JPS5974193A - 固形潤滑剤 - Google Patents

固形潤滑剤

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JPS5974193A
JPS5974193A JP18425282A JP18425282A JPS5974193A JP S5974193 A JPS5974193 A JP S5974193A JP 18425282 A JP18425282 A JP 18425282A JP 18425282 A JP18425282 A JP 18425282A JP S5974193 A JPS5974193 A JP S5974193A
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JP
Japan
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oil
solid
wax
porous
lubricant
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JP18425282A
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JPS6212958B2 (ja
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Yoshio Kakimoto
柿元 義夫
Yasuhiro Hirose
広瀬 康裕
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Fuji Toyuki Co Ltd
Original Assignee
Fuji Toyuki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は彼−滑部材にコーテングして(すり込んで)1
史用される固形1聞屑剤に関する。
固ノ1≧τ闇屑剤は、二硫化モリブデン、二硫化タング
ステン寺の固体潤ζげ材料の欧扮末と、この駆扮木’c
 la )(e化するワックスとから形成されている。
そして、促米の固形@(k削には、俗解したワックス中
に固体@屑材料のば粉末を混入した彼、これを型に撤し
込んだ状態で冷却固化して得た所謂俗解成形法によるも
のと、ワッ〜クスの畝粉末と固体潤滑材料のは粉末と紫
混合して、粉末圧縮成形機にて制圧で正副成形して得た
所謂俗解成形法によるものがある。
しかし、これらいずれの固形潤滑剤も完全に中実な固体
に形成さ扛るため1.$1+tr#部材へのコーテング
時に尚周波の不快な慴@晋を生じ、かつレールなどの被
瀾嘴部材に継目がある場合には、この継目部分へのコー
テングの際に大きな衝突音を生じる欠点があった。この
首はエレベータガイドレール潤滑などのように静粛な環
境では大きな間融でめる。。さらに、いずれの固形@滑
剤もワックスの融点で耐熱性が沃まり、高温条件下での
使用には好適しなかった。因みに、ワックスの融点は約
70°C前i&が普通で、特別に開発はれたワックスで
も100℃を少し超える程度で必る。しかも、いずれの
固形病rd剤も、破調盾部材への閥撹膜の形成はワック
ス成分に依っているため、彼剃信部材への併有の均−性
や延性も悪かった。
本冗明は上記の事情のもとに開発されたもので、581
の発明の目的とするところは、コーテング時の発#を減
じることができるとともに、耐熱性を同上できる固形@
r雌剤を提供することにあり、第2の発明の目的とする
ところは、上形間(Pr剤全全提供ることにある。
以下、第1の発明について第1図および第2凶會診照し
て説明する。
弔1図はクレーン用フランジ防厚器を示し、製鉄所又は
造船所寺のクレーン等し−ル疋行俸の車輪フランジを1
司(9するために用いられる。
g41図中1は枢軸2ケ中心に回動可能で、その回動に
より開き角度が調節される取付ブラケット、3は取付ボ
ルト、4は一端部が取付ブラケット1の自田端にボil
f付は自社な枢軸5を介して連結芒れた本俸、6は本体
4の他端部に叉持さし、図示しないl1li¥’1巻さ
ばねで回動刃を付勢されれアーム7付趣の回動体、8は
アーム7に収付けられる締付体である。この防♀4はア
ーム7と締付体8との間に例えば円弧形に成形された棒
状の固形瀾rtt剤9を伏看叉持して使用され、車輪フ
ランジ10に固形側ζ′に剤9を上記渦巻きばねにより
押付けて、車輪フランジ10”jr閥宿するようになっ
ている。
固形@滑剤9は第1の発明に係るもので、第2図に示す
ようにワックスと、主成分たる固体損消材料の微粉末と
の結合組織11中に、多孔空隙凪織12を設けた焼結体
から形成されている。
この固形@嘴剤9を得るには、例えば後述の焼成により
蒸発される空隙組輪形成用ワックスの微粉末成分と、焼
成によっても蒸発されない結合用ワックスの微粉末成分
との混合ワックスに、固体閾慣材料の微粉末を50%以
上の混合比率で混合し、この混合合−j?戎形截にて5
0KP/ctr、3以下の低圧で所定形状にプレス処理
し、次でプレス成形品を結合用ワックスの軟化又は融点
域の温度で焼成4にて焼成することにより、g!隙組織
形成用ワックス成分を蒸発させるとともに、結合用ワッ
クス成分と固体祠CK材料との結合を図った後、この焼
結体を水冷又は空冷すればよい。固体@屑材料には、二
硫化モリブデン、二硫化タングステン、ボロンナイトラ
イド、四ふつ化エチレン、黒鉛等の少なくとも一種が用
いられる。なお、混合ワックスの成分化上、融点70 
’Cの空隙組繊形成用ワックス成分7対融点115℃の
結合用ワックス成分3とし、この混合ワックスと固体@
財材料(但し、二硫化モリブデン)との混合比を2対8
とした合剤をj皇料として得た固形@r#剤の諸元は、
本発明者の実験によれば次衣の曲りである。
以上説明した固形側嘴剤9によれば、上記諸元表から明
らかなように耐熱温度が原料であるワックス自体の融点
より高い。したがって、尚温i件rでの使用に耐えるこ
とかで#、?+Lli第1図に示したフランジ防摩器に
収付けて、製鋼工場のクレーンの車輪フランジ等への潤
滑に用いる場合に好適する。また、この固形nh Fi
t剤9全9全形る結合組織11は、固体MIK材料が主
成分でりるから、固体Nr*r料の城が多く車輪フラン
ジ10等に対して、充分な潤r−効果を及ばすことかで
迦る。そして、固形閥rd剤9は連続しかつ幅禎する多
孔菟隙組織12葡結合組織11中に設けた儒造であるか
ら、この多孔苗隙組織12によって、車輪フランジ10
等へのコーテング時に発する音を減じることができる。
したがって、発音が好まれない用途に逸する。
次に、第2の発明について第3図から第5図ヲ奈照して
説明するに、上記第1の発明とは異なる部分だけを説明
する。
第3図および第4図は転轍器の一部全71ミし、図中1
3Bトングレール、14はトングレール13が上[II
]全摺動する床板、15はトングレール14に収付けた
@嘴器で、床板14の上面に対する句滑をな丁ものであ
る。潤滑器15は、ねじ16によりトングレール14に
取付けられる取付ブラケット17と、このブラケット1
7に回動可能に軸支18した潤滑剤ガイド19と、この
ガイド19のばね収納fhLJ19aに収納したばね2
θとから形成され、潤滑剤ガイド19内にV」、帯状を
なす固形潤滑剤2ノが収納されている。この潤滑剤2ノ
は第2の発明に係るもので、第3図および第4図の使用
例では床板14の上面に押付けられて、トングレール1
3の移動に伴って床板14の上面ケ潤滑するようになっ
ている。
上記固形■づ滑剤2ノ=±=は第5図に示すように、ワ
ックスと、主成分たる固体ぞ¥4滑材料の戯扮禾との結
せ組轍11中に、多孔空隙組織12’f設けた焼結体で
あって、その多孔空隙組線(12にγ田26會含有芒せ
て形1戊さ粁ている。
この固形潤滑剤2J=±まを得るには、上記第lの発明
について既述したg:成工程後に、焼結体全油冷するか
、又は第1の発明について既述した水冷工程後の焼結体
を加熱して水分全蒸発させてから、油中に浸漬するが、
若しくは第1の発明について既述しfc望冷工程後の焼
結体t1そのまま或は加熱してから油中に浸漬すればよ
い。なお、油中への反故工程においては油に圧力をかけ
て、油の多孔空隙組織12への充填の迅速化全図ること
も適宜なされる。また油26には、アマニ油、エノ油、
キリ前、アサミン田、カヤ7田、クルシミ油、大豆γ田
、ショウユ油、ケシ油、ヒマワリン山寺の乾性油、又は
綿実油、トウモロコシ油、ゴマ油、ナタネ油、米ヌカ拙
等の半乾性油、或は落花生油、オリーブ油、ツバキ油、
サザンカ旧、系油等の不乾性油、その他の植物油、海産
動物油、陸産動物油等を用いることができ、固形病滑剤
に要求される特性に応じて遇択芒扛る。なお、多孔壁P
RL組楡12内に焼結体のγ出冷とともにγ国情τ山(
但しツパキr出)全含有させて得た固形潤滑剤の諸元は
、本発明番の実験によれば次の通りであった。
針入度  8 静摩擦係数  0.18〜0.20 動摩擦係数  OO8〜0.10 (閾滑l挨性状    湿  性 耐熱温度  120℃ 以上説明した固形1−滑剤21そ↓4によれば、11u
4熱温度が原料でるるワックスの融点(115℃)より
筒いことが明らかであり、また固体潤滑材料が主成分で
あるから、充分な潤滑効果に&ぼすことかできるととも
に、連続しかつ輸桧する多孔空隙組織12葡有している
から、消音効果を得ることができる。加えて、多孔空隙
組織12に油26ケ含有させたから、敵駄の油26によ
って固形潤滑剤217±コの付着性を同上できる。そし
て、油26が不乾性油である場合VCは、この油26の
薄い油膜がg!欄滑部材の表囲を長M聞抜うので、尚い
防錆効果を得ることかでさる。しかも、本実施例のよう
に不乾性油で焼結体を油冷することにより油26全多孔
だ隙組織12に含有させた場合には、軟質(針入度8)
な固形潤滑剤となるから、油による付層の均一性やコー
テング1換の延性の同上と(目まりで優れたすり込み性
ヲ得ることがで冬る。
なお、上記実施例は以上のように構成したが、本発明の
実施に当っては、ワックス、固体潤滑材料、油等の具体
的な材料やぽは、本発明の要旨に反しない限り上記実施
例に制約されないことは勿論である。
以上説明した第1、第2の発明は、ワックスと、主成分
たる固体潤滑材料の欧扮末との結合組織中に、多孔空隙
組織を設けたから、多孔空隙組織によって被潤滑部材へ
のコーテング時の発#倉減少で縁る効果があるとともに
、焼結体からなる構造であるため、ワックスの融点以上
の温度での使用が可能となる効果がある。また、第2の
発明は更に多孔空隙組織に油を含有ぢせた構成音・D−
えるから、被潤滑部材への付層の均一性およびコーテン
グ膜の延性をIzJ上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は第1の発明全例示し、′第1図は
一使用例の斜視図、第2図は固形病滑剤の組織勿拡大し
て示す概略断面図でめる。第3図から第5図は第2の発
明全例示し、第3図は一使用例の正田1図、第4図は第
3図中IV −IV線に沿う断面図、第5凶は固形1薗
滑削つ組織全拡大して示す概略断面図でしる。 9.21”:;±j・・・固形−滑剤、11・・・結合
組礒、12・・・多孔空隙組織、26・・・油。 田願人代理人  弁理士 鈴 ′LL  式 繍第4図 16 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ワックスと、主成分たる固体@屑材料の畝扮
    末との結合組織中に、多孔空隙組織を設けた焼結体から
    なることを特徴とする固形潤滑剤]。
  2. (2)  ワックスと、主成分たる固体潤滑材料の畝粉
    末との結合組織中に、多孔空隙組織を設けた焼結体であ
    って、その多孔空隙組織は油上含有してなることを特徴
    とする固形潤滑剤。
JP18425282A 1982-10-20 1982-10-20 固形潤滑剤 Granted JPS5974193A (ja)

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JP18425282A JPS5974193A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 固形潤滑剤

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JPS5974193A true JPS5974193A (ja) 1984-04-26
JPS6212958B2 JPS6212958B2 (ja) 1987-03-23

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01271492A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Matsumura Sekiyu Kenkyusho:Kk 押出加工用固型離型剤
CN1034089C (zh) * 1989-07-19 1997-02-19 王金光 带有表面固体润滑层的硬质合金刀片的形成方法
US6764307B2 (en) * 2001-03-28 2004-07-20 Minebea Company, Ltd. Polymer-metal composition retainer for self-lubricating bearing
WO2011148529A1 (ja) * 2010-05-28 2011-12-01 日本潤滑剤株式会社 固形潤滑剤塗布装置
CH704581A1 (de) * 2011-03-01 2012-09-14 Rieter Ag Maschf Schmiervorrichtung für Wanderdeckel.

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WO2011148529A1 (ja) * 2010-05-28 2011-12-01 日本潤滑剤株式会社 固形潤滑剤塗布装置
CH704581A1 (de) * 2011-03-01 2012-09-14 Rieter Ag Maschf Schmiervorrichtung für Wanderdeckel.

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JPS6212958B2 (ja) 1987-03-23

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