JPS5968888A - イオン注入バブルデバイスの製造方法 - Google Patents

イオン注入バブルデバイスの製造方法

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JPS5968888A
JPS5968888A JP57178897A JP17889782A JPS5968888A JP S5968888 A JPS5968888 A JP S5968888A JP 57178897 A JP57178897 A JP 57178897A JP 17889782 A JP17889782 A JP 17889782A JP S5968888 A JPS5968888 A JP S5968888A
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JP57178897A
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Tsutomu Miyashita
勉 宮下
Keiichi Betsui
圭一 別井
Yoshio Sato
良夫 佐藤
Makoto Ohashi
誠 大橋
Kazuo Matsuda
松田 和雄
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/14Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、イオン注入バブルデバイスの製造方法特に大
きな誘起異方性磁界ΔHkが得られる基板作製法に関す
る。
技術の背景 磁気バブル装置ではバブル用磁性基板上に第1図(al
の如きパーマロイパターン10を配設し、面内回転磁界
を加えて該パターンを磁化し、該パターン周縁に沿って
移動する磁極を作ってバブル12を該磁極と共に移動さ
せる。矢印はバブル伝播軌跡の一例を示す。バブル径と
当初は6μm程度、その後改良されるにつれて3.+1
m、1μmなどに微小化され、高集積化、大容量化が図
られている。
バブルが径1μmなどと微小になると多数のパターン1
0を、間隙gをおいて配列するこの(81図の方式では
、該間隙gもバブル径に合わせて小にする必要があるの
で製作しにくい、バブル伝播が間隙部で阻害される等の
問題が出てくる。イオンtl:入バブルデバイスはか\
る問題に対処できるもので、イオン注入で磁性基板表面
の磁化容易軸を変えることによりバブル伝播路を構成す
る。
即ち第1図fbl、 fc)に示すように(前者は平面
図、後者は断面図)、例えばGGGからなる非磁性基板
14にバブル用ガーネット磁性層16を液相エピタキシ
ャル成長させ、その上に金(A ll’) H’Jヲ蒸
着したのちパターニングして側縁が三角波状の膜18を
作り、全面にイオン打込み20する。金膜18がある部
分ではイオンは該金膜に遮ぎられて磁性基板16に達し
ないが、金膜のない所では磁性基板に入りイオン打込み
層16aを作る。液相エピタキシル層16の磁化容易軸
はその厚み方向にあり、基板と垂直なバイアス磁界を加
えることによりバブルを発生、保持できる。しかしイオ
ン打込み1i16aでは、打込まれたイオンが結晶内に
入って結晶を膨張させようとし、しかしこれは周囲の液
相エピタキシャル層により阻止されるので表面開放面側
へ膨出させる力となり、か\る歪でN 16 aの磁化
容易軸は面に平行な方向を向く。つまり誘起磁気異方性
が生じる。か−る磁性基板16を面内磁場で磁化すると
、磁化は該磁場の方向に生じるが、金膜18の周縁では
該周縁に沿って生し、従って該周縁群しくはイオン打込
みされた層とされない層の境界が伝播パターン10と同
様に、回転磁界の回転に伴なってバブルを伝播させる機
能を持つ。金膜1Bは、イオン打込み後は除去してよい
。またバブルは、磁化容易軸が厚み方向を向く液相エピ
タキシャル屓16内に制限される。以上がイオン注入型
バブルデバイスの概要であり、この型のデバイスでは間
隙gがなくパターンは連続しているので微細パターンで
も製作容易であり、勿論間隙gでバブルが引掛って伝播
しなくなる等の問題がない。
従来技術と問題点 イオン注入するイオンは一般にNe+イオンと11″イ
オンである。誘起異方性磁界は注入イオン量を大にする
程大になるが、無制限に大になるのではなく、Ne+イ
オンなどではある点で飽和しそしてその飽和値でもバブ
ル伝播路形成に必要な値を満していない。Ne+イオン
に比べて11+イオンの方が大きな誘起異方性磁界ΔH
kが得られる。しかしH”4オンは粒径が小さいのでN
e+イオンに比べて多量のイオンを打込む必要があり、
注入時間が非常に長くなる。また■1イオンは微小なの
で注入後に移動し、安定性が悪いという問題もある。
そこで一般にはこれらの両方を打込む多重イオン注入法
を採用し、■+イオンの注入量を制御して必要な異方性
磁界ΔHkが得られるようにしている。
しかし、所要時間は相当に長い。
発明の目的 本発明は、イオン注入時間が比較的短くて必要な誘起異
方性磁界が得られるバブルデバイスの製造方法を提供し
ようとするものである。
発明の構成 本発明はバブル用磁性基板の表面に選択的にイオン注入
してバブル伝播パターンを形成し、次いで該基板上に絶
縁スペーサを被着し、その上にバブル検出パターン等を
形成するイオン注入バブルデバイスの作製法において、
該イオン注入後、該基板を250〜450℃に上昇させ
てスパッタして前記絶縁スペーサを被着することを特徴
とするが、次に実施例を参照しながらこれを詳細に説明
る。
発明の実施例 第2図は本発明に係るバブルデバイスの要部を示す。1
6はGGG基板上に液相エピタキシャル成長させたYS
m Lu Ca Ge IG層で、その上面部16aI
は、層16の全面にNe+イオンを50KeVでそして
lXl0 7cm  のドーズ量で打込んでなる層であ
る。これより下層の16a2は、Ne4−イオンを20
0Ke■でそして2×1014/crn” のドーズ量
で打込んでなる層、16a3は11″イオンを50Ke
VでそしてX X 10”/am2のドーズ量で打込ん
でなる層で、これらは点線で示す金マスク18を被着し
たのちイオン打込みして作り、前述のバブル伝播路を構
成させる。上記のXは2〜6とする。1i16a+、1
6a2,16a3は打込んだイオンN e” 、 N 
e+、  H4−の濃度のピークおよびその周辺を示し
ており、各層の深さは0.1μm、Q、3μm、、0.
5μm程度である。
この眉の深さ、具体的にはイオン加速電圧は適宜変更で
きる。イオン注入後金マスク18は除去し、次いで二酸
化シリコン(SiO2)の第1スベーザ20をRF(高
周波)スパッタ法で形成する。
その後イオン注入層を安定化するため350℃で30分
間熱処理し、第1スペーサ20上にバブル検出パーマロ
イパターン22及び酸化クロム(Cr203)膜24を
形成したのちSiO2の第2スペーサ26を同様にRF
スパッタ法で形成し、バブル検出パターン22.24に
対して窓開きなどしたのち金属(Ti−Au)蒸着、そ
のパターニングをしてコンダクパターン28を形成した
のち再びSiO2を被着して保護膜3oを形成してなる
本発明では、第1スペーサ20をRFスパ、7りで形成
する時、基板温度を上げる。一般にこのスパッタは低温
で行なうのが望ましいとされ、強制冷却で基板は低温に
保持するが、本発明では第3図に示すように基板温度を
上昇させる。第3図の横軸はスパッタ時間、縦軸は基板
温度であり、時間Oは基板をRFスパッタ装置に装入し
た時点を示す。スパッタが行なわれると装置温度が上昇
するので、基板は装入後、昇温しでいる装置の温度の影
響で常温から上り始めるが、10分経過まではスパッタ
装置の5102ターゲートと基板との間にあるシャッタ
を閉じておき、スパッタは行なわない。10分後シャッ
タを開き、スパッタを開始する。これにより基板温度は
急速に上昇し、一定値本例では335℃に落ち付く。3
0分後にシャッタを開き、スパックを終了させる。
第4図はスパッタ中の基板温度Tsと誘起異方性磁界Δ
Hkとの関係を示す。スパッタ温度4゜0℃が最も誘起
異方性磁界ΔHkを大にする。このグラフは前記の注入
条件(但しx−2)で、そして第1スペーサ形成後35
0℃、30分間の熱処理をしたものにつき得た。左端の
測定点は常温従って温度上昇を抑えたもののデータであ
る。このグラフを見ると4oo℃のスパッタでは常温ス
パックヨリΔHkは25%程改善されており、高温スパ
ッタの有利性がよく分る。このグラフはイオン種には依
らず、従ってH+イオンはHe+などでもよい。従来方
法では基板温度を2oo℃以下に抑えることが推奨され
ているが、このように低温に抑える理由の1つは、注入
したイオン特に11+イオンが高温になると運動が激し
くなり、基板外へ放散してしまうことが危惧されるから
である。
本発明でもこの11〜オンの散逸問題はあり、従って基
板を高温に昇温したのち、やおらスパッタを開始すると
いう処理は好ましくなく、上述のようにスパッタ開始で
昇温させるといった方法をとるのが望ましい。このよう
にするとスパッタ開始で被着し始めたSiO2膜が■1
イオンの散逸を防ぐと考えられる。なおスパッタ温度を
余りに高温にすると第4図のグラフに示されるようにΔ
Hkは減少し始めるが、これはHイオンの散逸によると
考えられる。従ってスパッタ温度は250℃〜450℃
が好ましく、この温度範囲を維持するには基板の強制冷
却を調整してもよいが、RF電力を適当に設定するのが
簡便である。
高温RFスパッタで第1スペーサ20を被着したのちイ
オン注入層安定化のため熱処理(350℃、30分)を
するが、スペーサ20を被着しておくとこの熱処理でも
ΔHkが減少することはない。スペーサ20を被着せず
に熱処理すると、ΔHkは減少してしまう。第1スペー
サ20の膜厚2000人程度とする。
イオン注入型バブルデバイスとしてはΔHk=3000
 0eは欲しい所である。従って従来の低温スパッタな
ら更にドーズ量を高める従ってH+イオン注入時間を大
にする必要がある。この点本発明によれば300〜45
0℃の高温スパッタでΔHk=3000以上となるから
、従来法より少ないイオン注入量、所要時間で済む。
第5図はH+イオンのドーズ量に対する誘起異方性磁界
ΔHkの関係を示す。点線はS i02第1スペーサス
パッタ時の基板温度Tsが50℃の場合、実線はそれが
350℃の場合である。図から明らかなように基板温度
が高いと同じドーズ量に対して常にΔHkが大である。
発明の詳細 な説明したように本発明によれば、二酸化シリコンの第
1スペーサ形成のためのスパッタ中の基板温度を高温(
250°〜450”c)に保持するので、イオンドーズ
量が少なくても大きなΔ1(l(が得られ、所要時間を
短縮できる利点が得られる。
またスパッタ温度を変えて同一ドーズ量でもΔHkを所
望値にする等、ΔHkの調整手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
0 第1図はバブルデバイスの要部説明図、第2図は本発明
の実施例を示す断面図、第3図〜第5図は各種特性曲線
図である。 図面で、16はバブル用磁性基板、16a2゜16a3
は伝播パターンを形成するイオン注入層、20は絶縁ス
ペーサ、22はバブル検出パターンである。 出願人 富士通株式会社 代理人弁理士  青  柳    稔 1 第1図 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バブル用磁性基板の表面に選択的にイオン注入してバブ
    ル伝播パターンを形成し、次いで該基板上に絶縁スペー
    サを被着し、その上にバブル検出ハ))−ン等を形成す
    るイオン注入バブルデバイスの作製法において、該イオ
    ン注入後、該基板を250〜450℃に上昇させてスパ
    ッタして前記絶縁スペーサを被着することを特徴とする
    イオン注入バブルデバイスの製造方法。
JP57178897A 1982-10-12 1982-10-12 イオン注入バブルデバイスの製造方法 Granted JPS5968888A (ja)

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JPS5968888A true JPS5968888A (ja) 1984-04-18
JPS6160502B2 JPS6160502B2 (ja) 1986-12-20

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