JPS59752Y2 - 高加速度用コンデンサ - Google Patents

高加速度用コンデンサ

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Publication number
JPS59752Y2
JPS59752Y2 JP5027078U JP5027078U JPS59752Y2 JP S59752 Y2 JPS59752 Y2 JP S59752Y2 JP 5027078 U JP5027078 U JP 5027078U JP 5027078 U JP5027078 U JP 5027078U JP S59752 Y2 JPS59752 Y2 JP S59752Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor element
connection plate
external electrode
electrode connection
capacitor
Prior art date
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Expired
Application number
JP5027078U
Other languages
English (en)
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JPS54152948U (ja
Inventor
良雄 小石
勝美 田中
勇二 藤ノ木
Original Assignee
日立コンデンサ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立コンデンサ株式会社 filed Critical 日立コンデンサ株式会社
Priority to JP5027078U priority Critical patent/JPS59752Y2/ja
Publication of JPS54152948U publication Critical patent/JPS54152948U/ja
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Publication of JPS59752Y2 publication Critical patent/JPS59752Y2/ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発電機等の回転子に直接取付ける高加速度用コ
ンデ゛ンサに関する。
火力用や原子力用のタービン発電機の大容量化が進展す
るに伴い、励磁容量が増大し、従来使用していた直流励
磁機方式に代わり、交流励磁機と整流器とを組合せたも
のが広く用いられるようになってきた。
この交流励磁方式の中には、シリコン整流装置を別置す
るコミュテータ−レス方式と、回転子にシリコン素子等
を装着するブラシレス方式がある。
前者の場合は電子部品を回転子に取付ける必要がないが
後者の場合は電子部品を回転子に装着している。
回転子に装着した電子部品は稼動時に約5000 Gの
大きな加速度が加わる。
そのため、堅固な構造としなければならず、従来の構造
のコンデンサでは圧縮力や加速度に耐えることができな
い。
一般に使用されているコンテ゛ンサは、車輛用が加速度
5G程度、電子機器用として10G程度、人工衛生は瞬
間的に20000 Gであるが、連続的に加速度が50
00 G付加されるものはなかった。
従来は加速度に対処する対策としてはコンデンサを如何
に固定するか、その固定方法にポイントがおかれ、特別
に形状を変更しなければならないという要求はなかった
今度の場合はタービン発電機の回転子に装着するため、
連続的に5000 Gの加速度が加わり、かつその稼動
時間が極めて長期にわたることが特長であり、従って本
考案者はコンデンサ素子の固定方法、外部接続端子の構
造及び接続方法等を検討し、第1図に示すような構造の
コンテ゛ンサを考案した。
本考案の具体的な実施例を説明すると、巻芯ボビン2に
コンデンサ素子1を巻取る。
コンデンサ素子1はポリエステルフィルムと錫箔とをエ
クステンデッドフォイル方式で重ね合せて巻回する。
コンデンサ素子1の電極部3となるはみ出した錫箔を潰
し、ハンダで溶かし固化する。
外部電極接続板4は絶縁巻芯ボビン2の段付き部で位置
決めされて取付ける。
この外部電極接続板4にはコンテ゛ンサ素子の電極3か
ら引出した接続線6をハンダ付固定する接続部5と、こ
の接続板4と巻芯ボビン2とが回転しないための穴8又
は扇形凹溝9等の回転止部を設ける。
巻芯ボビン2にコンデンサ素子1を巻回し、外部電極接
続板4を取付け、コンテ゛ンサ素子の電極3から引出し
た接続線6を接続板4の接続部5にハンダ付けしたら、
コンデンサ素子の水分の脱気及び硬化を施すため、真空
乾燥を行う。
その後コンデンサ素子1及び電極接続板4の空隙部に熱
硬化性樹脂7を充填すると、この樹脂7が外部電極接続
板4に設けられた回転止部8.9にも充填され、樹脂7
を固化すると、コンデンサ素子1と外部電極接続板4と
が一体化固着される。
更に回転バランスをとるため表面を切削加工し製品化す
る。
このコンテ゛ンサは前述の如く、連続的な高加速度が加
わる用途に用いられ、回転子に対し完全な固定手段が要
求される。
そのためまず部品装着の際の圧縮力、回転トルクに耐え
られなければならず、電極接続板4と巻芯ボビンとの固
定及び空隙部に充填する熱硬化樹脂の選定と最適な加熱
硬化条件に留意し、電極接続板4の平行度を調整する必
要がある。
本考案は以上の通りの構成としたことにより、コンデン
サ素子が移動することなく、従って接続線が断線するこ
とがない。
又外部電極接続板は回転トルクに耐えうる回転止を設け
た構造となっており、外部との接続を接触方式とし余分
な外部接続端子を設けないため高加速度用の使用に充分
耐えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は第1図のAA断面図
、第3図は本考案の外部電極接続板の実施例を示す平面
図、第4図は同B−B断面図である。 図面において、1はコンテ゛ンサ素子、2は巻芯ボビン
、3はコンテ゛ンサ電極部、4は外部電極接続板、5は
接続部、6は接続線、7は熱硬化性樹脂、8,9は回転
止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒形巻芯ボビン2にコンテ゛ンサ素子1を巻回し、こ
    のコンデンサ素子1の電極部3とボビン2の段付き部で
    位置決めされた外部電極接続板4の接続部5とを接続線
    6を用い接続し、コンデンサ素子1及び外部電極接続板
    4の空隙部に熱硬化性樹脂7を充填し、この樹脂7が外
    部電極接続板4に設けられた回転止部8,9にも充填さ
    れることにより、コンデンサ素子1と外部電極接続板4
    とが固着されることを特徴とする高加速度用コンデンサ
JP5027078U 1978-04-18 1978-04-18 高加速度用コンデンサ Expired JPS59752Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027078U JPS59752Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 高加速度用コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5027078U JPS59752Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 高加速度用コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54152948U JPS54152948U (ja) 1979-10-24
JPS59752Y2 true JPS59752Y2 (ja) 1984-01-10

Family

ID=28937424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5027078U Expired JPS59752Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 高加速度用コンデンサ

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JP (1) JPS59752Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10212884B4 (de) * 2001-03-26 2005-11-03 Sanden Corp., Isesaki Taumelscheibenkompressor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10212884B4 (de) * 2001-03-26 2005-11-03 Sanden Corp., Isesaki Taumelscheibenkompressor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54152948U (ja) 1979-10-24

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