JPS597574B2 - ポリウレタンモ−ルド部品の製造方法 - Google Patents

ポリウレタンモ−ルド部品の製造方法

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JPS597574B2
JPS597574B2 JP55062359A JP6235980A JPS597574B2 JP S597574 B2 JPS597574 B2 JP S597574B2 JP 55062359 A JP55062359 A JP 55062359A JP 6235980 A JP6235980 A JP 6235980A JP S597574 B2 JPS597574 B2 JP S597574B2
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polyurethane
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、モールドによつて製造される強固な被覆を
有するポリウレタン製品の製造方法およびその製造方法
によつて作られる被覆された製品に関するものである。
常温で弾性を有するポリウレタン製の部品を反応注入モ
ールド法(ReactiOninjectiOnmOl
d)を用いてモールドする工程は、周知のものである。
このような従来の程では、2種の分離された液状成分が
非常に正確な制御のもとに、高圧が衝撃的に加わる混合
機の中に入れられる。
この2種の成分のうち1つはポリオール(POlyOl
)で、これは、連鎖延長剤、触媒、卦よび少量の爆発作
用剤を含有していてもよい。他の1つの成分はイソシア
ン酸塩である。これらの成分はよく混合された後金属製
の型の中へ105〜176kg/d(1500〜250
0psig)の圧力で注入される。反応熱は、爆発作用
剤を揮発させ、型の中身をいつばいにふくらませるに足
る圧力をもたらし発泡させる。最終的に、微小多孔性の
弾性を有する完べきな表面を持つた型部品が得られる。
この工程は非常に経済的であう、例えば自動車のバンパ
一や計器板などの使用に供することのできる高品質の部
品を製造することができる。通常、上述の反応注入モー
ルド工程で処理された部品は、型より取り出された後で
整形され、反応を完成するために121℃で約30分キ
ユア(Cure)される。
通常自動車設計時に使われるようにそうしたパーツを塗
装したい場合には、パーツは型分離剤を除去するため溶
剤や熱湯の洗滌液でまず充分に洗浄し、その後下塗り組
成物で被覆され、15分程度250′Fで熱処理され、
次に表面が被覆された後もう一度250′Fで今度は塗
料のキユアのために約30分熱処理される。パーツの洗
浄、下塗り、上塗りの過程では、当然それ相応のエネル
ギーと時間が消費され、従つて、そうした過程が簡素化
され、ポリウレタン部分品のモールド後の処理にかかる
費用が少なく抑2−られることが望ましい。したがつて
この発明の目的は、製造工程数を減少させ、モールドし
たポリウレタン部品の事後処理の費用を節減することで
ある。
この発明の付加的な目的は、付着力や、均一性の面で改
良された保護または装飾被覆を有するポリウレタン部品
を提供することである。
この発明の特に目的とすることは反応注入モールド法に
より塗装されたポリウレタン部品を製造する方法を改良
することである。
上述の本発明の目的は、部品のモールドをする以前に、
被覆組成物が型の表面からモールドされた部品へ転写さ
れそれに結着されるために充分な量のポリウレタン触媒
を含む被覆組成物を使用して、型の表面を被覆すること
によつて達成することができることが認められた。
型から取り出された成型部品は前記被覆組成物の強固に
被着した被覆を備えている。触媒は、被覆組成物をモー
ルドされた部品に付着させる作用を行なわせる如く被覆
中で積極的な位置づけを行なつていることが認められた
。この方法には保護或いは装飾の目的を持つ様々な被覆
組成物を使用することができる。塗料による被覆の場合
には、例えば下塗わ塗料は型の中で施し、一方、表面の
被覆は、型の外側で施される。そのような工程では、型
分離別(レリーズ剤)が型の中ではまつたく必要とされ
ないために、塗料成分を使う前にあらかじめ行う必要が
あつた徹底的な洗浄作業が除かれる。その上、型の中で
塗料が部分的にキユアされるために塗装のキユアにかか
る時間とエネルギーの量を節減することができる。
さらに、塗料や他の被覆材料の品質が高められている。
すなわちモールドの後で部品に被覆を施すよう、こうし
た方法の方がより付着性が強固になv、均一にでき上が
る。また被覆が各モールド作業において完全に転写され
ることはもう1つの利点であろう。いかなる溶解剤も必
要でないため、定期的に型の清掃が必要な連続的モール
ド作業工程に卦ける型のワツクズや他の溶解剤の堆積も
生じない。この発明の製造方法には、他にも数々の特徴
がある。
普通は、被覆工程は被覆の厚みに敏感に左右されるが、
この発明の方法では問題ない。被覆の厚さは0.1ミル
以上多くとも2.5ミル以下の範囲である。この発明の
方法は、広範囲の種類の金属型表面に対して使用できる
。型の材料としては例えば、ニツケル鍍金した鋼材や、
電気鋳造されたニツケルや、カークサイト(亜鉛合金)
などが挙げられる。この工程に}けるフラツシユオフ(
FlashOff)時間は非常に短く、15秒以下であ
り、これは量産工程に適用できる。デモール時間すなわ
ち型内にポリウレタン反応生産物を注入してから型が開
かれるまでの時間は数秒乃至5分であつて、通常は30
秒から2分の範囲である。被覆は、実質上均一であり、
製造状況によつて厚さの制御された被覆ができる。転写
被覆すなわち型に施された被覆がモールド中に成型され
た製品に転写される方法は知られている。
しかしながら、そのような被覆はゴム製の型でしか使う
ことができない。それはゴム型と被膜の間には、何の粘
着力もないからである。ゴム型は、低い圧力のモールド
法に使用されるものであり、高圧の反応注入モールドの
ような工程では使えない。活性剤が無い場合には転写被
覆は型に粘着してモールドされた部品には付着しない。
さらに、もし、活性剤(ポリウレタン触媒)が被覆材料
でなく型に導入された反応組成物の成分の一方または他
方に加えられた場合にも同様にモールドされた部品への
付着力がなくなるだろう。もし、反応成分の一方だけに
活性剤が加えられると、イソシアン酸塩とポリオールが
反応する転写被覆の中で役に立つ積極的な位置付けがで
きなくなろう。転写被覆は、通常の被覆技術によつて、
反応注入モールド法による製品に施される装飾或は保護
用被覆材料であつてよい。被覆材料は可塑剤を含み或は
含まない熱可塑性或は熱硬化性ポリマーの何れであつて
もよい。被覆材料はもちろんモールド温度例えば32〜
82℃(90も〜180′F)の温度で溶融したう分解
したDしないでその温度での使用に耐え得るものでなけ
ればならない。前述の説明中にも含まれていた有用な被
覆組成物は例えばアクリル訃よびアクリルエスデルポリ
マ一予め反応させたウレタンポリマー、飽和訃よび不飽
和ポリエステル、エポキシエステル、セルローズエステ
ル、ポリオレフイン、ビニール訃よびビニールメラミン
ポリマー卦よび上記ポリマー相互の混合物並びに上記ポ
リマーと他の被覆組成物の混合物等である。好ましい被
覆組成物は保護被覆あるいは顔料を加えた塗料被覆とし
てはウレタンまたはアクリルポリマーをベースにしたも
のである。特に好ましい転写被覆材料は下塗り塗料であ
る。下塗り塗料は型の内面に与えられ、モールドされた
部品はその後型から取ジ出された後で表面の被覆が行な
われる。この発明を遂行するにあたつて、反応注入モー
ルド法で爆発作用剤を利用することにより、基体と一体
をなす微小多孔性の表面をもつたポリウレタン部品が得
られる。
この方法は、6セルフースキニング(Self−Ski
ning)1法であり、基体と一体の表面をもつ部品を
製造する際に別の工程や組成物を必要としない。もし爆
発作用剤を使用しないと、固体の(多孔性でない)ポリ
ウレタン部品が生成される。本発明によつて得られる部
品の好ましい形態は、微小多孔性の弾性を有する部品で
ある。
この部品は、別々の容器に入れられた2種の液状成分を
混合することによつて得られる。この2種の成分のうち
1つはポリオールで、これは、連鎖延長剤、触媒、卦よ
び少量の爆発作用剤を含有している。今1つの液状成分
はポリイソシアン酸塩である。1次水酸基群を含む多く
の種類の高反応性長連鎖ポリエーテルポリオールが短連
鎖のポリオールと混合されると、イソシアン酸塩と共に
反応して最終的に望ましい性質が得られる。
この反応を無事に完了させるためにイソシアン酸塩のポ
リオールに対する比率は化学量論的でなければならない
。しかし通常は化学量論的に小量例えば2〜5%過剰の
イソシアン酸塩が使用される。それぞれの反応体の粘度
は普通25℃で1500cps(サイクル/秒)以下で
ある。
これら2種の反応体は、それらを計量しながら送り出す
高圧の゛ポンプによつて非常に正確な制御のもとに、容
器から静圧が衝撃的に加わる混合機(ミツクスヘツド)
に送られる。混合機の中で2種の反応体は、充分に混合
され、その後混合機が取付けられている密閉された型内
に注入される。ポンプと混合機の間のライン圧力は通常
、105〜1761<g/C!Itである。型は、その
内部空洞の容積の90%程度まで反応体を注入される。
反応熱は、爆発作用剤を揮発させ、型の中身いつぱいに
ふくらませるに足る圧力をもたらして発泡させる。最終
的に、微小多孔性の弾性を有する一体の表面を持つた部
品が得られる。この反応注入モールド法については種々
の文献、例えばアドバンスインウレタンサイエンスアン
ドテクノロジ一、第4巻(ケ一・フリツシユ著、テクノ
ミツク出版社発行)中のS.H.Mepzger,Jr
卦よびD.J.Preplkeの記述したアドバンスイ
ンリサーチインジエクシヨンモールデイングの章に記載
されている。他の文献としてはマグロウヒル社発行モダ
ンプラスチツクスエンサイクロペデイア第352頁以下
およびイントロダクシヨンツーリアクシヨンインジエク
シヨンモールデイング(エフ・メルピンスウイーニイテ
クノミツク出版社発行)にも記載されている。本発明は
発泡プラスチツクの表面形成をおこなわないと、でき上
がりの製品が表面を持たないというような場合の製造方
法と混同されるべきではない。そのように低い圧力のモ
ールド法を利用した製造方法は、例えば米国特許第34
87134号}よび3694530号明細書に示されす
でに周知のものである。このような製造方法では、すで
に組成された被覆材料を型の表面にスプレiしこの被覆
材料をモールド中に成型された型部品に転写し付着させ
るというよりも、型内部で表面を形成するといつた方が
よいと考えられる。従来の技術において使用されていた
触媒は全てイン・シテユ一(In−Situ)表面形成
に伴なう反応に触媒作用を及ぼすためのものである。本
発明に使用されている活性剤は、被覆材料のための触媒
として作用するものではない。ポリウレタン被覆の場合
には、被覆材料はすでに完全に反応しており、また或る
種のアクリル被覆材料の場合でも、部分的には反応して
いる。しかし、活性剤によつてそれ以上の反応、あるい
は重合化はおこらない。他の普通のモールド法と同様に
、この従来の表面形成法では、表面が金属である型を用
いる場合は、型分離剤を使用する必要がある。従つて本
発明では、この型分離剤の使用というそれまでのモール
ド工程中の重要な1工程を省略可能にした点に特徴があ
る。本発明の好ましい実施形態に卦いてはこのプロセス
は自己表面形成を行ない、それ故本転写被覆技術はモー
ルド部品上にすでに形成された一体の表面に付加される
。この発明を実施するに際しては、型は清浄にされ、乾
燥されて32〜82℃に加熱される。
温度は通常49〜662C(120〜1500F)であ
り、特に57〜666C(135〜1500F)の場合
が最も多い。型の表面をシールするためのワツクスは不
要であり、通常はそのような処理を施す必要があるカー
クサイドの型の場合についても必要としない。さらに前
述の如く、型の表面には、型分離剤は全くスプレイする
必要が無く、被覆それ自身が型分離剤と同じ働きをする
。被覆組成物は、通常のウレタンをベースとする樹脂あ
るいはアクリルの樹脂のポリメチルメタクリレート系材
料を含む変形アクリルをベースとする下塗り塗料である
。好ましい例を挙げると、ニトロセルローズを含むアク
リルをベースとする樹脂ポリメチルメタクリレート樹脂
、モノエチルエーテルアセテートのような可塑剤や絵具
などである。
下塗ク塗料は、シンナ一と混合さね、シンナ一として特
に適当なものを例示するとメチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン訃よびトルオールの混合物である。下
塗り塗料が溶解できるその他の有機溶媒もむろんシンナ
一として使われる。転写被覆材料は、通常その総重量の
0.05〜10%の活性剤と混合される。
活性剤の量を10%以上にすることも可能であるが通常
はそれは必要ではない。もしも非常に強力な触媒が使用
される場合には0.05%以下にすることも可能である
。しかしながら、通常の含有量は0.05〜10%の範
囲であり、1〜3%が望ましい。活性剤は、ポリウレタ
ン触媒であつて、これは、転写被覆材料とモールドされ
た部品との間の化学的結合を作る助けとなる。
この発明に}いて使用される触媒として適当なものの例
を挙げると、錫化オクタン、1−4−ジアザビサイクロ
(2,2,2)オクタン、フエニル水銀プロプリオネイ
ト、トリエチレンジアミン}よびN,N′,N5−トリ
ス(ジメチルアミノ−プロピル)−シムーヘクサヒドロ
トリアジンである。もつとも適当な活性剤は、ジブチル
チッ・ジロウレイト(Dibutyltindilau
rate)である。本発明に訃いて使用できる他の活性
剤の実例を以下に挙げてみるとすると、コバルト、マン
ガン亜鉛、ジルコニウムナフタネートを含む有機金属塩
;コバルトと鉛の安息香酸塩;亜鉛、コバルト・マンガ
ン、鉛、およびジルコニウムの2−エチルヘクソエート
リコバルトオクテート;錫、鉛、卦よびカリウムのオリ
エート・ジルコニウムトルエラン;ナトリウムプロピオ
ネート;卦よびリチウムアセテートなどである。
塩化錫、三塩化アンチモン、五塩化アンチモンのような
金属塩化物塩もまた活性剤として使用できる。その他の
アミノ活性剤はN−テトラメチルエチレンドアミン、N
−テトラメチル1−1−3ブタンジアミン、テトラメチ
ルグアニジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン、N−エチルモルフオリン、N一N−ジメチル
ベンジルアミン、1,2,4−トリメチルピペラジン
N−エチレンジアミン ジ1)メチルアミノエチルピペ
ラジン、およびN−アミノエチルピペラジンである。
以下の実施例は本発明の実施例であり、指示のない限り
部やパーセントは全て重量比を意味するものである。
例1 樹脂の成分はスチレン/アクリロニトリル共重合体20
重量パーセントを含む酸化エチレンキヤツプドポリ(オ
クスプロピレン)グリコールと連鎖延長剤としてエチレ
ングリコールまたは1,4ブタンジオールと触媒として
シブチルチンジロウレイトと、訃よび爆発作用剤として
フレオン11(フロロカーボンの商標名)である。
イソシアン酸塩は4,4−ジフエニルメタンジイソシア
ネートであつた。樹脂とイソシアン塩酸は別々に35℃
にされ、その後それぞれの供給ラインで混合機に導かれ
112.5kg/CTII(1600psig)の圧力
で混合された。
樹脂に対するイソシアン酸塩の割合は0.72であつた
。空気と混合されることによる樹脂の核形成は、反応生
成物の比重を1にした。高圧のリサイクル・タイムは5
秒にした。自動車のバンパ一は、その後先程述べた反応
材料を用いて反応注人モールド法によりモールドされた
最初のモールド過程として、まず初めに電鋳ニツケルの
型の表面にトルエンに溶解した透明なグリース型分離剤
をスプレーした。
以後は、まつたく型分離剤は使用しなかつた。型表面は
それから下塗ね塗料を等重量のシンナ一と混合した被覆
物で2.1k9/CTii(30psig)の圧力で均
一にスプレーされた。被覆物はシンナ一を含んだ被覆物
の総量の6%にあたるジブチルチンジロウレイトを含ん
でいた、下塗v塗料は、ニトロセルローズ、ポリメチル
メタクリ樹脂、可塑剤としてのモノエチルエーテルアセ
テート、及び好みの色を与える着色剤で構成されている
。シンナ一は約15秒でフラツシユして除去された。
型は57℃に保たれ、混合された反応物は型が密閉され
た後型の中に噴射された。
2分後には部品は型よりだされた。
部品は、あらゆる塵埃の類を取り除くために溶剤で拭き
取られた後、ポリウレタンのキユアを完成させるために
121℃で30分キユアした。それからポリウレタン塗
料を噴射して表面被覆を行なつた。今まで述べてきた実
施例に従つて製造された下塗り及び表面被覆を含むモー
ルドされたバンパ一の数多くのサンプルが塗装被覆が適
当であるという事を決定するための一連の試験に供され
た。
すべての試験は、米国の主要な自動車製造会社に訃ける
屋外で使用するプラスチツク部品のペイント被覆に関す
る基準書に従つてなされた。試験は、以下のすべての点
についてなされた、一堅牢度、付着力、柔滅性、サービ
スの容易性、耐水性、耐候性、耐熱衝撃性、水や石鹸の
しみ、或いは酸を含んだしみさらには、ガソリンへの抵
抗性、何かの物体のかけら、オイル、また損傷や熱など
への抵抗力、訃よび電池作用への抵抗性などである。そ
れらの総合的結果は、例1に従つて作成された型の中で
ペイントされたサンプルが基準の内容を満たすどころか
それを卓越するものであつて、従来普通の方法である型
よりとりだしてからペイントを施す手順で製造された部
品と同じくらい高質なものであつた。例2 転写被覆が型表面に与えられる前に、型表面から完全に
型分離剤が取り除かれる事以外は、例1と同じ方法が行
われた。
その後は型分離剤は全く使用されなかつた。型の表面か
らの取り外しは優秀だつた。多くの商品は、型を洗浄す
る事無しに型入れができた。部品は例1と同じくらいの
特性を十分に表した。例3 反応注入モールド法により高度にモジユラ一調整された
ウレタン弾性系が被覆された部品を型の中で作るために
使用された。
その系は、スチレンとアタリロニトルの共重合体と融合
された高分子量のポリ(オキシプロピレン)グリコール
と、1,4ブタジオールから成る連鎖延長剤と、および
ジブチルチンジロウレイトから成るウレタン触媒の樹脂
成分から構成される。系の第2番目の構成要素は、4,
4′−ジフエニルメタンジイソシアネートをベースにし
たポリイソシアネート卦よび爆発作用剤としての少量の
フエロン11である。以下にあける処理条件が使用され
た。型は平らな鋼鉄製の額型の鋳型を用いた。
転写被覆材料は全体の重量の1%の活性物一ジブチルチ
ンジロウレイトを含んでいることを除けば、実施例1と
まつたく同じであつた。転写被覆材料は、型表面からす
べての型分離剤が完全に除去された後、型の表面にスプ
レーされた。シンナ一は10秒間でフラツシユし除去さ
れた。反応混合物は、密閉された型の中に噴射された。
そして1分の後に部品は型から取う外された。被覆は、
完全に部品に転写されていた。型離れが優秀であつて、
シヨツト間に型を清掃することが全くないので1日の予
定量を上廻る多数の付属部品を製造することができた。
額の隅の垂直部でさえ型離れはすばらしくうまく行われ
た。フラツシユを取わ除くのも容易であつた。例4 例1,2と同じ方法で行われたが、活性剤は、被覆材料
に加えられなかつた。
被覆剤は、モールドされた部品にまつたく付着しなかつ
た。両方の実験で被覆剤は型の表面に付着した。型分離
剤が使用された場合には、被覆は型からはがすことがで
きた。さもなければ、型の表面から被覆を取わ除くため
に溶剤が必要であつた。例5 自動車のバンパ一を製造するために、柔軟性のある帯状
材料を使用して例2の方法が行なわれ、被覆剤中の活性
剤一ジブチルチンジロウレイトのレベルを変えて繰b返
された。
使われたレベルは、まず重量比で0.05%から初め0
.1,0.15,0.25,0.5,1,2,3,4,
5,6そしで最後に10(!l)にした。いずれの場合
も部品は型より取ジ外されたし、被覆剤は部品に付着し
た。しかしながら、最適な結果は活性剤の重量が1〜3
(fl)の間で得られた。例6 方法は例2,3と同じにしたが、活性剤としてのジブチ
ルチンジロウレイトの代わりに以下にあげる活性剤が各
々3〜6(F6使用された。
即ち、錫オクタエート、1,4−ジアザビシクロ(2,
2,2)オクタン(トリエチレンジアミン)、フエニル
水銀プロピオネート}よびN,N5,N5−トリス(ジ
メチルアミノ−プロピル)〜シムーヘクサヒドロトリア
ジンである。何れの場合にも型からの離れ具合訃よび部
品への被覆材料の付着力は優秀であつた。例7 転写被覆材料を準備して、型表面にスプレーする手続き
はづ例2の場合と同じにした。
しかし、この実験では、基材として硬質ウレタンフオー
ムが使用された。この硬質ウレタンフオームは、商標名
ベイデユア(Baydur)722として入手すること
ができ、イソシアン酸塩と、連鎖延長剤および触媒を含
むポリオール成分から構成されている。鋼鉄製の額型が
使用された。樹脂の温度は35℃でイソシアン酸塩の樹
脂に対する混合率は170/100である。被覆材料が
型表面に供給される前に型分離剤は完全にふきとつて訃
いた。以上のような手順をふむ事によつて、型の表面か
らの離れ具合は優秀なものであつた。また、部品への付
着性もすばらしいものであつた。実験は、爆発作用剤で
あるフエロン11を省略した事以外は、まつたく今まで
の繰ク返しで行われ、結果的に固い通気孔の無い部品が
製造された。再び型よりの取り外しふ・よび被覆の付着
性は優秀であつた。例8イソシアネート成分とポリオー
ル成分を使用して例2の方法で自動車のバンパ一用帯状
体が製造》l− LlOll− l」吻^重z丁E寺1
1!山柘庸5t^ノφ卦リモーベイ(MObay)化学
会社の商標名ベイフレツクス(Bayflex)110
−50として販売されているものである。
モールド前の温度はイソシアネートは24℃、ポリオー
ルは40℃であつた。型分離剤は使用されなかつた。注
入時間は1.85秒であり注入速度は毎分150ポンド
、モールド温度は63℃、デモールド時間は2分であつ
た。所望の色彩を付与するために色素を含有させた一連
の塗料被覆材料が型の表面にスプレーされた。
被覆材料は市販の塗料組成物であつて樹脂に対して略々
等重量のシンナ―を含んでいる。それぞれの場合に卦い
てフラツシユ時間は15秒であり、活性剤は1%のジブ
チルチンジロウレイトであつて、部品は困難なく型から
取り外すことができた。部品に対する被覆材料の初期の
付着力が型中で被覆された部品の表面に傷をつけ、その
傷をつけた部分にゼロ・・ンテープを付着させ、テープ
を剥すことによつてテストされた。ポリマー被覆材料主
成分、被覆の厚さ、卦よひ初期の付着の結果を次の表に
示す。上記の結果は同一とされた被覆材料のそれぞれが
が本発明による型内に訃ける被覆を生成するために使用
できることを示している。
この発明の方法は2種の構成成分系、すなわち1つは普
通イソシアン酸塩で、もう一方は、ポリオールを使用し
反応注入モールド技術を使用して製造されるポリウレタ
ン部品のいかなるものにも適している。
部品は、前に示したようにセルフスキニングで、柔軟で
多孔質であることが望ましいけれども、硬質、軟質の何
れであつてもよく、また多孔質でも孔が無いものでもよ
い。上述の説明は、発明の実施例についての例示的な説
明であり、特許請求の範囲内によつてカバーされるすべ
ての形態のものが本発明の技術的範囲に含まれることを
強調して訃く。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反応注入モールド法によつてポリウレタンモールド
    部品を製造する方法であつて、ポリウレタン反応物は液
    体混合物を形成するように混合され、混合物は型内へ導
    入されそこで温度を上昇されて混合物が反応を行いモー
    ルドされ、成型された部品が型から取り出される製造方
    法において、前記部品のモールドに先立つて、被覆組成
    物を前記型の表面に被覆し、この被覆組成物中にこの被
    覆組成物が上記型の表面から上記モールドされた部品に
    転写されそれに結合するのに充分な量のポリウレタン触
    媒を含有させ、それにより型から取り出した成型された
    部品に前記被覆組成物の強固に付着した被覆を有せしめ
    る如くしたことを特徴とするポリウレタンモールド部品
    の製造方法。 2 被覆組成物は0.05乃至10重量%のポリウレタ
    ン触媒を含む特許請求の範囲1記載の製造方法。 3 被覆組成物は、アクリルとウレタンのポリマーより
    なる群から選ばれたものである特許請求の範囲1記載の
    製造方法。 4 被覆組成物は、塗料である特許請求の範囲1記載の
    製造方法。 5 被覆組成物は、下塗り塗料である特許請求の範囲1
    記載の製造方法。 6 下塗り塗料がアクリルポリマーをベースとしたもの
    である特許請求の範囲5記載の製造方法。 7 被覆組成物が型の表面にスプレーされる特許請求の
    範囲1記載の製造方法。 8 被覆材料は、ポリウレタン触媒を被覆材料の総重量
    の1〜3%を含んでいる特許請求の範囲2記載の製造方
    法。 9 触媒はジブチルチンジロウレイトである特許請求の
    範囲1記載の製造方法。 10 あらかじめ型表面に型分離剤を使用していない型
    を使用してモールド部品のすぐれた型離れが得られる特
    許請求の範囲1記載の製造方法。 11 デモールド時間が5分以下である特許請求の範囲
    1記載の製造方法。 12 デモールド時間が30秒から2分までの範囲であ
    る特許請求の範囲11記載の製造方法。 13 型表面が金属である特許請求の範囲1記載の製造
    方法。 14 反応注入モールド法によつて一体的な表皮部分を
    有する高分子ポリウレタンモールド部品を製造する方法
    であつて、ポリウレタン反応物は液体混合物を形成する
    ように混合され、混合物は金属表面を有する型内へ導入
    され、そこで温度が上昇されて混合物が反応を行いモー
    ルドされ、成型された部品が型から取り出される製造方
    法において、上記部品のモールドに先立つて、型分離剤
    を使用することなく重量で0.05乃至10%のポリウ
    レタン触媒を含有する塗料組成物で前記型の表面を被覆
    し、前記部品をモールドし、同時に前記塗料組成物を前
    記型の表面から転写してそれを前記モールドされた物品
    に結合させ表面に強固に付着した塗料被覆を有する表皮
    部分が一体となつた高分子成型ポリウレタン部品を製造
    する特許請求の範囲1記載の製造方法。
JP55062359A 1979-05-14 1980-05-13 ポリウレタンモ−ルド部品の製造方法 Expired JPS597574B2 (ja)

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