JPS5976041A - アントラキノン化合物およびこれを含む液晶組成物 - Google Patents

アントラキノン化合物およびこれを含む液晶組成物

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JPS5976041A
JPS5976041A JP18541282A JP18541282A JPS5976041A JP S5976041 A JPS5976041 A JP S5976041A JP 18541282 A JP18541282 A JP 18541282A JP 18541282 A JP18541282 A JP 18541282A JP S5976041 A JPS5976041 A JP S5976041A
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JP
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group
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liquid crystal
alkyl
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JP18541282A
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Masashi Ono
正志 小野
Shigeo Chitose
千歳 重雄
Shigeo Yasui
茂男 安井
Tatsuo Uchida
龍男 内田
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Nippon Kanko Shikiso Kenkyusho KK
Original Assignee
Nippon Kanko Shikiso Kenkyusho KK
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は赤色系新規アノトラキノノf1:合物およびこ
れらの化合物を含み、ケスト一ホスI・効果を利用する
カラ一液晶ティスジ1/イに用いられて好適な液晶組成
物に関する。
カラー液晶ナイスプレイには種々の方式が提案され、検
討されているが、なかでもケストーホスト効果を利用す
る方式は■視角が極めて広い、■明るい表示が得られる
、■色素を液晶に溶かすtごけて容易に所望のカラーか
表示できること等優れた特徴を有し、実用化の本命であ
るとされ、年々その研究、開発が活発となり、現在名に
多くのタイプの色素が提案され、その結果、アントラキ
ノン色素とアブ色素とに実用レベルのものが見い出され
ている。
しかしアノトラキノン色素にあっては特開昭55−15
5054号、同56−32578号記載の青色系に良好
な色素が存在するが青色以外には現在の高度化された技
術要求を満足し得る色素は皆無であると言える。ところ
がアン1−ラキノノ色素は耐光性等使用堅牢性に優れて
いるものが多く、苛酷な条件下で使用するとか、長期安
定使用が必要な商品には一層有利であり、種々の色を可
能とする各種アノトラキノン色素、特に赤色系色素が要
望されている。赤色系公知アノトラキノン色素としては
特開昭54−71088号に記載されている1、5−ジ
アニリツ置換アン1−ラキノンがある。このものは耐光
性、溶解性及び吸収特性が良好で開発当時より赤色系色
素の代表として用いられてきた。
しかしこの1,2年コントラス!・等表示品位、特性に
対する技術的要求が高度化し、それにともない色素の特
性、特に配向性(或は二l’I)の向1が要求されてき
tコ。赤色は人の視感1隻において最も感じやすく、デ
ィスプレイでは他の色に比し71Uも厳格に評価される
。この為オーターパラメーター0.7  以北を有する
ことが必要とされるに至り、新規色素の出現が待たれて
いる。
本発明者らはこれらの技術的要求を鋭意検討した結果、
優れた特性を有するmmの赤色系アントラキノン化合物
を見い出し、本発明を完成しtこものであり、本発明は
1−アミノ(またはヒドロキシ)4,8i;ヒドロキシ
アントラキノンの3位および/または7位に式〔■〕 
◇ンRで表わされる4位に置換基Rを有するフェニル基
を導入してなるアノトラキノン化合物およびこれらの化
合物を含む液晶組成物に関するもので、1)1f記アッ
トうで表わされる。方式においてR1はアミノ基又はヒ
ドロキン基を表わし、Rはアルキル基、アルキルオキシ
基、ジアルキルアミノ基、モノアルキルアミノ基、アル
キルオキシカルボニルオキシ基、アルキルオルボニルオ
キシ基、置換基を有してもよいフェニルカルボニルオキ
シ基まtこはシクロアルキルカルボニルオキシ基(置換
基としてはアルキル基、アルキルオキシ基、ハロケン、
シアノ基、アルキルまたはアルコキシ基置換シクロアル
キル基、アルキルまたはアルコキシ基置換フェニル基等
色素に導入されて好適なものであれば良い。)を表わし
、Xは水素、メチル、エチル基等低級アルキル基、低級
アルキルオキシ基またはハロゲンを表わし、また゛アル
キル′°なる語はメチル、工チル、プロピル、ブチル、
イソブチル、アミル、イソアミル、ヘプチル、オクチル
、ノニル、ドテンル基なとの直鎖または側鎖状アルキル
基を表ね本発明になるアノ]・ラキノン化合物は例tば
次のような方法により製造される。すなわちで表わされ
るアントラキノン化合物を硫酸など適当の溶媒中でジア
ゾ化反応せしめ、しかる後常法により脱ジアゾ化せしめ
、115−ジヒドロキノー2−アリール14換−8−二
1・口(および/まrこは4−二1・口)アノトラキノ
ン化合物となし、川にかかるニトロ体を硫化ソータ、水
硫化ソータ等の還元剤を用いて常法によりアミノ体に還
元するすることにより目的とする一般式(Illおよび
/または[101の化合物が得られる。一般式〔]〕、
〔■〕においてR,がヒドロキン基の場合はアミノ体を
史にジアゾ化し、常法によりヒドロキン化反応を行なう
ことにより目的物が得られる。このようにして得られた
目的化合物はカラムクロマトグラフィー、再結晶法、昇
華法その他の精製方法により使用目的に適する迄精製さ
れる。
式[IV)及び式〔v〕で表わされるアントラキノン化
合物はIndian Journal of Cbem
istry Vol 90ctober 。
1971%ppl 060〜63に記載されているよう
な方法、すなわち1.5−ジヒドロキン−4,8−ジニ
ト応せしめることにより得られる。この組成物は式[I
V)および〔v〕、更には出発原料の混合物であり、こ
のまま或は式[IV)と〔v〕の化合物を分離精製した
後、前記のような方法により目的化合物とされる。混合
物は最終物の段階で分離精製されても良い。ところで式
[V]の化合物は本発明者らにより初めて見い出された
文献未載の新規化合物である。
次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 1−アミノ−4,8−ジヒドロキシ−7−(4−ブ1−
アミノ−4,8−ジヒドロキシ−5−二1・ロー8−(
4−ブトキシフェニル)アントラキノン(入m562,
605nm(りooホルム)、nt p 、 201〜
2℃)4.2gの酢酸懸濁液をニトロシル硫酸(濃硫酸
11fltと亜硝酸ソーダ0.7gより調製)中へ豊拌
下0〜5℃の範囲で加え、引き続き3時間反応せしめ、
得られたジアノニウム塩をイ戸別す。次にこのジアノニ
ウム塩をジメチルホルムアミド70m1に溶解し、約8
0℃で1時間加熱し、反応物を氷水中へ注く。得られた
脱ア乏ノ体はエラ2ノール40 2、4gの水溶液を加え2時間還流し、水中へ注く。
1戸数された目的粗製物はンリカケルカラムを用いいて
精製される。この目的物は融点179〜80℃、極太吸
収波長(入m)542、580nm(クロロホルム)を
示す。またGR−41(チッソ株式会社製ビフェニル系
液晶)中で美麗な赤紫色を呈し、かつ二色性比8.19
を示す。
実施例2 1−アミノ−4、8−ジヒドロキシ−8−(4−1−ア
ミノ−4、8−ジヒドロキシ−5−二トロー7−(4−
ブトキシフェニル)アントラキノン(入m557、59
8nm(クロロホルム)、m. p. 2 1 8〜4
℃)、4.2q栃用いて実施例1と同様の方法で目的化
合物が得られる。この精製品は融点168〜9℃、入m
546、585nm(クロロホルム)ヲ示し、GR−4
1中で美麗な赤紫色を呈し、二色性比8・59を示す。
実施例8 実施例1と同様にして、1−アミノ−4、8−ジヒドロ
キシ−5−二トロー8−(4−へプトキシフェニル)ア
ントラキノンより1−アj 、/ −4,8−ジヒドロ
キシ−7−(4−へブトキシフェニルアントラキノンが
得られ、このものは融点188℃、入m542.580
nm(−クロロホルム)を示す。
実施例4 実施例2と同様にして、l−アミノ−4,8−ジヒドロ
キシ−5−二トロー7−(4−ヘプトキンフェニル)ア
ントラキノンより1−アミノ−4,8−ジヒドロキシ−
8−(4−へブトキシフェニル)アントラキノンが得ら
れ、仁のものり、融点160℃、入m545.584n
m(クロロホルム)を示す。
本発明になるアントラキノン化合物は1−アミノ−4,
8−ジヒドロキシ−5−二1−ロアントラキノンの3お
よび/または7位に置換基を有するフェニル基が導入さ
れた構造を有するアンI・ラキノン化合物より前記の如
き方法に、1:す14らtするものでフェニル誘導体と
して種々選11りすることによりそれぞれ相当する置換
基を有するフェニル置換アノトラキノン化合物が得られ
る。3位と7位の両方にフェニル基が導入された場合に
は極大吸収波長は若干長波長シフトする。
従来公知の赤色系アントラキノン化合物の代表例として
はl、5−ジー(4−プチルアニリ、))アントラキノ
ンがある。
このものは入m545nm(クロロホルム)、二色性比
6.5、オーダー・パラメーター0.647(GR−4
1)を示す。液晶に用いられる場合溶解性、寿命等の特
性は良好であり、また入m1色調などの吸収特性も好ま
しく、単独で赤紫色表示として用いられるばかりでなく
、他の色素と併用され黒色などの混合色を作る際にも有
用された。しかし現在の高度化された技術水準では二色
性が不満足となり、次第に使用されなくなってきた。
本発明になるアントラキノン化合物は公知化合物の最大
の欠点である二色性が改良され現在の技術的要求にかな
うものとなり、他の特性とも合わせ十分実用に供しうる
もので、これらを含む液晶組成物を用いた場合には特性
の“良い表示素子が得られる。
一般式(1)、  (1)においてRがアルキル基、ア
ルコキン基等の置換基を有するフェニルカルボニルオキ
シ基またはシクロヘキサンカルボニルオキシ基テアル場
合ニはRが単にアルキル、アルコキシ基等の置換基だけ
の場合よりも二色性比は1〜2大きくなる。また一般式
〔曹〕の化合物は〔冒〕の化合物に比し、極大吸収波長
けやや短波長にシフトし、液晶への溶解性も一層良好で
ある。
本発明になるアントラキノン化合物が二色性色素として
用いられ液晶組成物を形成する場合、これらの化合物は
通常ホスト液晶に対して0.01〜20重量%、好まし
くは0.1〜5重量%の濃度で用いられ、その選定は使
用する目的、方法、ホスト液晶等により適宜行われる。
本発明になる液晶組成物には二色性色素の他に二色性を
有しない染料や光学活性物質、その他の添加物が併用さ
れても良い。またホストである液晶はシッフ、ヒフェニ
ル、アゾ、フェニルシクロヘキサン、エステル系等いず
れでも良い。更ニ液晶はネマチック、ツイスト−ネマチ
ック、コレステリック−ネマチック相転移型、スメクチ
ック等いずれでもよく、また表示方法としては液晶の誘
電異方性の正負に基づくいずれの方法も採用される。
本発明になるアントラキノン化合物は液晶組成物として
有用であるばかりでな(、分散染料、光フイルタ−、光
吸収剤等としても有用である。
特許出願人 株式会社 日本感光色素研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)1−アミノ(またはヒドロギン)−4,8−ジヒド
    ロキシアントラキノンの3位お、1:びなるアントラキ
    ノン化合物。ただし、−L式においてRはアルキル基、
    アルキルオキシ基、ジアルキルアミノ基、モノアルキル
    アミノ基、アルキルオキシカルボニルオキシ基、アルキ
    ルカルボニルオキシ基、置換基を有してもよいフェニル
    カルボニルオキシ基またはシクロアルキルカルボニルオ
    キシ基を表わし、Xは水素、低級アルキル基、低級アル
    キルオキシ基またはハロケンを表わす。また“′アルキ
    ル”なる語は直鎖状および側鎖状アルキル基を表わす。 2)前記式[I]において、Rがアルキルオキシ基であ
    り、Xが水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基また
    はハロゲンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のアントラキノン化合物 3)前記式〔■〕において、Rがアルキルオキシ基であ
    り、Xが水素であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のアントラキノン化合物4)1−アミノ(また
    はヒドロキシ)−4,8−ジヒドロキシアントラキノン
    の3位および/ま]・ラキノン化合物の1種または2種
    以上を含有する液晶組成物。ただし、と式においてRは
    アルキル基、アルキルオキシ基、ジアルキルアミノ基、
    モノアルキルアミノ基、アルキルオキシカルボニルオキ
    シ基、アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有しても
    よいフェニルカルボニルオキシ基またはシクロアルキル
    力ルボニルオキシ基を表わし、Xは水素、低級アルギル
    基、低級アルキルオキシ基またはハロケンを表わす。 まf: ”アルキル′°なる語は直鎖状および側鎖状ア
    ルキル基を表わす。 5)前記式〔I)において、Rがアルキル4キシh(で
    あり、Xが水素、低級アルキル基、低級アルキルレオキ
    ン基またはハロゲンであることを1寺徴とするアノトラ
    キノン化合物の1種又d、2種口上を含有する特許請求
    範囲第4項記載の液、情組成物 6)前記式〔■〕にわいて、Rがアルキル4キシJ、(
    であり、Xが水素であることを特徴とするアノトラキノ
    ン化合物の1種又は2種以上を含有する特許請求の範囲
    第41項記載の液晶組成物
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