JPS597737B2 - 新規なジスアゾ顔料の製法 - Google Patents

新規なジスアゾ顔料の製法

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JPS597737B2
JPS597737B2 JP49007962A JP796274A JPS597737B2 JP S597737 B2 JPS597737 B2 JP S597737B2 JP 49007962 A JP49007962 A JP 49007962A JP 796274 A JP796274 A JP 796274A JP S597737 B2 JPS597737 B2 JP S597737B2
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amino
aminophenyl
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chloro
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クンシユトマン ウアルテル
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication of JPS597737B2 publication Critical patent/JPS597737B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B35/00Disazo and polyazo dyes of the type A<-D->B prepared by diazotising and coupling
    • C09B35/02Disazo dyes
    • C09B35/039Disazo dyes characterised by the tetrazo component
    • C09B35/34Disazo dyes characterised by the tetrazo component the tetrazo component being heterocyclic

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式(1) 晶優 〔式中Xは酸素原子、硫黄原子又は基−NR(ここにR
は水素原子、メチル基又はエチル基を表わす)を、Aは
下記一般式〔(2),(3)又は(4)〕なる残基を意
味し、Yl,Zl,Z2,Z3及びZ4は同一又は相異
りて水素原子、クロル一又はブロム一原子、メチル一、
メトキシ一又はエトキシ一基を意味し、Y2,Y3,Y
4及びZ6は水素原子又はクロル原子を意味し、Z5は
水素原子、クロル原子又はメチル基を意味する。
〕なる新規な価値あるジスアゾ顔料に関するものである
特に重要なのは下記一般式のジスアゾ顔料である:゜V
Y.J ―喰 〔式中、Xは酸素原子又は硫黄原子であり、んYl,Y
2,Y3及びY4は前述の意味を有する。
〕更に本発明の対象は下記一般式(5)〔式中、X,Y
l,Y2,Y3及びY4は前述の意味を有する。
〕なる芳香族ジアミンのテトラゾ化物を前述の式(2)
,(3)又は(4)なる基に相当するカツプリング成分
とカツプリングせしめることによる前述の顔料の製法で
ある。
使用された一般式(5)なるジアミンは大部分公知であ
り、公知の方法によつて、例えばJ.Het一ErOc
ycllcChem.旦(1969)119の記載に従
つて下記一般式(6)なるジアミンのジヒドロクロリド
を下記一般式(7)なるアミノ安息香酸化合物とポリ燐
酸中で縮合せしめることによつて製造することができる
尚上記各式に於てX,Yl,Y2,Y3及びY4は前述
の意味を有する。一般式(5)なるジアミンの適当なも
のとして次のものが挙げられる:6−アミノ−2−(4
′−アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール、5−クロ
ル−6−アミノ−2−(4′−アミノフニニル)−ベン
ゾオキサゾール、5−ブロム−6−アミノ−2−(4/
−アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール、5,7−ジ
クロル−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−
ベンゾオキサゾール、5−メチル−6−アミノ−2−(
4′−アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール、5,7
−ジメチル−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル
)−ベンゾオキサゾール、5−エチル−6−アミノ−2
−(4′−アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール、5
−メトキシ−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル
)−ベンゾオキサゾール、5−エトキシ−6−アミノ−
2−(4′−アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール、
6−アミノ−2−(2′−クロル−4′−アミノフエニ
ル)−ベンゾオキサゾール、5−クロル−6−アミノ−
2−【3′−クロル−4′−アミノフエニル)−ベンゾ
オキサゾール、6−アミノ−2−(3′−アミノフエニ
ル)−ベンゾオキサゾール、6−アミノ−2−(4!6
′−ジクロル−3′−アミノフエニル)−ベンゾオキサ
ゾール、5−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−
ベンゾオキサゾール、6−クロル−5−アミノ−2−(
4′−アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール、7ーク
ロル一5−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベ
ンゾオキサゾール、7ーメチル一5−アミノ−2−(4
′−アミノフエニノ(ハ)−ベンゾオキサゾール、5−
アミノ−2−(3′−アミノフエニル)−ベンゾオキサ
ゾール、6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−
ベンゾチアゾール、5−クロル−6−アミノ−2−(4
′−アミノフエニル)−ベンゾチアゾール、5−ブロム
−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベンゾ
チアゾール、5,7−ジクロル−6−アミノ−2−(4
′−アミノフエニル)−ベンゾチアゾール、5−メチル
−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベンゾ
チアゾール、5−メトキシ−6−アミノ−2−(4′−
アミノフエニル)−ベンゾチアゾール、5−タロル一6
−アミノ−2−(3′−クロル4′−アミノフエニル)
−ベンゾチアゾール、6−アミノ−2−(3′−アミノ
フエニル)−ベンゾチアゾール、6−アミノ−2−(4
!6rジクロル−3′−アミノフエニル)−ベンゾチア
ゾール、5−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−
ベンゾチアゾール、6−クロル−5−アミノ−2−(4
′−アミノフエニル)−ベンゾチアゾール、5−アミノ
−2−(3′−アミノフエニル)−ベンゾチアゾール、
6−アミノ−2−(4′−アミノフエニノ(ハ)−ベン
ゾイミダゾール、4−クロル−6−アミノ−2−(4′
−アミノフニニル)−ベンゾイミダゾール、5−クロル
−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベンゾ
イミダゾール、5−メチル−6−アミノ−2−(4′−
アミノフエニノ(ハ)−ベンゾイミダゾール、5−エト
キシ−6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベ
ンゾイミダゾール、6−アミノ−2−(2′−クロル−
4′−アミノフエニル)−ベンゾイミダゾール、6−ア
ミノ−2−(3′−クロル−4′−アミノフエニル)−
ベンゾイミダゾール、6−アミノ−2−(3′−アミノ
フエニノりーベンゾイミダゾール、4−クロル−6−ア
ミノ−2−(3′−アミノフエニル)−ベンゾイミダゾ
ール、5−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベ
ンゾイミダゾール、7ークロル一5−アミノ−2−(4
′−アミノフニニル)−ベンゾイミダゾール、6−アミ
ノ−2−(4′−アミノフエニル)−1−メチルーベン
ゾイミダゾール、4−クロル−6−アミノ−2−(4′
−アミノフエニル)−1−メチルーベンゾイミダゾール
、5−アミノ−2−(4′−アミノフエニノ(ハ)−1
−エチル−ベンゾイミダゾール、7ークロル一5−アミ
ノ−2−(4′−アミノフエニル)−1−メチルーベン
ゾイミダゾール。
カツプリング成分として使用された化合物は大部分報告
されており、公知の方法によりアリールアミン又はアミ
ノベンゾイミダゾロンをジケテンと反応せしめるか或は
アセト酢酸エチルエステルをフエニルヒドラジンと反応
せしめることによつて製造することができる。適当なカ
ツプリング成分としては次のものが挙けられる:N−ア
セトアセチル−アニリン、 N−アセトアセチル−2−クロル−アニリン、N−アセ
トアセチル−4−クロル−アニリン、N−アセトアセチ
ル−4−ブロム−アニリン、N−アセトアセチル−2.
4−ジクロルアニリン、2−アセトアセチルアミノーア
ニソール、4−アセトアセチルアミノーアニソール、4
−アセトアセチルアミノーフエネトール、N−アセトア
セチル−2.5−ジメトキシ−アニリン、N−アセトア
セチル−2.4−ジメトキシ−アニリン、N−アセトア
セチル−4−クロル−2.5−ジメトキシ−アニリン、
N−アセトアセチル−4−クロル−2.5−ジエトキシ
−アニリン、N−アセトアセチル−5−クロル−2.4
−ジメトキシ−アニリン、N−アセトアセチル−5−ク
ロル−2.4−ジエトキシ−アニリン、2−アセトアセ
チルアミノートルオール、4−アセトアセチルアミノー
トルオール、4−アセトアセチルアミノ−1.3−キシ
ロール、2−アセトアセチルアミノ−5−クロルートル
オール、5−アセトアセチルアミノーベンゾイミダゾロ
ン、5−アセトアセチルアミノ−6−クロルーベンゾイ
ミダゾロン、5−アセトアセチルアミノーJメ[クロルー
ベンゾイミダゾロン、5−アセトアセチルアミノ−6−
プロムーベンゾイミダゾロン、5−アセトアセチルアミ
ノーJメ[プロムーベンゾイミダゾロン、5−アセトアセ
チルアミノ−6−メチルーベンゾイミダゾロン、5−ア
セトアセチルアミノーJメ[メチルーベンゾイミダゾロン
、5−アセトアセチルアミノーJメ[エチルーベンゾイミ
ダゾロン、5−アセトアセチルアミノーJメ[メトキシー
ベンゾイミダゾロン、5−アセトアセチルアミノーJメ
[エトキシーベンゾイミダゾロン、1−フエニル一3−
メチル−5−ピラゾロン、1−(2′一トリル)−3−
メチル−5−ピラゾロン、1−(4′一トリル)−3−
メチル−5−ピラゾロン、1−(2′−クロルフエニル
)−3−メチル−5−ピラゾロン、1−(4′−クロル
フエニル)−3−メチル−5−ピラゾロン、1−(2!
5しジクロルフエニル)−3−メチル−5−ピラゾロン
カツプリング反応は公知の方法で、例えば有機溶剤(例
えば゛メタノール又はイソプロピル−アルコール)中で
或は水性媒質中で、場合により非イオン性、アニオン活
性又はカチオン活性の分散剤の存在下に及び(又は)有
機溶剤の存在下に、実施することができる。
充実した色の濃さ及び特に好都合な結晶構造を得るため
には、カツプリング混合物を暫時加熱し、そして殊に暫
時100℃以上の温度にすることが好ましい。本発明に
よる顔料をカツプリングの後湿つた圧搾ケーキとして又
は乾燥した粉末として有機溶剤、例えばピリジン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル
−ピロリドン、アルコール、グリコール、グリコールモ
ノメチルエーテル、氷酢、クロルベンゾール、ジクロル
ベンゾール又はニトロベンゾールを用いて、場合により
加圧下に高められた温度で後処理すれば、該顔料により
特に純粋なそして堅牢な染色が得られる。ある場合には
水と加熱沸騰せしめることにより又は加圧下に、場合に
より分散剤の添加の下に及び場合により有機溶剤(例え
ば上述のもの)の添加の下に、比較的高い温度1(加熱
することにより特に好都合な結晶構造への変換が可能で
ある。本発明による新規ジスアゾ顔料は極めて種々の使
用目的、例えば印刷インキ、レーキ顔料及び分散塗料の
製造に、並びにアセチルセルローズ、天然樹脂及び人造
樹脂、例えば重合一及び縮合一樹脂(例えばアミノ一又
はフエノープラスチツク)よりなる並びにポリスチロー
ル、ポリオレフイン(例えばポリエチレン又はポリプロ
ピレン)、ポリアクリル化合物、ポリビニル化合物(例
えばポリビニルクロリド又はポリビニルアセテート)、
ポリエステル、ゴム、カゼイン一又はシリコーン一樹脂
よりなる溶液及び生成物を染色するのに適する。
更に又該新規顔料は基質殊に織物繊維材料又は他の平面
状成形体例えば紙に顔料捺染するのに適している。
該顔料は又その他の使用目的、例えば微細化した形でビ
スコース又はセルローズ−エーテル又は一エステルより
なる人絹、ポリアミド、ポリウレタン、ポリグリコール
テレフタレート又はポリアクリルニトリルを紡糸溶液中
で染色するのにも或は紙を染色するのにも使用すること
ができる。本発明による顔料は上述の媒質中でその好都
合な流動学的特性のためによく加工することができ、そ
して良好な耐光性、耐候性及び耐マイグレーシヨン性を
示す。
更に又該染料は熱に安定であり、そして純粋な色調及び
すぐれた着色力を示す点で卓越している。又化学薬品殊
に溶剤、酸及びアルカリの作用に対しても安定である。
フランス特許第854156号明細書には下記なる水不
溶性ジスアゾ染料が記載されている0上式に於てYは水
素原子、クロル原子又はメトキシ基を、Bは2−ヒドロ
キシ−3−ナフトイルアミノアリーリド系のカツプリン
グ成分の残基を表わす。
この染料はその構造に於て式(1)(但しX−S)なる
本発明による染料に著しく類似するが、しかし殊にカツ
プリング成分が他種のものであることで相違する。
この外形的近似にも拘わらず染料の二つの群の間に色調
に於ける予想外の相違の他に予期出来ない程大きな堅牢
性の相違が存在する。フランス特許第854156号明
細書の例3及び例4による染料は帯青赤色ないし紫色の
色調を有し、日光一及びマイグレーシヨン一堅牢性が比
較的に小であるが、本発明による黄色ないし橙色のジス
アゾ顔料は著しくよりすぐれた堅牢性を有することで卓
越している。フランス特許第854156号明細書の例
4にはなかんずく次式(9)(但しX=S)なる紫色の
顔料が含まれる。
この顔料は書籍印刷に於て日光堅牢性が不良であり、又
ポリビニルクロリド中に於て日光一及びマイグレーシヨ
ンー堅牢性が不良である。
これに対して本発明による次式uω(但しX=S)なる
黄色の顔料は書籍印刷に於て又ポリビニルクロリド中に
於て卓越した堅牢性を示す。市場にある、ジフエニル塩
基から誘導されている黄色のジスアゾ顔料に比して本発
明による顔料は堅牢性が同一又は優越していると共に著
しく強い色の濃さを示すことで卓越している。
例えば上記の式uω(但しX=O)なるジスアゾ顔料は
トーナー塗擦の後書籍印刷に於て欠式圓なる市販の黄色
顔料の2倍の色の強さを示し、日光堅牢性はほゞ同一で
ある。
この非常に高い色の濃さと良好な耐光性及び耐マイグレ
ーシヨン性とが結びついていることのために本発明によ
る顔料は工業上非常に価値ある生成物となる。
本発明によるジスアゾ顔料の中特に次のものは極めて良
好な堅牢性と卓越した色の濃さを有することで且つ又極
めて純粋な色調を有することですぐれている:下記の各
例に於て重量部と容量部との関係はKgとlとの関係で
ある。
又温度は摂氏度である。例16−アミノ−2−(4′−
アミノフエニル)−ベンゾオキサゾール22.5重量部
を5N一塩酸120容量部中で2時間室温で撹拌し、つ
いでO〜10℃で5N一亜硝酸ナトリウム溶液41重量
部を加えてテトラゾ化する。
30分間更に撹拌した後過剰の亜硝酸塩をアミドスルホ
ン酸で分解し、澄明にする。
次にN−アセトアセチル−4−クロル2.5−ジメトキ
シアニリン60重量部を水200容量部と33%苛性ソ
ーダ溶液22容量部との中に溶解し、この溶液を澄明に
する。ついでカツプリング容器中に先づ水600容量部
、氷酢20容量部、及びステアリルアルコール1モルと
エチレンオキシド20モルとからなる反応生成物の10
?溶液20容量部を仕込み、氷を加えて温度を5℃とな
し、カツプリング成分の澄明溶液を表面下に注人する。
ついで温度を20℃に高め、テトラゾニウム塩溶液を徐
々に注加する。その際同時に2N一苛性ソーダ溶液約2
00容量部を注加してPH一値を約5.0に保つ。カツ
プリング終了後1時間よく撹拌し、ついで蒸気を導入し
て95℃に加赴) 7D醐引#′γ9八瓜…J9ナ
井1廿額寡1t纒P1済取し、水洗し、60℃で乾燥す
る。この乾燥顔料を粉末化したもの30重量部をジメチ
ルスルホキシド370容量部と共に45分間170℃で
撹拌し、熱時に吸引戸取し、水洗し、乾燥し、粉砕する
。かくして得られた次式 なるジスアゾ顔料は印刷インキ、ポリビニルクロリド、
ラツカー又は紡糸溶液中に混入すると、卓越した色の濃
さ及び良好ないし極めて良好な日光−及び天候−堅牢性
を有する極めて純粋な帯赤黄色3(カラーインデツクス
色調表示チヤートナンバー)の染色を生ずる。
例2 6−アミノ−2 −(4′−アミノフエニル)−ベンゾ
チアゾール24.1重量部を5N−塩酸120容量部中
で2時間撹拌し、ついで例1に記載の如くしてテトラゾ
化する。
澄明にしたテトラゾニウ〕ム塩の溶液を室温で徐々に、
予め仕込んだN−アセトアセチル−4−クロル− 2,
5−ジメトキシ−アニリン60重量部とピリジン800
容量部とよりなる溶液中に注加する。注加終了後1時間
よく撹拌し、ついで生成物を濾取し、水洗し、60℃で
乾燥する。この乾燥した顔料粉末38重量部をN−メチ
ル−ピロリドン430容量部と10分間130℃で撹拌
する。ついで50℃に冷却した後吸引濾取し、水洗し、
乾燥し、粉砕する。かくして得られた次式 なるジスアゾ顔料は印刷インキ、ポリビニルクロリド、
ラツカー又は紡糸溶液中に混入すると、阜越した色の濃
さ及び良好ないし極めて良好な熱−、マイグレーシヨン
ー及び光−堅牢性を有する極めて純粋な帯赤黄色3の染
色を生ずる。
例3 4−クロル−6−アミノ− 2 −(4’−アミノフエ
ニル)−ベンゾイミダゾール26.0重量部を5n−塩
酸120容量部中で2時間撹拌し、ついで例1に記載の
如くしてテトラゾ化する。
澄明にしたテトラゾニウム塩の溶液を室温で徐々に、予
め仕込んだ1−(4′一トリル)−3−メチル−5−ピ
ラゾロン39.5重量部とピリジン600容量部とより
なる溶液中に注加する。注加終了後1時間よく撹拌し、
ついで1時間還流下に煮沸する。生成したジスアゾ顔料
を熱時吸引流取し、水洗し、60℃で乾燥し、粉砕する
。かくして得られた次式 なるジスアゾ顔料は印刷インキ中に混入すると卓越した
色の濃さ及び良好な堅牢性を有する極めて純粋な橙色5
の染色を生ずる。
例4 5−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベンゾオ
キサゾール22.5重量部を例1に記載の如くしてテト
ラゾ化する。
一方1−(4′一トリノ(ハ)−3−メチル−5−ピラ
ゾロン39.5重量部を水400容量部、33%苛性ソ
ーダ溶液20容量部、及びオレイルアルコール1モルと
エチレンオキシド30モルとの反応生成物の10%水溶
液20容量部よりなる混合物中に溶解し、これを澄明に
した溶液からO〜5℃で氷酢16容量部を導入してカツ
プリング成分を沈澱せしめる。ついで15〜20℃で、
澄明にしたテトラゾニウム塩溶液を徐5徐にカツプリン
グ成分の懸濁液に注加する。その際同時に2N一苛性ソ
ーダ溶液200容量部を注加してPH一値を約5.0に
保つ。カツプリング終了後蒸気を導入して95℃に加熱
し、この温度に約30分間保ち、生成顔料を吸引淵取し
、水洗し、60℃で乾燥する。この乾燥顔料粉末25重
量部をジメチルスルホキシド650容量部と共に徐々に
175℃にまで加熱し、ついで50℃に冷却した後吸引
淵取し、水洗し、乾燥し、粉砕する。
5 かくして得られた次式 なるジスアゾ顔料は印刷インキ、ポリビニルクロリド、
ラツカ一又は紡糸溶液中に混入すると、卓越した色の濃
さ及び良好ないし極めて良好なマイグレーシヨン一及び
光一堅牢性を有する極めて純粋な帯黄橙色4の染色を生
ずる。
例5 6−アミノ−2−(4′−アミノフエニル)−ベンゾオ
キサゾール22.5重量部を例1に記載の如くしてテト
ラゾ化する。
一方5−アセトアセチルアミノーベンゾイミダゾロン4
8.9重量部を水1000容量部、33%苛性ソーダ溶
液54容量部、及びオレイン酸クロリドとN−メチルタ
ウリンとの縮合生成物のナトリウム塩の10%水溶液1
0容量部よりなる混合物中に溶解し、0〜5℃で氷酢4
0容量部を導入してカツプリング成分を沈殿せしめる。
ついで15〜20℃で澄明にしたテトラゾニウム塩溶液
を徐々にカツプリング成分の懸濁液に注加する。その際
同時に2N−苛性ソーダ溶液約210容量部を注加して
PH−値を約5.5に保つ。カツプリング終了後95℃
に加熱し、30分間この温度に保つ。ついで生成物を濾
取し、:洗滌し、乾燥する。この乾燥顔料粉末32重量
部をN−メチル−ピロリドン300容量部と共に4時間
200℃で撹拌し、ついで50℃に冷却した後吸引濾取
し、水洗し、乾燥し、粉砕する。かくして得られた次式
なるジスアゾ顔料はラツカ一、印刷インキ、ポリビニル
クロリド又は紡溶液中に混入すると、卓越した堅牢性を
有する極めて純粋な黄色2の染色を生ずる。
上記の例に於て6−アミノ− 2 −( 4 ′ −ア
ミノフエニル)−ベンゾオキサゾールの代りに当量の5
−クロル−6−アミノ− 2 −( 4 ′−アミノフ
エニル)−ベンゾチアゾールを使用する場合にも同様に
黄色の顔料が得られ、この顔料も印刷インキ、ラツカ一
、ポリビニルクロリド又は紡糸溶液中に混入すると同様
に良好な堅牢性を有する黄色の染色を生ずる。
次表は本法によつて使用しうるその他の若干の成分及び
これらから実質的に製造されたジスアゾ顔料のグラフイ
ツクプリントの色調を示したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明により得られたジスアゾ顔料
の赤外線吸収スペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1)〔式中Xは酸
    素原子、硫黄原子又は基−NR−(ここにRは水素原子
    、メチル基又はエチル基を表わす)を、Aは下記一般式
    〔(2)、(3)又は(4)〕▲数式、化学式、表等が
    あります▼(2)▲数式、化学式、表等があります▼(
    3)▲数式、化学式、表等があります▼(4)なる残基
    を意味し、Y_1、Z_1、Z_2、Z_3及びZ_4
    は同一又は相異りて水素原子、クロル−又はブロム−原
    子、メチル−、メトキシ−又はエトキシ−基を意味し、
    Y_2、Y_3、Y_4及びZ_6は水素原子又はクロ
    ル原子を意味し、Z_5は水素原子、クロル原子又はメ
    チル基を意味する。 〕なるジスアゾ顔料を製造すべく、 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる芳香族ジアミンのテトラゾ化物を下記一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記各式中、X、Y_1、Y_2、Y_3、Y_4、
    Z_1、Z_2、Z_3、Z_4、Z_5及びZ_6は
    前述の意味を有する。 〕なるカップリング成分とカップリングせしめることを
    特徴とする方法。
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