JPS596842A - 固形油脂の製造装置 - Google Patents

固形油脂の製造装置

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JPS596842A
JPS596842A JP11599382A JP11599382A JPS596842A JP S596842 A JPS596842 A JP S596842A JP 11599382 A JP11599382 A JP 11599382A JP 11599382 A JP11599382 A JP 11599382A JP S596842 A JPS596842 A JP S596842A
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JP
Japan
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oils
solid
temperature
solid fats
solid fat
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JP11599382A
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JPH0116131B2 (ja
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Hirohisa Sasaki
佐々木 洋久
Kouichirou Marusugi
丸杉 光一郎
Hiroaki Hoshino
星野 博明
Hideaki Kusakawa
草川 英昭
Junzo Enomoto
榎本 順三
Yoshifumi Minowa
美濃和 芳文
Tetsuo Moriguchi
哲雄 森口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyoshi Yushi KK
Mitsubishi Electric Corp
Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
Original Assignee
Miyoshi Yushi KK
Mitsubishi Electric Corp
Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばバター、マーガリン、ショートニングな
どの固形油脂の熟成期間を短縮することのできる固形油
脂の製造方法及び装置に関する。
バター、マーガリン、ショートニングなどの固形油脂は
そのクリーミング性を改善するために熟成(テンパリン
グと呼ばれることもある)を行う必要がある場合がある
。特に洋菓子類製造に用いられる固形油脂は熟成の度合
によって製造時の作業性に大きな影響を与えるため、熟
成したのちに出荷されている。
従来、固形油脂の熟成は固形油脂を所定の処方に従って
配合した後、出荷までにその固形油脂の融点よりも低い
温度雰囲気(例えば約87°Cの融点をもつ固形油脂の
場合には例えば84°C程度の雰囲気)中に12〜14
8時間と云った長時間保管することによって行われてい
る。こうして、バター等固形油脂の製造工程は一般にパ
イプラインによる連続工程で行われているにも拘らず、
熟成工程tごけは、その完了までに長時間を要すること
から一定量ずつを容器に充填して放置熟成するバッチ方
式が採用されている。このため熟成工程も連続工程によ
って行うことが要望されていた。
先に固形油脂の熟成工程の物理的、化学的意味について
検討し、熟成とは過冷却状態から急激に結晶化した固形
油脂結晶の部分融解、配向、再結晶であり、熟成させる
ためには固形油脂を融点近くの所定の温度までに昇温さ
せなければならないことを明らかにした。また従来の熟
成室での工程が、熱容量が大きく、シかも熱伝導率が小
さい固形油脂を、部分融解を防ぐための温度差の少ない
熱源を用いて所定の温度まで熱伝導によって昇温させる
ことであり、単純な熱計算によっても12〜148時間
が熟成工程に必要であることを示した。
そして熟成工程において固形油脂にマイクロ波を照射し
て熟成温度までに昇温させれば、5分以下の短時間でで
も熟成工程を完了させられることを明らかにした(特願
昭56−21158号)。
その後このマイクロ波による熟成工程を製造ラインに導
入すべく研究を続けてきたが、製造ラインを流れる固形
油脂の容量には納入先によって例えば10〜80kgと
いうような範囲で変化があり、またその形状も一定でな
く金属の缶を用いる場合もあることから、コンベア上を
移動する状態で容器に入れた固形油脂をマイクロ波照射
によって均一に昇温させるのは困難であった。熟成温度
まで全体の昇温を狙うと一部に(特に容器の角の部分)
溶融が起って商品価値を減じる。この一部溶融現象を防
ごうとすれば平均温度が熟成温度までに達しない状態と
なりがちで熟成が不完全になる可能性が大きくなる。こ
のようなマイクロ波照射による昇温の不均一性を是正す
るには、容器の厚さを10on以下に限定するかマイク
ロ波によって行う昇温の幅を8°C以下にするなど多く
の制限条件がつ(ことも明らかになった。しかし製造ラ
インにおいて製品取出温度(結晶を生成させ混練したの
ち輸送管から固形油脂が吐出される温度)を制御するこ
とはできないため、これらの制限条件を現行の製造ライ
ンへ適用することは認められないものである。
本発明者らは、マイクロ波照射による固形油脂の熟成工
程での制限条件を除くため鋭意研究の結果本発明を完成
するに到った。
すなわち、この発明はマイクロ波を用いた固形油脂の熟
成を容易に行なうことのできる固形油脂の製造方法また
は装置を提供することを目的とするものである。
通常、固形油脂の製造において、製品取出温度は固形油
脂の品質によって決められるが、本発明者らの研究によ
れば熟成温度とは強い相関性がないこと、昇温中に固形
油脂が移動していて(応力が4・た状態であ・て)も熟
成温度(融点のような一定点ではなく幅のあるものと考
えられる)の範囲に昇温された状態から静止の状態にし
て徐冷されて行けば熟成できることがわかった。−例と
して固形油脂の移動工程において、上記固形油脂にマイ
クロ波を照射して移動路で熟成温度までに昇温させ、所
定の容器に詰めて室内で自然放冷すれば熟成が完了する
。このとき固形油脂の熱伝導を利用Iノて昇温させると
数百メートルにわたって加温させる必要があり実際的で
はない。
図はこの発明の一実施例に用いたマイクロ波加熱装置を
示す斜視図である。図において(1)は固形油脂の移動
路に介装されるマイクロ波加熱装置、0◇は固形油脂輸
送管(図示せず)との接続部であり、この接続部(+1
)は2個以上のマイクロ波加熱装置を連げるときにも用
いることができる。Q路は上記接続部01)に連続され
た金属製輸送管、rmはこの輸送管0埠に連接された誘
電体(例えば高分子材料)からなる固形油脂の移動路、
(141はこの移動路0を包囲する共振器、00はこの
共振器04に設けられたマイクロ波発生装置(図示せず
)との接合部である。上記マイクロ波発生装置は導波管
(図示せず)を介して上記接合部0時に接続できる。
結晶生成後好ましくは混練された固形油脂は金属被輸送
管(12を通って移動路0→中でマイクロ波を照射され
て昇温が行われる。このとき移動路0擾が誘電率の大き
い材料によってつくられていると、移動路α罎が異常に
昇温するので、この移動路0罎を構成する誘電体材料と
しては例えば高密度ポリエチレン、架橋ポリエチレン、
ポリ4フツ化エチレン等の高分子材料が好しい。また、
この移送路の太さは特に限定されるものではないが内径
が約10m以下であることは、固形油脂中でのマイクロ
波の吸収を考慮すると好しい。
移動路内を流れる固形油脂の里、流速等によってマイク
ロ波加熱装置(1)を二個以上連結してもよく、最終的
にマイクロ波加熱装置を出たとき固形油脂の温度は熟成
温度に昇温しでおく。
マイク、四肢加熱装置(1)で昇温された固形油脂は所
定の容器に入れられて計量されたのち、室内に放置され
冷却される。このとき、固形油脂の熱容量が大きいこと
と熱伝導係数が小さいことによって固形油脂は徐冷され
熟成が行われる。このようにこの発明によれば熟成工程
を含めた固形油脂の製造のすべてをパイプライン中での
流れ作業によって熟成1.、/ 1こ固形油脂を製造す
ることもできる。
ところで」−記説明では、固形油脂として、バター、マ
ーガリン、ショートニングについて述べたが、特にこれ
らのものに限定されるものでないことは勿論である。ま
た、固形油脂に対するマイクロ波の照射は、必ずしも固
形油脂が移動している時にのみ限定されるものではない
。さらにこの発明に係る固形油脂の製造装置は図示のも
のに限定されず種々の変形、変更等が可能であることは
勿論である。
以上説明した通り、この発明は固形油脂の移動工程にお
いてマイクロ波を作用させ熟成温度まで昇温させるよう
にしたので、固形油脂の熟成を容易にすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る固形油脂の製造の一実施例に用いるマ
イクロ波加熱装置のを示す斜視図である3図において(
1)はマイクロ波加熱装置、03は移動路、0→は共振
器、θeは接合部を示す。 代理人 葛野信−(外1名) 第1頁の続き 0発 明 者 森口哲雄 ■出 願 人 三菱電機株式会社 東京都千代田区丸の内2丁目2 番3号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固形油脂を移動させる工程、この移動工程におい
    て上記固形油脂にマイクロ波を作用させ、上記固形油脂
    を熟成温度に昇温させる過程を含むことを特徴とする固
    形油脂の製造方法。
  2. (2)固形油脂の移動と同時に上記固形油脂にマイクロ
    波を作用させることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の製造方法。
  3. (3)固形油脂はバター、マーガリン及びショートニン
    グの何れかであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の製造方法。
  4. (4)固形油脂は結晶生成後混練したものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項の何れか
    に記載の製造方法。
  5. (5)誘電体からなる固形油脂の移動路、この移動路を
    包囲する金属材料からなる共振器、この共振器に設けら
    れた接合部を介して接続され、上記移動路内の固形油脂
    を熟成温度に昇温させるマイクロ波発生装置を備えたこ
    とを特徴とする固形油脂の製造装置。
  6. (6)移動路は高分子材料からなることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の製造装置。
JP11599382A 1982-07-01 1982-07-01 固形油脂の製造装置 Granted JPS596842A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11599382A JPS596842A (ja) 1982-07-01 1982-07-01 固形油脂の製造装置

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JP11599382A JPS596842A (ja) 1982-07-01 1982-07-01 固形油脂の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS596842A true JPS596842A (ja) 1984-01-13
JPH0116131B2 JPH0116131B2 (ja) 1989-03-23

Family

ID=14676195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11599382A Granted JPS596842A (ja) 1982-07-01 1982-07-01 固形油脂の製造装置

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JP (1) JPS596842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828855A (en) * 1986-05-21 1989-05-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method for producing sugar-added margarine
JPH02173092A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Nippon Oil & Fats Co Ltd 可塑性油脂のバルクハンドリング方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52151759A (en) * 1976-06-07 1977-12-16 Kanegafuchi Chemical Ind Method of producing foamy oil and fat food
JPS56152193A (en) * 1980-04-25 1981-11-25 Sanyo Electric Co Microwave heating molding unit

Patent Citations (2)

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JPH0116131B2 (ja) 1989-03-23

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