JPS5968907A - 電圧非直線抵抗体の製造方法 - Google Patents
電圧非直線抵抗体の製造方法Info
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- JPS5968907A JPS5968907A JP57181011A JP18101182A JPS5968907A JP S5968907 A JPS5968907 A JP S5968907A JP 57181011 A JP57181011 A JP 57181011A JP 18101182 A JP18101182 A JP 18101182A JP S5968907 A JPS5968907 A JP S5968907A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は避雷器、サージ吸収器に使用される、酸化亜
鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体の製造方法に関する
ものである。
鉛を主成分とする電圧非直線抵抗体の製造方法に関する
ものである。
従来、酸化亜鉛電圧非直線抵抗体を製造する場材料とし
て使用する。これら各種の粉末は水を加えボールミル等
の手段で混合され、乾燥後適当なバインダを加えて顆粒
をつくり、プレス成形を経て7200℃前後の温度で焼
成して焼結体を得る。
て使用する。これら各種の粉末は水を加えボールミル等
の手段で混合され、乾燥後適当なバインダを加えて顆粒
をつくり、プレス成形を経て7200℃前後の温度で焼
成して焼結体を得る。
これに研磨電極の形成ののち素子が得られる。これらの
工程中、顆粒を形成する造粒工程は大量生産の場合、P
v八(ポリビニールアルコール)などのバインダを加え
た泥漿をトルネートリアクタ、スプレィドライヤ等の乾
燥装置を宿って乾燥顆粒を造ることがよく行われている
。
工程中、顆粒を形成する造粒工程は大量生産の場合、P
v八(ポリビニールアルコール)などのバインダを加え
た泥漿をトルネートリアクタ、スプレィドライヤ等の乾
燥装置を宿って乾燥顆粒を造ることがよく行われている
。
電圧非直線抵抗体の種々の電気特性は、製造方法及びそ
の製造パラメータにより大きく変化することは周知の通
りである。例えば、混合工程の場合、主成分以外の微量
添加物がlθ種類近くあること、各粉体密度がかなり異
なること(酸化亜鉛密度: 、3: A I/cd、f
fl化ビスマス密度: g9 El/cd、酸化珪素密
度:ユコ1/cr1等)などの理由にまり十分均一な混
合をするにはかなり困難な点があった。
の製造パラメータにより大きく変化することは周知の通
りである。例えば、混合工程の場合、主成分以外の微量
添加物がlθ種類近くあること、各粉体密度がかなり異
なること(酸化亜鉛密度: 、3: A I/cd、f
fl化ビスマス密度: g9 El/cd、酸化珪素密
度:ユコ1/cr1等)などの理由にまり十分均一な混
合をするにはかなり困難な点があった。
混合不良はセラミック自体の均一性を悪化させ、ひいて
は電圧非直線性、寿命、各種耐量試験不良などとしてあ
られれる。
は電圧非直線性、寿命、各種耐量試験不良などとしてあ
られれる。
混合の均一性の確保に関する言及は少ないが、例えば特
開昭4’ff−97090号公報に記載されでいるよう
な添加物イオン水溶液を酸化亜鉛粉末に加え、混合する
という方法が提案されている。
開昭4’ff−97090号公報に記載されでいるよう
な添加物イオン水溶液を酸化亜鉛粉末に加え、混合する
という方法が提案されている。
この混合物はミクロな意味でよく混合しており、得られ
た焼結体は通常の粉末を出発原料としだもと のゲ比較すると、粒子径もよく揃い欠陥も少なくしかも
電流−電圧特性、寿命特性などもすぐれている。
た焼結体は通常の粉末を出発原料としだもと のゲ比較すると、粒子径もよく揃い欠陥も少なくしかも
電流−電圧特性、寿命特性などもすぐれている。
こ第1らの塩を混合する方法は、素子にすぐれた特性を
付与するが、実際の製作過穆では泥漿の乾燥方式の点で
問題のあることがわかった。
付与するが、実際の製作過穆では泥漿の乾燥方式の点で
問題のあることがわかった。
これについて若干述べる。第1図に、酸化亜鉛を主成分
とする電圧非直線↑田抗体の#lal構造模型を示す。
とする電圧非直線↑田抗体の#lal構造模型を示す。
図中、抵抗体の微π■1構造は酸化亜鉛を主成分とする
粒子/、主として酸化ビスマスを主成分とする境界層λ
、酸化アンチモノを添加した場合に生じるスピネル等の
粒子3を含む。電圧非直線性が発生する根源は、酸化亜
鉛粒子同志、又は酸化亜鉛及び酸化ビスマスの境界層に
存在する電気的な障壁に関連するものであると考えられ
ている。障壁にかかる電圧の大小により、(1)オーミ
ック領域、(,2)ショットキ領域、(3)トンネル領
域、及び(4’)酸化亜鉛粒子の低抗が電流−電圧特性
を支配する領域とKわかれる。避雷器の場合には課電条
件にもよるが、もれ電流領域はほぼ(コ)に相当しいわ
ゆる制限電圧と定義される電流領域(lOKA−,2o
KA)は(,7)及び(ll)VC相当する。すなわち
、保護特性のすぐ第1た素子は(コ)の領域における電
流安定性(寿命)がよ< 、 (、?)ないしは(4’
lに関係する制限電圧ができる限り小さい方が望ましい
。
粒子/、主として酸化ビスマスを主成分とする境界層λ
、酸化アンチモノを添加した場合に生じるスピネル等の
粒子3を含む。電圧非直線性が発生する根源は、酸化亜
鉛粒子同志、又は酸化亜鉛及び酸化ビスマスの境界層に
存在する電気的な障壁に関連するものであると考えられ
ている。障壁にかかる電圧の大小により、(1)オーミ
ック領域、(,2)ショットキ領域、(3)トンネル領
域、及び(4’)酸化亜鉛粒子の低抗が電流−電圧特性
を支配する領域とKわかれる。避雷器の場合には課電条
件にもよるが、もれ電流領域はほぼ(コ)に相当しいわ
ゆる制限電圧と定義される電流領域(lOKA−,2o
KA)は(,7)及び(ll)VC相当する。すなわち
、保護特性のすぐ第1た素子は(コ)の領域における電
流安定性(寿命)がよ< 、 (、?)ないしは(4’
lに関係する制限電圧ができる限り小さい方が望ましい
。
今迄の微fff1構造の検討及び反応メカニズムの検討
から、酸化ビスマス(又は高温で酸化ビスマスにブfる
ような化合物例えば硝酸ビスマスなど)は、焼成時には
液相となり、rα化曲鉛粒子の結晶成長を1足進し、ク
ロム等のイオンを固溶し、酸化亜鉛粒子をおおうように
存在する。コバルト、ニッケル、マンガン、クロム、ア
ルミニウムなどのイオンは酸化亜鉛粒子に固溶するが、
一部はrl・9化アンチモン(もしくは高温で分解し酸
化アンチモンとなるもの例えば酒石酸アンチモン)とも
もにスピネル粒子を形成する。これから、酸化亜鉛粒子
内に固溶する119分は主として大電流領域(前記(3
)及び(lI))に関連し、j′l@化ビスマスなどの
ように酸化亜鉛と容易に反応せず、粒子間に存在するも
のについては主として低電流領域(前記(ハ及び(2)
)に関係する1、なお、第2相のスピネル粒子は酸化亜
鉛部分、jqj9化ビスマス部分への各種イオンの分配
に関与していると考えられる。
から、酸化ビスマス(又は高温で酸化ビスマスにブfる
ような化合物例えば硝酸ビスマスなど)は、焼成時には
液相となり、rα化曲鉛粒子の結晶成長を1足進し、ク
ロム等のイオンを固溶し、酸化亜鉛粒子をおおうように
存在する。コバルト、ニッケル、マンガン、クロム、ア
ルミニウムなどのイオンは酸化亜鉛粒子に固溶するが、
一部はrl・9化アンチモン(もしくは高温で分解し酸
化アンチモンとなるもの例えば酒石酸アンチモン)とも
もにスピネル粒子を形成する。これから、酸化亜鉛粒子
内に固溶する119分は主として大電流領域(前記(3
)及び(lI))に関連し、j′l@化ビスマスなどの
ように酸化亜鉛と容易に反応せず、粒子間に存在するも
のについては主として低電流領域(前記(ハ及び(2)
)に関係する1、なお、第2相のスピネル粒子は酸化亜
鉛部分、jqj9化ビスマス部分への各種イオンの分配
に関与していると考えられる。
さて、各種の塩の水溶液の作成にあたり、ニッケル、コ
バルト、マンガン及びクロムなどの硝酸塩は水によく溶
解し、また酒石酸アンチモンも易溶性である。一方、ビ
スマスの硝酸塩は水には不溶性で水酸化物状態の自沈を
生じるが、こねに濃鞘酸を添加してDHを小さくするこ
とにより自沈は消滅し均一に溶解する。十分に濃い硝酸
々性中でビスマスイオンは安定に存在するが、この溶液
を多量のP化亜鉛粉末と反応させると、次式に従い硝酸
は酸化亜鉛とすみやかに反応するため、Z、O+ 、2
HNO,→Zn(No1.)、+ H,OF−r(lの
pHは大きくなりビスマスイオンはただちに自沈を形成
する。すなわち、硝酸を含む硝酸ビスマスの水溶液はみ
かけ上一様な水溶液であるが、この水溶液を酸化亜鉛粉
末と混合するとすぐに自沈し同相を形成するため、他の
添加イオン成分との混合と同様には扱えず、均一な分散
性にも問題を生じる。
バルト、マンガン及びクロムなどの硝酸塩は水によく溶
解し、また酒石酸アンチモンも易溶性である。一方、ビ
スマスの硝酸塩は水には不溶性で水酸化物状態の自沈を
生じるが、こねに濃鞘酸を添加してDHを小さくするこ
とにより自沈は消滅し均一に溶解する。十分に濃い硝酸
々性中でビスマスイオンは安定に存在するが、この溶液
を多量のP化亜鉛粉末と反応させると、次式に従い硝酸
は酸化亜鉛とすみやかに反応するため、Z、O+ 、2
HNO,→Zn(No1.)、+ H,OF−r(lの
pHは大きくなりビスマスイオンはただちに自沈を形成
する。すなわち、硝酸を含む硝酸ビスマスの水溶液はみ
かけ上一様な水溶液であるが、この水溶液を酸化亜鉛粉
末と混合するとすぐに自沈し同相を形成するため、他の
添加イオン成分との混合と同様には扱えず、均一な分散
性にも問題を生じる。
特にこれらの泥漿を静置して乾操すると、ビスマスイオ
ン以外は水溶液の蒸発乾固物となるが、ビスマスは自沈
物として同相から乾燥されることになり、しかもこの密
度が極めて大きいことからビスマスに関しては均一性の
高い乾燥粉末を得ることが極めて困難となり、これが低
電流側の電流電圧特性を悪化させ、寿命特性にも悪影響
を与えることがわかった。
ン以外は水溶液の蒸発乾固物となるが、ビスマスは自沈
物として同相から乾燥されることになり、しかもこの密
度が極めて大きいことからビスマスに関しては均一性の
高い乾燥粉末を得ることが極めて困難となり、これが低
電流側の電流電圧特性を悪化させ、寿命特性にも悪影響
を与えることがわかった。
なお、ここで硝酸ビスマスの使用を主としてのべてきた
が塩酸ビスマスをアルコール溶液で使用した場合にも水
が多量にあると容易に加水分解を起し同相を形成するの
で同様である。
が塩酸ビスマスをアルコール溶液で使用した場合にも水
が多量にあると容易に加水分解を起し同相を形成するの
で同様である。
いずれにしても、ビスマスイオン忙関しては溶液状態で
酸化亜鉛と混合することは困難であるため、この自沈物
が生じてもできるだけよりよい混合状態で乾燥させる必
要がある。こうすわば他の添加イオンの分散性はもとも
と良好なため、全体的に均一性が向上し、低電流側の電
流電圧特性も大巾に改善されることがわかった。
酸化亜鉛と混合することは困難であるため、この自沈物
が生じてもできるだけよりよい混合状態で乾燥させる必
要がある。こうすわば他の添加イオンの分散性はもとも
と良好なため、全体的に均一性が向上し、低電流側の電
流電圧特性も大巾に改善されることがわかった。
ここで量産性を考慮し、しかもできるだけ各元素が均一
に混合された状態で乾燥が可能であることを条件として
種々検討した結果、噴霧乾燥器を使用する方法が望まし
いことがわかった。しかも従来実施されているような水
溶性バインダを加えておくことにより球状の顆粒が得ら
れ、さらに比較的高温度で乾燥されるため、各種塩も分
解されやすいものを使用しておけば塩の熱分解工程も不
用であるなどの有利な点もあることがわかった。
に混合された状態で乾燥が可能であることを条件として
種々検討した結果、噴霧乾燥器を使用する方法が望まし
いことがわかった。しかも従来実施されているような水
溶性バインダを加えておくことにより球状の顆粒が得ら
れ、さらに比較的高温度で乾燥されるため、各種塩も分
解されやすいものを使用しておけば塩の熱分解工程も不
用であるなどの有利な点もあることがわかった。
この発明は以上のような知見に基いてなされたものであ
り、酸化亜鉛を主成分とした電圧非直線抵抗体を製造す
る方法樗おいて、酸化亜鉛粉末、添加物の金属塩水溶液
、添加物の一部の沈澱物及び水溶液バインダを含む混合
泥漿を攪拌又は擾乱により均一化し、該混合泥漿を連続
的に噴霧乾燥し、前記酸化亜鉛粉末以外の沈澱物及び各
種塩の分解及び酸化と、顆粒の形成とを同時に行なう電
圧非直線抵抗体の製造方法に存する。
り、酸化亜鉛を主成分とした電圧非直線抵抗体を製造す
る方法樗おいて、酸化亜鉛粉末、添加物の金属塩水溶液
、添加物の一部の沈澱物及び水溶液バインダを含む混合
泥漿を攪拌又は擾乱により均一化し、該混合泥漿を連続
的に噴霧乾燥し、前記酸化亜鉛粉末以外の沈澱物及び各
種塩の分解及び酸化と、顆粒の形成とを同時に行なう電
圧非直線抵抗体の製造方法に存する。
上記混合泥漿は好適には酸化亜鉛、添加物塩水溶液、及
び水溶性バインダを含む泥漿に!終的に濃硝酸を含むビ
スマスイオン溶液を加えて製造する。
び水溶性バインダを含む泥漿に!終的に濃硝酸を含むビ
スマスイオン溶液を加えて製造する。
また、金属塩は噴パ乾燥時に分解する化合物で硝酸塩及
び酒石酸塩のいず11かが好適九使用できる。噴1乾燥
時の熱風温度は好適には金属塩の分解に必要な温度で、
かつ水溶性バインダを分解しない温度に設定する。
び酒石酸塩のいず11かが好適九使用できる。噴1乾燥
時の熱風温度は好適には金属塩の分解に必要な温度で、
かつ水溶性バインダを分解しない温度に設定する。
以下にプロトタイプの実験の実施例に沿って本ざ11明
を告明する。
を告明する。
実施例
第一回に一例として二流体ノズル方式の噴霧乾燥器の場
合の混合造粒過程の概略図を示した。図中、ディスパー
ミルクで製造した泥漿は泥漿輸送用ポンプ乙によりコン
プレツサ10(二流体ノズルの場合)の圧縮空気と共に
噴霧乾燥器本体6内のノズル/lから噴霧さ第1る。加
熱器7を通った空気は噴霧乾燥器本体(加熱塔)本体6
に大りノズルl/から飛来する霧を瞬時に乾燥させ、乾
燥粉を顆粒取り出し口/コから取り出す。
合の混合造粒過程の概略図を示した。図中、ディスパー
ミルクで製造した泥漿は泥漿輸送用ポンプ乙によりコン
プレツサ10(二流体ノズルの場合)の圧縮空気と共に
噴霧乾燥器本体6内のノズル/lから噴霧さ第1る。加
熱器7を通った空気は噴霧乾燥器本体(加熱塔)本体6
に大りノズルl/から飛来する霧を瞬時に乾燥させ、乾
燥粉を顆粒取り出し口/コから取り出す。
混合泥漿の調製は以下のように行なう。ディスパーミル
内に水をlsj程度入れ、更忙3%PVA溶液2L、界
面活性剤2%水溶液/Jl及び消泡剤コθccを入j1
あらかじめ混合しておく。次に硝酸ニッケル、硝酸コバ
ルト、硝酸クロム、硝酸アルミニウムを所定量秤量し全
体10J、の水に溶解して卦く(第1液)。次にやはり
所定量の酸化アンチ′モンを酒石酸水溶液に溶解して第
コ液□31をつくり、硝酸ビスマスを水、y、oocc
t濃硝酸lθθccの混合溶液に溶かし第3液をつくっ
てビーカ忙準備しておく。
内に水をlsj程度入れ、更忙3%PVA溶液2L、界
面活性剤2%水溶液/Jl及び消泡剤コθccを入j1
あらかじめ混合しておく。次に硝酸ニッケル、硝酸コバ
ルト、硝酸クロム、硝酸アルミニウムを所定量秤量し全
体10J、の水に溶解して卦く(第1液)。次にやはり
所定量の酸化アンチ′モンを酒石酸水溶液に溶解して第
コ液□31をつくり、硝酸ビスマスを水、y、oocc
t濃硝酸lθθccの混合溶液に溶かし第3液をつくっ
てビーカ忙準備しておく。
ml液及びml液を全量ディスパーミル内に投入して約
l1公理合後、これFC酸化亜鉛粉末/θk17をゆっ
くり(全量を約70程度度かけて)混入し、約1時間混
合運転をする。最後に第3液を約5分位かけてゆっくり
混入し、そり後15分程度全体で/−lj時間位混合す
る。この混合泥漿をポンプで噴霧乾燥器に連続的忙供給
する。噴霧乾燥器の運転条件は熱風温度約、250℃、
排風温度7.2θ℃、噴霧圧lθ製、吐出圧θIr〜で
ある。
l1公理合後、これFC酸化亜鉛粉末/θk17をゆっ
くり(全量を約70程度度かけて)混入し、約1時間混
合運転をする。最後に第3液を約5分位かけてゆっくり
混入し、そり後15分程度全体で/−lj時間位混合す
る。この混合泥漿をポンプで噴霧乾燥器に連続的忙供給
する。噴霧乾燥器の運転条件は熱風温度約、250℃、
排風温度7.2θ℃、噴霧圧lθ製、吐出圧θIr〜で
ある。
この泥漿貴では約/に分程度で乾燥は完了し、乾燥塔下
部より粉末をとり出す。得られた粉末の粒度分布として
は130μ以上二り0%、/θ0〜/ 、’; OBs
tl 0%、 / + o 〜、t O/1:、2
o%稈度であり、粉末混合品・とほとんど違わない。流
れ性はほぼ粉末混合品と同様で、カナ密度は/コ11/
ri とやや小さかった。顕微鏡観察では形状もほぼ球
状で若干連鎖球その他の異形も、f−1つだ。
部より粉末をとり出す。得られた粉末の粒度分布として
は130μ以上二り0%、/θ0〜/ 、’; OBs
tl 0%、 / + o 〜、t O/1:、2
o%稈度であり、粉末混合品・とほとんど違わない。流
れ性はほぼ粉末混合品と同様で、カナ密度は/コ11/
ri とやや小さかった。顕微鏡観察では形状もほぼ球
状で若干連鎖球その他の異形も、f−1つだ。
この造粒粉り末の一部を熱天秤などで調べると、水およ
びPVへ、界面活性剤の分解によると思われる取計減少
が〜tθO℃付近迄に観察されるが、硝酸塩分解による
と思われる特別な反応はみられず、噴霧乾燥時点でほと
んど分解が完了してしまっていると考えら第1る。それ
故特別な熱分子L+”l工程も不用であることがわかっ
た。
びPVへ、界面活性剤の分解によると思われる取計減少
が〜tθO℃付近迄に観察されるが、硝酸塩分解による
と思われる特別な反応はみられず、噴霧乾燥時点でほと
んど分解が完了してしまっていると考えら第1る。それ
故特別な熱分子L+”l工程も不用であることがわかっ
た。
得られた粉末を使用し、通常の一軸性成形器で30θ〜
の加圧力でプレスし、/、20θ℃で9時間焼成した後
研磨電極づけをおこない電流電圧特性を調べた(これを
A試料とする)。各種塩溶液、ビスマス沈澱物、酸化亜
鉛粉末泥漿をバッチ式の静置乾燥方法をとった後、全く
同様なプロセスで素子をつ(つた場合なり試料、粉末混
合品をC試料とする。
の加圧力でプレスし、/、20θ℃で9時間焼成した後
研磨電極づけをおこない電流電圧特性を調べた(これを
A試料とする)。各種塩溶液、ビスマス沈澱物、酸化亜
鉛粉末泥漿をバッチ式の静置乾燥方法をとった後、全く
同様なプロセスで素子をつ(つた場合なり試料、粉末混
合品をC試料とする。
これら八、B及びC試料の収縮率を調べたところ表のよ
うな結果となり、明らかIl’CA試料及びB試料は粉
末混合C試料よりよく収縮しており、均一な反応焼結が
起っていることが5かがい得る。
うな結果となり、明らかIl’CA試料及びB試料は粉
末混合C試料よりよく収縮しており、均一な反応焼結が
起っていることが5かがい得る。
なお、酸化亜鉛粒子径はA、B及びC試料でほぼ758
mで一定であった。
mで一定であった。
A素子 B素子 C素子
次に各試料の電流・電圧特性を測定した結果を第2図に
示す。図からも明らかなように、入試料は全電流領域で
すぐれた電流・電圧特性を示すが、B試料は特に低電流
領域において、C試料はそのいずれともにおいて劣って
いる。
示す。図からも明らかなように、入試料は全電流領域で
すぐれた電流・電圧特性を示すが、B試料は特に低電流
領域において、C試料はそのいずれともにおいて劣って
いる。
B試料では静置乾燥時のビスマスイオンの分布不均一性
が低電流領域の特性悪化をまねき、C試料は粉末混合で
最も悪い結果となった。
が低電流領域の特性悪化をまねき、C試料は粉末混合で
最も悪い結果となった。
噴霧乾燥方法は、すで忙乾燥工程における量産性につい
ては一般的に確認されてかり、ここに示したプロトタイ
プのものもスケールアップは極めて容易である。また、
ここでは二流体方式の噴霧#検器について述べたが、デ
ィスク形、その他の方式の噴霧乾燥器についても本質的
には同様である。
ては一般的に確認されてかり、ここに示したプロトタイ
プのものもスケールアップは極めて容易である。また、
ここでは二流体方式の噴霧#検器について述べたが、デ
ィスク形、その他の方式の噴霧乾燥器についても本質的
には同様である。
以上のように、各種添加イオンの水溶液を使用すること
及び泥漿の乾燥方式を検討することにより、量産性にす
ぐれた興法を提供し、また、電圧非直線抵抗体の基本特
性である電流・電圧特性の改善が実現された。
及び泥漿の乾燥方式を検討することにより、量産性にす
ぐれた興法を提供し、また、電圧非直線抵抗体の基本特
性である電流・電圧特性の改善が実現された。
第1図は軍、圧非的線抵抗体の微細構造を示す模式図、
第2図はこの発明に基く混合造粒過程を説明する和気略
図、ホ、7図はこの発明に基いて製造した素子及び従来
法により製造した素子の電流電圧特性を示す図である。 図中、 /・・1′1″を化亜鉛を主成分とする粒子、コ・・酸
化ビスマスを主成分とする境界層、3・・スピネル粒子
、り・・ディスパーシル、S・・泥漿m 送用ボンダ、
t・・噴霧乾燥器本体、7・・空気加熱器、g・・ザイ
クロン、り・・排風器、/θ・・コンプレッサ、//・
・ノズル、7.2・・顆粒取出し[]。 代理人 葛 野 信 −
第2図はこの発明に基く混合造粒過程を説明する和気略
図、ホ、7図はこの発明に基いて製造した素子及び従来
法により製造した素子の電流電圧特性を示す図である。 図中、 /・・1′1″を化亜鉛を主成分とする粒子、コ・・酸
化ビスマスを主成分とする境界層、3・・スピネル粒子
、り・・ディスパーシル、S・・泥漿m 送用ボンダ、
t・・噴霧乾燥器本体、7・・空気加熱器、g・・ザイ
クロン、り・・排風器、/θ・・コンプレッサ、//・
・ノズル、7.2・・顆粒取出し[]。 代理人 葛 野 信 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 酸化it+i鉛を主成分とした電圧非直線抵
抗体を製造する方法において、酸化亜鉛粉末、添加物の
金属塩水溶液、添加物の一部の沈澱物及び水溶性バイン
ダを含む混合泥漿を攪拌又は擾乱により均一化し、該混
合泥漿を連続的に噴霧乾燥し、前記酸化亜鉛粉末以外の
沈澱物及び各種塩の分解及び酸化と、顆粒の形成とを同
時に行なうことを特徴とする、電圧非直線抵抗体の製造
方法。 (,2)混合泥漿が酸化亜鉛、添加物塩水溶液、及び水
溶性バインダを含む泥漿に最終的に濃硝酸を含むビスマ
スイオン溶液を加えて製造する特許請求の範囲第1項記
載の電圧非直線抵抗体の製造方法。 (3)金属塩が噴霧乾燥時に分解する化合物で硝酸塩及
び酒石酸塩のいずれかである特許請求の範囲第1項記載
の電圧非直線抵抗体の製造方法。 (lI)噴霧乾燥時の熱風温度を金属塩の分解に必要な
温度でかつ水溶性バインダを分解しない温度に設定する
特許請求の範囲第1項記載の電圧非直線抵抗体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57181011A JPS5968907A (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57181011A JPS5968907A (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968907A true JPS5968907A (ja) | 1984-04-19 |
JPH0360163B2 JPH0360163B2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=16093179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57181011A Granted JPS5968907A (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5968907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102003A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-20 | 株式会社東芝 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP57181011A patent/JPS5968907A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102003A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-20 | 株式会社東芝 | 電圧非直線抵抗体の製造方法 |
JPH0510804B2 (ja) * | 1984-10-25 | 1993-02-10 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360163B2 (ja) | 1991-09-12 |
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