JPS5975862A - 運行管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に、いわゆる新交通システム等の連行管理装置に
関し、もつと詳しくは電子計算機を用いて予め登録さｎ
た運行ダイヤ情報に従って列車群の運行を監視・制御す
る装置に関する。

現在、新交通システム等の呼称で開発さｎ％用に供され
てｈる中量軌道輸送システムの運行管理装置では、列Ｊ
！Ｌに操縦具や添乗員が乗務しないいわゆる無人運転が
可能なシステムも一部で実用化されている。このような
新交通システム、特ニ無人運転を実施する新交通システ
ムでは、運行管理装置の電子計算機に障害が発生して正
常な機能が停止した場合には、列車群の運行に与えるｉ
響が大きく、甚だしい場合ｖｃ、框全面的な運行停止に
至ることもある。したがって運行管理装置の電子計算機
においては、営業運転時回内を障害が発生しないことが
望まれる。しかし、障害の発生を皆無にすることは不可
能であるから、電子計算機の平均故障間隔（ＭＴＢＦ）
を長くすることと、平均修復時間（ＭＴＴＲ）ｔ−短く
することとによって、電子計算器の障害による運行管理
装置の機能停止を最少限に抑える方式が一般に採ら几て
ｈる。

すなわち平均故障間隔を長くするために、電子計＄穢を
構成する個々の部品の信頼性を高めることによって、電
子計算機を高信頼化している。また平均修復時間を短く
する几めＶｃは、全く同じ機能を有する電子計算機を２
台使用して１台を常用機、池の１８を予備機として待機
させておき、通常時げ常用機を動作させ、常用機に障害
が発生した場合に予備機を代替として動作させるいわゆ
るデュプレックス式を一般的に使用している。

このうちで電子計算機そのものの平均故障開隔げ、メー
カにおいて製造さｎた時点で一意的に決まるものである
ため、同一機種を使う限りにおいてμ同じ値となる。

一方、平均修復時間の方は、常用機が故障した場合に、
予備機を代替として切換える処理の差異によって値が異
なってくる。この切換え処理には大きく分けて２つの処
理段階がある。第１番目の処理段階でに、障害を起した
常用機の動作を停止し、電子計算機に接続されていたタ
イプライタ装置、陰極線管（ＣＲＴ）表示装置、ライン
プリンタ装置等の周辺装置と、列車検知装置、時計装置
等の設備装置Ｖｃ業かり、電子計算機との入出力情報信
号の授受を中継するプロセス入出力装置とを常用であっ
た電子計算機から切り離す。次に前記周辺装置と前記プ
ロセス入出力装置とを予備機として待機している電子計
算機に接続する。これら一連の処理によって予備機であ
った電子計算機が常用機として１作するためのハードウ
ェア上の接続が完了する。この処理段階を切換接続処理
と呼ぶ。

次に第２番目の処理段階では、新しく常用機となった電
子計算機に日付・曜日・時刻情報と運行管理装置の管理
対象となる列車群の個々の列車の在線位置情報とを初期
値として入力する。この処理により、該電子計算機は予
め登録されている運行ダイヤ情報に従って列車群の連行
を監視−制御することが可能となる。この′！＃＋２段
階の処理を運行管理装置の立上げ処理と呼ぶ。ご−ｎら
切換接続処理に要する時間と立上げＬＬ理に要する時間
の和が修復時間であり、この平均値が平均修復時間（Ｍ
ＴＴＲ）となる。

従来の方式では、切換接続処理は総て自動的に舅行さｎ
ｌその所要時開が短いものとなっているが、立上げ処理
は人聞が個々の列車の在線位置を認知して、例えばＢ電
子計算機との会話処理によって、全線区間に在る列車の
個々の在線位置情報等を順次該電子計算機に入力するた
め、切換接続処理に比して置時間を要し、このために平
均修復時間を短縮し得ないと゛いう問題があった。また
、前記の入力操作を行なう操作具が、列車の在線位置を
誤認して１ｉｌｌ記電子計算機に入力した場合や、正確
に認知はしたが誤って入力して七の誤りに気１寸かなか
つ几場合Ｖｃｌｌ：ｔ、それ以後の運行管理装置の処理
が正常にすすまないという問題があった。

第１図は従来から使用さ几ている運行管理装置の構成図
である。列車情報伝送装置４に、列Ｊｉ−８を遠隔制御
するための制御指令情報信号を矢符３１で示すように無
線により列車ＩＫ送り、また逆に列ｍｓから列車８の状
態情報信号を矢符３２で示すように受信する。この列車
情報伝送装置４と、−プロセス入出力装置３と、タイプ
ライタ装置等の操作員と電子計算機との会話に供する周
辺装置９とは、切換接続装置２とデータパスライン１０
とを介して電子計算機１１．１２のいずれか一方に接続
きれている。いまデータパスラインｌＯと電子計算機１
１が接続されているとすると、電子計算機１１ｔ−ｊ、
時計装置７からライン２４を介して入力される時刻情報
信号と、列車検知装置５からライン２１１ｆｔ介して入
力される列車検知情報信号と、列車情報伝送装置４を介
して入力される列車の状態情報信号とを基にして、電子
計算機１１Ｖｃ予め登録されている運行ダイヤ情報に従
って列車を運行させる。

一今、電子計１１Ｅ機１１Ｖｃ障害が発生し、正常に動
作することが不可能な参虐に陥ったことが、故障検知装
置１または操作員により検出されたとする。

ここで故障検知装置１または操作員はシ直ちに常用機と
予備機とを切換えるための切換接続処理を行なう。すな
わち電子計算機１１を停止させ、切換接続装置２’に電
子計算機１１から切離してもう１つの電子計Ｉｓ、楓１
２に接続する。切換接続装置２の電子計算機１２への接
続が完了した時点でジノ換接続処理が終ふ。こｆ′Ｌに
要する時間は概ね１分以丁の値である。

次に操作貢げ、立上げ処理を行なう。すなわち周辺装置
９を介して、電子計算機１２に日付・曜日・時刻情報の
入力を行ない、次に１名列車の在線状況全認知し、全線
区＋ｆｆｌに在る列車の個々の在線位置情報を順次入力
する。こｆＬＩｌｃ要する時開ｒｔ勇換接続匙理の概ね
１０倍以上である。総ての在線位置情報の入力が終了し
た後、電子計算機１２が新しい常用機として１作するこ
とになるが、立上げ処理に人為操作を要するため、列車
の数にほぼ比例して所要時開が増加することで平均修復
時開が短縮できないという問題があり、さらに誤操作に
よる立上げ処理の失敗という事態が発生するという問題
があった。

本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、立上げ処
理に人手を介する仁となく、自動的に実行することがで
きる運行管理装置を提供することである。

本発明に係る運行管理装置は、（ａ）全く同じプログラ
ムを記憶している常用と予備用の電子計算機、（ｂ１列
車の在線位置を検出する列車検知装置、（ｃ）在線して
いる列車の位置を逐次追跡する列車追跡装置、（ｄ）時
刻情報信号を電気信号の形態で出力する時計装置、（ｅ
）前記列車検知装置と前記列車追跡装置と前記時計装置
が′Ｍがり、前記電子計算機との入出力情報信号の中継
を行なうプロセス入出力装置、ｉｆ）該プロセス入出力
装置を複数の前記電子計算機のいずれか一方ＶＣ３！！
択して接続することができる切換接続装置により構成さ
れる。

本発明によれば、運行管理装置の管理対象となる列車群
の個別の列車の在線位置情報信号と時刻情報信号とが人
為操作を必要とすることなく、自動的に短時聞内に誤り
無く前記電子計算機に入力することが可能となり、運行
管理装置の立上げ処理を短時間にかつ正確ＶＣ実施する
ことができ、したがって平均修復時開を短くすることが
できる。

以下、図面によって本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の一実施例のａ成因である。まず列車追
跡装置６０機能について説明する。列車追跡装置は６は
、列車検知装［５からライン２１を介して出力される列
車検知情報信号によって、全路線上のどことどことに列
車が在線しているかケ知ることができる。一方、列車追
跡装置６Ｆ′ｉ、列車番号の植付は機能を有している。

植付け４？ＡＩ！８とに、列車検知情報信号が示す位置
に在る列車の個有誠別番号すなわち列車番号を列車追跡
装置６に記憶ζせ、その位置にある列車が何番の列車番
号を有するものであるかの対応付けを行なう機能である
。

この列車番号の植付けは、列車追跡装置ａ　６の操作パ
ネルからの人為操作または電子計算４Ａ１１もしくけ１
２からの田方（８号により行なうことができる。ξらに
列車追跡表１６は、列車の走行に伴なって在線位置が変
化する場合に発生する列車検知情報信号の愛他を捕えて
、列ＪＸ番号と位置との対応を逐次更新し、列車番号を
去除の位置に合わせて追跡していくことができる。こｎ
’ｆｆ列車追跡機能と呼ぶ。したがって列車追跡装置６
ｎ、たとえば慮両基地から列車が出庫し゛て来た・と麹
に、その列車の列車番号を一度植付けられたならば、そ
れ以後は列車が走行するのに伴なう在線位置の変化に追
随して、列車番号によって列車を捕捉し続ける。すなわ
ち何番の列車番号を有する列車が今どこの位置に在線し
ているのかを示す在線位置情報信号を、ライン２２５ｒ
介して出力することができｈｏこの在線１位置情報値号
は、全路線上に在線する総ての列車について出力するこ
とが可能となっている。

次に時計装置７は、時刻情報信号に加えて、日付・曜日
情報信号の出力も可能ないわゆるカレンダ機構を有して
いる。＠２図に示す運行管理装置において、たとえば切
換接続装置２が電子計算機１１に接続されているとする
。電子計算機１１は、時計装置７からライン２３を介し
て入力される時刻情報信号と、列車検知装ｆｌｉｔ　５
からライン２１を介して入力される列車検知情報信号と
、列車情報伝送装置４を介して入力さｎる列車の状態情
報信号を基にして、電子計算機１１に予め登録されてい
る運行ダイヤ情報に従って列車を運行させる。

列車追跡装置ば６には、全路線上に在る総ての列車につ
いて出庫時にライン２５を介して列車番号が植付けられ
ており、総ての列車の在線位置を把握している。

今、電子計算機１１に障害が発生し、正常に動作するこ
とが不ＯＪ能な事態に陥ったことが、故障検知装置１ま
たは操作員により検出されたとする。

故障検知装置ｌまたは操作員は直ちＶｃ常用機と予備機
とを切換えるための切換接続処理全行なう。

すなわち、電子計算機１１を停止させ、切換接続装置２
を電子計算機１１から切離して電子計算機１２に接続す
る。切換接続装置２の電子計算機１２への接続が完了し
た時点で切換接続処理が終る。

次に電子計算機１２ｒｉ、時計装置７からライン２３を
介して日付・１Ｍ日・時刻情報信号？続み込む。曜日情
報を読み込むことで、曜日により異なった運行ダイヤを
使用している場合にも速やかに対応できる。さらに列車
追跡装置６からライン２２を介して全路線上に在る総て
の列車の在線位置情報信号を読み込み、列車番号と在線
位置とを把握する。そして電子計算機１４２ｔｒｉ新し
い常用機として動作することになる。このようにして立
上げ処理が、人手を介することｈく自動的に行なうこと
ができる。これに要すｂ時間に、概ね切換接続処理時間
と同等である。

以上のように本発明によれば、運行管理装置の立上げ処
理が人為操作金要することなく自動的に実行できるので
、立上げ処理に要する時間が短かくなり、したがって平
均修復時開が短くなることで、電子計算機の障害による
運行管理装置の停止時間を短縮することができる。また
操作員による誤認や誤操−作による立上げ処理の失敗と
いう静態の発生が防げる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術を示す構成図、第２図は本発明の一実
施例の構成図である。 １・・・故障検知装置、２・・・、切換接続装置、３・
・・プロセス入出力装置、４・・・列車情報伝送装置、
５・・・列車検知装置、６・・・列車追跡装置、７・・
・時＃Ｆ、装置、１ｘ、ｉｚ・・・電子計算機 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 常用と予備用との複数の電子計算機と、プロセス入出力
   装置と、プロセス入出力装＠を電子計算機のいずれか一
   力に切換えて接続することを可能とする切換接続装置と
   、プロセス入出力装置に接続さｎ列車の在線位置を検出
   する列車検知装置と、時刻情報を電気信号の形態で出力
   する時計装置とから構成さｎる運行管理装置ＩＶＣおい
   て、Ｒｉｌ記タリ車検知装置と接続され、在線している
   列昆の位置を逐次追跡する列車追跡装置ｘ　ｇｔノ記プ
   ロセス入出力装置に接続して、ｉ１１記時計装置の出力
   情報信号と前記列車追跡装置の出力情報信号とを前記電
   子計算機に入力するようにしたことを特徴とする運行管
   理装置。