JPS5968368A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5968368A JPS5968368A JP18016782A JP18016782A JPS5968368A JP S5968368 A JPS5968368 A JP S5968368A JP 18016782 A JP18016782 A JP 18016782A JP 18016782 A JP18016782 A JP 18016782A JP S5968368 A JPS5968368 A JP S5968368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polycarbonate resin
- resin composition
- parts
- polyamide
- modified polycarbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐薬品性を向上した変性ポリカーボネート樹
脂組成物に関する。一般にポリカーボネート樹脂は寸法
安定性、耐衝撃性、耐候性などが良好なことから、時相
部品ばかりでなく、精密部品、電気部品、自動車部品な
ど広範な用途に使用されている。しかしポリカーボネー
ト樹脂は、射出成型時に内部応力を発生し、有機溶剤に
さらすとソルベントクラックを生じる。このソルベント
クラックを解消するために従来から柚々の試みがなされ
ている。例えば、射出成型時、射出圧力を低くしたり、
射出時間を長くしたり、温度条件を高くしたり、成型後
のアニリング処理をほどこしたりしている。しかし、こ
れらの方法はいずれも処理操作が煩雑であるばかりでな
く、寸法精度を悪化させ、経費がかかり又、充分な効果
を付与することができない。本発明は、耐薬品性の良好
なポリカーボネート樹脂組成物を提供することを目的と
する。上記の目的を達成すべく、鋭意研究努力した結果
、ポリカーボネート樹脂にポリアミド樹脂を溶融混合し
てなる変性ポリカーボネート樹脂組成物が、耐薬品性詳
しくはソルベントクランクの発生をおさえるのに極めて
有効であることを見出し、本発明に到達した。かつ又、
ポリアミドを添加することで溶融流動特性を改善し、複
合材としての加工性を高めることを見い出した。本発明
におけるポリアミド樹脂とは、通称ナイロン６、ナイロ
ン１１．ナイロン１２．ナイロン６６゜ナイロン６１０
．ナイロン６１２ 、芳香ｔｓ系のすイロンなどアミド
基を有する有機高分子をさす。
脂組成物に関する。一般にポリカーボネート樹脂は寸法
安定性、耐衝撃性、耐候性などが良好なことから、時相
部品ばかりでなく、精密部品、電気部品、自動車部品な
ど広範な用途に使用されている。しかしポリカーボネー
ト樹脂は、射出成型時に内部応力を発生し、有機溶剤に
さらすとソルベントクラックを生じる。このソルベント
クラックを解消するために従来から柚々の試みがなされ
ている。例えば、射出成型時、射出圧力を低くしたり、
射出時間を長くしたり、温度条件を高くしたり、成型後
のアニリング処理をほどこしたりしている。しかし、こ
れらの方法はいずれも処理操作が煩雑であるばかりでな
く、寸法精度を悪化させ、経費がかかり又、充分な効果
を付与することができない。本発明は、耐薬品性の良好
なポリカーボネート樹脂組成物を提供することを目的と
する。上記の目的を達成すべく、鋭意研究努力した結果
、ポリカーボネート樹脂にポリアミド樹脂を溶融混合し
てなる変性ポリカーボネート樹脂組成物が、耐薬品性詳
しくはソルベントクランクの発生をおさえるのに極めて
有効であることを見出し、本発明に到達した。かつ又、
ポリアミドを添加することで溶融流動特性を改善し、複
合材としての加工性を高めることを見い出した。本発明
におけるポリアミド樹脂とは、通称ナイロン６、ナイロ
ン１１．ナイロン１２．ナイロン６６゜ナイロン６１０
．ナイロン６１２ 、芳香ｔｓ系のすイロンなどアミド
基を有する有機高分子をさす。
これらのポリアミドを単独、又は混合して用いることも
できる。ポリカーボネート樹脂は、２価ノ・イドロオキ
シ化合物と炭酸との縮合によって形成されるポリエステ
ルをさす。又ポリアミド樹脂との混合割合は、ポリカー
ボネート樹脂１００重量部に対して、ポリアミド樹脂１
〜８０重量部、好ましくは、１０〜３０重量部である。
できる。ポリカーボネート樹脂は、２価ノ・イドロオキ
シ化合物と炭酸との縮合によって形成されるポリエステ
ルをさす。又ポリアミド樹脂との混合割合は、ポリカー
ボネート樹脂１００重量部に対して、ポリアミド樹脂１
〜８０重量部、好ましくは、１０〜３０重量部である。
ポリアミドの配合量が少ないと、効果は期待できず、多
くなるとたとえば５０重量部以上になると相溶性が悪く
なり、かつ流動性が低下するので好ましくない。なお、
これらの樹脂組成物にタンク、クレー。
くなるとたとえば５０重量部以上になると相溶性が悪く
なり、かつ流動性が低下するので好ましくない。なお、
これらの樹脂組成物にタンク、クレー。
マイカ、ガラスピーズ、ガラス繊維等の各種の無機充填
剤、耐候性を付与するために可塑剤、成形加工性を向上
させるために、滑剤１着色に必要な染顔料、および螢光
増白剤等を配合することができる。本発明の変性ポリカ
ーボネート樹脂組成物の製造方法は、前述ポリカーボネ
ート樹脂にポリアミド樹脂の所定量を添加する。それぞ
れの成分樹脂ないしは充填剤はあらかじめタンブラ−や
ヘンシェルミキサーのような混合機で混合してから、混
練ロールやパンバリミキサーや押出ｍ（”ニーダ−タイ
プ、２軸タイプ）により溶融混合される。又、溶融混合
する湿度は使用するポリカーボネート樹脂とポリアミド
樹脂の分解温度等を考慮し、使用する樹脂の融点以上に
し、一般的には２７０℃〜３００ ”Ｃの範囲で行なわ
れる。尚本発明の変性ポリカーボネート樹脂組成物は、
棒状、シート状、フィルム状、板状など成型加工して、
広く現在ポリカーボネート樹脂が使用されている分野に
適用が可能である。以下、実施例により本発明を更に詳
述する。
剤、耐候性を付与するために可塑剤、成形加工性を向上
させるために、滑剤１着色に必要な染顔料、および螢光
増白剤等を配合することができる。本発明の変性ポリカ
ーボネート樹脂組成物の製造方法は、前述ポリカーボネ
ート樹脂にポリアミド樹脂の所定量を添加する。それぞ
れの成分樹脂ないしは充填剤はあらかじめタンブラ−や
ヘンシェルミキサーのような混合機で混合してから、混
練ロールやパンバリミキサーや押出ｍ（”ニーダ−タイ
プ、２軸タイプ）により溶融混合される。又、溶融混合
する湿度は使用するポリカーボネート樹脂とポリアミド
樹脂の分解温度等を考慮し、使用する樹脂の融点以上に
し、一般的には２７０℃〜３００ ”Ｃの範囲で行なわ
れる。尚本発明の変性ポリカーボネート樹脂組成物は、
棒状、シート状、フィルム状、板状など成型加工して、
広く現在ポリカーボネート樹脂が使用されている分野に
適用が可能である。以下、実施例により本発明を更に詳
述する。
実施例
ポリカーボネート樹脂として、（商品名、パンライ）Ｌ
１２５０．帝人化成株社製）８０重量部。
１２５０．帝人化成株社製）８０重量部。
ポリアミド樹脂として、（商品名、アミラン０Ｍ３００
１Ｎ東し株社製）２０重足部、充填剤として、シラン表
面処理したガラス繊維チョツプドストランド（商品名、
４９７ 旭ファイバーガラス四社製）２５重量部を押出
機（３０ｍφＩ Ｌ／Ｄ＝３０〕に同時添加し押出し、
変性ポリカーボネート樹脂組成物を得た。得られた変性
ポリカーボネート樹脂組成物を時計ケース用に成形し、
外圧２０ ｋ７ ／ ｃｒＡを加えた状態で、四塩化炭
素とループチルアルコール（１：１）に浸し、ソルベン
トクランクの発生状況を調べる。表１に配合割合と結果
を示す。表１から明らかなように、本発明の配合範囲内
で、飛躍的に改良されていることがわかる。
１Ｎ東し株社製）２０重足部、充填剤として、シラン表
面処理したガラス繊維チョツプドストランド（商品名、
４９７ 旭ファイバーガラス四社製）２５重量部を押出
機（３０ｍφＩ Ｌ／Ｄ＝３０〕に同時添加し押出し、
変性ポリカーボネート樹脂組成物を得た。得られた変性
ポリカーボネート樹脂組成物を時計ケース用に成形し、
外圧２０ ｋ７ ／ ｃｒＡを加えた状態で、四塩化炭
素とループチルアルコール（１：１）に浸し、ソルベン
トクランクの発生状況を調べる。表１に配合割合と結果
を示す。表１から明らかなように、本発明の配合範囲内
で、飛躍的に改良されていることがわかる。
Claims (1)
- プラスチックに補強剤を入れて成型する詩語用ケース利
料で、ポリカーボネート樹脂１００重量部に対して、ポ
リアミド樹脂１〜８０重量部を入れることを特徴とする
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18016782A JPS5968368A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18016782A JPS5968368A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5968368A true JPS5968368A (ja) | 1984-04-18 |
Family
ID=16078564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18016782A Pending JPS5968368A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5968368A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0227053A2 (en) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | General Electric Company | Thermoplastic blends containing polyamide and epoxy functional compounds |
| EP0234434A2 (de) * | 1986-02-21 | 1987-09-02 | BASF Aktiengesellschaft | Thermoplastische Formmassen auf der Basis von Polyamiden und Polycarbonaten |
| US4749754A (en) * | 1987-07-27 | 1988-06-07 | General Electric Company | Impact modified polyamide/polycarbonate |
| EP0269984A2 (de) * | 1986-11-29 | 1988-06-08 | BASF Aktiengesellschaft | Thermoplastische Formmassen auf der Basis von Polycarbonaten, Polyestern und Polyamiden |
| US4798874A (en) * | 1985-12-23 | 1989-01-17 | General Electric Company | Thermoplastic blends comprising polycarbonate resin and amorphous polyamide |
| EP0311842A2 (en) * | 1987-10-16 | 1989-04-19 | General Electric Company | Block polysiloxane-polycarbonate copolymer blends with polyamides |
| US4877848A (en) * | 1985-12-23 | 1989-10-31 | General Electric Company | Thermoplastic blends containing polyamide and epoxy functional compound |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4964659A (ja) * | 1972-10-27 | 1974-06-22 | ||
| JPS5550061A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-11 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Resin composition |
| JPS55142049A (en) * | 1979-04-25 | 1980-11-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Resin composition |
| JPS5618647A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-21 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | Thermoplastic resin composition |
| JPS5618648A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-21 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | Thermoplastic resin composition |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP18016782A patent/JPS5968368A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4964659A (ja) * | 1972-10-27 | 1974-06-22 | ||
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| JPS5618648A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-21 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | Thermoplastic resin composition |
Cited By (9)
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| US4798874A (en) * | 1985-12-23 | 1989-01-17 | General Electric Company | Thermoplastic blends comprising polycarbonate resin and amorphous polyamide |
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| EP0234434A2 (de) * | 1986-02-21 | 1987-09-02 | BASF Aktiengesellschaft | Thermoplastische Formmassen auf der Basis von Polyamiden und Polycarbonaten |
| US4782117A (en) * | 1986-02-21 | 1988-11-01 | Basf Aktiengesellschaft | Thermoplastic molding materials based on nylons and polycarbonates |
| EP0269984A2 (de) * | 1986-11-29 | 1988-06-08 | BASF Aktiengesellschaft | Thermoplastische Formmassen auf der Basis von Polycarbonaten, Polyestern und Polyamiden |
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| EP0311842A2 (en) * | 1987-10-16 | 1989-04-19 | General Electric Company | Block polysiloxane-polycarbonate copolymer blends with polyamides |
| US5605978A (en) * | 1987-10-16 | 1997-02-25 | General Electric Company | Block polysiloxane-polycarbonate copolymer blends with polyamides |
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