながら、そのような靴は被用者の足によっては成
程度の快適さを与えるが、成る使用者にはヒールまわり
に硬い皮膚或はたこを特に生ぜしめる。いかなる場合に
も、このタイプのソールユニットは、足および脚の筋肉
を鍛えるようにデザインされた靴やサンダルには満足で
きるものではない。

本発明の一つの目的は、少くとも前述した欠点のいくつ
か、好ましくは全部が少くども減少される改良されたソ
ールユニッ１〜おＪζび該ソールユニットを導入した靴
およびスリッパを提供することにある。

本発明によれば、靴、サンダル又はスリッパ用のソール
ユニットであって、指部ど、シャンク部と、ヒールカッ
プを含むヒール部とをイｊし、軟くて可撓性の材料が外
方ソールを形成しかつ硬くて比較的：Ｕ撓性のない材料
がソールブロックを形成している少くども２つの硬さの
異った材料より形成され、硬い材料はヒールカップ領域
と脚の外方の長手方向アーチを支持するシャンク部の領
域を形成し、ヒールの両側と足の主長手方向アーヂ下の
領域が軟い材料で形成され、軟い材料の上面は足の主長
手方向アーヂの下で比較的高く、これにより歩行中主長
手方向アーチを都合よく支持およびマツサージするよう
にしたソールユニットが提供される。

ソールブロックは都合よくは、ヒールからシャンク領域
を通って指領域迄伸びる。そのようなソールブロックは
都合よく足の踏面形状に形状づけられた上面をもつこと
ができる。それ故、ソールユニットはヒールカップと、
長手方向アーチを支持するシャンク部と、親指および小
指の中足骨ヘッドのための凹みと、４本の小指のための
保持バーとしての丸められた突条（或は指止め）とを含
むことができ、これらは全・てソールブロックに形成さ
れることが好ましい。

硬軟双方の材料は、もし所望なら、合成のポリマー材料
であってよい。例えば、軟い材ｒ１は軟いポリウレタン
フォーム、ゴム、或はポリビニルクロライドであってよ
く、硬い材料は硬いポリウレタンであってよい。しかし
ながら、軟い材料は好ましくは軟い可撓性ポリウレタン
フォームであり、硬い材料は好ましくは木、とくにポプ
ラやブナのような高級な木である。

軟い材料は好ましくはショア硬度４５〜６０であり、硬
い材料は例えば少くともショア硬度６０であり、６０〜
１００とし、好ましくは６０〜７５である。例えばブナ
は都合よくショア硬度６０〜９５を有し、ポリマー材よ
りなるソールブロックはショア硬度６０〜８０をもつこ
とができる。

硬い材料は都合よく長いアーチの下になく、軟い材料が
このスペースを埋めてアーチの下の圧力によりよく適合
するにうになっている。この軟い材料はアーチの下で比
較的高く位置しており、このためアーチは歩行の間転い
材料と接触してマツサージされる。このことは、足のア
ーチ領域と関連した筋肉と靭帯とに大きな（ｆｍ的効果
を与える。

軟い材料はアーチの下でへこむので、それは例え被用者
のアーチが比較的低くとも歩行中不快感を与えない。

軟い材料は硬い材料のまわり、足の指まわり迄も取巻い
て伸びるのが好ましい。このことは２つの利点、つまり
軟い材料が硬い材料より密度が低く、従ってソールユニ
ットがより軽量であること、および木でつくられるなら
ばその硬い材料の縁が割れる傾向がかなり減少されると
いう利点を有する。

軟い材料が硬い材料の全周に連続している他の利点は、
これらの状況下における全ての靴が静電気を起さないよ
うにつくられることにある。静電気が種々の不利益を生
ぜしめることは深刻に指摘されている。

ソールユニットのヒール領域では、軟い材料でつくられ
た側部は少くとも被用者のヒールの皮膚の部分がその上
に着座する゛ように十分広くなければならず、それは勿
論歩行中硬い材料より撓む。

このため、本発明ソールユニットのデザインはヒール部
においてたこの形成を減少させる。

以下、本発明の好適な実施例を添附図に沿って説明する
。

第１〜３図のソールユニットは、指部２、シ１７ンク部
３およびヒール部４よりなる。ソールユニットは、ヒー
ルカップ１４と、親指の中足骨ヘッド（ｍｅｔａｔａｒ
ｓａｌ　ｈｅａｄ　）のためのへこみ１５と、小指の中
足骨ヘッドのためのへこみ１６とを有する木製のソール
ブロック５よりつくられη′いる。４本の小指の中足骨
ヘッドの直前の丸められた突条或は保持バー１７は、第
２図では断面で、又第１図では破線で示されている。

ソールブロック５の下には、ソールブロック５の側部を
上方に伸びている縁部１２を有する外方ソール１３があ
る。第１図から明らかなように、ポリウレタン製の縁１
２の大まかな外形は足の外形に大まかに一致し、一方ソ
ールユニット５の形状は健全な足の踏面形状により一致
している。

足の主な長手方向アーチの概路線は８で示されている。

それ故、ソールユニツ１−は足のアーチのほとんどがよ
軟い材料、つまりポリウレタンフォーム上に位置してそ
れにより支持されるようにデザインされ、該ポリウレタ
ンフォームはソールブロック５のレベルからソールユニ
ット１の内方縁方向に漸次ちり上げられている。かくし
て、支持スロープ９が歩行の間、足のアーチをマツサー
ジするように、特に第３図に示すごとく設けられている
。

好ましくは、ポリウレタンフォームは、第１図に示すよ
うに、ソールブロック５の縁を完全に取巻いている。ポ
リウレタンフォームはいかなる場合でも少くとも点へか
ら点Ｂ迄ヒールまわりを伸び、好ましくは点Ｃ迄伸びる
。点Ａ、Ｃの前方、つまりＡ−ＥおよびＣ〜Ｄの領域に
わたって、足鍛練用サンダルを形成すべく一本の支持ス
トラップ（図示せず）を取付けることができる。所望な
ら、ストラップが取付けられるＡ−Ｅ、Ｃ−Ｄの領域の
ポリウレタンはストラップの端を受入れる凹所を形成す
べく切欠くことができ、そのためス（〜ラップはサンダ
ルの側部から突出しない。代りに、そのようなストラッ
プの端を受入れる凹所はインジェクションモールドによ
る製造の間につくることができる。

新しいタイプのソールユニット１は、好ましくは第２図
に示すように平らな下面６をもつソールブロック５とし
て木製の薄いブロックから製造することが好ましい。か
くしてソールブロック５は側部まわりと上面だｔ）を形
状づけられ、非常に少い廃棄部分と比較的少い加工であ
るので経済的に使用できる。ソールブロック５はモール
ドの内側において、ポリウレタンは公知の方法でソール
ブロックまわりに注入することができる。ポリウレタン
は木に対してかなり良好なそして寿命の長いボンドを形
成するので、上記方法はかなり有利である。しかしなが
ら他の状況では、ソールブロック５を収容すべく縁部１
２と凹所とをもつ外方ソール１３としてポリウレタン（
或は他のプラスチック）部分をｔ−ルド成形し、ソール
ブロックをそれから外方ソールに挿入してソールユニツ
１〜１を仕上げることが望ましい。

本発明のソールユニットをつくるのにいずれの方法が使
用されようと、硬い材料の表面（コア形成部）と軟い材
料の表面（ヒールまわりの縁、主長手方向アーチ下方の
マツサージ部そして好ましくは指部まわりの縁とシャン
ク部の残部を形成している）とは接合部で面一となるべ
きであり、これによりいかなる材料も立上った縁をもた
ず、接合部の面は不連続線をもたない大体滑らかな曲面
を形成する。一方又は他方の材料のいかなる収縮や膨張
も、極めて小さいか或は製造加工で許される範囲とされ
るべきである。

完成ソールユニット１は、それから適当な上部を取付け
ることにより公知の方法ｐ靴にすることができる。代り
に、上部をソールブロック５に取付け（例えばブロック
の下面６に）、そのまわりポリウレタンを注入して上部
を固定することができる。

左足用のソールユニットは、勿論第１〜３図に示した右
足用のソールユニットの鏡像である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による右足用ソールユニットの平面図、
第２図は第１図の線■−■に沿う断面図、第３図は第１
図の線■−■に沿う断面図である。 特許出願人　サパニゲド・ツースコムフォル］・・ゲゼ
ルシャフト・エム・ベー・バー （外４名）

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　指部分と、シャンク部と、ヒールカップを含
   むヒール部とを有し、軟くて可撓性の材料が外方ソール
   を形成し、かつ硬くて比較的非可撓性の材料がソールブ
   ロックを形ｔしている靴、サンダル又はスリッパのため
   のソールユニットにおいて、硬い材料はヒールカップ領
   域と足の外方長手方向アーチを支持するシャンク部領域
   を形成しており、ヒールの両側と足の主長手方向アーチ
   下方領域とは軟い材料で形成されており、軟い材料の上
   面は足の主長平方向ア′−・チ下で比較的高い踏面形状
   を有し、これにより歩行中主長手方向アーチを適度に支
   持およびマツサージするようにしたソールユニット。
2. （２）　　ソールブロックの上面は足の踏面形状に形状
   づけられ、当該ソールユニットはヒールカップと、長手
   方向アーチを支持するシャンク部と、親指および小指の
   中足骨ヘッドのための凹みと、４本の小指のための保持
   バーとしての丸められた突条とを有する第１項のソール
   ユニット。
3. （３）　　軟い材料と硬い材料とは合成ポリマー材料で
   、特に軟い材料は軟いポリウレタンフォーム、ゴム或は
   ポリビニルクロライドであり、硬い材料が硬いポリウレ
   タンである第１項又は第２項のソールユニット。
4. （４）　　軟い材料は合成ポリマー材料であり、硬い材
   料が木である第１項又は第２項のソールユニット。
5. （５）　　硬い材料はポプラ又はブナであり、軟い材料
   は軟くて可撓性のポリウレタンフォームである第４項の
   ソールユニット。
6. （６）　　軟い材料が硬い材料の縁まわりを完全に取巻
   いている第１項乃至第５項のいずれかによるソールユニ
   ット。
7. （７）　　硬い材料が平らな下面を有する第１項乃至第
   ６項のいずれかによるソールユニツ１〜。
8. （８）　　第１埠乃至第７項のいずれかのソールユニッ
   トを含む紐、サンダル及びスリッパを含む履物。
9. （９）　　軟くかつ可撓性の材料が外方ソールを形成し
   、かつ硬くて比較的非可撓性の材料が上面を足の踏面形
   状に形状づけられたソールブロックを形成している少く
   とも２つの硬さの異った材料よりなる靴、サンダル或は
   スリッパのためのソールユニットであって、ヒールカッ
   プを有するヒール部と、長手方向アーチを支持するシャ
   ンク部と、親指および小指の中足骨ヘッドのための凹み
   と、４本の小指のための保持バーとしての丸められた突
   条とを有し、硬い材料はヒールカップ領域と足の外方長
   手方向アーチを支持するシャンク部領域を形成しており
   、ヒールの両側と足の主長手方向アーチ下の領域とは軟
   い材料によって形成されており、軟い材料の上面は歩行
   中上長手方向アーチを適度に支持およびマツサージする
   ように足の主長手方向アーチ下で比較的高い踏面形状と
   されでいるソールユニット。