JPS5977398A - 放射性廃棄物の減容固化処理方法 - Google Patents

放射性廃棄物の減容固化処理方法

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JPS5977398A
JPS5977398A JP18682982A JP18682982A JPS5977398A JP S5977398 A JPS5977398 A JP S5977398A JP 18682982 A JP18682982 A JP 18682982A JP 18682982 A JP18682982 A JP 18682982A JP S5977398 A JPS5977398 A JP S5977398A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発す旧ま原子力発電所等の放射性物質利用施設から発
生する放射性廃棄物の減容固化処理方法に関する。
従来、放射性廃棄物の固化処理方法と1−では。
放射性廃棄物にセメント、アスファルトまたはプラスチ
ックなどを添加して均質に固化する方法が一般に行われ
ているが、このような処理方法では同化体中の放射性廃
棄物の混合割合が小さいので優れた減容性の得られない
欠点がある。また最近では、将来の最終的な処分方式を
決定するまで中間的に貯蔵する方式として、乾燥した廃
棄物を単独でかまたは結合剤を添加して粒状に固化し、
得られた粒状体を貯蔵槽やドラム缶等の容器に貯蔵する
放射性廃棄物の処理方法が開発され実用化しつつある。
このような方法により粒子状に固化された放射性廃棄物
を最終的に固化体にする際には。
既にドラム缶等に充填されている固化体粒子の間隙処ア
スファルト、プラスチック等の同化材を注入、充填する
ことが一般に行われている。1−かしながらこのような
方法によるときには、中間的貯蔵に当り粒状体を単に容
器に充填するだけなので粒子の充填率は低く、容器容積
の65〜6oチは空隙のままであり、従って減容性は不
良であり。
固化処理における減容性の叫ばれている今日の要請を満
たしていない。
また最近では特開昭57−17900号公報によれば、
ポリエチレン樹脂の塩素化物1oo重量部と放射性廃棄
物100〜500重量部とからなる固化体による放射性
廃棄物の処理技術が開発された。この同化体は海洋投棄
されるので密度が12以上であり、そ(−て更に一軸圧
縮強度が150ψ−以上であるように放射性廃棄物の混
合割合の範囲が設定されている。また固化体の一軸圧縮
強度を高めるためにポリエチレン樹脂塩素化物を有機過
酸化物または有機過酸化物と架橋助剤とを用いて架4i
bLながら成形することも有効であるとしている。しか
しながらこの同化体においてもポリエチレン111・[
脂塩素化物への放射性廃棄物の混合割合は依然として低
く塩素化物の使用量が少なくないという欠点があり、こ
の同化体を中間貯蔵用固化体とするのは極めて不利であ
る。また有機過酸化物または架橋助剤を添加して架橋し
た固化体は脆く破壊し易いので放射性廃棄物の混合量を
少くしなければならず、かつ架橋のために高温で処理し
なければならないという欠点があり、同化体の製造技術
として充分なものではない。
本発明は従来技術における上記のような欠点を排除する
ためになされたものであって、本発明の目的は放射性廃
棄物を高い減容率で安定に固化することができ、しかも
収納容器内での空隙率が小さくかつ均質で強固な固化体
の得られる放射性廃棄物の減容固化方法を提供すること
である。
すなわち、本発明はゴム状弾性高分子物質100重量部
と乾燥した放射性廃棄物500〜1500重滑部とを、
架橋剤を添加することなく、混線造粒し、得られた粒子
化物の集合体を120C以下の温度で圧縮して強固かつ
均質な固化体とすることを特徴とする放射性廃棄物の減
容固化処理方法である。
本発明方法によれば原子力発電所等の施設から発生する
廃液およびスラリーな完全に減容固化処理することかで
きるが1本発明方決の対象廃棄物とL7ては次のものが
挙げられる。
1)使用済イオン交換樹脂 粒径は約0.5m/mφの粒状のものとJパウデツクス
(powdex−商品名)と呼ばれる粉状のものがあり
、沸騰水型炉(BWR)で原子炉水浄化系、復水脱塩系
、燃料プール水脱塩、放射性廃液処理系等で、また加圧
水型炉(PWR)ではバイパス浄化系(浄化脱塩、脱ホ
ウ素)、燃料ピット脱塩、抽出冷却材処理系等でそれぞ
れ発生する。
2)θ1゛↓縮廃液 化学廃液(樹脂再生廃液等)を蒸発濃縮したものを言い
、含水率は80%前後であり、)1 a2S04((l
t ”ナトリウム、又はほう硝)が主成分である。
3)機器、配管から発生する腐食生成物を含有する廃液
(クラッドという) 流体と接する機器、配管から発生する。
Fe2O3が主成分。
4)フィルター・スラッジ 機器ト9レン、床ドレン等の1過から生じる。
主成分はパルプ状微粉末のフィルター・エイド(f1過
助剤)である。
5)貌却灰 焼却炉から出る。
本発明方法において乾燥した放射性廃棄物の結合剤どし
て使用するゴム状弾性高分子物質とは。
ニジストマーといわれる高分子物質であって、使用湯度
範囲内で物理的な意味でのゴム状弾性の挙動を有する一
群の物質をいうが、本発明方法においては上記物質のう
ち特にヤング率が5〜500kli/am”のものを使
用することが好ましい。ある種のプラスチックでは非結
晶性または塩素化の割合などによりヤング率が上記範囲
内の値を示すものがあり、例えば通常熱可塑性樹脂とし
て取扱われているポリエチレンを塩素化したもの(塩素
化ポリエチレン)は塩素含有量20〜50俤において結
晶性のものはプラスチック状であるが、非結晶性のもの
はゴム状弾性を有し本発明方法の結合剤として使用する
ことができる。
本発明方法において結合剤に使用することのできるゴム
状弾性高分子物質の例としては天然ゴムや合成ゴムであ
り、さらに詳しくは例えば次のものが挙げられる:天然
ゴム、塩酸ゴム等の天然ゴム誘導体;オレフィン系合成
ゴム例えばイソプレン、イソブチレン、ブチルJム、塩
素化ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合弾性体
など;ブタジェン系合成ゴム例えばブタジェン、ブタジ
ェン−スチレン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリ
ル共重合体、メチルブタジェン、クロロプレン、スチレ
ン−ブタジェン−アクリロニトリル共jR合体など。こ
の外にウレタンゴム、シリコンゴムy、cども使用でき
る。これらのゴム状弾性高分子物f′1はIP独かまた
は組合せて使用することができる。
本発明方法によれば、ゴム状弾性高分子物質だけでも廃
棄物の混入率は熱可塑性樹脂や熱硬化性樹Jl)’j 
、J:りも大きいが、特に合成ゴムにおいてはジオクチ
ルフタレートや液状ゴム例えばニトリルゴム等の可塑剤
、ステアリン酸鉛のような滑剤を添加すると更に大きな
混入率を得ることができる。
なお!1’間に塩素系合成ゴムの場合には三塩基性硫酸
鉛のJ−ラな安定剤を添加するのが好ましい。これらの
添加剤は合成ゴムにおげろ通常の可塑剤、滑剤および安
定剤であり、それらの好ましい配合割合はゴノ・状弾性
高分子物質に対し10〜100重?i’:俤、更に好ま
しくは30〜70重量%の可塑剤。
0.5〜2重量係の滑剤および5〜20重量係の安定剤
である。
なお1本発明方法においては、有機過酸化物のような架
橋剤または有機過酸化物のような架橋剤とトリアリルイ
ソシアヌレートのような架+、Q助剤とを添加してはな
らない。このような架橋剤および架橋助剤を添加した結
合剤によって混線造粒して得た粒子化物は硬度が高過ぎ
て脆くなるので本発明の減容同化処理方法には適しない
本発明方法におけるゴム状弾性高分子物質と放射性廃棄
物との最適配合比について説明する。原子力発電所の濃
縮廃液乾燥物の場合は、ゴム状弾性高分子物質100重
量部に対して該乾燥物550〜1500重量部、好まし
くは120o〜1300重量部を配合することができる
。できるだけ多量の濃縮廃液乾燥物を添加することが得
られる固化体中の該乾燥物の配合割合を大きくシ、ゴム
状弾性高分子物質の処理効率を高めることになる。しか
しながら1500重量部以上の乾燥物を添加すると、混
線造粒磯やブリケラティング機等によって製造される粒
状物の磯緘的強度が低下するので好ましくない。該乾燥
物の配合量が550重量部以下に7.Cると減容性が悪
くなり、ゴム状弾性高分子物質1の処」I11効率が低
下しその使用量が増加する欠点がある。また晶乙縮廃液
の代りに原子力発電所からう1−生′1−る1リリロυ
”Xイオン交換樹脂(粒状および粉状)、フィルタース
ラッジなどの乾燥物、ならびに焼却灰の場合は、ゴノ、
状弾性高分子物質100垂、:、、S部に対して550
〜1200重量部、好ましくは900〜1000重量部
配合することができる。
1200重量部以上の該乾燥物を添加すると、混線造粒
(1)島等によって製造される粒子化物の機械的強j隻
が低下するので好ましくない。
本発明方法にj二って得られる粒子化物は表面が平IP
tで和i撃に強く強固であるので、貯蔵槽へ輸送する過
程、貯蔵中、そして圧縮処理のために貯蔵槽から取り出
して圧縮機へ輸送する過程において粉塵の発生が防止さ
れるので安全性が太きい。すl工わち粒子化物を製造直
後に圧縮する場合でも。
該>’<7.子化物の圧#i?i ’IJ金壓への投入
、圧縮、圧縮減容体の金型からの取り出し、ドラム缶等
の収納容器への充填などの操作段階における勅題の発生
が極めて少ない利点がある。このように粒子化物を圧縮
する場合には、ゴム状弾性高分子物質と乾燥放射性廃棄
物とを単に混線しただけで粒子状に成形していない物を
圧縮する場合に比較して、圧縮の前後における操作や圧
縮操作の各段階において粉末飛散が極めて少ない利点が
ある。また本発明による粒子化物はそれ自体が緻密な構
造を有しており、金型に充填して圧縮するときには加圧
時間を短縮でき、かつ圧縮前の粒子化物よりも更に高密
度かつ強固な減容体を製造することができる。
放射性廃棄物の中間貯蔵方式のための粒子化物は移送時
および貯蔵時において充分な圧縮強度および落下強度を
有し、かつ耐火性、耐温性、耐摩耗性および耐放射線性
を有していなければなうなと・。本発明によるゴム状弾
性高分子物質100重量部と乾燥した放射性廃棄物55
0〜1500重量部とからなる粒子化物の緒物性は次に
示すように極めて良好であり、中間貯蔵方式のための固
化体を得るのに好ましい性質を有している。
1)圧縮強度 本発明の粒子化物はゴム状弾性物質の性質を有1−でい
るので圧縮によるイレットの破壊を来すことがfよい。
また貯蔵時における自重等による変形は旨さ20mの貯
蔵時においても6%以下で、bり微小である。
2)落下強度 本発明の粒子化物は処理工程において考えられる高さか
らの落下衝撃により破壊することなく、破損$、M:は
極めて小ない。高さ20mからの落下時の破損減1#は
0〜0.01%である。
3)耐火性 濃縮廃液と焼却灰の粒子化物は不燃性であり。
他の放射性廃棄物の粒子化物は難燃性であり。
はレット貯蔵時の耐火性に問題はない。
4)耐湿性 本発明による粒子化物は結合剤としてゴム状弾性高分子
物質を含有しているので優れた耐湿性を有1−でおり、
たとえ吸湿してもクラックの発生がない。
5)耐摩耗性 移送時に摩耗により粉塵の発生することは好ましくない
が1本発明による粒子化物移送時の工程を模擬してボー
ルミル中に約50個の粒子化物を仕込み、1100f7
)7で30分間回転したときの摩耗減量率は仕込量の0
.011であって輸送上何等問題のないことがわかった
6)耐放射線性 本発明の粒子化物に107radの放射紗を照射しても
強度の低下は認められず、通常の放射性廃棄物からの吸
収線量程度では充分に安全である。
従ってゴム状弾性高分子物質1例えばポリエチレン樹脂
塩素化物100重量部に、濃縮廃液乾燥物550〜15
00重量部、または使用済イオン交換樹脂(粒状物およ
び粉状物)、フィルタースラッジおよび焼却灰550〜
1200重量部を配合した本発明による粒子化物は中間
貯蔵方式のための固化体として好ましい物性を有してい
る。
本発明によるこれらの粒子化物は、従来のポリエチレン
樹脂1.計1素化物100重量部に乾燥廃棄物100〜
500爪量部を添加した組成物よりも処理効率tドよび
減容性において極めて優れている。
木′、’、1.明ノ3 f/、の圧縮工程において前記
粒子化物の焦合′1初に対して負荷すべき圧縮力の大き
さは粒子化物中に含有されている放射性廃棄物の種類お
よびゴノ、状弾性高分子物質と放射性廃棄物の配合割合
によって異なる。一般に約200〜300 ky/cr
t?の圧縮力で均質な固化体をイ葬ることができるが。
前記粒子化物よりも高い強度を得るためには400〜5
00kg//crrL2以上、好ましくは1o o o
 kI!ycrt?以上の圧(1;1力で圧縮する必を
があり、廃棄物の種類によっては2000 kg/cm
’以上に圧縮するのが望ましいことがある□ 上記L■:、縮工程における温度は、高ければ高い程よ
り小さい圧縮力で圧線処理をすることができるが、12
0Uを′lJ〜えると放射性廃棄物の分解やゴム状弾性
高分子物質の可塑性が必俊以上に高まるので傍白て゛な
い。またゴム状弾性高分子物質として塩素含有量が20
〜50%の非結晶性ポリエチレン樹脂塩化物を使用する
ときには、−207−ろ5Cでゴム状弾性が失われてプ
ラスチック状になるので、:/ム状弾性を保持−f′る
ために−20〜−65C以上の温度で圧縮工程を行う必
要がある。一般に本発明の圧縮工程は10〜120C,
好ましくは50〜90Cで行われる。
本発明方法の実施の態様を工程図を参照しながら説明す
る。
原子力発電所等で発生した放射性廃棄物を含む溶液また
はスラリーは原液供給タンクfi+へ一旦貯留された後
原液供給ポンプ(2)により乾燥機(4)へ導かれる。
粒駄の使用済イオン交換樹脂はそのままでは乾燥しにく
いので乾燥機の性能を高めるために原液供給ポンプと乾
燥機との間にインライン粉砕機(3)を設置してスラリ
ーの状態で該樹脂わ°j子を′粉砕することもできる。
乾燥機(4)では、一般に濃度5〜20重量%の廃棄物
浴戚またはスラリーを乾燥して含水率5重置チ以下にす
ることが好ま(7いが、フィルタースラッジのように乾
燥の困1’!:+:な廃棄物では含水率が30重量%程
度でも混線、造粒すイ)σ)に特に問題はない。乾燥様
(4)は例えば減圧薄膜乾燥杉jシ2または減圧ト9ラ
ム型乾燥機がよい。
乾燥様で乾1・°Aされた廃棄物は水分計(5)により
所定の含水量に達したかどうかが確認される。所定含水
量:にまで’FZ燥されていない高水分含有乾燥廃棄物
は返送タンク(6)に戻され、水で希釈された後返送ポ
ンプ(7)により糸外に排出され原液供給タンク(1)
へ戻されイ)。所定含水量に乾燥された廃棄物は一旦貯
蔵タンク(20)に貯蔵された後、定期的忙計邦器(乏
1)に移され2)。一方、安定剤を混合したゴム状弾性
高分子物a、はゴム状弾性高分子物質用ホツ・ξ−(9
)から泪量器(8)に移される。次にジオクチルフタレ
ートなどの液体可塑剤が可塑剤貯槽(22)かIフNl
’ ir4〜器(8)に供給される。こうして計量器内
で乾燥;シロ事物、添加へ11を含むゴム状弾性高分子
物質および司plJ4剤か51よる混合物を所定の事績
割合で計旦した後、混合+a (10)に自然落下させ
る。混合様で充分混合された乾燥廃棄物とゴム状弾性高
分子物質などよりなる混合物は次に混練造粒機(11)
で造粒される。このとき混線物は好ましくは溶融される
ことなく30〜12[)C,更に好ましくは40〜10
0Cに加熱されるが、通常捏和機または混練造粒機(1
1)ではJ!7擦熱により混練物が90tr程度に外淵
1−るので特に外部加熱することなく混線物の加熱を達
成することがでとる。図示の造粒工程ではカッター(1
2)にまり造粒が行われる。造粒された粒子の形状は貯
蔵・運搬に便利な径0.5〜3、 Ocrrt、高さ0
.5〜5. OcTLで円柱状であるが、この造粒工程
は混線砲、捏相磯の型式により種々の方式が採用され、
粒子化物は板状または繊条なとのJう形状でもよく、要
するに輸送・貯iK適した形状であればよい。
こうして造られた粒子化物は切換ダン/”−(r8)。
(19)を切り換えることにより振動フィーダ(17o
r y通して貯蔵槽(21)に搬送され、中間貯蔵され
る。
貯蔵・槽(21)の代わり罠ドラム缶を使用することも
できる。中間貯蔵し放射能減衰後、この粒子化物を搬出
装置(13)で取り出し、圧縮a(14)へ搬送して圧
縮減容する。次に同化体(圧縮減容同化体)をトリム缶
(15)に収納し、同化体とする。ト9ラム缶(15)
にはあらかじめ厚さ数群の樹脂ライニング等を施して1
6りか、減容体収納後、プラスチック。
アスファルト等の同化剤を注入してもよい。減容体の形
状はl−リム缶に挿入できる形状とし、一体ブロックか
又は数ノロツクに分割しても良い。又。
中間貯蔵せずにはレットを振佃1フィーダ(16)にて
圧縮4に& (14)へ搬送し、圧縮減容して固化体と
することもできろ。
圧縮イー4の金型は常温又は常温以上120Cまでに加
熱して使用することができる。
1分間か1)10分間面圧をかけたまま保持することに
より、減容体内の空隙を減少させ緻密なjjji造にす
ることが出来る。又スプリングバックのある使用済イメ
ン交換4O4脂の粒子化物を圧縮する際にtよ、加熱し
ながら圧縮したのL−)、圧縮加圧を保持1〜ながう冷
却することにより、減容体のスプリングバックを抑制′
fることができる。
以下の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1 塩素含有量60チの非結晶塩素化ポリエチレン100重
量部に対し、原子力発電所の濃縮廃液を乾燥した廃棄物
(含水率0.2%)129OJtJi部の割合で配合す
る。さらに可塑剤として50重量部のジオクチルフタレ
ート、安定剤として10重量部の三塩基性鉛そして滑剤
として1重量部σ)ステアリン酸鉛を添加する。このよ
うな組成物を混合、混線後粒子化してベレットを作製し
た。はレットの比重は2.26であり、形状は円筒形で
直径13vm、高さ15闘である。
上記はレットの集合物を円筒状金型に入れ、加熱しなが
ら圧縮成形し減容固化体を作製した。内径5.D8cl
rL、高さ8.2crrLe 内容積166cIrt3
の円筒状金型にこのベレットを不規則に充填すると67
個入った。はレットの重量は175.2tであり比重は
2.26であるので、実体積は77.52である。
この実体積は円筒状金型σλ内容積の47%に相当する
ので、金型内には56%の空隙部分が存在する。金型内
のはレット集合物を80Cに加熱しながら400 k、
97cm”  の面圧力で圧縮し、5分間保持して均質
な減容固化体を作製した。この減容同化体の比重は2.
60であり、ペレットの比重より大きい。充填率が増加
し、金型の容積の46係に減容固化体の体積は減少した
また前記ペレットの集合物を前記と同じ装置を用い、常
温で500 #/cm”の面圧力により圧縮し、5分間
保持して減容固化体を作製した。この減容同化体は比重
が2.60であり、はレットの比重以」二に圧縮されて
おり、均質で緻密な構造を有する。
減容固化体の体積は金型の容積の46%に減少した。
実施例 2 塩醤モ含有量60%の非結晶塩素化ポリエチレン100
 、i、tj量部に対し、原子力発電所の使用済イオン
交]9!樹脂を乾燥した廃棄物(粒状樹脂、含水率5.
9%)を970重量部の割合で配合する。さらに可塑剤
として50重量部のジオクチルフタレート、安定剤とし
て10重量部の三塩基性鉛そして滑剤として1重石″部
のステアリン酸鉛を添加する。
このような組成物を混合、混線後粒子化してペレットを
作製した。ペレットの比重は1.24であり、形状は円
筒形で直径13mm、高さ15止である。
上記ペレットの集合物を円筒状金型に入れ、加熱しなが
ら圧縮成形し減容固化体を作製したi内径5.08CI
rLe高さ8.2 ca 、内容積166atの円筒状
金型にこのペレットを不規則に充填すると67個入った
。ペレットの重量は1001であり比重は1.24であ
るので、実体積は80.6 cm”  である。
この実体積は円筒状金型の内容積の49チに相当するの
で、金型内には51%の空隙部分が存在する。金型内の
ペレット集合物を8DCに加熱しながら400 kg7
cat 0面圧力で圧縮し、5分間保持して均質な減容
固化体を作製した。この減容固化体の比重は1.61で
あシ、ペレットの比重よシ大きい。充填率は増加し金型
の容積の46%に減容固化体の体積は減少した。
前記のペレットの集合物を前記と同じ装置を用い、常温
で500 ky/cm”のml圧力により圧縮し、5分
間保持して、減容固化体を作製した。この減容固化体は
比重が1.61であり、ペレットの比重より大きく 均
質で緻密な構造を有する。減容固化体の体積は金型の容
積の46チに減少した。
実施例 6 ”K X含有に30%の非結晶塩素化ポリエチレン10
0重;)10部に対し、原子力発電所の使用済イオン交
j、″t fN脂を乾1′■した廃棄物(粉状樹脂、含
水率4.1)を970重量部の割合で配合する。さらに
可塑剤として50重量部のジオクチルフタレート、安定
剤として10重量部の三塩基性鉛そして滑剤として1M
量部のステアリン酸鉛を添加する。
このような組成物を混合、混練後粒子化してペレットを
作製した。ペレットの比重は1.46であり、形状は円
筒形で直径16即、高さ15mmである。
−1−記のペレットの集合物を円筒状金型に入れ、加^
′シしながら圧縮成形し減容固化体を作製した。
内径5.08cm、*高さ8.2 ant 、内容積1
66Crn の円筒状金型にこのペレットを不規則に充
填すると38個入った。ペレットの重量は117.05
1’−であり比−rT’< IIよ1.46であるので
、実体積は80.1 crXである。この実体積は円筒
状金型の内容積の49チに相当するので、金型内には5
1チの空隙部分が存在する。金型内のペレット集合物を
80Cに加熱しながら400 kg7cm″の面圧力で
圧縮し、5分間保持して均質な減容固化体を作製した。
この減容固化体の比重は1.48であり、ペレットの比
重より大きい。充填率が増加し金型の容積の48%に減
容固化体の体積は減少した。
前記のペレット重合物を前記と同じ装置を用い、常温で
500 kg/cr/l”の面圧力により圧縮し、5分
間保持して減容固化体を作製した。この減容固化体は比
重が1.48であυ、ペレットの比重より大きく、均質
で緻密な構造を有する。減容固化体の体積は金型の容積
の48%に減少した。
実施例 4 塩素含有量60%の非結晶塩素化ポリエチレン100重
量部に対し、原子力発電所のフィルタースランジを乾燥
した廃棄物を966重量部の割合で配合する。さらに可
塑剤どして50重月部のジオクチルフタレート、安定剤
として10重量部の三塩基性鉛そして滑剤として1重量
部のステアリン酸鉛苓−添加する。このような組成物を
混合、混線後粒子化してはレットを作製した。4レツト
の比重if: 1.52であり、形状は円筒形で直径1
6朋。
高さ151mである。
」1記のペレットの集合物を円筒状金型に入れ。
加熱しながら圧縮成形し減容固化体を作製した。
内径5.08 cm、 +高さ8.2 crn 、内容
積166cIrL3 の円筒状金型にとのはレットを不
規則に充填すると38個人つ/ζ。ペレットの重量は1
161であり比重は1.52であるので、実体積は76
.2 cML”  である。この実体積は円筒状金型の
内容積の46%に相当するので、金型内には54%の空
隙部分が存在する、金型内のはレット集合物を8ocに
加熱しなから400 ky/cm”の面圧力で圧縮し、
5分間保持して均質な減容固化体を作製した。この減容
固化体の比重は1.54であり、ペレットの比重より大
きい。充填率が増加し、金型の容積の45俤に減容固化
体の体積は減少した。
」1記のペレット集合物を前記と同じ装置を用い。
常温で500 kg/ari”の血圧力により圧縮し、
5分間保持して、減容固化体を作製した。この減容固化
体は比重が1.54であシ、ペレットの比重より大きく
、均質で緻密な構造を有する。減容固化体の体積は金型
の容積の45%に減少した。
実施例 5 塩素含有f3: 30 %の非結晶塩素化ポリエチレン
100重量部に対し、原子力発電所の焼却灰を970重
量部の割合で添加する。さらに可塑剤として50重量部
のジオクチルフタレート、安定剤として10重量部の三
塩基性鉛ぞして滑剤として1重量部のステアリン酸鉛を
添加する。このような組成物を混合、混線後粒子化して
ペレットを作製した。ペレットの比重は2.26であり
、形状は円筒形で直径15m*、高さ151mである。
上記のペレットの集合物を円筒状金型に入れ、加熱しな
がら圧縮成形し減容固化体を作製した。
内径5.08α、高さ8.2 cm 、内容積166 
cm” の円筒状金型にこのペレットを不規則に充填す
ると37個入った。ペレットの重量は1699fi−で
あり比重は、2.23であるので、実体積は76.2α
3で、Iつる。この実体積は円筒状金型の内容積の46
チに相当するので、金型内には54チの空隙部分が存在
する。金型内のペレット集合物を800に加熱しながら
400 kg/crn”の面圧力で圧縮し、5分間保持
して均質な減容固化体を作製した。この減容固化体の比
重は2.25であり、ペレットの比重より大きい。充填
率が増加し、金型の容積の45%の減容固化体の体積は
減少した。
前記のペレット集合物を前記と同じ装置を用い、常温で
500 ky/am”の血圧力により圧縮し、5分間保
持して、減容固化体を作製した。この減容固化体v、j
比重が2.25であり、ペレットの比重よシ大きく、均
質で緻密な構造を有する。減容固化体の体積は金型の容
積の45%に減少した。
以」二説明したように本発明は100重量部のゴム状弾
性高分子物質と550〜1500重量部の放射性廃棄物
とからなる同化体の粒子化物を常温又は加熱状態で圧縮
するものであるが、まず第1に最も広く行なわれている
セメント同化法に比べて、本発明によ多粒子化後圧縮さ
れだ減容体は体積がイル体になシ1本発明の減容性が著
しく大きいことである。次にポリエチレン樹脂の塩素化
物に放射性廃棄物を配合する従来の方法と比較し、廃棄
物の配合割合が著しく大きいため、ゴム状弾性高分子で
あるポリエチレン樹脂の塩素化物の使用量が少くてすみ
処理効率が大きい利点がある。しかも結合剤として使用
しているゴム状弾性高分子の有する性質によシ、粒子化
物は圧縮に際し破砕片や粉塵の発生がきわめて微少であ
シ、安定性が高い。−また本発明による均質な圧縮固化
体は粒子化物よシも機械的強度が大きいので取扱いが更
に安全かつ容易に行われる。さらに圧縮減容体をドラム
缶等の容器内に充填収納した場合1粒子化物を収納後ア
スファルト、マプラスチック等の固化月を注入し固化す
る方法と比較して充填率を25から50チ上昇させるこ
とができる。
本)ゐ明によれば、:/ム状弾性高分子物質に高い配合
割合で放射性廃棄物が充填される効果と、粒子化物を圧
縮して強度が大きく緻密な同化体の得られる効果とが相
乗的に作用し、従来の放射性廃棄物の減容同化方法と比
較して、本発明方法の減容性能は卓越しており、本発明
は新規かつ有用な放射性廃棄物の減容同化処理方法であ
る。
1・・・原液供給タンク、2・・・原液供給ポンプ3・
・・インライン粉砕機、4・・・乾燥機。
5・・・水分計、     6・・・返送タンク、7・
・・返送ポンプ、  8・・・計量器、9・・・ゴム状
弾性高分子物質用ホッノー、10・・・混合機、   
 11・・・混練造粒機。
12・・・カッター、   16・・・搬出装置。
14・・・圧縮機、    15・・・ト“ラム缶、1
6.17・・・振動フィーダ、 18.19・・・切換ダンパー、20・・・貯蔵タンク
、21・・・貯蔵槽、   22・・・可塑剤貯槽。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴノ、状すIP性性分分子物質100重量部乾燥放射性
    廃棄物550〜1500:ffi量部とを、架橋剤を添
    加1−ることなく、混紳造粒し、得られた粒子化物の祭
    合物を120C以下の温度で圧縮して強固かつ均質な固
    化体とすることを特徴とする放射性廃棄物の減容同化処
    理方法。
JP18682982A 1982-10-26 1982-10-26 Hoshaseihaikibutsunogenyokokashorihoho Expired - Lifetime JPH0246119B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62124498A (ja) * 1985-11-25 1987-06-05 株式会社東芝 造粒ペレツト固化処理設備の混合機監視装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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