JPS5932205Y2 - 車両用充電発電機 - Google Patents

車両用充電発電機

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JPS5932205Y2
JPS5932205Y2 JP1977155967U JP15596777U JPS5932205Y2 JP S5932205 Y2 JPS5932205 Y2 JP S5932205Y2 JP 1977155967 U JP1977155967 U JP 1977155967U JP 15596777 U JP15596777 U JP 15596777U JP S5932205 Y2 JPS5932205 Y2 JP S5932205Y2
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JP
Japan
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rectifier
lead wire
generator
auxiliary rectifier
auxiliary
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JP1977155967U
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English (en)
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JPS5479913U (ja
Inventor
春雄 関口
祐三 田中
Original Assignee
沢藤電機株式会社
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Publication date
Application filed by 沢藤電機株式会社 filed Critical 沢藤電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発電コイルに発生する交流電圧を補助整流器で
整流して界磁コイルを励磁すると共に、主整流器で整流
して蓄電池を充電するようにした車両用充電発電機に関
し、特にその補助整流器の取付構造改良に関するもので
ある。
従来この種の発電機においては、例えば24v11KW
の定格出力のものであると前記蓄電池充電用の主整流器
に流れる電流は最大的35Aであるのに対し、界磁コイ
ル励磁用の補助整流器に流れる電流は最大的1.5Aと
著しく僅かである。
そこで、前記主整流器は比較的大なる電流が流れるとき
の発熱を放散させるため椀状エンドブラケットの底部に
放熱板を介して固着されるのが通例であるが、前記補助
整流器は流れる電流が著しく僅かで発熱も少すく、冷却
をほとんど考慮しなくてもよいので、従来は例えば特開
昭52−41813号公報および実開昭47−1590
7号公報に示すようにその補助整流器を刷子ホルダーに
一体的に装着したものが提案されている。
しかしながら、刷子ホルダーは刷子を装着するために貫
通孔があり、これに補助整流器を一体的に装着するため
にはその刷子ホルダーの構造が著しく煩雑となると共に
、その刷子ホルダー周辺にその補助整流器を設けるため
のスペースを余分に設けなければならない不利な点かあ
ったのである。
本考案は上記の点にかんがみ、とくに工夫をこらすこと
により、発電機の椀状エンドブラケットの底部に固着し
た主整流器のリード線を振動防止のために固定するリー
ド線固定ブロックが装着されていることに着目し、この
リード線ブロックにケースを一体に形成し、このケース
内に補助整流器を収納すると共に、ケース内に樹脂モー
ルドして固着することにより、その構造が簡単で、取付
スペースの縮小を計ると共に、その補助整流器の取付作
業を簡単化して量産に適するものとして製造コストを安
価とすることができる車両用充電発電機を提供すること
をその目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を示す第1図乃至第5図を参照
して説明する。
1ず第1図に卦いて、AはY型結線の発電コイルで、こ
の発電コイルAの発生電圧は補助整流器d1〜d3 に
より整流されて界磁コイルFを励磁すると共に、主整流
器D1〜D6により整流れて蓄電池Bを充電するように
構成されている。
なお、AvRは電圧調整器で、発電コイルAの発生電圧
を一定にするため界磁コイルFの励磁電流を断続制御す
るもの、Sは手動のキースイッチ、Rは前記主および補
助の両整流器の出力端に接続した抵抗で、この抵抗Rは
蓄電池Bより界磁、コイルFに初期励磁電流を供給する
ためと、運転席に設けた充電表示灯(図示せず)を作動
させるためのものである。
つぎに、第2図乃至第5図において、1は発電機の固定
子で、この固定子1には発電コイルAが巻装されている
2はフロントブラケット、3は駆動プーリ、4は冷却フ
ァン、5は回転子軸、6は回転子軸5に固着された回転
子で、この回転子6の内部には界磁コイルFが巻装され
ている。
7は界磁コイルFに接続されたスリップリング、8はア
ルミ合金などで椀状に形成されたエンドブラケットで、
このエンドブラケット8の底部には第3図に示すように
3個の正側主整流器D1・−−−−−D3を固着した正
側放熱板9が絶縁物10を介して取付ネジ11A、11
Bで固着されていると共に、3個の負側主整流器D4・
・・・・・D6を固着した負側放熱板12が取付ネジ1
1C,11Dで固着されている。
な釦、13は玉軸受、14はスリップリング7の隔離壁
で、この隔離壁14には刷子15を装着した刷子ホルダ
ー16か固着されている。
つぎに、17は前記正側主整流器D1・・・・・・D3
と負側主整流器D4−・・・・D6 をそれぞれ接続す
る接続リート萄で、この接続リード線17の中間部は前
記負側放熱板12を取り付ける一力の取付ネジ11Dで
固着されたリード線固定ブロック18により固定されて
いる。
そして、そのリート賛固定ブロック18は第4図および
第5図に詳細に示すように、一方を開口した箱形のケー
ス19が合成樹脂などで一体に形成され、そのケース1
9の内部に補助整流器d1・・・・・・d3と抵抗Rと
、リード線20を接続したプリント基板21が収納され
ていると共に、そのケース19内にエポキシ系などのモ
ールド樹脂22を溶融状態で流し込むことにより一個の
プラスチック塊状に固着されている。
なお、このリード線固定ブロック18のケース、19内
に収納された補助整流器d −・・・・・d3 と抵抗
Rとはプリント基板21により第1図に一点鎖線で包囲
された内部のように接続されている。
そして、そのプリント基板21に接続されたリード線2
0の接続は第2図乃至第5図においては省略されて図示
されていないか、第1図の結線図に示すように界磁コイ
ルF1電圧調整器AVR,主整流器D1 ・・・−・
・D6の中間点および出力端にそれぞれ接続され、その
リード線20は図示しないリード線固定ブロックなどで
エンドブラケット8に固定窟れている。
しかして、本考案−実拶11に釦いて、特に主整流器D
1・・・−・・D6のリード線固定ブロック18に補助
整流器d1・・・・・・d3を取付けた理由は、組付順
序によるものである。
すなわち、椀状エンドブラケット8の底部にその主整流
器D1 ゛・・・・・D6を組付けるには1ず、形状大
なる主整流器D1〜D6を放熱板9,12を介して取付
け、つぎにそのリード線17を接続してこれをリード線
固定ブロック18で固定してから補助整流器d ・・・
・・・d3を取付けるためである。
つぎに、本考案−実施例においては、リード線固定ブロ
ック18を、負側放熱板12を取付ける一方の取付ネジ
11Dで固着したものを示したが、これは正側放熱板9
を固着する一方の取付ネジ11Bなどで固着してもよい
ことは説明する1でもなく明らかである。
さらに、本考案−実施例においてはリード線固定ブロッ
ク18に補助整流器d1・・・・・・d3と共に、主整
流器D1 ・・・・・・D6 と補助整流器d1・・・
・・・d3の両出力端に接続した抵抗Rを取付けるもの
をしめしたが、この抵抗Rは前述のように蓄電池Bより
界磁コイルF′に初期励磁電流を供給するためと、運転
席に設けた充電表示灯(図示せず)を作動させるための
ものであるが、従来よりこの種発電機においてはこのよ
うな機能を有する抵抗は電圧調整器AVRの内部に接続
したものもあるので、そのような発電機においては本考
案−実施例のような抵抗Rは不要となることはもちろん
である。
また、さらに、本考案−実施例においてはリード線固定
ブロック18のケース19をモールド樹脂22で固着し
ているが、前述のように抵抗Rに流れる電流は界磁コイ
ルFに短時間僅かな初期励磁電流を流すのみであり、補
助整流器d1・・・・・・d3に流れる界磁電流も比較
的小であると共に電圧調整器AVRにより断続されるも
のであるから、発熱は非常に少なく、冷却部の点で障害
となることは全くないことが実験の結果証明されている
以上の説明で明らかなように本考案によれば、発電コイ
ルに発生する交流電圧を補助整流器で整流して界磁コイ
ルを励磁すると共に、主整流器で整流して蓄電池を充電
するようにした車両用充電発電機において、前記主整流
器は該発電機の椀状エンドブラケット底部に固着し、前
記補助整流器は前記主整流器の接続リード線を固定する
リード線固定ブロックに一体に形成したケース内に収納
すると共に、そのケース内を樹脂モールドして固着する
ようにしたものであるから、従来のように特別な補助整
流器の取付作業は全く必要かなく、従来より行われてい
た主整流器の接続リード線を固定するというリード線固
定ブロックの取付作業を行うことにより、これと同時に
前記補助整流器をエンドブラケットの底部に固着するこ
とができるのである。
そこで、従来この種発電機で、その補助整流器を刷子ホ
ルダーと一体的に取付けたものと比較すると、その構成
が蓄しく簡単で取付スペース上の問題も回避されると共
にその取付作業が簡単化され、量産に好適とナリ、結局
発電機全体の製造コストを安価とすることに貢献できる
のでその実用的顕著な効果大なるものがある。
さらに、その補助整流器はケース内に樹脂モールドされ
て一個のプラスチック塊状に固着されているので車両の
走行中における振動などにより破損するような事故は全
くないのである。
ナか、本考案−実紗uのように主整流器と補助整流器の
出力端に界磁コイルの初期励磁用などの発熱の少ない抵
抗などの素子が接続されているときは、その補助整流器
と共にその素子をリード線固定ブロックのケース内に収
納することによりその取付作業がさらに簡単化さへ装置
全体の小型化と製造コストの低減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案−実施例を示すもので第1図は発電機の電
気回路図、第2図は同発電機の断面正面図、第3図は第
2図■−■線に沿った断面側面図、第4図はリード線ブ
ロックの平面図、第5図は第4図の■−■線に沿った断
面図である。 図中、Aは発電コイル、Fは界磁コイル、Dl・・・・
・・D6は主整流器、dl・・・−・・d3は補助整流
器、Bは蓄電池、1はステータ、6は回転子、8はエン
ドブラケット、9は正側放熱板、12は負側放熱板、1
7は接続リード線、18はリード線固定ブロック、19
はケース、20はリード線、21はプリント基板、22
はモールド樹脂である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)発電コイルに発生する交流電圧を補助整流器で整
    流して界磁コイルを励磁すると共に、主整流器で整流し
    て蓄電池を充電するようにした車両用充電発電機におい
    て、前記主整流器は該発電機の椀状エンドブラケット底
    部に放熱板に装着して固着すると共に、該主整流器のリ
    ード線をリード線固定フロックで固着し、このリード線
    固定ブロックに前記補助整流器を収容するためのケース
    を一体に形威し、このケース内に補助整流器を収納する
    と共に樹脂モールドして該補助整流器を固着したことを
    特徴とする車両用充電発電機。
  2. (2)前記ケース内に前記主整流器および補助整流器の
    両出力端間に接続した抵抗を前記補助整流器と共に収納
    したことを特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の車両用充電発電機。
JP1977155967U 1977-11-18 1977-11-18 車両用充電発電機 Expired JPS5932205Y2 (ja)

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JPS5479913U JPS5479913U (ja) 1979-06-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241813A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Hitachi Ltd Voltage regulator storing type ac generator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715907U (ja) * 1971-03-24 1972-10-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241813A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Hitachi Ltd Voltage regulator storing type ac generator

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JPS5479913U (ja) 1979-06-06

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