JPS597074Y2 - 合成樹脂製びんの首部成形金型 - Google Patents
合成樹脂製びんの首部成形金型Info
- Publication number
- JPS597074Y2 JPS597074Y2 JP4534079U JP4534079U JPS597074Y2 JP S597074 Y2 JPS597074 Y2 JP S597074Y2 JP 4534079 U JP4534079 U JP 4534079U JP 4534079 U JP4534079 U JP 4534079U JP S597074 Y2 JPS597074 Y2 JP S597074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- neck
- bottle
- template
- bottle neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は射出吹込成形または射出延伸吹込或形などに
よる合或樹脂製びんの首部或形金型に関するものである
。
よる合或樹脂製びんの首部或形金型に関するものである
。
炭酸飲料を充填した合或樹脂製のびんでは、キャップを
開けたとき内圧によって充填物が一気に沸き上り噴き出
ることがある。
開けたとき内圧によって充填物が一気に沸き上り噴き出
ることがある。
特に温度が高いときや搬送直後に開封したときには、そ
のような現象が激しく後り、手や衣服などを汚すことが
多かった。
のような現象が激しく後り、手や衣服などを汚すことが
多かった。
周知のように、このような噴き出し現象は、びん内の高
圧ガスを徐々に排気すれば起らないから、キャップを開
ける過程にて自然に排気するようにすればよいのである
が、ねじによる場合には、キャップとの噛み合の精度が
高いため、キャップを弛めてもねじの隙間から排気が行
われない。
圧ガスを徐々に排気すれば起らないから、キャップを開
ける過程にて自然に排気するようにすればよいのである
が、ねじによる場合には、キャップとの噛み合の精度が
高いため、キャップを弛めてもねじの隙間から排気が行
われない。
そこでキャップのねじやびん首部のねじ部分に排気のた
めの溝などを或形するようにしているが、金型の構造上
キャップ側に排気溝を形或することはできず、びん首部
側でも２次加工を施さない限り、排気用の溝を形或する
ことはできないとされていた。
めの溝などを或形するようにしているが、金型の構造上
キャップ側に排気溝を形或することはできず、びん首部
側でも２次加工を施さない限り、排気用の溝を形或する
ことはできないとされていた。
この考案は上記の点に鑑みて考えられたもので、びん或
形後に２次加工を施することなく、パリソンの戊形時に
ねじと共に溝をも或形できるように金型を構戊したもの
である。
形後に２次加工を施することなく、パリソンの戊形時に
ねじと共に溝をも或形できるように金型を構戊したもの
である。
以下この考案を図示の例により詳細に説明する。
１はネック型またはリップ型と称されているびんの首部
或形金型で、一対の分割金型１ａ，ｌａからなり、第２
図に示すように、射出金型２と嵌合した状態において、
中央に挿入したコア３と内面との間にて、パリソン１０
の戒形時にびん１１の首部となるパリソン首部（以下首
部という）を或形することができるようになっている。
或形金型で、一対の分割金型１ａ，ｌａからなり、第２
図に示すように、射出金型２と嵌合した状態において、
中央に挿入したコア３と内面との間にて、パリソン１０
の戒形時にびん１１の首部となるパリソン首部（以下首
部という）を或形することができるようになっている。
また首部或形金型１は、第３図に示すように、吹込金型
４と嵌合した状態において、伸長ロッド５を有する吹込
コア６を首部内に受入れることができ、伸長ロツド５に
よる軸方向の延伸及び空気の吹込みによりびん１１を戒
形するとき、首部を扶持している。
４と嵌合した状態において、伸長ロッド５を有する吹込
コア６を首部内に受入れることができ、伸長ロツド５に
よる軸方向の延伸及び空気の吹込みによりびん１１を戒
形するとき、首部を扶持している。
上記分割金型１ａ，１ａの内面、すなわち戊形面にはね
じ型７か゛凹設してあり、このねじ型７によってパリソ
ンの射出成形と同時に首部周囲にねじ１２が突出或形さ
れる。
じ型７か゛凹設してあり、このねじ型７によってパリソ
ンの射出成形と同時に首部周囲にねじ１２が突出或形さ
れる。
８は一方の分割金型１ａの側部に縦に貫設した長孔で、
上記ねじ型７を縦断している。
上記ねじ型７を縦断している。
この長孔８には首部周囲のねじ１２に縦溝１３を或形す
る型板９が外側から装着され、型板９の先端は戊形面に
達している。
る型板９が外側から装着され、型板９の先端は戊形面に
達している。
なお型板９の先端位置は、ねじ型内にあればよく、要は
首部のねじ１２に縦溝１３が形成される程度に位置して
いればよい。
首部のねじ１２に縦溝１３が形成される程度に位置して
いればよい。
上記のように構或した首部威形金型１では、コア３の挿
入によってパリソン１０を射出或形したとき、首部周囲
にねじ型７によるねじ１２と、型板９による縦溝１３と
が生じ、このねじ１２及び縦溝１３は吹込金型４にてパ
リソン１０をびん１１に戒形したのちにも、第４図に示
すように、びん１１の首部周囲のねじ１２と、そのねじ
１２を縦断する縦溝１３として残る。
入によってパリソン１０を射出或形したとき、首部周囲
にねじ型７によるねじ１２と、型板９による縦溝１３と
が生じ、このねじ１２及び縦溝１３は吹込金型４にてパ
リソン１０をびん１１に戒形したのちにも、第４図に示
すように、びん１１の首部周囲のねじ１２と、そのねじ
１２を縦断する縦溝１３として残る。
なお図示の例では片側の分割金型にのみ長孔を貫設して
型板を装着しているが、特に一方のみに限定されるもの
ではなく、また型板９は図示のように分割金型１ａと型
板９とにわたり設けたねし孔にねじ部材１４をねじ込ん
で固定することができる。
型板を装着しているが、特に一方のみに限定されるもの
ではなく、また型板９は図示のように分割金型１ａと型
板９とにわたり設けたねし孔にねじ部材１４をねじ込ん
で固定することができる。
この考案は上述のように、内面にねじ型７を有する一対
の分割金型１ａ，ｌａよりなり、かつ中央に挿入したコ
ア３との間にてんびん１１の首部を或形する首部戒形金
型１において、上記分割金型１ａの側部にねし型７を縦
断する長孔８を貫設し、その長孔に首部周囲のねじ１２
に縦溝１３を或形する型板９を嵌装してなることがら、
ねじと同時に縦溝をも或形することができ、ガス排出用
の縦溝を２次加工により設ける必要がない。
の分割金型１ａ，ｌａよりなり、かつ中央に挿入したコ
ア３との間にてんびん１１の首部を或形する首部戒形金
型１において、上記分割金型１ａの側部にねし型７を縦
断する長孔８を貫設し、その長孔に首部周囲のねじ１２
に縦溝１３を或形する型板９を嵌装してなることがら、
ねじと同時に縦溝をも或形することができ、ガス排出用
の縦溝を２次加工により設ける必要がない。
また戒形方向が異なるねじと縦溝とが同時に或形されて
も、分割金型であることから、びんの離型が困難となる
こともなく、金型そのものの構造も、長孔を貫設して型
板を嵌装するだけであるがら簡単で、型板により噴出或
形時における材料樹脂の流れが損われるようなこともな
いなどの特長を有する。
も、分割金型であることから、びんの離型が困難となる
こともなく、金型そのものの構造も、長孔を貫設して型
板を嵌装するだけであるがら簡単で、型板により噴出或
形時における材料樹脂の流れが損われるようなこともな
いなどの特長を有する。
図面はこの考案に係る合或樹脂製びんの首部或形金型を
例示するもので、第１図は射出金型と嵌合した状態にお
ける縦断面図、第２図は第１図ＩＩ−ＩＩ線断面図、第
３図は吹込金型と嵌合した状態における縦断面図、第４
図はびんの正面図である。 １・・・・・・ネック型、１ａ・・・・・・分割金型、
３・・・・・・コア、７・・・・・・ねじ型、８・・・
・・・長孔、９・・・・・・型板、１２・・・・・・ね
じ、１３・・・・・・縦溝。
例示するもので、第１図は射出金型と嵌合した状態にお
ける縦断面図、第２図は第１図ＩＩ−ＩＩ線断面図、第
３図は吹込金型と嵌合した状態における縦断面図、第４
図はびんの正面図である。 １・・・・・・ネック型、１ａ・・・・・・分割金型、
３・・・・・・コア、７・・・・・・ねじ型、８・・・
・・・長孔、９・・・・・・型板、１２・・・・・・ね
じ、１３・・・・・・縦溝。
Claims (1)
- 或形面にねじ型を有する一対の分割金型よりなり、かつ
中央に挿入したコアとの間にてびん首部を或形する首部
或形型において、上記分割金型の側部にねじ型を縦断す
る長孔を貫設し、その長孔に首部周囲のねじに縦溝を或
形する型板を嵌装してなる合或樹脂製のびん首部成形金
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4534079U JPS597074Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 合成樹脂製びんの首部成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4534079U JPS597074Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 合成樹脂製びんの首部成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55146220U JPS55146220U (ja) | 1980-10-21 |
| JPS597074Y2 true JPS597074Y2 (ja) | 1984-03-05 |
Family
ID=28923410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4534079U Expired JPS597074Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 合成樹脂製びんの首部成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597074Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4741917B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-08-10 | 株式会社ナリス化粧品 | チューブ容器 |
-
1979
- 1979-04-06 JP JP4534079U patent/JPS597074Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55146220U (ja) | 1980-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0785146B1 (en) | Process of injection orientation blow moulding of plastic bottles | |
| KR920000264B1 (ko) | 손잡이가 붙은 속이빈 합성수지용기의 성형방법 | |
| JPS5852913Y2 (ja) | 二軸延伸される合成樹脂製壜成形用中間素材 | |
| US20050048235A1 (en) | Blow molded wide mouth pet container and method of manufacture | |
| GB1160982A (en) | Improvements relating to Plastics Containers and their Manufacture | |
| BR122016005603B1 (pt) | pré-forma para a fabricação de frascos plásticos em um processo por sopro ou por estiragem-sopro | |
| JP3677690B2 (ja) | 照明用グローブ等の中空成形品の延伸ブロー成形方法 | |
| JPS597074Y2 (ja) | 合成樹脂製びんの首部成形金型 | |
| JPH0677958B2 (ja) | 合成樹脂容器の射出吹込成形方法 | |
| JP2000043128A5 (ja) | 合成樹脂製容器の成形方法及び金型 | |
| JPH0449023A (ja) | プラスチックボトルの製造方法 | |
| JP4748475B2 (ja) | 射出成形プリフォーム | |
| JP5933367B2 (ja) | 扁平ボトルのプリフォーム及び扁平ボトルの製造方法 | |
| JPS6096434A (ja) | 射出吹込成形方法 | |
| JPH11188779A (ja) | 射出延伸ブロー成形方法 | |
| ITMO970115A1 (it) | Procedimento per realizzare capsule monopezzo in materiale plastico. | |
| BR0107938B1 (pt) | processo e molde de sopro para a produção de um recipiente com uma abertura, e, dispositivo de sopro com um bocal de sopro e um molde de sopro. | |
| JP5246480B2 (ja) | ブロー成形容器と成形方法 | |
| JPH0339226A (ja) | 延伸吹込成形におけるパリソン延伸方法 | |
| JPH0535057B2 (ja) | ||
| CN218615374U (zh) | 一种吹瓶模具的上夹口、模腔结构及吹瓶模具 | |
| JP5270216B2 (ja) | 合成樹脂製ブローボトルの成形方法 | |
| JP4545482B2 (ja) | ブロー成形容器の成形方法 | |
| JPH05327Y2 (ja) | ||
| JPH04270628A (ja) | 射出延伸ブロー成形による中空成形品のエッジ成形方法 |