JPS5968321A - 取扱いやすい熱硬化性組成物の製造方法 - Google Patents

取扱いやすい熱硬化性組成物の製造方法

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JPS5968321A
JPS5968321A JP14790183A JP14790183A JPS5968321A JP S5968321 A JPS5968321 A JP S5968321A JP 14790183 A JP14790183 A JP 14790183A JP 14790183 A JP14790183 A JP 14790183A JP S5968321 A JPS5968321 A JP S5968321A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ酸無水物、ポリエポキシド、無水物促進剤
および強化繊維からなる均質熱硬化性樹脂混合組成酸物
製造方法に関する。均質樹脂混合組成物は遊離基剤によ
って重合しうるオレフィン系不飽和単量体とオレフィン
系不飽和モノ無水物、好ましくはオレフィン系飽和ポリ
酸無水物とをポリエポキシドおよび無水物促進剤の存在
において殆んど無水物■エポキシド反応を起ざずに共重
合することによって作られる。この均質樹脂混合組成物
は無水物基およびエポキシ基の反応によって硬質不融性
樹脂に熱硬化することができる実質的に非架橋の熱硬化
性組成物である。本発明の1方法においては、例えば無
水マレイン酸の如き不飽和モノ無水物、スチレンの如き
遊離基剤によって重合しうるオレフィン系不飽和単量体
、予備成形スチレン−無水マレイン酸共重合体の如きポ
リ酸無水物、1−メチルイミダゾールの如き無水物促進
剤およびビスフェノールAのジグリシジルエーテルの如
きポリエポキシドからなる樹脂混合溶液をチョップドク
ラスファイバーの如き強化用繊維および不活性充填剤と
混合する。この軟質で粘着性の物質は取扱いまたは成形
処理が困難である。
本発明によれば、第1工程重合反応において非粘着性の
処理しうる中間組成物に増粘し、第2工程重合反応にお
いて成形加工するのに過当なかかる組成物を優れた特性
を有する所望生成物にする。
濃厚化中間組成物を作るかかる第1工程反応においては
、オレフィン系不飽和成分のオレフィン二重結合は遊離
基開始剤、好ましくは反応混合物中における化学遊離基
開始剤によって他の樹脂成分と均質に混合するポリ酸無
水物分子に反応する。
この第1工程反応は無水物およびエポキシ基の反応を実
質的に回避する条件で行う。第2工程反応においては、
中間組成物における無水物およびエポキシ基を熱および
無水物促進剤の影響下において反応させて優れた物理的
、化学的および電気的特性を有する硬質の熱硬化性樹脂
組成物を生成させる。
スチレンの如きオレフィン系不飽和単量体は最初の樹脂
混合物において他の樹脂成分の溶剤として作用する。こ
のオレフィン系不飽和単量体は第1工程共重合反応にお
いて反応するから、中間組成物はもし存在するならば適
当な第2工程硬化において妨害される殆んど不揮発性の
成分から作ることができる。濃厚化中間組成物(thi
ckened intermediate kompo
und)は樹脂配合物を調節しておよび無水物−エポキ
シ反応を殆んど生成させずに第1工程反応の適当制御を
調節することによって比較的に硬質の材料から可撓性材
料の範囲にわたって存在することができる。樹脂および
強化繊維の最初の混合物は濃厚可反応(thicken
ing reaction)するために比較的に薄いシ
ート状に展延することができる。この事は第1工程反応
において良好な温度制御を可能にするばかりか、成形加
工における通常の形態の中間生成物を得ることができる
。このために、シート状の中間組成物を加圧成形におい
て必要とされる適当な大きさの片に切断した後に直接に
用いることかできる。また、樹脂配合物の適当な選択に
よりおよび無水物−エポキシド反応を殆んど起さずに硬
化したシート状の硬化中間組酸物は射出成形またはトラ
ンス成形加工(transfer molding f
abrication)に用いるために粒子またはチッ
プにすることができる。
非強化の中間樹脂生成物は熱硬化性粉末被覆または粉末
成形に用いるために微粉砕することができる。樹脂配合
物は、フィラメント巻きに用いるためにロービング、テ
ープ等の形態のガラス繊維を液体樹脂で被覆することが
でき、次いて巻回のために第1工程反応によって無水物
−エポキシ硬化前に所望生成物の形態に固化する。樹脂
配含物は単一重合体からなる均一性を示す透明樹脂組成
物に硬化する。これに対して、量った不透明な生成物は
不均質性を示す。
ポリ酸無水物分子およびポリエポキシド分子並びに無水
物促進剤の均質混合物からなる中間樹脂は無水物−エポ
キシ反応を通じて硬化する前に高温で溶融または軟化お
よび流動する熱硬化性材料である。無水物−エポキシ反
応は架橋、熱硬化反応であるから、第1工程硬化におけ
る実質的な無水物−エポキシ反応はゲル中間生成物を生
成する。
架橋を生ずるこのゲル化は第2工程硬化における所望の
成形加工生成物を生成するのに必要とされる適当な樹脂
の流れに妨害される。このために、第1工程硬化は実質
的に無水物−エポキシ反応を生じないようにする必要が
あり、すなわチ、第2工程成形加工において要求される
樹脂の流れにより妨害される量より第1工程における無
水物−エポキシ反応を少なくする。ある程度の無水物−
エポキシ反応は第2工程成形加工を署しく妨げない程度
に第1工程反応において許容することができるが、しか
し最大許容量は第2工稈硬化条件おJよび最終生成物の
性質に著しく影響される。第1工程無水物−エポキシ反
応は遊離基開始剤および無水物促進剤を含む成形加工の
適当な選択、望ましくない不純物の除去、第1工程共重
合条件の調節等によって最小にすることができまたは殆
んど除去することができる。
スチレンおよび無水マレイン酸の共重合反応は著しい発
熱反応である。この共重合反応は高い発熱であるからお
よび無水物−エポキシ反応は熱によって起るから、第1
工程発熱共重合反応を第2工程硬化における樹脂の流れ
を妨げまたは良好な第2工程成形を妨害する著しい割合
の熱完成熱硬化反応が同時に生じないように行いうるこ
とは驚くべきことである。特に、中間生成物に対するこ
の反応は無水物促進剤の存在で流れ抑制無水物−エポキ
シ反応を著しく生じないようにして行なうことができる
ことは特に驚くべきことである。
スチレンおよび無水マレイン酸はこれらの成分のほぼ等
しいモル量を有するスチレン−無水マレイン酸共重合体
に選択的に重合することは周知のことである。しかしな
がら、本発明においてはスチレンおよび無水マレイン酸
を本発明の新規な方法により反応することによって従来
法における1対1モル比の生成物を生成する条件より著
しく高いスチレン対無水ンレイン酸比を有するスチレン
−無水マレイン酸共重合体を生成できることを見出した
。スチレンは極めて廉価な溶剤であり、しかも多量のス
チレンの使用が最終硬化生成物の優れた特性に悪い影響
を及ぼさないことから、多量のこの反応性単量体は樹脂
に混合して望ましい樹脂流動性を得かつ硬化樹脂におけ
る架橋結合密度を調整するのに望ましい。また、過剰の
スチレンは点在する崩壊性ポリスチレン分子の形成する
ことが予想されている。共重合を行う条件下において過
剰のスチレンは、硬化樹脂の特性の顕著な崩壊性を生ず
ることのない比較的に短いクラフトプランナの形のクラ
フト重合によりスチレン−無水マレイン酸共重合体を得
ることを確めた。このクラフト重合のために、樹脂生成
物の崩壊または曇りを生じさせる十分なポリスチレンを
生成させることなく著しく多量モル比のスチレンを含有
する最初の樹脂溶液を有利に用いることができる。
スチレンおよび無水マレイン酸の共重合によりポリエポ
キシドと混合するスチレン−無水マレイン酸共重合体を
作る場合に、本発明においては予備成形スチレン−無水
マレイン酸共重合体をスチレンおよび無水マレイン酸単
量体の外に出発樹脂溶液に加えることが、硬化生成物の
特性に硬化的な作用を与えることから好ましいことを確
めた。
この予備ポリ酸無水物はより制御された反応においてス
チレングラフトを含有するスチレンおよび無水マレイン
酸付加に対する核を形成する。また、予備成形ポリ酸無
水物の存在は、遊離基反応の有利な制御を行うことがで
き、かつ必要な無水物−エポキシ架橋結合密度を得るた
めにスチレンと無水マレイン酸の著しい発熱反応によっ
て生ずるスチレン−無水マレイン酸共重合体の量を減少
させ、これによってこの反応により生ずる熱の全量を減
少する。濃厚化反応における熱の発生の低下はスチレン
のスチレン−無水マレイン酸に対するグラフト反応がス
チレンと無水マレイン酸の反応より熱の発生が少ないこ
とからわかる。樹脂配合物に予備成形ポリ酸無水物、強
化繊組、充填剤および配合物に用いる他の成分を存在す
ることは反応において発生する熱をある程度吸収するこ
とによって反応混合物の温度上昇をゆるやかにする。
スチレン−無水マレイン酸共重合体は固体である。スチ
レンおよび無水マレイン酸の等モル共重合体のスチレン
における常温(25℃)溶解度は極めて低い。1対1よ
り大きいスチレン対無水マレイン酸をを有するスチレン
−無水マレイン酸共重合体は特定技術により作ることが
できる。また、2対1のスチレン対無水マレイン酸比を
有する共重合体のスチレンにおける常温溶解度は極めて
低い。スチレン−無水マレイン酸共重合体が大きいスチ
レン対無水マレイン酸化を有する場合には、共重合体は
スチレンにおいて著しい溶解度を有する。しかしながら
、共重合体におけるスチレン対無水マレイン酸の大きい
比は、その架橋密度が低下することによって多くの用途
における生成熱硬化生成物の品質を低下させる。同様に
、最初の反応混含物における多用のスチレン溶液は、そ
の架橋密度等を低下することによって不均質ボリスチレ
ン含有生成物の生成により熱硬化生成物の品質を悪くす
る。
また、無水マレイン酸は固体である。常温において、約
22重量%の最大固型分を有するスチレン−無水マレイ
ン酸を生成することができる。多量の無水マレイン酸は
高温においてスチレンに溶解することができるが、しか
し過剰の無水マレイン酸は、溶液を常温に冷却する時に
22%含有量に沈澱する。しかしながら、本発明におい
ては、スチレンおよび無水マレイン酸の溶液をゆるやか
に加熱して無水マレイン酸22%以上溶解する場合およ
び固体スチレン−無水マレイン酸共重合体を温溶液に溶
解する場合には、溶液を常温に冷却する時に初めの22
%が条の無水マレイン酸は溶液中に残留する。
また、本発明においては常温で溶解する以上の過剰の無
水マレイン酸を含有する僅かに高い温度におけるスチレ
ン−無水マレイン酸溶液は、かかる温度においてスチレ
ンだけにまたは同じ温度において少量の無水マレイン酸
を含有するスチレン−無水マレイン酸溶液に溶解する量
以上の著しく過剰の低スチレン含有量のスチレン■無水
マレイン酸共重合体を溶解することを見出した。この場
合、意外な互に相反する溶解作用を有し、すなわち、固
体無水マレイン酸は固体スチレン−無水マレイン酸共重
合体の溶解部を高め、同時に固体スチレン−無水マレイ
ン酸は固体無水マレイン酸の溶解度を高める。
更に本発明においては無水マレイン酸単量体を溶解する
共重合体の存在は、同じ重量割合の2成分を有するスチ
レン−無水マレイン酸共重合体でしかも無水マレイン酸
を含有しないスチレン溶液によって有するより著しく低
い常温粘度を有する樹脂溶液を生成しうる極めて有利な
ことを見出した。このために、同じ重量のスチレンおよ
び2:1スチレン−無水マレイン酸共重合体から高温度
で生成した溶液は常温でパテー状、半固体である。
しかしながら、スチレンおよびこの共重合体の等重量部
の溶液は溶解度増強剤(solubility enh
ancer)として無水マレイン酸と低温度で反応させ
て、1,000cps以下の常温粘度を有する溶液を作
ることができる。この勝れた作用は多くの望ましい利点
、すなわち、極めて高い固形含有量を有する常温樹脂溶
液、比較的に低い全スチレン含有量、高い流動性等を得
ることができる。これらの溶液の特性はコスト、重合特
性および生成物特性に関して最適な調和を達成すること
ができる。
第1工程共重合反応は遊離基反応であるから適当な遊離
基開始剤を用いて所望の共重合を得ることができる。共
重合反応は適度な高温度で好ましく行うことができる。
低温度においては遊離基反応は遅く、高温度においては
酸無水物−エポキシ架橋反応が著しくなる。第1工程反
応は発熱であるから内部樹脂温度は、反応中、反応が開
始するとき樹脂の温度以上に上昇する。第1工程反応は
約150℃,好ましくは約125℃、最適には約100
℃の埋込みサーモカップルで測定して樹脂の最大内部温
度で首尾よく行うことができる。最高内部温度において
は、特に架橋反応を最小にするために活性な遊離基開始
剤を用いて、樹脂混含物の速やかな加熱および冷却を適
当に行うことによって短い反応時間を確保することがで
きる。濃厚化反応は常温以下の樹脂温度で聞始するけれ
ども、この反応は常温付近では反応の開始が望ましくな
く、適度に高い温度でより好ましい。
適当な遊離基開始は化学遊離基開始剤、電離線、紫外線
等の使用を包含する。適当な化学遊離基開始剤は促進剤
としてバナジウムネオデカノエートまたはコバルトナフ
タネート;メチルエチルケトンパーオキシド,ジシクロ
ヘキシルパーオキシジ力ルバネート,■−ブチルパーオ
キシネオデカノエート,t−ブチルパーオキシビバレー
ト等の如き有機過酸化物:2,2−アゾビス(2,4−
ジメチル−4−メトキシバレロニトリル),2,2′■
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル),2,2
′−アゾビス(イソブチロニトリル)2−t−ブチルア
ゾ−2−シアノ−4−メトキシ−4−メチルペンタン等
のアゾ化合物を包含する。
酸無水物促進剤の選択は遊離基開始と深い関係をもたせ
ることによって殆んど架橋させることなく所望の共重合
反応を達成することができる。例えば、化学遊離基剤を
用いた場合には、酸無水物促進剤は共重合反応中遊離基
開始を行う温度および時間において殆んど不活性にする
必要がある。このために、化学遊離基開始剤を用いる場
合には、適度な温度で比較的に短い半減期(half−
life)を有し、かつ適度な温度で活性共重合反応を
生じさせる適当量で使用する。遊離基開始剤の活性に対
して、酸無水物促進剤は酸無水物■エポキシ反応に対し
て低い活性度を有する。すなわち、酸無水物促進剤に適
用される低い活性度は同じ条件における遊離基開始剤の
著しく大きい活性度に対して適用される相対的な用語で
ある。更に、化学遊離開始剤の選択は酸無水物促進剤と
関係を有し、酸無水物促進剤によって遊離基開始剤の作
用の影響を避けるようにする必要がある。過酸化物開始
剤はある種の酸無水物促進剤によって不活性作用をより
受けやすい。
組成物は唯一の反応基として遊離基剤によって重合ある
1個のオレフィン二重結合を有するオレフrン系不飽和
単量体化合物からなる。本明細書および特許請求の範囲
に用いられている所の反応基は条件および第1工程共重
合に包含される環境において反応する任意の基を意味す
るのに用いられる。遊離基機構によって重合するオレフ
ィン系不飽和単量体化合物は当業者においてよく知られ
、オレフィン二重結合から取出されるネット電子を作用
することによって重合における二重結合を活性化する二
重結合に直接結合する置換分を含有する一般的に末端不
飽和化合物である。遊離基剤で重合させうる有用なオレ
フィン系不飽和単量体としては、例えばスチレンの如き
ビニル買換単核芳香族化合物:β■クロルスチレン,3
−ブロモスチレン,ビニルトルエン等の如き環置換クロ
ル−,ブロム−または低級アルキルスチレンのみならず
α−メチルスチレンおよびβ−ブロモスチレンのような
α−またはβ−置換スチレンのようなα−またはβ−置
換スチレンを包含する。メチルメタクリレート,メチル
アクリレート,エチルアクリレート等の如き低級アルキ
ルアクリレートおよびメタクリレート:ビニル酢酸,ア
クリロニトリル,塩化ビニル:臭化ビニル:塩化ビニリ
デン,ジアリールホスファレート等が遊離である。ここ
に用いられている低級アルキルとは1〜4個の炭素原子
を有するアルキルを意味する。
共重合反応により中間組成物を作るのに用いることがで
きる不飽和モノ酸無水物は無水マレイン酸無水クロルマ
レイン酸,無水メチルマレイン酸,無水エチルマレイン
酸,無水ジクロルマレイン酸,無水ジメチルマレイン酸
,無水n■ブチルマレイン酸,無水フェニルマレイン酸
,無水ジフェニルマレイン酸,無水クロルメチルマレイ
ン酸,無水ブロムフェニルマレイン酸,無水イタコン酸
等を包含する。
成形組成物を作るのに用いることのできる予備成形ポリ
酸無水物は記載されているように遊離共重合しうるオレ
フィン系不飽和単量体および記載されている不飽和モノ
酸無水物の共重合体である。
例えば、有用なポリ酸無水物は約1:1〜約10:1、
好ましくは約1:1〜約3:1,特に好ましくは約2:
1のスチレン対無水マレイン酸比を有し、かつ2〜約5
00,好ましくは2〜約200の平均反復単位等を有す
るスチレンおよび無水マレイン酸の共重合体を包含する
。また、予備成形ポリ酸無水物は記載されいる不飽和モ
ノ酸無水物および2〜約500,好ましくは2〜約20
0の平均反復単位を有する1種以上の2〜20個、好ま
しくは、2〜10個の炭素原子を有する1−アルカン類
またはハロゲン置換1−アルカン類の等モル共重合体で
ある。適当な1−アルカン類はエチレン、塩化ビニル,
1−プロペン,1−ブテン,1−ペンテン,1−ヘキセ
ン,1−ヘプテン,1−オクテン,1−ノネン,1−デ
セン、5クロルヘキセン−1,1−ウンデセン,1−ド
デセン,1−トリデセン,1−テトラテセン,1−オク
タデセン、4−メチル−1−ヘプテン等を包含する。
飽和モノ酸無水物は予備成形ポリ酸無水物の1部を、好
ましくは酸無水物当量で定めて50%以下の割合で置換
することができる。飽和モノ酸無水物はその特性に付随
する作用によって硬化生成物の架橋密度を減少するから
、この理由のためにポリ酸無水物よりあまり好ましくな
い。予備成形ポリ酸無水物および飽和モノ酸無水物は飽
和酸無水物成分を形成する。適当なモノ酸無水物は無水
フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒド
ロフタル酸、無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水ド
デセニル琥珀酸、無水クロレンド酸、メチルビシクロ(
2,2,1)−ヘプテン−2,3−ジカルボキシ酸無水
物異性体(ナデックメチル酸無水物(Nadic me
thyl anhydride))の混合物、これらの
混合物等を包含する。
ここに記載するポエポキシドおよびエポキシ樹脂の用語
は第2工程熱硬化中酸無水物含有反応物と反応して硬質
不融性樹脂生成物を生成する広範囲にわたるエポキシ含
有反応物を示している。
ポリエポキシドが少なくとも2個のエポキシ基を含有す
る単■化合物の場合には、かかるエポキシドはジエポキ
シドである。また、分子当りエポキシ基の平均数、すな
わちエポキシ当量値で示されるような分子当り種々の値
のエポキシ基を有する種々の分子を含有することができ
る。種々の分子の混合物からなるこれらのポリエポキシ
ドのエポキシ当量値は1以上、好ましくは約2以上であ
るが、一般には完全整数ではない。エポキシ当量値はポ
リエポキシドの平均分子重量をそのエポキシ当量(1グ
ラム当量のエポキシドを含有するポリエポキシドのグラ
ム)で割って得られる。ポリエボキシドはこれらの飽和
または不飽和等の脂肪族、環状脂肪族、芳香族、複素環
式混合物である。液体または固体であるが、しかし樹脂
溶液中に溶解するが、また溶解しない場合には樹脂溶液
の均質分散物を形成する必要がある。
この樹脂形成溶液でエポキシ含有重合体を作るのに有用
な広範囲のエポキシ樹脂は良く知られたタイプの樹脂を
例示することができる。エポキシ樹脂のグリシジル基は
エポキシ樹脂の重要で、有用なタイプである。この基は
グリシジルエーテル、グリシジルエステル、グリシジル
アミン等を包含する。グリシジルエーテルは単核多価フ
ェノール、多核多価フェノールおよび脂肪族ポリオール
のグリシジルエーテルを包含する。かかるエーテルは単
一化合物より通常は化合物の混合物であり、そのあるも
のは実質的に重合性である。グリシジルエーテルとして
はエチレングリコール;トリメチレングリコール;グリ
セロール;ジグリセロール;エリスリトール;マンニト
ール;ソルビトール;ポリアリルアルコール:ブタンジ
オール;水素化ビスフェリールA等のジまたはポリグリ
シジルエーテルを例示することができる。
多価フェノールのグリシジルエーテルはレゾルシノール
:ヒドロキノン;カテコール:ピロガロール等のグリシ
ジルエーテル並びにビスフェノールA;ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)メタンの如き多核フェノール等のグリ
シジルエーテル、およびビスフェノールF等の如きノボ
ラック樹脂のグリシジールエーテルを包含する、また、
エポキシ樹脂はエポキシ化大豆油,エポキシ化綿実油,
エポキシ化ひまし油,エポキシ化亜麻仁油,エポキシ化
メンハーデン油,エポキシ化ラード油等の一般に天然産
の油に基因するエポキシ化オレフィン類,およびエポキ
シ化ブタジエン,エポキシ化ポリブタジエン等を包含す
る。
他の有用なエポキシ樹脂はジグリシジルイソフタレート
、トリグリシジルp−アミノフェノール:ジグリシジル
フェニルエーテル:トリヒドロキシビフェニルのトリグ
リシジエーテル;ビスフェノールPAのジグリシジルエ
ーテル;トリグリシジル−1,1,3−トリフェニルプ
ロパン等を包含する。エポキシ樹脂の他の例としてはビ
ニルシクロヘキセンジオキシド;サモネンジオキシド;
2,2−ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロ
パン;ジグリンジルエーテル;ビス(2.3−エポキシ
シクロペンチル)エーテル;ジシクロペンタジエンジオ
キシド:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−(3
,4−エポキシ)シクロヘキサン力ルボキシレート等を
挙げることができる。
更に、これらのエポキシ樹脂および他の側の有用なエポ
キシ樹脂については「ハンドブック オブエポキシ レ
ジンス」H.LeeおよびK.Neville氏Mc 
Graw−HillBooKCo.発行,1967,に
記載されている。
水、ヒドロキシおびカルボキシに見出されるような活性
水素原子の存在は酸無水物−エポキシ反応を誘導し、特
に酸無水物促進剤の存在で活性である。この事は上記の
文献に記載されている。
この理由のために、存在する活性水素は最初の樹脂混合
物または酸無水物促進剤における特に水、カルボキシル
またはヒドロキシルの形態の成分または不純物として最
小にするかまたは殆んど除去することによって中間組成
物の保存寿命を著しくする。この事は、最初の酸無水物
反応物に殆んどカルボキシルを含有しないようにし、す
べての反応物を湿気から汚染されないように保護するこ
とによって達成することができる。1種以上の反応物の
予備乾燥は望ましい。ビスフェノールAのジグリシジル
エーテルの如きである種のポリエポキシドは各反復単位
に反応性ヒドロキシルを含有する。この場合、ヒドロキ
シルは比較的に低いエポキシ当量を有するビスフェノー
ルAのグリシジルエーテルを選択することによって殆ん
ど除去することができる。ここに使用する「活性水素を
殆んど除去する」という語は反応混合物が第1工程反応
において酸無水物促進剤の存在で実質的な酸無水物−エ
ポキシ反応を生じさせるのに不十分な活性水素を含有す
ることを意味する。
希釈剤として低粘度モノエポキシ化合物をエポキシ当量
として定められた50%までのポリエポキシドの代りに
用いて樹脂混合物の流動性を高めることができる。モノ
エポキシ希釈剤の混合は硬化樹脂の特性の附随的変化に
より架橋密磨を減少するから、この希釈剤の使用は樹脂
生成物において必要とされる特性の組合せに悪影響を及
ぼさない使用量に制限する。適当なモノエポキシ稀釈剤
はエピクロルヒドリン、クリシジルメタクリレート,フ
ェニルグリシジルエーテル,ブチルグリシジルエーテル
、アリルグリシジルエーテル,酸化スチレン等を包含す
る。
最初の樹脂混合物の製造においては、遊離基剤によって
重合しうるオレフィン系不飽和単量体を他の樹脂成分に
対する反応物としておよび溶剤として使用する。この場
合、全樹脂成分の約5〜約80重量%の割合,好ましく
は樹脂混合物の約10〜約60重量%,特に樹脂混合物
の約15〜約50重量%の割合で用いる。通常使用され
るオレフィン系不飽和単量体対不飽和モノ酸無水物のモ
ル比は約0.5:1〜約8:1,好ましくは約1:1〜
約4.5:1,特に好ましくは約1:1〜約3:1であ
る。スチレンおよび無水マレイン酸を用いる硬化生成物
における最適な特性を得るために、約1:1〜約3:1
の比が好ましく、また、メチルメタアクリレートおよび
無水マレイン酸を共重合反応物とする場合にはこれより
高い比を有効に用いることができる。この事は反応物の
好ましい相対的な割合が使用される特定の反応物および
所望とする生成物の特性に影響を及ぼすことを示す。
不飽和モノ酸無水物は記載されている飽和ポリ酸無水物
と使用するのが好ましい。不飽和モノ酸無水物対不飽和
モノ酸無水物および飽和酸無水物化合物における合計の
酸無水物当量の比は杓0.2:1、好ましくは約0.4
:1、特に好ましくは約0.5:1のよう低くおよび杓
1:1のように、好ましくは約0.9:1特に好ましく
は0.8:1のように高くすることができる。全組成物
に存在する無水物当量対エポキシド当量の比(以後A/
E比と称するは、特に酸無水物およびエポキシド成分に
おける異なる大きさの分子の混合物を含む場合に、樹脂
混合物中に存在する酸無水物基およびエポキシ基の相対
的割合を表わすのに通常用いられている。本発明におい
ては、A/E比を約0.1:1〜約2.5:1、好まし
くは約0.3:1〜約1.5:1特に好ましくは約0.
5:1〜約1.3:1にするのが適当であることを確め
た。
樹脂組成物はガラス繊維強化材を用いるシードに形成す
る、種々の形態のガラス繊維は知られており、一般に樹
脂−ガラス繊維組成物を用いる。
ガラス繊維はガラス繊維織物またはランダム分布ガラス
繊維の形態にすることができる。細断ガラス繊維を用い
る場合には、かかるガラス繊維は約3〜約50mm,好
ましくは約5〜約25mmの長さにするのが適当である
。また、他の繊維材料もランダム分布粒子,繊維,毛羽
,紙,織物等の形態で強化材または心材料として用いる
ことができる。この材料はサイザリ麻,大麻、綿および
リネン、アスベスト等の如き天然材料、またはナイロン
,ポリエステル、ポリオレフィン等の如き合成材料から
作ることができる。
樹脂組成物は単量体以外の成分、および最終生成物を着
色するためのセグメントまたは染料、可塑剤、充填剤等
のような心材料を含有する。充填剤は物理特性を著しく
低下させずに最終生成物のコストを低下させかつ耐火性
,耐アーク性等のようなある特性を改良する好ましい機
能を付与する。
適当な充填剤は粉末炭酸カルシウム:クレー:砂:アル
ミニウムおよび鉄の如き粉末金属;酸化鉄,アルミナ等
の如き金属酸化物、粉末シリカ,木粉,クルミ殻粉等を
包含する。充填剤は組成物中において不活性であるのが
好ましく、すなわち充填剤は反応物と反応せず、または
反応物を含む反応の触媒作用を示すことが必要である。
他の添加物としては適当な離型剤または成形物に低形材
(low profile),すなわち、平滑面を与え
るポリ(メチルメタクリレート),微粉末ポリエチレン
、微粉末ポリエチレン等の如き材料を使用することがで
きる。
成形中流動特性を高める能力を有する非反応可塑剤また
は反応性可塑性単量体は最初の混合物に混合するのが望
ましい。かかる可塑性成分はエポキシ化大豆油のような
エポキシ化植物油、ジー2エチルヘキシルフタレート,
ジオクチルフタレート,ジヘキシルフタレート,ジ−イ
ソオクチルフタレート,600〜1,000の範囲の分
子量を有するようなポリエチレングリコール、ナイテッ
クメチル酸無水物、フェニルグリシジルエーテル、オク
チルグリシジルエーテルのようなアルキルグリシジルエ
ーテル等を包含する。
上述のように、二重結合の重合は著しい発熱を伴う。こ
の観点において、材料を第1工程重合において中間樹脂
を適当に溶融または流動させないかまたは成形を困難に
するようなゲルにする顕著な酸無水物■エポキシ架橋反
応を生じさせる十分高い温度に加熱しないように注意す
る。しかしながら、成形における過度の流動性を問題に
する場合には、中間生成物にゲル化工程以下で若干の酸
無水物−エポキシ結合を含有させて樹脂の溶融粘度を高
めるようにすることが好ましい。ガラス繊維−樹脂混合
物を比較的に薄いシートにする場合には、反応の発熱は
厚いシートを用いる場合よりも速やかに発散する。更に
、第1工程反応の速度、すなわち、発熱は遊離基開始剤
それ自体を制御することによって部分的に制御すること
かできる。
化学遊離基開始剤は異なった速度で遊離基を生ずるから
、重合は化学開始剤の使用量および重合反応の時間およ
び温度を適当に選択することによって制御することがで
きる。電離線を用いる場合には、放射源の強さを減少さ
せることによって材料における発熱速度を低下させるこ
とができる。
第1工程重合反応においては、オレフィン系不飽和単量
体を完全に反応させて揮発成分を殆nど含まない中間生
成物を生成させる。この中間組成物は乾燥性で扱いやす
く、すなわち、手、剪断機に粘着することなく切断等の
処理しやすく、かつ成形しやすい。
反応溶液を作る場合には、不飽和モノ酸無水物をエチレ
ン系不飽和単量体溶剤に添加し、適度に高い温度で必要
に応じて溶液を得るよう撹拌し、次いてオレフィン系飽
和ポリ酸無水物を溶液が得られるまで撹拌しながら添加
し、最後にポリエポキシドを添加する。あるいは、また
樹脂組成物の全4成分を一緒に撹拌しながら溶液を得る
まで添加することができ、またはポリエポキシドを溶剤
、次いで不飽和モノ酸水物および飽和ポリ酸無水物に添
加することができる。酸無水物促進剤および遊離基開始
剤は最後に、しかも第1工程反応前に添加する。また、
他の処理を行うことができる。
ある場合には、1種以上の成分を溶液中に完全に溶解し
ないようにする。この場合には、かかる成分を樹脂成分
と微粉砕して真の溶液よりは、むしろ均質な液体懸濁物
または混合物に形成する。微細粒子および完全な懸濁の
ために、この混合物は処理において反応成分の芯の溶液
に類似する作用を示す。次に、ピグメント、触媒、充填
剤および他の任意の成分を導入し、次いで混合物を共重
合により濃厚化してシート成形コンパウンドのような中
間コンパウンドを作ることができる。
「シート成形コンパウンド」なる語は圧縮成形するシー
ト状の樹脂−繊組強化熱硬化組成物についての「ザ ソ
サエティ オブ ザ プラスチックス インダストリ」
に示されている。この成形コンパウンドはポリエチレン
フィルムのような樹脂−被覆プラスチックフィルムの間
に乾燥細断したガラス繊維を堆積して連続方法でシート
に形成することができる。次いで、形成した積層体をロ
ール混練して樹脂およびガラス繊維を均質に分散し、均
質の厚さにする。次に、この粘着性のプラスチック含有
混合物をエチレン系不飽和成分の共重合により濃厚化し
てシート成形コンパウンドを所望の型に切断し、加熱お
よび加圧下で成形して完全硬化製品を形成する。
また、シート成形コンパウンドはスプレーアップ法で形
成することができる。この場合には、溶液状態の噴霧ま
たは吹付け、この被覆面に第2のロービングをポリエチ
レンフィルムのような表面に同時に噴霧または吹付け、
この被覆面に第2のポリエチレンフィルムを被覆する。
樹脂溶液によるガラス繊維の湿潤はねじ山(fligh
t)で得られる。必要に応じて、スプレーアップ材料の
混練または圧縮を用いて紙紐の湿潤を完全にし、繊維中
に樹脂の均質分布を達成させる。この方法をシート成形
コンパウンドの生成に用いることができるけれども、強
化繊維を最終製品の適度な強度を得るために十分な長さ
にすると共に、硬化中型内において樹脂−繊維混合物の
流れを妨げない程度の長さにする必要がある。加熱およ
び加圧の影響下において、樹脂成分は軟い。酸無水物−
エポキシ架橋が多いことによって十分に軟くならない場
合には、樹脂成分は型内において適当に流れない。
酸無水物*エポキシ廃応を速やかに成形温度にする場合
には、樹脂は型内を十分に流れる前に型内でゲル化する
。樹脂があまり軟くなる場合には、樹脂は成形中に強化
繊維から流出する。
記載するように、適当な酸無水物−促進剤は、特に型硬
化を有利にする場合には、満足な2段硬化を得るために
用いる必要がある。酸無水物−エポキシ反応を殆んど生
じさせないで中間組成物を得るために、酸無水物促進剤
層剤応の時間および温度を包含する有利反応に必要な条
件を殆んど不活性にする必要がある。更に、活性水素を
適当に制御して酸無水物−エポキシ反応を著しく生じな
いようにする必要がある。このために、酸無水物促進剤
は活性水素の殆んど含まないものを使用するのが好まし
い。遊離基反応の温度を高める場合には、活性の乏しい
酸無水物促進剤を使用する。
遊離開始剤の活性と相反する酸無水物促進剤の相対的な
不活性は、中間組成物の著しい貯蔵安定性を必要とする
場合に重要である。酸無水物促進剤はエポキシ基と反応
する酸無水物基を放つ作用をする。この促進剤は第三窒
素化合物、好ましくは非揮発性液体が適当であり、この
促進剤は最初の反応混合物に樹脂組成物に対して約0.
01〜約10重量%、好ましくは約0.1〜約5重量%
の割合で混合する。適当な促進剤はN−エチルモリホリ
ン,N−アミノプロピルモルホリン,N,N■ジメチル
シクロヘキシルアミン,ベンジルジメチルンアミン,3
−ピコリン、メラミン、ジアリルメラミン等の如き第三
アミン類:イミダゾール,1−メチルイミダゾール,2
−メチルイミダゾール,2−エチルイミダゾール、1,
2−ジメチルイミダゾール等の如きイミダゾール類:ベ
ンジルトリメチルアンモニウムクロライド,ジシアンジ
アミド,ピペラジン等を包含する。ジシアンジアミドの
如き固体促進剤は微粉砕して樹脂混合物に均質に混合す
る。第2工程酸無水物−エポキシ反応のために酸無水物
促進剤を在在することは第1工程共重合に生ずる酸無水
物−エポキシ反応または中間組成物の貯蔵に著しく作用
し、特にその活性および使用量に対する選択は第1工程
共重合における他の成分および条件と注意しながら関連
させ、上述するように第1工程においてかかる酸無水物
−エポキシ反応を殆んど回避するようにする。
中間組成物は約64℃〜約220℃,このましくは約1
40℃〜約190℃の高い温度で硬化する十分な時間、
すなわら、約30分から約24時間で硬化する。
用いられる成形圧は一般に、約3〜約200kg/cm
2、好ましくは約25〜約100kg/cm2である。
硬化条件は使用する粒状促進剤を含む樹脂組成物に幾分
関係する。適当な成形においては、強化繊維および充填
剤の全含有量は全組成物の約80%以上にしてはならな
いが、ガラス繊維強化材を用いる場合には、前記組成物
の約10〜約80%、好ましくは約20〜約65%にす
る。通常、充填剤は全組成物の約5〜約80%、好まし
くは約10〜約40%の範囲で用いることができる。
次に本発明の新規な方法についての好適な例を上げて説
明する。
例1 シート成形コンパウンドを次に示すようにして作り、成
形し、試験した。すなわち、75l(20ガロン)のス
テンレススチール製容器に10kgの液体スチレン単量
体および4.80kgの無水マレイン酸ブリッケットを
入れた。混合を20.3cm(8インチ)の歯撹拌ヘッ
ドを具えかつ1.75rpmで操作する種々の拘束剪断
ミキリーで達成した。混合中、2:1のスチレン対無水
マレイン酸比を有するスプレン−無水マレイン酸共重合
体10.2kgを添加し、全固体が溶解するまで混合を
継続させた。次に、この溶液に15kgのシェルエポン
82G(Shsll Epon 826)、ビスフェノ
ールAの液体ジクリシジルエーテルを添加した。
10kgの上記溶液に1kgの四塩化炭素(連鎖移動剤
は生成した重合体の分子量を低下させ、これによって中
間成形組成物の溶融粘度を低下させ、この結果として加
熱型内における流れを良くしかつ成形圧を低下させる)
、150gの黄色ピグメント、100gのN−エチルモ
ルホリン、25gのバナジウムカルボキシレート、30
0gのメチルケトンパーオキシドおよび1lkg(24
,2lb)のアルミナ三水和物を10.1cm(4イン
チ)ののこ歯ヘッドを用いて2.250rpmで撹拌し
ながら添加した。
次に、樹脂−充填剤混合物をフィンおよびフラン46c
m(18インチ)シート成形コンパウンド機を用いて成
形コンパウンドを作るのに用いた。この機械を調節して
巾30cm(12インチ)および重量2.44kg/c
m2に(8オス/平方フィート)の複合マットを作った
。ガラス繊維含有量は約28%で、ガラス繊維ロービン
グから2.54cm(1インチ)に細断した。この材料
をロールにかけ、次いで30×40cm(12インチ×
16インチ)の片に切断し、この切断片を37.7℃(
10°F)で20時間にわたり貯蔵し、次いで使用する
、して10℃(50°F)で貯蔵た。貯蔵前、材料は軟
く、柔軟で、しかも粘着しなかった。貯蔵中、熟成した
後、材料はかたまり、かたくなり、僅かにスチレン臭を
有するだけで揮発物は存在しなかった。
試験試料を約70.3kg/cm2(1.000psi
)および157℃(315°F)で成形した20×30
cm(8インチ×12インチ)パネルから作り、1.6
−3.2mm(1/16〜1/8インチ)厚パネルに対
して5分間、6.4mm(1.4インチ)厚パネルに対
して10分間および12.7mm(1/2インチ)厚パ
ネルに対して20分間硬化した。
完全硬化製品を試験し、測定した結束、1,970kg
/cm2(28,000psi)の曲げ強さおよびAS
TMD−790で12,000kg/cm2(1.7X
106psi)の曲げ弾性率、ASTMD−638−で
914kg/cm2(13,000psi)の引張り強
さ、ASTMD−256で0.545kg−m/cm(
10−フィート・ボンド/インチ)のアイゾッド衝撃強
さおよびASTMD−2585で64のパーコル(93
4−1)強度を有していた。
例2 樹脂溶液を5kgのスチレン、5.1kgの2:1スチ
レン対無水でマレイン酸比を有するスチレン−無水マレ
イン酸共重合体および2.4kgの無水マレイン酸を混
合して作った。溶液を得た後、この溶液に7.5kgの
エポン82G(Epon 826)を混合した。9kg
のこの混合液に900gの四塩化炭素、90gのN−エ
チルモリホリン、22.5gのバナジウムカルポキシレ
ート、270gのメチルエチルケトンパーオキシドおよ
び9.99kgの粉末炭酸カルシウムを混合した。2.
54cm(1インチ)のガラス繊維36%を含有する複
合材料を例1に記載したシート成形コンパウンド機にか
けて作り、37.7℃(100°F)で20時間にわた
り熟成した。次いで、6.4〜3.2mm(1/4〜1
/8インチ)の厚パネルに成形し、このパネルを160
℃(320°F)で10分間硬化した。
試料をこれらのパネルから切断した。試料は2.670
kg/cm(38,000psi)の平均曲げ強さ、1
.62X105kg/cm2(2.3x105psi)
の平均曲げ弾性率、2,100kg/cm2(30,0
00PSI)の平均引張り強さおよび60の平均バー■
ル(934■1)硬度を有していた。
例3 鉱物充填剤を含有しない成形コンパウンドをスプレーア
ップ法を用いて作った。スチレン、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体および無水マレイン酸の溶液を例2に記
載するようにして作った。
この溶液に7.5kgのエポン826およぴ2kgの四
塩化炭素を添加した。この混合溶液に165.3gのN
−エチルモルホリン、41.3gのバナジウムカルボキ
シレートおよび495.9gのメチルエチルケトンパー
オキシドを添加した。
この樹脂溶液を2.54cm(1インチ)のガラス繊維
とポリエチレン−フィルム上にスプレーアップし、28
%のガラス繊維を含有しかつ4.27kg/m2(約1
4オンス7/平方フィート)のシートを形成した。この
シートをポリエチレンフィルムとタップし、30X35
.6cm(12X14インチ)の片に切断し、この片を
37.7℃、20分間セルファン袋に包んだ。
得られた成形コンパウンドは固体でかたい材料で、揮発
成分は殆んど含有していなかった。この成形コンパウン
ドの試料を132℃(270°F)で10分間加圧成形
した。成形コンパウンドは成形条件で軟質でかつ型内を
良く流れた。1つの型から平底ナベ(flat bot
tomed pan)を作り、他の型から多数のリブお
よびボスを有する部品を作った。これらの成形品から切
断した試料は1,550kg/cm(22,000ps
i)の平均曲げ強さおよび7.7×104kg/cm2
(1.1x106psi)の平均曲げ弾性率有していた
例4 シート成形コンパウンドを減少したスチレン角有量で例
2に記載するようにして作った。混合物には、1.27
2gのスチレン、2,550gの2:1スチレン 無水
マレイン酸共重合体、1,200gの無水マレイン酸、
3,750gのエポン826、 878gの四塩化炭素
、87.7gのN−エチルモルホリン、21.9gのバ
ナジウムカルボキシレート、263gのメチルエチルケ
トンパーオキシドおよび9,650gの粉末炭酸カルシ
ウムを含有していた。32%の2.54cm(1インチ
)のガラス繊維含有量を有する複合材料をシート成形コ
ンパウンド機で作った。成形パネルは1,820kg/
cm2(25,900psi)の平均曲げ強さ、1.0
5X105kg/cm2(1.5×106psi)の平
均曲げ弾性率および0.61kg・m、/cm(11.
2フィート・ポンド/インチ)のアイゾット衝撃強さを
有することを確めた。
例5 スチレンおよび鉱物充填剤含有量を多くする以外は例2
に記載するようにして成形コンパウントを作った。樹脂
溶液には7.17kgのスチレン、7.29kgの2:
1スチレン−無水マレイン酸共重合体、3.51kgの
無水マレイン酸および10.71kgのエポン826を
含有させた。7kgのかかる溶液に1.075gのスチ
レン、807.5gの四塩化炭素、224gのステアリ
ン酸亜鉛離型剤、224gのN−エチルモルホリン、2
0gのバナジウムカルボキシレート、242gのメチル
ケトンパーオキシドおよび16.15kgの粉末炭酸力
ルシウムを添加した。複合材料を21%ガラス繊維含有
量でシート成形コンパウンド機にかけて作り、37.7
℃(100°F)で20時間貯蔵した。成形試料は1,
610kg/cm2(23,000psi)の平均曲げ
強さおよび1.2x105kg/cm2(1.7x10
5psi)の平均曲げ弾性率を有していた。
例6 スチレン含有量を更に増加する以外は例5に記載するよ
うにして成形コンパウンドを作った。樹脂溶液は9kg
のスチレン、3.74kgの2:1スチレン−無水マレ
イン酸共重合体、1.76kgの無水マレイン酸および
5.5kgのエポン826を含有させた。9kgのこの
溶液に900gの四塩化炭素、270gのステアリン酸
亜鉛離型剤、90gのN−エチルモルホリン、22.5
gのバナジウムカルボキシレート、27gのメチルエチ
ルケトンパーオキシドおよび18.1kgの粉末炭酸カ
ルシウムを添加した。複合材料を21%ガラス繊糾含有
量でシート成形コンパウンド機におけて作り、37.7
℃(100°F)で20時間にわたり貯蔵した。成形試
料は1,760kg/cm2(25,000psi)の
平均曲げ強さおよび1.12xlO5kg/cm2(1
.6×106psi)の平均曲げ弾性率を有していた。
例7 鉱物充填剤を含有する成形コンパウンドを例3と同様に
スプレーアップ法を用いて作った。
7.84kgのスチレン、3.24kgの2:1スチレ
ン無水マレイン酸共重合体および1.56kgの無水マ
レイン酸を含有する溶液を作った。この溶液に4.76
kgのエポン826を添加した。7.5kgのこの樹脂
溶液に750gのスチレン、413gの四塩化炭素,8
2.5gのN−エチルモルホリン、20.6gのバナジ
ウムカルボキシレート、247.5gのメチルエチルケ
トンパーオキシド、247.5gのステアリン酸亜鉛離
型剤および14.5kgの粉末炭酸カルシウムを添加し
た。
この樹脂溶液を2.54cm(1インチ)ガラス繊維と
ポリエチレンフィルムに吹付けて19%ガラス繊維を含
有するシートを作った。このシートをポリエチレンフィ
ルムと重ね(topped)、37.7℃(100°F
)で20時間にわたり熟成した。
この成形コンパウンド試料を132℃(270°F)で
10分間加圧成形用金型で成形した。成形試験試料は1
,50kg/cm2(21,400psi)の平均曲げ
強さおよび1.33×105kg/cm2に(1.9x
106psi)の平均曲げ弾性率を有していた。
例3 四塩化炭素を存在させずに3−ピコリンを架橋促進剤と
して用いる以外は例7と同様にしてスプレーアップ法に
より成形コンパウンドを作った。
9.56kgのスチレン,3.24kgの2:1スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体および1.56kgの無水
マレイン酸からなる溶液に、4.76kgのエポン82
Gおよび382gのステアリン酸亜鉛離型剤を添加した
。この混合物7.5kgに16gの3−ピコリン,16
gのバナジウムカルボキシレートおよび16kgの粉末
炭酸カルシウムを添加した。
複合材料をスプレーアップ中スプレーガンのノズルでメ
チルエチルケトンパーオキシドを充填樹脂に射出してス
プレーアップした。過酸化物触媒は樹脂に対して3%に
し、ガラス含有量は約18%にした。37.7℃(10
0°F)で20時間貯蔵後、異なる硬化時間におて16
2℃(325°F)で成形した試別は1次の特性を有し
ていた:       10分 30分 曲げ強さ         硬 化       硬化
psi       14,000   16,000
kg/cm2       980    1,120
曲げ弾性率 psi      2.2×106  2.1×106
kg/cm2  1.55×105 1.47×105
アイゾット衝撃 ft.lb/in      10       10
kg・m/cm    0.545    0.545
例9〜12 6.3mm(1/4in)細断ガラス繊紺および鉱物充
填剤を種々の四塩化炭素含有量の樹脂配合物にバルク混
合して成形コンパウンドを作った。ベース樹脂を2.8
2kgのスチレン、3.24kgの2:1スチレン−無
水マレイン酸共重合体、1.56kgの無水マレイン酸
および4.76kgのエポン826から作った。1.5
14gのこの溶液に54gのステアリン酸亜鉛離型剤を
添加してベース樹脂を作った。
試料溶液を次のようにして作った: 例  ベース樹脂(g) スチレン(g) CCl4(
g)9    252.4    47.6     
  −10   252.4    39.0    
  1511   252.4    30.5   
   3012   252.4    22.3  
    45これらの各溶液に3gのN−エチルモルホ
リン,0.75gのバナジウムカルボキシレート,9g
のメチルエチルケトンパーオキシド、600gの粉末炭
酸カルシウムおよび225gの細断ガラス繊維を添加し
た。この充填樹脂およびガラス繊維をポリエチレン袋に
入れ、ガラス繊組を手動混練して十分に湿潤し、ローラ
で繰り返しプレスした。繊維を湿潤した後、複合材料を
約4.27kg/cm2(約14オンス/平行フィート
)の重量のシートに成形し、セロファンでパックし、3
7.8℃(100°F)で20時間にわたり貯蔵した。
しかる後、試料をASTMD731−57カップ試験用
金型を用いて160℃(320°F)で成形し、10分
間硬化した。金型を開放した後ただちに各試料9,10
および11についてバーコル(934■1)硬度を測定
した。例12においては、成形試料を常温に冷却した後
にバーコル硬度を測定した。すべての場合において、成
形コンパウンドを完全に充填し、極めて均質に流し、硬
く硬化した。四塩化炭素濃度を増加するにつれて型の封
鎖およびカップの充填に要する圧力は減少した。例9お
よび10におけるホットバーコル硬度は10〜20であ
り、例11においては5であった。
例12のコールドバーコル硬度は60〜65であった。
例13 3,015gのスチレン、1,449gの無水マレイン
酸および4,527gのエポン826を含有する溶液を
作って成形コンパウンドを作った。これに18gの1−
メチルイミタゾール、135gの2,2′−アゾビス(
2,4ジメヂルバレロニトリル)および44.1gの粉
末シリカを添加した。この混合物を2.54cm(1イ
ンチ)ガラス繊維58%とシート成形コンパウンド機に
かけて複合材料を作った。この材料を65℃に加熱した
室内で熟成し、約90〜95℃の普通の発熱に比較して
115℃の発熱を生じた。発熱の発生後10分して材料
を加熱室から除去し、常温に空冷した。次いで、材料を
パン型(pan mold)で165℃、15分間圧縮
成形し、2820kg/cm2(40000psi)の
曲げ強さを有する成形製品を作った。この製品の表面は
上記各例よりよなかった。
例14 例2に用いたと同じ成分および割合を用い、150gの
エポン826を含有する充填樹脂混合物の試料827g
を110gの6.3mm(1/4インチ)細断ガラス繊
維と一緒にポリエチレン袋に入れた。手動混練により繊
維を湿潤した後、複合月利を約4.25kg/cm2(
14オンス/平行フィート)の重量のシートに形成し、
これをセロファンで包装し、37.8℃(100°F)
で約18時間貯蔵した。粘稠化した材料の1部を型内で
5分間160℃で圧縮成形して底直径約13.5cm(
5.25インチ)を有する平底パン(flat−bot
tomed pan)を形成した。成形コンパウンドを
型に均質充填し、硬い不融状態に硬化した。型を開放後
、測定したバーコル(934−1)硬度は10〜20で
あった。常温におけるバーコル(934■1)硬度は6
0〜65てあった。
例15 ポリエポキシド成分としてエポキシ当量172〜179
を有する液体エポキシノボラック(ダウ ケミカル社製
の「DFN 431」)146gを含有させる以外は例
14に記載すると同じ処理、割合および条件を用いて充
填強化樹脂混合物を作り、粘稠化および硬化した。硬化
した材料のバーコル(934−1)硬度は60〜65で
あった。
例16 ポリエポキシド成分として75gのエポン826および
96gのエポキシ当量230を有する固体エポキシ樹脂
、チバ プロダクト社の「ECN1280」を含有する
以外は例14に記載するような割合、処理および条件を
用いて充填強化樹脂混合物を製造、粘稠化および硬化し
た。硬化は50分行った。硬化製品のバーコル(934
−1)硬度は60〜65であった。
例17 ポリエポキシド成分として113gのユニオンカーバイ
トコーポレーションの「ERL−4221」エボキシ当
量133を有する環状脂肪族エポキシドを含有させ、1
00分間にわたり硬化する以外は例14に記載するよう
な割合、処理および条件を用いて充填強化樹脂混合物を
製造、粘稠化および硬化した。
バーコル(934−1)硬化は67〜72であった。
例18 150gのダウ ケミカル社の「DEN 438」、1
76〜181のエポキシ当量を有する半固体エボキシノ
ボラック樹脂をポリエポキシド成分として用いる以外は
例14に記載するようにしてブレンドした。この混合物
れをシートに成形し、37.8℃(100°F)で約1
8時間にわたり粘稠化した。次いで得られた材料の1部
を5分間、平底パン型で圧縮成形した。型を開放し、ホ
ット成形製品のバーコル(934−1)硬度は22で硬
化は完了した。
例19 スチレン−無水マレイン酸共重合体の半分(51g)を
63gのナデック メチル酸無水物で置換する以外は例
2に用いたと同じ成分および割合を用いて充填樹脂混合
物の試料909gを作った。この充填樹脂混合物を6.
3mm裁断ガラス繊維と混合し、37.8℃(100°
F)で8時間シート状で加熱した。
160℃で5分間平底パン型内で良好な流れおよび均質
にして成形後、成形品を型から除去し、冷却した。得ら
れた成形品の常温におけるバーコル(934−1)硬度
は62〜67であった。
例20 ナデックメチル酸無水物を55gの無水ヘキサヒドロフ
タル酸で買換し、ポリエポキシド成分のエポン826の
半分(75g)を96gのFCN1280で置換する以
外は例19に記載するようにして成形品を作った。この
成形品のバーコル(934−1)硬度は常温で64〜7
2であった。
例21 シート成形コンパウンドをシート成形コンパウンド機に
かけ47%の2.54cm(1インチ)ガラス繊維を含
有させて作った。樹脂部分を、6.33kgのスチレン
、6kgの無水マレイン酸、12.75kgの2:1ス
チレン無水マレイン酸共重合体、18.75kgのエポ
ン826、120gのN−エチルモルホリン、30gの
バナジウム カルボキシレートおよび360gのメチル
エチルケトンパーオキシドから作った12kgの溶液を
撹拌混合して作った。複合シートを55℃2.5時間熟
成(粘稠化)した。157℃でパン型で圧縮成形した場
合、成形コンパウンドは均質に流れ、型内に充填し、5
分で硬い不融状態に硬化した。型を開放し、成型品が温
かいうちに測定したバーコル(934−1)硬度は47
であった。
パンの底部から切断した試料は3020kg/cm2(
43000psi)の曲げ強さ、1970kg/cm2
(28000psi)の引張り強さおよび1.74kg
・m/cm2(31.9フィートボンド/インチ)のノ
ッチ付アイゾット衝撃強さを有していた。
例22 樹脂溶液を、12.5kgのスチレンおよび6kgの無
水マレイン酸ブリケットトを混合して作っ。無水マレイ
ン酸を小さい粒子に粉砕した後に、18.75kgのエ
ポン826を添加した。次いでこの混合溶液に12.7
5kgの2:1スチレン無水マレイン酸共重合体を添加
した。混合を1時にわたり続けた後全固体は溶解した。
この溶液20kgに40gの1−メチルイミダゾール、
300gのヒュームド■シリカおよび300gの2,2
′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)触媒
を添加した。複合材料を62%の1.27cm(1/2
インチ)ガラス繊維含有量でシート成形コンパウンド機
にかけて作った。複合材料をシート状態で単一層で65
℃、140分間貯蔵した。後述するように、試料を約1
49〜163℃(300〜325°F)で約5分間圧縮
成形した。成形製品の代表的な特性は曲げ強さ3800
kg/cm2(54000psi)、引張り強さ169
0kg/cm2(24000psi)アイゾット衝撃強
さ1.96kg・m/cm(36フィート・ボンド/イ
ンチ)およびバーコル(934−1)硬度67であった
。また、材料は2110kg/cm2(30000ps
i)の150℃における曲げ強さおよび300℃以上の
加熱撓み温度(ASTMD−648)を有していた。2
6℃で1日および10日および5℃で60日間にわたり
貯蔵し、型に完全に充填し均質に流動して成形した他の
試料から得た成形製品は、バーコル(934−1)硬度
を型の開放後温い材料について測定した所、それぞれ5
2,52および45の硬度を有していた。
例23 ヒュームドシリカを除去し、炭酸カルシウムおよび四塩
化炭素を添加し、異なる触媒を使用し、ガラス繊維長さ
を1.27cm(1/2インチ)から2.54cm(1
インチ)に長くする以外は例22に記載するようにして
成形コンパウンドを作った。最初の混合物は17.5k
gのスチレン、8.4kgの無水マレイン酸、26.2
5kgのエポン826および17.85gの2:1スチ
レン−無水マレイン酸共重合体を含有した。この混合物
15kgに750gの四塩化炭素、30gの1−メチル
イミダゾール、262.5gのジシクロヘキシルパーオ
キシジカルボネート触媒および7875gの粉末炭酸カ
ルシウムを添加した。複合材料を44%の2.54cm
(1イチン)ガラス繊維含有量でシート成形コンパウン
ド機にかけて作った。
複合材料を65℃で30分間貯蔵した。試料を149〜
163℃(300〜・325°F)で約5分間圧縮成形
して試験した。成形製品の代表的な特性としては295
0kg/cm2(42000psi)の曲げ強さ、14
10kg/cm2(2000psi)の引張り強さ、0
.763kg・m/cm(14フィート・ボンド/イン
チ)のアイゾット断面強さ及び73のバーコル(934
−1)硬度を有していた。また、この材料は50℃で4
8時間後において0.20%の吸水および300℃より
高い加熱撓み温度を有していた。
例24 炭酸カルシウムの代りに水和アルミナを用いる以外は、
例23に記載づるようにして成形コンパウンドを製造し
た。最初の混合物は例23に記載すると同様であった。
この混合物15kgに四塩化炭素1.5kg、1−メチ
ルイミダゾール30g、触媒ジシクロヘキシルベンオキ
シジカーボネート300g及び水和アルミナ13.2k
gを添加した。シート成形用混成機を用いて、2.54
cmのガラス繊維34%をこの混合物に添加して混成物
を製造した。65℃で30分間貯蔵後、成形コンパウン
ドの試料を149〜163℃(300〜325°F)で
約5分間圧縮成形し、試験した。成形した製品の代表的
性質は、曲げ強度2170kg/cm2(31000p
si)、引張り強度1050kg/cm2(15000
psi)、アイゾッド衝撃強度0.65kg・m/cm
(12フィート・ボンド/インチ)、バーコル(934
■1)硬度64、電孤抵抗180秒(ASTMD 49
!5)であった。
例25 硬化促進剤としてジシアンジアミドを含有する樹脂組成
物と、長さ6.3mm(1/4インチ)に載断したガラ
ス繊祁とを混合することにより、成形コンパウンドを製
造した。最初の樹脂混合物をスチレン5000g、スチ
レン■無水マレイン酸の2:1コポリマ5100g、無
水マレイン酸2400g及びEpon826 7500
gから製造した。この混合物の一部分3000gにスチ
レン180g、スチレンと無水マレイン酸の2:1コポ
リマ183.6及び無水マレイン酸86.4gを添加し
た。すべての固形物を溶解し、溶液を充分に混合した。
この溶液の1部分250gに触媒2,2′−アゾビス(
2,4−ジメチルバレロニトリル)2.75g、Epo
n326とジシアンジアミトの60:40混合物(3ロ
ールミル上でEpon826上にジシアンジアミドを分
散させて製造したもの)375gを添加した。この樹脂
混合物の1部分240gを、長さ6.3mm(1/4イ
ンチ)のガラス繊維160gを収容するポリエチレン製
袋に添加した。この組成物を例14と同様にして取扱い
包装し、55℃で20分間貯蔵した。この成形コンパウ
ンドを凹形型内で165℃にて15分間圧縮成形した。
かくて成形した皿から切取った供試体の曲げ強度は平均
1150kg/cm2(16300psi)であった。
例26 成形コンパウンドを製造し、2部分に分けた。
(1)1部分は10℃の環境に3日間置き、次いで成形
した。(2)残りの1部分は60℃で2時間貯蔵し、次
いで10℃の環境に3日間置いた後、成形した。最初の
樹脂混合物を例22と同様にして製造し、これはスチレ
ン6.25kg、無水マレイン酸3kg、Epon82
69675g及びスチレンと無水マレイン酸の2:1コ
ポリマ6375gから成るものであった。この混合物1
200に顔料120g、N−エチルモルホリン120g
カルボン酸バナジウム30g及びメチルエチルケトンペ
ルオキシド360gを添加した。この組成物をシート成
形用混成機を用いて長さ2.54cm(1インチ)のガ
ラス繊維45%を含有させて製造した。セロファン内で
密封した後、2部分を上述した異なる条件下で貯蔵し濃
厚化した。
■形型内で圧縮成形する場合、2部分夫々からの試料は
明らかに良好に均一性を有して流動し、5分以内に硬い
不融性状態に硬化した。型を開放した直後未だ試料が熱
い内にバーコル(934−1)硬度を測定し、10℃で
貯蔵した部分の硬度は10であり、最初60℃で次いで
10℃で貯蔵した部分の硬度は3.5であることを見出
した。成形した■から切取った供試体の曲げ強度は夫々
2950kg/cm2(42000psi)及び317
0kg/cm2(45000psi)であった。
例27 スレチン175gと無水マレイン酸84gとを混和機内
で2分間混合して樹脂混合物を製造した。混合はEpo
n826を262gこの混合物に添加した後10分間継
続した。この樹脂混合物の250gを混合機内に入れ、
1−メチルイミダゾール0.63gと2,2′■アゾビ
ス(2,4■ジメチルバレロニトリル)3.25gを混
入した。この混合物240gを長さ6.3mm(1/4
インチ)のガラス繊維190gを収容するポリエチレン
製袋に添加した。手でこね混ぜることによりガラス繊維
を充分に湿潤させた後、樹脂とガラス繊維の混合物を2
枚のセロファン紙の間で約3.2mm(約1/8インチ
)の厚さの平らな組成物に成形した。この組成物を91
.5cm×45.7cm×3.2mm(3フィート×l
.5フィート×1/8インチ)の寸法の2枚の金属板の
間で、93.3℃(200°F)の炉内に10分間入れ
た後取出し、4.4℃(40°F)に冷却した。かくて
得た物質は固体でかなり剛性であった。24時間後この
組成物の120gを171.1℃(340°F)のパン
形型内で圧縮成形した。樹脂とガラスから成る前述の組
成物は容易に軟化し型内で流動し、5分以内に硬化した
。皿形に成形した製品から切取った供試体の曲げ強度は
、平均818kg/cm2(11600psi)であっ
た。
例28 触媒量を3.25gから2.5gに減らしたことを除き
、例27と同様にして硬化樹脂製品を製造した。
硬化供試体の曲げ強度は平均787kg/cm2(11
200psi)であった。
例29 炭酸カルシウム粉末125gを樹脂混合物250gと触
媒及び硬化促進剤と共に混合する以外は例27に記載す
るようにして硬化樹脂製品を製造した。次いでこの充填
した樹脂の240gを190gのガラス識別と混合し、
組成物を前述した如くして濃厚化し硬化させた。この製
品の曲げ強度は平均1120kg/cm2(15950
psi)であった。
例30 触媒量を3.25gから2.5gに減する以外は例29
に記載するようにして硬化樹脂製品を製造した。
硬化製品から切取った試料の曲げ強度は、平均1200
kg/cm2(17100psi)であった。
例31 種々の成分を次記の量で用いる以外は、例27に記した
と同様の処理及び条件で、硬化樹脂製品を製造した。最
初の樹脂混合物はスチレン275g、無水マレイン酸1
32g及びEpon826244gから製造した。この
混合物300gは硬化促進剤1−メチルイミタゾール0
.75g及び触媒2,2′アゾビス(2,4−ジメチル
バレロニトリル)3.0gと混合した。
この樹脂混合物200gは長さ6.3mm(1/4イン
チ)のガラス繊維100gと混合した。硬化樹脂製品の
供試体の曲げ強度は、平均1170kg/cm2(16
600psi)であった。
例32 炭酸カルシウム粉末150gを樹脂混合物300gと触
媒及び硬化促進剤と共に混合する以外は、例31に記載
するようにして硬化樹脂製品を製造した。次いでこの充
填した樹脂200gをガラス繊維100gと混合し、上
述したようにして濃厚化した後硬化させた。この硬化製
品の供試体の曲げ強度は、平均1310k/cm2(1
8600psi)であった。
例33 硬化促進剤である無水物を用いることなく、樹脂とガラ
ス繊維の混合物を作った。樹脂溶液はスチレン7.5k
g、スチレンと無水マレイン酸との21コポリマ7.6
5kg、無水マレイン酸3.6kg及び11.25kg
のEpon826から製造した。この溶液12kgにカ
ルボン酸バナジウム24gとメチルエチルケトンペルオ
キシド360gを添加した。シール成形用混成機内でガ
ラス繊維含有量57%で組成物を製造し、32.2℃(
90°F)で21.5時間貯蔵したところ、硬くなり剛
性になりスチレン臭が僅かに残るのみであった。次いで
この物質を約4.4℃(約40°F)で冷却した。3時
間、1日、2日又は3日冷却後この物質の試料を160
℃(320°F)で10分間パン形型内で成形した。2
日間冷却の第2の試料はこの成形御℃で30分間保持し
た。成形後各々の成形した試料は熱いうちは粘着性で、
軟質であった。
これらの成形物質は冷却すると硬化したが、バーコル(
934−1)硬度はOであり、濃厚化した物質より硬質
でなかった。これらの成形した試料は表面組織か粗く、
白っぽく、未硬化臭を有し、遊離ガラス繊組が明瞭に表
面に認められる外観を有し、加熱すると軟化した。顕著
な交差反応が行なわれたような外観は見られなかった。
同様にして濃厚化した成形可能な中間組酸物を、上述し
た如き適当量のスチレン、無水メチルマレイン酸、ビス
フェノールAのジグリシジルエーテル、スチレンと無水
マレイン酸の1:1コポリマ及びピリジンを、t−ブチ
ルペルオキシジピバレートの存在下で約45℃に加熱し
て製造した。また、濃厚化した成形可能な中間組成物を
、適当量のスチレン、無水クロルマレイン酸、ビスフェ
ノールAのジクリシジルエーテル、スチレンと無水マレ
イン酸の3:1コポリマ及びN−メチルピペラジンを、
2−t−ブチルアゾ−2−シアノ−4−メトキシ−4−
メチルペンタンの存在下で、約45℃に加熱して製造し
た。
前述の諸例において、曲げ強度はASTMD790の方
法に従って、引張り強度はASTMDD638の方法に
従って、アイゾット衝撃強度はASTMD−256の方
法に従って、バーコル(934−1)硬度はASTMD
−2585の方法に従って、ショアD硬度はASTMD
−2240の方法に従って測定した。新たに成形した温
物質のバーコル(934■1)硬度は、樹脂硬化の完全
度を検査する簡単な判別測定法として用いた。本発明者
等は温製品の硬度示数の不存在は不十分な硬化を示し、
記製品の硬度示数の存在は完全な硬化を示すものと定め
た。
上述したように、硬化促進剤である酸無水物は其重合反
応中殆んど不活性である。本発明者等は窒素を含有する
酸無水物で共重合反応中殆んど不活性な物は、本発明で
硬化促進剤として使用するのに好適であることを見出し
た。好適な硬化促進剤は第3級窒素化合物で、特に1又
は2以上の第3級窒素原子が環式構造内にあるもので、
ピリジン、ピリジンのモノ−及びジ−低級アルキル■置
換誘導体、N−低級アルキル−置換イミダゾール、N−
低級アルキル−置換モルホリン、N−低級アルキル−置
換ピペリジン、N,N■ジ−低級アルキル−置換ピペラ
ジン及び類似構造物である。また第3級窒素原子を有す
る化合物で、窒素原子に■重結合で環が結合しているも
ので、N,N−ジ■低級アルキルシクロヘキシルアミン
、ベンジルジ−低級アルキルアミン、ベンジルトリ−低
級アルキルアンモニウムクロライド及び類似構造物であ
る。更に、本発明者等は窒素に結合する不安定な水素が
存在する窒素含有酸無水物促進剤を、特に少量又は特別
な注意を払って使用する場合には、これらの促進剤を含
有する中間組成物が貯蔵安定性に若干劣るとはいえ、共
重合反応における酸無水物−エポキシ反応を殆んど回避
して首尾よく使用できることを見出した。このような硬
化促進剤としては、イミタゾール、2■メチルイミダゾ
ール、モルホリン、N−アミノプロピルモルホリン、ピ
ペラジン、ピペリジン、ジシアンジアミド、メラミン、
ジアリルメラミン及び類似構造物がある。
ここで「低級アルキル」と称するは、メチル、エチル、
プロピル及びブチルを意味する。
濃厚化中間組成物と、ビニル反応体としてスチレン及び
無水マレイン酸を包含する充分に硬化した製品とに関す
る多数の分析値は、最初の樹脂混合物中に無水マレイン
酸に対し著しく過剰モルのスチレンを用いた事実にも拘
わらず、ポリスチレンの存在を全く示さないことを確め
た。分析によると、過剰のスチレンは最初の樹脂混合物
中に存在するスチレンと無水マレイン酸とのコポリマー
とグラフト重合により反応して比較的短いスチレンを基
本とする鎖を生成することを強く示している。また、第
1段階反応中遊離スチレンと遊離無水レイン酸は遊離マ
レイン酸が完全に反応するまで系からほぼ1:1のモル
比で消失し、更に存在する未反応のスチレンが完全に反
応するまで反応することを示している。
上述するように本発明の方法により製造した強化成形製
品は、高い引張り強度及び曲げ強度を有し、しかも高温
時にもこれ等の高い強度を良好に保持する優れた機械的
性質を有すると共に、湿気及び熱に曝した場合でも電気
的性質を保持する優れた特性を有することを確めた。ま
た、強化濃厚化相成物は、比較的短い硬化時間で、ガラ
ス繊維の均一分布を達成しなから、複雑な形状に容易に
圧縮成形することができる。
特許出願人   T−−1〜ン ノリッシ・/ログクツ
・ インゴJ−ボレーアット 第1頁の続き 優先権主張 @1975年6月26日■米国(US)■
590460 0発 明 者 マイケル・コンロイ・レンツアメリカ合
衆国テキサス州ヒユ ーストン・ビークマン・プレイ ス10137 0発 明 者 レスリー・ピータ−・テアードアメリカ
合衆国テキサス州ヒユ ーストン・モバツド・ストリー ト8114

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.スチレンと:杓0.5:1〜約8:1のスチレン対
    無水マレイン酸のモル比の無水マレイン酸、およびスチ
    レン−無水マレイン酸共重合体と酸無水物当量として測
    定して約50%までの飽和モノ酸無水物とからなる飽和
    酸無水物成分からなり、約0.2:1〜約1:1のかか
    る無水マレイン酸の酸無水物当量対酸無水物成分におけ
    る酸無水物当量の化を有する酸無水物成分と:1以上の
    1,2−エポキシ当量値を有し、かつエポキシ成分にお
    いて少なくとも50%のエポキシ当量を有するポリエポ
    キシドおよび残部の約0.1:1〜約2.5:1の全組
    成物に残存する酸無水物成分対1エポキシド当量の比で
    存在するモノエポキシ化合物からなるエポキシ成分と:
    全組成物に対して約0.01〜約10重量%の共重合反
    応中混合物中に存在するエポキシと酸無水物基との反応
    にほとんど不活性である酸無水物促進剤とからなる活性
    系素をほとんど含有しない均質液体混合物を生成し、 強化繊維をかかる生成した液体混合物で浸潤し、 前記スチレンおよび前記酸無水物成分を遊離基剤によっ
    て約150℃までの最高温度で共重合させて酸無水物基
    と樹脂混合物中に存在するエポキシ基との反応が生じな
    くなる期間のうちにスチレン−無水マレイン酸共重合体
    を生成させ、これによってスチレン−無水マレイン酸共
    重合体分子、ポリエポキシド分子および酸無水物促進剤
    の均質樹脂混合物からなる取扱いやすい熱硬化性成形組
    成物を得ることを特徴とする取扱いやすい熱硬化性組成
    物の製造方法。
JP14790183A 1974-08-29 1983-08-12 取扱いやすい熱硬化性組成物の製造方法 Expired JPS604208B2 (ja)

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US50163474A 1974-08-29 1974-08-29
US501634 1974-08-29
US590460 1975-06-26

Publications (2)

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JPS5968321A true JPS5968321A (ja) 1984-04-18
JPS604208B2 JPS604208B2 (ja) 1985-02-02

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JP14790183A Expired JPS604208B2 (ja) 1974-08-29 1983-08-12 取扱いやすい熱硬化性組成物の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5215863A (en) * 1987-12-18 1993-06-01 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Resin composition and solder resist composition
WO2020080240A1 (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 三菱ケミカル株式会社 シートモールディングコンパウンド、及び成形品
WO2023054575A1 (ja) 2021-09-29 2023-04-06 三菱ケミカル株式会社 プリプレグを製造する方法およびプリプレグ

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JPS604208B2 (ja) 1985-02-02

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