JPS5973405A - 塩素の製造方法 - Google Patents

塩素の製造方法

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JPS5973405A
JPS5973405A JP18297782A JP18297782A JPS5973405A JP S5973405 A JPS5973405 A JP S5973405A JP 18297782 A JP18297782 A JP 18297782A JP 18297782 A JP18297782 A JP 18297782A JP S5973405 A JPS5973405 A JP S5973405A
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hydrogen chloride
reaction chamber
light
chlorine
gas
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Hiroshi Sugawa
須川 浩
Sadao Kobayashi
貞雄 小林
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • C01B7/01Chlorine; Hydrogen chloride
    • C01B7/03Preparation from chlorides
    • C01B7/04Preparation of chlorine from hydrogen chloride

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化水素を光化学的に酸化して塩素を製造する
方法に関するものである。
工業的に塩素を製造する方法は、現在、食塩の電気分解
による方法が主流であるが水銀法、隔膜法、イオン交換
膜法とも莫大な設備投資を必要とし、苛性曹達との併産
法であるため塩素需要と苛性曹達需要とのバランスが常
に問題になっている。さらに重要な問題は、石油化学工
業の中で塩素系誘導体を製造する際、必ずともいってよ
い相等モル以上の塩化水素を副生ずるのが普通である。
例えばアリルクロライドの製造、塩化ビニルモノマーの
製造、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン、モノク
ロル酢酸、クロロプレン、プロピレンクロルヒドリン、
エピクロルヒドリン、メタン塩化物、トリクロルエチレ
ン、テトラクロルエチレン、メチルクロロホルム、塩化
ビニリデンなどを製造する際は大量の塩化水素が発生す
る。
この中で二塩化エタンのようにエチレンと塩化水素とを
酸素あるいは空気でオキシクロリネーションすることに
より二塩化エタンと水とを生成するプロセスも確立され
ているが、多くの場合、副生じた塩化水素は高価なアル
カリ源で中和され、産業廃棄物としてすてられている。
一般に塩化水素を塩素に変える方法は古くから知られて
いる。
例えば塩酸と二酸化マンガンより塩素を製造するウェル
トン法があるが、この方法ぞは使用した塩酸の半分は塩
化マンガンになるため、塩素の発生量は理論上より見て
も使用した塩酸の半分にとどまる。しかも工業的には使
用量の30〜41]%の収率を得るに過ぎない。また、
塩化第2銅のような触媒の存在下に450〜600°0
の高温下に直接空気で酸化し、塩素を製造するディーコ
ン法も知られているが、この反応は塩化水素1モルに対
して5.2 Kca11モルの裂しい発熱反応であり、
この反応の応用として多くの触媒についても検討が加え
られている。
さらに電気化学的に塩酸を電解して塩素を発生させる塩
酸電解法もあるが、この方法では電解液の電導度を保つ
必要があるため塩酸を完全に塩素と水素に変えることは
むずかしく、実質的には一部の塩酸が電解されているに
すぎない。
以上の如く、塩化水素あるいは塩酸から塩素を製造する
には、副生物の発生が避けられないか、裂しい高温度条
件が避けられず、莫大な設備投資が必要とされる。
本発明はかかる従来の製造法の欠点を抜本的に改良する
すぐれた塩素の製造法を提供するものである。
即ち、本発明は、酸素および/または空気の存在下に光
化学反応により塩化水素を酸化して塩素を製造するに当
り、ガス状塩化水素を反応室の圧力および温度を10″
〜1o10(,17モルの吸収断面積になる様に側索し
たパルス化したコヒーレント光で光照射することを特徴
とする塩素の製造方法である。
本発明によれば、ガス状塩化水素に反応室内でパルス化
したコヒーレント光で光照射し、かつ反応室内の圧力お
よび温度条件を10−4  、01071モルの吸収断
面積が得られるように選択することにより達成される。
この方法によれば、極めて大きい光子密度および出力が
得られかつ極めて鋭敏な波長を有する単色光が可能であ
り、このようなコヒーレントなレーザー光線によりこれ
までの従来の光源では不可能であった光反応を可能にす
る。
公知のレーザ光源は紫外、可視、赤外スペクルをもつ光
源であるが特に有利なものは紫外スペクトルを有スるエ
キシマレーザである。本発明に使用する塩化水素ガスは
水分そして/あるいは若干の不純物を含んでいても本質
的には問題ない。特に塩素化反応で副生ずる塩化水素を
使用する場合、有利なプロセスを組むことが出来る。
光照射時における反応室内の圧力は、0.5〜20気圧
、望ましくは1〜10気圧の範囲で行うのがよい。更に
温度条件は0\〜400°C1望ましくは100〜30
0°0の範囲で行うのが適切である。温度条件が水の露
点以下の場合、未反応は量子収率が1以上であることが
ら連鎖反応もこの反応に寄与していると考えられる。そ
の場合反応形式は次のように考えられる。
HO(1−□H,+01l− ■(・+021H62 HO2+HOj? →H2O2+ Oll ・→)■2
0 + 1/202 + Oj? ・HO1+ 011
1+−+ 0112+H一連鎖連絡員はこの場合、遊離
の塩素原子かになっている。
レーザ光は最低10″5秒トチ・のインパルスFlおよ
び001〜100ジユールのエネルギーの光束が有利に
使用することができる。
本発明に使用するレーザは特に限定するものではないが
、例えばNd :YAG (、!=265請)、KrF
 (λ= 249 nm、 )、KrO4(λ= 22
51−y+、 )またはArp、(λ= 195 nm
 )、である。他の適当なレーザは色素レーザまたは赤
外範囲のガスレーザである。さらにこのようなコヒーレ
ント光のほかに公知の不コヒーレント光も併用できる。
この時の不コヒーレント光の役割は生成する塩素の解離
を促進し、生成した塩素ラジカルが本反応の連鎖連結員
の働きをするものと推定される。従って低圧水銀灯、お
よび/または中高圧水銀灯で照射した反応室中にコヒー
レント光を照射することによって反応はより促進される
さらに本発明に使用する原料である塩化水素、酸素の各
々の割合は任意にとれる。しかし後処理工程の緊雑さを
考えると塩化水素/酸素のモル比は4/1に近い程適切
である。もちろ゛ん酸素源として空気を使用することは
何ら障害とならない。酸化反応後は液化による精製ある
いはそれに代る精製で窒素を除くことができる。
また本反応は、反応系がバッチ式あるいは連続式のいず
れの方法でも達成される。望ましくは連続式で行うのが
適当である。
本発明の方法によれば、副生物の生成がなく且つ比較的
低温条件で反応が進行するので設備投資も少くてすむの
で経済的にも有利である。
以下に実施例により更に説明する。
実施例1 塩化水素を毎分6.24 y+yJ!、酸素を毎分16
胃1を装入しながらこれに弗化クリプトンレーザ光(λ
= 249ns、出力1−Ow)を20cmの吸収工程
で照射した。反応生成物中には毎分2.9 ma4の塩
素が含まれていた。転化率93係、選択率1o。
チで塩素が生成したことになる。
実施例2 実施例1の装置を用い、3気圧、200oOの条件下、
塩化水素を毎分6.24 ynz−J!、酸素を毎分i
、 (5yybyJ!を装入しながらこれに弗化クリプ
トンレーザ光(λ−249rvn、出力10w)を照射
シ、同時にこれに100W水銀高圧ランプをレーザ光と
直交する形で照射した。反応生成物中には毎分3、12
 yr=tr−1の塩素が含まれていた。反応が定量的
であることを示している。
実施例6 実施例1の装置を用い、3気圧、200oOの条件下、
塩化水素を毎分6.24 rruyi、酸素を毎分16
胃1を装入しながらこれに弗化アルゴンレーザ光(λ=
193ym、出力1 ow)を照射した。
反応生成物中には毎分2.87M1.の塩素が含まれて
いた。転化率90%、選択率は100%で枦た。
参考例 実施例1の装置を用い、6気圧下、2.0O00の条件
下、塩化水素を毎分6.24 mtyJL、酸素を16
胃Jを装入しなから100W低圧水銀ランプで光照射し
た。
反応生成物を分析したところ、0.09 胃Jjの塩素
 5が含まれていた。このことは転化率が6%であるこ
とを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に好適な反応装置の1例を示すも
のである。 図において 1、塩化水素導入口   5レ一デ光照射方向2酸素含
有ガス導入口 6.水銀灯照射方向3ガス予熱器   
  Z生成物出口 4反応益 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)酸素および/または空気の存在下に光化学反応によ
    り塩化水素を酸化して塩素を製造するに当り、ガス状塩
    化水素を反応室の圧力および湿度を10″〜1010 
    、、I 1モルの吸収断面積になる様に側索したパルス
    化したコヒーレント光で光照射することを特徴とする塩
    素の製造方法。 2)最低1045秒掩奎崎のインパルス時間および0.
    01〜100ジユールのエネルギー光束を使用する特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3)0.5〜20気圧の圧力下に光照射する特許請求の
    範囲第1項および第2項記載の方法。 4)0〜400°Cの温度範囲下に光照射する特許請求
    の範囲第1項〜第3項記載の方法。 5)コヒーレント光および不コヒーレント光を交互に使
    用するかまたは不コヒーレント光で照射中にコヒーレン
    ト光をパルス照射する特許請求の範囲第1項〜第4項記
    載の方法。
JP18297782A 1982-10-20 1982-10-20 塩素の製造方法 Granted JPS5973405A (ja)

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